ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

24年ぶりのロシアリスク

2022-03-15 | 経済・政治・社会
次男(24歳)が1週間に1回夜ご
飯を食べに来ます。食事はつ
いでで、食後には近所の友人
宅で延々ボードゲーム大会


コロナ前から何年も続いてい
て、シティーに引っ越してか
らもほぼ毎週来ているので、
その前に実家で親孝行兼腹ご
しらえということらしい


そうでもないとなかなか会え
ないので、親はウェルカム



「忙しい?仕事にウクライナ
やロシアの影響ってある?」


「あるある。ウクライナは優
秀なウェブデベロッパーが多
いから、みんなけっこうビジ
ネスしてるんだよね。ずっと
一緒に仕事してた人が戦争で
死んじゃうなんて、信じられ
ない。今は21世紀だよ


「ロシアに頼んでいた仕事は
会社が潰れて終わり、とか。
『会社が倒産したので債権者
になりますか?なりたければ
ココをクリックして下さい』
っていうスキャム(詐欺)メー
ルっぽいのが来るんだって」


「怖くてクリックできないよ
ね。おカネが戻る訳ないし」


「戻る訳ないじゃん。戦争を
理由に倒産させちゃう会社も
いっぱいあるらしいしね💦
みんなロシアリスクで大変


ロシアリスクだなんて、私に
は懐かしい言葉。1998年のロ
シア危機が引き金となった、
『神々の集団』と呼ばれた米
ヘッジファンドLTCMの破綻。


まだどっぷり市場関係者だっ
た頃なので、詳細は忘れても
市場の底が抜けるような、地
獄のフタが開くような、金融
危機のリアルな恐怖感はいつ
までも感覚に残るものです。


当時の次男はたったの1歳👶
産休の関係でアジア通貨危機
にほぼ直面せずに済んだので
その点では密に次男に感謝


その次男が大人になり、仕事
を通じてロシアリスクを口に
していることに、時の流れと
歴史は繰り返すことを実感。


でも今回は経済危機ではなく
戦争かと思うと、言葉もあり
ません。失った富はいつかど
こかで取り返せても、失った
尊い命は決して戻りません。


毎週ありがとう。また来てね



今日のNZの新型コロナ新規
感染者は2万1,6160人で再び
2万人台。毎週火曜日のお約
束のように月曜の検査結果が
反映します。入院は960人。


4月13日からのワクチン接種
済みのオーストラリア人と留
学生の入国認可が正式決定。
それ以外からの入国も順次認
可されていくようで5月頃か



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