行ってみたいと思いつつ、早幾年(←よくあるパターン)
移住10年目にしてやっとこさ
プケコへ・マーケット、デビュー
プケコへは土曜日
ポケノは日曜日
2つ合わせてフランクリン・マーケッツ
と呼ばれていますが、フランクリンはオークランドと2010年に合併。
もはや地名としては消滅してしまいました(寂)
しかし、はやりプケコへはプケコへ。
オークランドとは違う空気と時間が流れているように感じます。
なんたってこんな農村地帯ですからね~
プケコへといえば野菜、野菜といえばプケコへ
オークランドの胃袋どころか、北島の胃袋を支えている
と言っても過言ではないでしょうか?
NZは農業国ですが、酪農や畜産が大きな比重を占めており、
日本人がイメージする農家が田畑を耕す光景はほとんど見ません。
「あっ!畑だ!」
と思っても、たいがいは牧草を育てています。
そのため驚くほど野菜生産がプケコへに集中しています。
産地ですから、鮮度が違う!
値段も安い!
量もスゴい!
新ジャガがあちこちで山盛りに。
こんなキにャラ立ってる人が店番してたり(笑)
彼はお釣の小銭がなくてアセアセ
隣のお店に借りてました。
こちらは全く英語を話さなそうな中国人のおばあさん2人。
会話もなけりゃ、愛想もない、商売にもなってない(笑)
頼まれて店番してる風でした。
ここはかなり手馴れた感じで手広くやってました。
母娘なのか2人でテキパキテキパキ
ここには豆腐もありました
八百屋は90%が中華系というか、まさに中国人。
NZは中国と自由貿易協定(FTA)を結んだときに
農業従事者のビザを緩和したので、それを機に中国人の農民が
一気に増えたように感じます。
「なんでこんなに英語のえの字もない中国人がいるんだろう?」
と思っていましたが、FTAにいろいろ仕掛けがありました。
写真はないのですが、ある八百屋の鮮度と品揃えにもんどり~
老板(ラオパン=主)はもちろん、中国人。
自然と声を掛け、まずは超新鮮なケールを大量にゲット
食事の後に、老板の店で本格的に買い物
とれたてのホウレン草1kg:4ドルなんて、泣かせるお値段
コリアンダー1束:1ドル
しかし、何よりも感動したのが、このパプリカというか
甘長ピーマン
長いものでヘタを入れずに軽く20cmあります。
ツヤツヤのピカピカ
「おい、見ろよ!このヘタの切り口。これで鮮度がわかるんだ。」
ふむふむ
「おい、食ってみろよ!甘いんだぞ。」
その場でナイフを取り出し、先っぽを3cmほど切ってくれました。
私がガブっと齧ると、老板も一緒にガブっ(笑)
「甘いー なんでこんなに美味しいのぉ?」
「だろー???うちのは特別なんだ。」
「スゴいわ。これ老板が育てたの?」
「いや、友だちだ。」
(※老板、正直!)
果実とは違うなんともいえない野菜の甘みが最高で、
なんだったらその場で塩も何もないまま1個食べられる美味しさ
赤も緑も皮が薄めで繊細な甘み。
わしづかみの勢いで買ってきました。
この店は都合3回行きました。
「また戻ってきたのか?」
「だって、老板の鮮度と品揃えって他と違うじゃない?」
(※私も正直!)
他もじっくり見ましたが、
①ケールがある
②甘長ピーマンがある
(普通のパプリカは他にもありました)
③ホウレン草の鮮度がピカ一
④コリアンダーは同じ1ドルでも量が多い
⑤レタスも同じ1ドルなら玉が大きい
などなどで、老板の店が私にはぶっちぎりでした。
「そんなに買わないで、また来いよ。」
「オークランドから来るんだから、毎週は来れないのよ。」
「そうか。じゃ、もっと買ってけ。」
(※老板、素朴)
老板も前はオークランド暮らしだったそうです。
「いいじゃない、こんなに新鮮な食べ物に囲まれて。」
「農村の生活は大変だぜ。」
と言いつつ、顔はニコニコ。まんざらでもないでしょ!
「また来るから。」
「おう。」
このインド人のイチゴ屋は
5パック5ドルという激安にもほどがあるでしょな安さ。
飛ぶように売れるという形容詞を目の当たりにしました。
私たちも5パックをゲットし、
「ジャム用にもう5パック」
と思って戻ったら完売してました。
ここはDVD屋で、なぜかアスパラガスのみ売っていました。
誰かに頼まれたのか、こっちが本業なのか?
八百屋だけでなく魚屋もあります!
巨大なキナ(=ウニ)
朝からコーラ+キナで食事をしているマオ(リ)ちゃん一家も
市場全体のマオ(リ)ちゃん率が非常ーに高かったのも印象的。
売っている人も買っている人もマオちゃん多数。
グレンイネスでアイ(ランダー)ちゃんを見慣れているせいか
違いが新鮮
ウナギ取りの網なんか売っていること自体、マオちゃん文化
ウナギはマオリの大好物なんです。
ブランチはここで。
マオリの小母さんと息子?のカフェ
BBQというか鉄板の上でどんどん調理。
目玉焼きもひっくり返す派
小母さんのパンケーキが大人気
見えませんが下に食パンが敷いてあります。
コーヒーも屋台らしからぬ美味しさでラッキ
ダブルショットで3.5ドルという激安ぶり
私は別のお店で買ったダッチドーナッツ
夫も別の店で買ってきた
ベーコンサンド
この市場の名物らしいです。
塩分強め、労働者の味方の正統派のベーコンでした。
小母さんにはひっきりなしに馴染み客が来て、
息子はホスピタリティーの塊のような好印象。
次は小母さんのパンケーキ+コーヒーにしてみましょう。
(※今回は別の店の物の持ち込みでスミマセンでした)
他にもいろいろな屋台があります。
農村らしく苗を売る店が何店か。
ここは新聞にくるんだ苗がエコで、種類も豊富でした。
玉子屋
トレーがカラフル
多肉の店も
持っている種類が私とほとんど一緒で
ちょっとウケました。
4鉢7ドル、1鉢2ドル
寄付とはいえ1鉢3ドルで売っている私
オークランド価格ですなぁ。
持ってない種類もあったので2ドルなら買ってくればよかった
あちこち目移りしてすっかり忘れてしまいました。
近くにスーパーもあるのに
強気の日用品屋
かーなーり閑古鳥
メンズオンリーっぽい品揃え
ほとんどが何をするものなのか、わからない
オーナーは船を結ぶような太いロープを編んでるし~
バンの荷台も農機具満載
オモチャ屋
でも、セカンドハンドのよう
日用品屋
雑貨は中国人経営の中国産100%の店多数
なぜか他の商品と一緒に子ども靴が2足だけ売られていました(笑)
手作り石鹸
これはなんと
手作り香水
たくさん種類がありました。
古道具のコッパー製品をぴかぴかに磨いて売っているよう。
確かにキレいだけど、すぐに真っ黒になっちゃうんですよね~
(※経験者談)
みんながっつり買っていて、
お店の人との会話が弾んで、
なんだか楽しそう
市場の原点を見るようなプケコへ・マーケット
ぜひ再訪します
夜ご飯はケールや甘長ピーマンも入ったサラダ
マグロとキナの超他人丼
というプケコへメニューになりました(笑)
(※地方に行くとクリスマスへの気合の違いを感じます)
移住10年目にしてやっとこさ
プケコへ・マーケット、デビュー
プケコへは土曜日
ポケノは日曜日
2つ合わせてフランクリン・マーケッツ
と呼ばれていますが、フランクリンはオークランドと2010年に合併。
もはや地名としては消滅してしまいました(寂)
しかし、はやりプケコへはプケコへ。
オークランドとは違う空気と時間が流れているように感じます。
なんたってこんな農村地帯ですからね~
プケコへといえば野菜、野菜といえばプケコへ
オークランドの胃袋どころか、北島の胃袋を支えている
と言っても過言ではないでしょうか?
NZは農業国ですが、酪農や畜産が大きな比重を占めており、
日本人がイメージする農家が田畑を耕す光景はほとんど見ません。
「あっ!畑だ!」
と思っても、たいがいは牧草を育てています。
そのため驚くほど野菜生産がプケコへに集中しています。
産地ですから、鮮度が違う!
値段も安い!
量もスゴい!
新ジャガがあちこちで山盛りに。
こんなキにャラ立ってる人が店番してたり(笑)
彼はお釣の小銭がなくてアセアセ
隣のお店に借りてました。
こちらは全く英語を話さなそうな中国人のおばあさん2人。
会話もなけりゃ、愛想もない、商売にもなってない(笑)
頼まれて店番してる風でした。
ここはかなり手馴れた感じで手広くやってました。
母娘なのか2人でテキパキテキパキ
ここには豆腐もありました
八百屋は90%が中華系というか、まさに中国人。
NZは中国と自由貿易協定(FTA)を結んだときに
農業従事者のビザを緩和したので、それを機に中国人の農民が
一気に増えたように感じます。
「なんでこんなに英語のえの字もない中国人がいるんだろう?」
と思っていましたが、FTAにいろいろ仕掛けがありました。
写真はないのですが、ある八百屋の鮮度と品揃えにもんどり~
老板(ラオパン=主)はもちろん、中国人。
自然と声を掛け、まずは超新鮮なケールを大量にゲット
食事の後に、老板の店で本格的に買い物
とれたてのホウレン草1kg:4ドルなんて、泣かせるお値段
コリアンダー1束:1ドル
しかし、何よりも感動したのが、このパプリカというか
甘長ピーマン
長いものでヘタを入れずに軽く20cmあります。
ツヤツヤのピカピカ
「おい、見ろよ!このヘタの切り口。これで鮮度がわかるんだ。」
ふむふむ
「おい、食ってみろよ!甘いんだぞ。」
その場でナイフを取り出し、先っぽを3cmほど切ってくれました。
私がガブっと齧ると、老板も一緒にガブっ(笑)
「甘いー なんでこんなに美味しいのぉ?」
「だろー???うちのは特別なんだ。」
「スゴいわ。これ老板が育てたの?」
「いや、友だちだ。」
(※老板、正直!)
果実とは違うなんともいえない野菜の甘みが最高で、
なんだったらその場で塩も何もないまま1個食べられる美味しさ
赤も緑も皮が薄めで繊細な甘み。
わしづかみの勢いで買ってきました。
この店は都合3回行きました。
「また戻ってきたのか?」
「だって、老板の鮮度と品揃えって他と違うじゃない?」
(※私も正直!)
他もじっくり見ましたが、
①ケールがある
②甘長ピーマンがある
(普通のパプリカは他にもありました)
③ホウレン草の鮮度がピカ一
④コリアンダーは同じ1ドルでも量が多い
⑤レタスも同じ1ドルなら玉が大きい
などなどで、老板の店が私にはぶっちぎりでした。
「そんなに買わないで、また来いよ。」
「オークランドから来るんだから、毎週は来れないのよ。」
「そうか。じゃ、もっと買ってけ。」
(※老板、素朴)
老板も前はオークランド暮らしだったそうです。
「いいじゃない、こんなに新鮮な食べ物に囲まれて。」
「農村の生活は大変だぜ。」
と言いつつ、顔はニコニコ。まんざらでもないでしょ!
「また来るから。」
「おう。」
このインド人のイチゴ屋は
5パック5ドルという激安にもほどがあるでしょな安さ。
飛ぶように売れるという形容詞を目の当たりにしました。
私たちも5パックをゲットし、
「ジャム用にもう5パック」
と思って戻ったら完売してました。
ここはDVD屋で、なぜかアスパラガスのみ売っていました。
誰かに頼まれたのか、こっちが本業なのか?
八百屋だけでなく魚屋もあります!
巨大なキナ(=ウニ)
朝からコーラ+キナで食事をしているマオ(リ)ちゃん一家も
市場全体のマオ(リ)ちゃん率が非常ーに高かったのも印象的。
売っている人も買っている人もマオちゃん多数。
グレンイネスでアイ(ランダー)ちゃんを見慣れているせいか
違いが新鮮
ウナギ取りの網なんか売っていること自体、マオちゃん文化
ウナギはマオリの大好物なんです。
ブランチはここで。
マオリの小母さんと息子?のカフェ
BBQというか鉄板の上でどんどん調理。
目玉焼きもひっくり返す派
小母さんのパンケーキが大人気
見えませんが下に食パンが敷いてあります。
コーヒーも屋台らしからぬ美味しさでラッキ
ダブルショットで3.5ドルという激安ぶり
私は別のお店で買ったダッチドーナッツ
夫も別の店で買ってきた
ベーコンサンド
この市場の名物らしいです。
塩分強め、労働者の味方の正統派のベーコンでした。
小母さんにはひっきりなしに馴染み客が来て、
息子はホスピタリティーの塊のような好印象。
次は小母さんのパンケーキ+コーヒーにしてみましょう。
(※今回は別の店の物の持ち込みでスミマセンでした)
他にもいろいろな屋台があります。
農村らしく苗を売る店が何店か。
ここは新聞にくるんだ苗がエコで、種類も豊富でした。
玉子屋
トレーがカラフル
多肉の店も
持っている種類が私とほとんど一緒で
ちょっとウケました。
4鉢7ドル、1鉢2ドル
寄付とはいえ1鉢3ドルで売っている私
オークランド価格ですなぁ。
持ってない種類もあったので2ドルなら買ってくればよかった
あちこち目移りしてすっかり忘れてしまいました。
近くにスーパーもあるのに
強気の日用品屋
かーなーり閑古鳥
メンズオンリーっぽい品揃え
ほとんどが何をするものなのか、わからない
オーナーは船を結ぶような太いロープを編んでるし~
バンの荷台も農機具満載
オモチャ屋
でも、セカンドハンドのよう
日用品屋
雑貨は中国人経営の中国産100%の店多数
なぜか他の商品と一緒に子ども靴が2足だけ売られていました(笑)
手作り石鹸
これはなんと
手作り香水
たくさん種類がありました。
古道具のコッパー製品をぴかぴかに磨いて売っているよう。
確かにキレいだけど、すぐに真っ黒になっちゃうんですよね~
(※経験者談)
みんながっつり買っていて、
お店の人との会話が弾んで、
なんだか楽しそう
市場の原点を見るようなプケコへ・マーケット
ぜひ再訪します
夜ご飯はケールや甘長ピーマンも入ったサラダ
マグロとキナの超他人丼
というプケコへメニューになりました(笑)
(※地方に行くとクリスマスへの気合の違いを感じます)