連休中、「方向転換を伴う前進」というオビ3の課目を練習していた時のこと。
珍しく1回目からできた時、オットが、
「今日は(私が)落ち着いてる」だからできたんだと言う。
この言葉、アジリティをやってた時にクリーンランできると周りの人によく言われた。
クリーンランできないときは、「落ち着いてやればできたのに。。。」って。
いつも、疑問に思ってた。
そしていつも考えた。
何故今日は落ち着いてたのか?
どこが違うのか?
6年間答えは出なかった。
でも今は少しわかる。
教えたことは落ち着いてできる!教えてないことは私も蒼太もできない!
私はそのことに気づいていなかったけど、蒼太はわかってて、教えられてたことの積み重ねのコースは落ち着いて走っていたのだろう。
「前進」に話を戻すと、ボックスに入った時に迅速に明確にどのように正解だと蒼太に知らせるかで悩んだ。
ボックスは私から距離があるので、褒めるために近づく必要がある。
そのタイムラグが蒼太を不安にして嫌な興奮をさせていることは明らかだった。
ボックス内へおやつを置いてみたけど、蒼太にとって強烈な正解のイメージとはならなかった。
離れたところにいる蒼太に正解を伝えることがこんなに難しいとは思わなかった。
試行錯誤するうちに少しづつだけど伝わってきたのだと思う。
落ち着いているように見えたのは、蒼太が理解をしてきたということなんだろう。
私も蒼太が理解したという自信があるから落ち着いていたのだと思う。
もう少し早くこの感覚がわかっていれば、アジリティーをやめなくても良かったかもしれないね。
教えたことできたことはたくさんあったのだから。