ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

修羅場のウェリントン

2024-10-22 | 経済・政治・社会
ウェリントン冬の時代という
記事を上げてから3ヵ月未満


とうとうNZ政府は今日、ウェ
リントン市政に実質的な介入
を行うことを決定しました。


ウェリントンといえば首都。
NZの顔というべき自治体が、
ただ今財政的に火の車。ウェ
リントン空港の34%権益を2
億8,000万ドル(約250億円)
で売却して赤字の穴埋めをし
ようとするなど市政が暴走

(※ウェリントン空港)


トリー・ファナウ市長は2022
年の当選時には初のマオリ市
長として華々しく報じられた
ものの、極左の政治信条や財
政運営の甘さから市政は混乱

(※ウィキペディアより)


自身もアルコール依存症問題
を抱えて無銭飲食をしたり、


「私を誰だと思ってるの?」
(「兵庫県知事!」とツっこみ)
と店のスタッフに絡んだり。


さらに、年収が19万ドル(約
1,700万円)ありながら、住宅
ローン返済のために自家用車
を手放すなど、首長としての
資質が疑われる言動が、たび
たび繰り返されてきました。


すでに経済的に疲弊するウェ
リントンの傷口を広げるよう
な、市民への財政負担計画も
あり、信用格付けが下がりで
もすれば借入負担も増大し、
国に泣きつくのは時間の問題


危機感を募らせた国が介入💪
ファナウは続投に意欲満々💪


閣僚としてこの非常事態に立
ち向かうのが、シメオン・ブ
ラウン自治相。弱冠33歳で当
選3回という国民党のホープ



ファナウの40歳も若いけれど
ブラウンはその上を行く若さ


これから国のアドバイザーを
指名して市政に送り込むこと
になりますが、こんな事態は
移住後20年で初めてのはず。


ブラウンは若き日のビル・イ
ングリッシュ元首相を彷彿と
させます。クリスチャンとし
て宗教色があるのも似てる



閣僚たちが堂々と「修羅場」
と断言しているウェリントン

市民でなくても早く落ち着い
てほしいと心から思います。


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