欧介兄さんに、「バックスルー」を教えて、ほぼ1カ月。
今までになく早い完成~♪
「バックスルー」とは、欧介をo-mamaの前に正面停座させて、
バックスルーのコマンドのもと、欧介が身体をくるっと反転させて、
後ろ向きでo-mamaの足の間をくぐっていくというもの。
↑の写真は、後ろ向きでくぐる時。
↓の写真は、後ずさりながらくぐってる最中。
欧介は、覚えるまでに時間のかかる子だ、と、思っていた。
でも、最近わかってきたのは、わからないことを時間をかけて丁寧に教えられるのが
ただ単に苦手だったようです。
「こうしてみようか~?」とか「こうしたらできるかな~?」みたいな
犬に譲歩して交換条件みたいなことをされると、欧介的には、
「何をさせたいの??」ってどよ~んとしちゃうようです。
身体を反転させるってのも、「ディス」や「ヒール」で右左1回転できるので、
欧介としては、半分しか回らないと言うのが、最初は納得できない。
以前だったら、半回転をわからせるために、おやつを使ってとか、
たまたま半回転のときに褒めるとか、策を巡らせていました。
しかし、長引けば長引くほど、訳のわからない状況が続くので、嫌になってくる。
最近は、単純明快に、まず半回転を教えるのに、リードを使って、グリンと回し、
足の間にリードを引き込み、後ずさりをさせ、できたら「欧介~、天才~~」って
褒めまくってご褒美。
最初は、何をされてるのかわからない顔をしていますが、お構いなしにやらせては
ご褒美を繰り返していくうちに、身体の力が抜け、リードが緩み始めます。
毎回、無理やり引いてたリードを補助的に使うようにして、コマンドを刷り込みます。
リードを使わずにやってみて、回転不足で足の間に身体が入らないときは、
手を添えて誘導するとかして、少しづつ強い誘導を少なくしていきます。
コマンドだけでやってみると、最初は「??」って顔してるけど、
「大丈夫~、できるよ~」と励ましながら、コマンドを言い続ける。
身体が少しでも回転の方向に動いただけで、「そうだ~」とか「よし」とか言って、
とにかく励ます。
練習を終えるときは、できなくても、たとえレベルを下げても、
できたことを心から褒めてあげて終わりにする。
巷では、リードを引いただけで強制だとか、やる気のない犬ができあがり~
みたいなことを言う人もいるみたいだけど、そんなことはないのよん。
できるようになった今、欧介は、後ずさりするときに、興奮して「ウッ、ウッ。。。」と
小さく声をだして楽しそうです。
こんな笑顔で見つめてくれます。
また一つ、心が近づけたね~、欧介~。