to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

「女の子」って言われても

2008年10月24日 | work

最近、仕事先でちょっとした変化があり、

医院内だけでなく、外部の人と一緒にミーティングをしたり、

セミナーをしたりするようになりました。

全く別の業界の人と出会うこともあり、とても新鮮です。

で、先日うかがった技工所さんでのことです。

 

職場のシステムを変え、仕事の効率を上げることで、

より良い製品を提供できるようになり、顧客満足度も上がり、

残業が減ったことで、従業員満足度も向上したという。

そして、値下げして顧客に満足してもらうのではなくて、

良い製品の提供に力を注ぐという理念だそうです。

その理念とシステムを浸透させるのには、相当の時間と労力を

注いだにちがいなく、その達成感からか、上から下まで、

プロフェッショナルの誇りと自信に充ち溢れている会社でした。

でもね、 

今までに、2度ほど若い衛生士さんたちと訪問し、

セミナーやミーティングを行ったのですが、

その際に、いつも気になる一言があるのです。

それは、社員の技工士の方たちが、私たちに対して、

「女の子たち」と声かけをすることなんです。

私たちは、お名前でお呼びするか、総称する場合

技工士さんとお声をかけます。

o-mamaより年齢が上なのは解るけど。。。

っていうか、「女の子」と呼ばれる年齢じゃないし。。。

毎回、「衛生士の○○ですっ」って、言いたくなっちゃうのは、

やっぱ、おばさんだからかなぁ。。。グチグチ。。。

結局のところ、プライドが高いせいで、自分たちの方が上って、

思ってるんじゃない?

その上、自分の装着してる自社製品の入れ歯を指さして

「入れ歯だなんてわかんないでしょ~」って自慢する人もいて。。。

「わかるって!!」プロだもん!!

カツラだってバレバレだ~いっ

今度、「おじさんたち~ぃ」っていってみようかな。

 

それでも、勉強にはなるので、グチグチ言いながら、また行くんだろうな~。 

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仕事の日の朝は

2008年04月17日 | work

最近、仕事に行く日の朝は、

欧介と蒼太に今日のo-mamaはお仕事に行くんだよって

お話していくことにしている。

その結果、欧介&蒼太は、落ち着いているような気がしますが、

ちょっと淋しい気持ちになることが。。。

それは、お見送りが無いこと。

 

こんな感じで、ソファーに2人ならんで、

くつろいじゃってますよ~。

 

で、今日は仕事の話です。

最近、o-mamaが仕事を、あまりしていないことを

どっかから聞いてくるのか、

仕事のオファーがあります。

そして、望んでいるのは、指導できる人材。

話を聞いていると、

患者さんの気持ちになって、とか、

こちらが何を必要としているのか理解しようとしない、とか、

そんなオーナーDrの愚痴ばかり。。。

 

相手の気持ちをさっするって、教えられるものでも、

教わるものでもないような気がする。

ただ、言えるのは、自分に余裕がない人には、

人の気持ちを推し量るなんて出来ないのだ。

 

 今日は、新人のDrと一緒に仕事をすることになった。

子どもの治療をするときに、

「ちょっと、苦いお薬するけど、がんばってね~」

子どもの治療の鉄則は、嘘をつかないこと。

うそつきは信頼されないからだ。

でも、馬鹿正直じゃだめ。

このお薬は、本当に苦いのですが、子どもには、

「ゼリーだよ~」って、プルプルしたそのお薬を見せびらかし、

安心させて、苦味が出ないうちに、終わらせてしまうのが

テクニックの一つ。

そんな、話を、治療の後、新人Drにしていると、

「自分には、他にもおかしなところがありますか?」

と、聞かれた。

「先生が言いたいのは、

仕事がまだまだスムーズに行かないことを言ってるの?」

仕事を始めた頃って、何をやっても時間がかかるし、

何度やっても失敗の連続だったりで、

周りの先輩方に迷惑ばかりかけてしまうもの。

特に、歯科は、削る場面が多いので、慎重に越したことはない。

一度削ったら、元には戻せないから。

慎重や、丁寧は時間をかければ誰だって出来るのだ。

人は、それぞれ許容できる時間の長さが違う。

人は、自分のために誠心誠意してもらっていると感じられると、

驚くほど気長になれたりもするのだ。

診ている患者・待っている患者・スタッフと、

みんなの時間を有効に使うには、

やはり、慎重なだけじゃなく、

失敗を恐れずにチャレンジして技術に磨きをかけること。

まずは自分の技術に自信を持つこと。

そうすることで、周りを気にする余裕が生まれるのだから。

 

「今日、1日、先生を見ていて、変だとか、間違っているとか

思ったことは一つも無かったですよ。

ただ、出来ているのにチャレンジしないところが、もどかしい。

今、先生がスムーズにいかないと感じていることは、

他のスタッフも同じ経験をしてきているんだから。

先生だけが通ってきている道じゃないよ。」

 

相手の気持ちを理解し、より良い治療やサービスを提供するって、

指導や、テクニックじゃ教えられない。

力強いリーダーは、その人が居なくなると、

次が育っていないので、そのチームは崩壊する。

実は、必要じゃない。

スタッフが自分の技術に自信を持てるようにできる人、

スタッフの発言を極力否定せず、まず聞くことができる人、

スタッフ自身の気持ちを理解し、正確に導いてくれる人がいることで、

患者さんの気持ちが理解できるスタッフを作ることが

できるんじゃないかなと、おもいます。

o-mamaは、そんな仕事をしていきたいと

常々思っているのですが、

なかなか難しいですね~。

 

失敗もなく、プライドだけが高い若い頃って、

o-mamaもそうだったけど、案外傷つきやすいんだよね~。

失敗を重ね、年を重ね、

心も体も丸みを帯び、

生きやすさを実感している

今日この頃のo-mamaなのでした。

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蒼太とお仕事へ

2007年03月28日 | work

月に1度の出勤日です。

蒼太を連れて、お仕事に行ってきました。

蒼太と同じ月生まれのピエールです。

プチバセって、意外と大きい。。。

全然、ぷちじゃありません。

モサモサでモップのようです。

蒼太が細く、小さく見えました。

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蒼太と一緒にお仕事・2day

2007年01月24日 | work

今週、月曜日&水曜日は、お仕事に行ってきました。

欧介兄さんは、お留守番、

蒼太は、o-mamaと一緒に仕事場で待機です。

 

月曜日、午前中はまあまあ忙しかったので、

蒼太は、医局でケージ待機の予定が、

先生に勝手に出されてしまって、

自宅の方に居るプチバセのピエールと仲良く?遊んでもらいました。

 

午後は、帰宅した先生のウチの末っ子に遊んでもらって、

またまた、ピエール登場でぬいぐるみ2つで仲良く遊ぶ予定が、

欲張り蒼太は、ぬいぐるみを独り占め。

一人で2つ抱えて、さらにピエールに唸ってました。

そんな蒼太にムカついたのか、ピエールが蒼太のお尻に

マウンティングしたので、さらに事態は悪化・・・。

蒼太は、ケージ行きです。

ピエール、気持ちはわかるけど、蒼太にマウントとは

怖いもの知らずです。

 

水曜日は、お仕事のお話。

今、職場には3年目くらいの歯科衛生士さんと、

同じ歳だけど、経験は半年くらいの衛生士さんの2人が、

働いています。

3年目の衛生士さんが、半年の衛生士さんに

仕事を教えながら、育てていくということに、挑戦中です。

しかし、この半年の方、かなり理屈っぽいです。

筋が通ってない話は納得できないし、方法や答えは、

一つでないと気がすまないタイプ。

さらに、プライドも高いので、教えられると反撃してきます。

一方、3年目は、自分の仕事を言葉で説明するのが苦手です。

反撃されちゃうと、言い返せないらしい。

 

これって、日本の教育の悪いところ両極端

たとえば、算数の答えですが、日本は3+3=??

逆にすると、6=?+?

o-mamaは、後者の設問の方が好き。

何通りも選べるから。

世の中、一つの結果を出すのに、一つのやり方しかないってことは、

ほとんど無くて、その人なりの進め方があって良いと思う。

その中から、最善の方法を選択する方が、自分のためになると思う。

発想だって柔軟性がでてくるし、

自分と違う人や、一人だけ違う人を認めることで、

人間の幅も出てくるのではないかなぁ。

 

他人と違うことを嫌がるのに、

自己主張や、個性に憧れ、履き違えて、

わがままと思われるようなことも、平気で言葉にしてしまう。

 

一方で、答えは一つだと思っているので、

自分の考えに自信が持てない。

違う意見や違う主張をすることに、恐れを抱いて、押し黙る。

本当の意味でのディスカッションが出来ない。

 

そんな、2人。

3年目には、「自分を演出する必要性」

それには、「見て覚えろ」ではなくて、

一つ一つの作業や、技を演出しながら見せ、

それにのせるセリフを自分の言葉で話す努力。

マニュアルどおりのセリフを言ったところで、

相手の気持ちは動かせませんから。

そして、相手が、何を知りたいのか?

何を必要としているのか?

質問の内容を煮詰める必要性。

意外と訳わからん珍な質問って良くあるのです。

どう答えて良いかわからない質問っていうのかな?

自信が無かったりすると、質問の意味がわからなくても

なんとか答えようと努力しちゃうものです。

そうすると、的外れだったり、期待はずれな答えだったりで、

余計、この人大丈夫?なんて、下の人から思われちゃったりする。

わけのわからない質問には、質問で返す。

「何故、そのことについて疑問に思ったのか?」

「いつ、どんな場面で」とか、

質問したり、答えたりっていう、やり取りの中で、

お互いに考えてることがわかったり、核心に近づいてくる。

そこで、最初の質問を繰り返してあげて、

「あなたの言っていることはこういうことね?」って、

相手の本当に聞きたいことを言葉にして言ってあげる事で、

この人は、自分をわかってくれてると信頼感も生まれる。

そこで、答えを言ってあげると、理解も深まる。

もちろん、すぐに出来るわけじゃないし、

o-mamaだって気が短いので、

「これは、こうなんだから!!、こうやってね!!」なんて、

イラついて押し付けちゃったりすることもあるのだけど・・・。

でも、大抵そう言っちゃった後は、お互い気まずいよね。

 

半年目には、高度な技術の数々を見せ付けた上で、

すべては、基本がシッカリしてるから、できる技、

基本以外のことをしてるのを、逐一監視し、注意し

にわか知識をひけらかす、わがままさ加減をガツン

突き落としておきました。

o-mamaは、仕事に関して細かいので、

うるさいし、厳しいと思うけど、

月1回で技術的なことをきちんと教えたい

と思ってしてることだから、

イヤだったら、月1回ガマンすればいいし、

習得したいと思うなら、聞きたいこと教えて欲しいことを

ためて置くぐらいのガッツを見せてほしい。

 

そんな、こんなで、先生の子供に遊ばれていた蒼太。

チッコもうんPも失敗しまして、

その上、ロープのおもちゃの2分の1を食いまして、

o-mama青くなりました。

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教えることの難しさ

2006年01月26日 | work

仕事場で、上司のDr.に新人Dr.に対する教育について相談を受けた。

新人Drは、患者さんに対しての説明が上手く出来ないようで、

患者さんの心をつかむことが出来ない様子。

上司は、もっと努力して欲しいし、自信が無いなら、勉強して欲しい。

解らないなら、聞いて欲しい、もっと仕事に対して貪欲になってほしい。

でも、色々言っても空回りするだけで、新人Drは無反応・・・。

で、どうしたら良いかってことなんだけど・・・。

無欲・無反応な人をやる気にさせるって難しいけど、

果たして人って、無欲でいられるのだろうか?

まず、何を言っても反応が無く、会話のキャッチボールが

成り立たない場合、

教える立場にある方は、話過ぎる傾向にあるのではないでしょうか。

解ってもらおうと努力するあまり、一方的に話してしまうのです。

そのことによって、教えられる立場の人は、

自分の中で考えをまとめたり、理解することにせーいっぱいになってしまう。

特に、自信が無いときは、恥をかきたくないし、変な質問をして

相手をがっかりさせり、憤慨させたりしたくないから、

黙って話が終わるのを待つ。

そんな状態を教える側は、無反応とやる気が無いのか?と、疑ってしまう。

教えられる立場の人は、要領がよければ、適当に相槌を打てるのですが、

この新人Drの場合、要領が悪く、生真面目なので適当に相槌が打てないのです。

このパターンは、教える側が、いちいち

「私は、こう考えるのだけど、あなたはこの話を聞いてどう思いましたか?」

たぶん、相手は、「・・・」

「じゃあ、どんな風に感じた?」

「・・・」

「私の言ってることは、少しは解りますか?」

「・・・解るような気がします。」

「どういう所が解ったのかなぁ?」

と、言う具合に、教えられる側に少しでもいいから、

言葉にして自分の感じたこと思ったことを

表現させるように会話を進めることが大事なのではないでしょうか?

で、教えられる側が、表現できたら絶対に否定しない。

「○○○って思ったんだね。」って、認めてあげることが

次の理解を呼ぶことにつながっていくような気がします。

「じゃぁ、そう思ってどうしたら良いとおもったのかな?」

と、相手の理解を図りながら、会話を進めて行き

「そう思ったのなら、こんな方法もあるよ。」

って、提案してあげるようにしてみたらどうでしょうか?

そんな、話をしていたら、上司のDrも

「教えよう、理解させようと思うあまり、実は自分を理解して欲しいって

思って話をしていたかも知れない・・・」って、気づいていました。

「会話はキャッチボールだから、って教えてたけど、キャッチしていなかったのは

自分のほうかもね・・・」って、言ってました。

本当に、教えるって難しい・・・。

 

 

 

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