ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ロトルア行:ガバメント・ガーデン

2014-01-08 | 旅行
プリンスズゲート・ホテルを出て

道を渡れば、


そこはもう、ガバメント・ガーデンの入り口

所要時間30秒


木工とは思えない精緻な造り

鉄工ではないところが、
実にNZ


マオリの神々にも迎えられます。



青空や緑に映える朱色



周りの塀も可愛いです

卒塔婆みたい!
というのは内緒でお願いします


1本1本表情豊か

思わず真似したくなりますが、
我慢しました


ここからは広大なガーデン

かつて観光客向けにブラスバンドが演奏していたキオスク


丹精され尽くした庭で何度来ても感動します。



えっこれは?

答えはコチラで。


蓮池にプケコ

こんな眺めもNZ


極楽には絶対蓮池があると信じる私

生きている限り、答えはわかりませんが



はい、来た

バスハウス
かつては世界中から湯治客を集めた場所。


1906年頃に建てられた

チューダー建築の傑作


本当に何度見てもどこを見ても



ため息の出る美しさ



温かいオレンジと空と緑のコントラストも美しい限り



尖塔の見事さもさることながら



個人的に大好きなのが

この窓!


モザイクのような多色使いが、なんと温かみのあること



太い木の桟が多様される骨太で、無骨でさえあるチューダー建築に

柔らかさと色彩を持ち込み、湯治客を温かく迎えたのでは?


バラ園

パーネルより規模は小さいですが、とても手入れされています。


団体の中国人観光客の一大撮影会場になっていました



戦没者慰霊塔



ここの素晴らしさはトロルアきっての観光スポットなだけでなく

市民の憩いの場やスポーツの場として普通に使われていること


ローンボール(芝の上でやるボーリング)のグラウンド

バスハウスを見ながらプレーって、最高でしょうね。


クラブハウス



翌日にまた来たら、中でご老人たちがパーティー中

自宅から持ち寄ったと思われるクッションが可愛い
(※ローンボールは概ねご老人のスポーツなんです)


素晴らしい芝

ここでも中国人観光客が大撮影大会
座ったり、寝転んだり、ジャンプしたり・・・・


「芝に入らないで下さい」
と英語で書いてあっても意味ないか


ブルーバス

ここで温泉に入れるようです。


ナイトショーもやっている

大人な場所


温泉もこうなると、

オサレですな


すぐ隣では

ブクブク湧いてます!


すぐ近くの一段と硫黄のにおいがキツいここは

オルアファタと呼ばれ、かつては戦いに敗れたマオリ戦士の
遺体を葬った場所
遺体が敵の手に渡らないよう、ここに葬ったそうです。


だからこんな白い彫刻が!

初めて見ました。


目の前はこんなに長閑な光景

この落差と説明にもあった毒性のあるガスのせいか、
ホントに頭がクラクラ~
(※外なのに!)


子どもと一緒のときはなかなかゆっくり散策できませんでしたが、

大人のロトルアもいい
というのを実感。


生涯に何度も何度も訪れたい場所になりました。

(つづく)

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