to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

蒼太の整体Day

2021年09月23日 | ケア

昨日は月に1度の整体でした。

 

 

前日に左後ろ足の爪が削れて少しですが出血してしまいました。

今回2度目なので、靴を履かせたりなるべく芝生の上を歩かせたりと

注意していたのですが、やってしまいました。

 

前回整体に行って1週間後〜2週間半ぐらいは

家の階段も軽く補助をするくらいでサクサク降りていました。

2週間半を過ぎた頃から、階段を降りるときに

左後ろ足が上手く降りず、階段の上の段に残って

引き摺ってしまう感じでした。

 

土曜のお散歩でオットが「右後ろ足が変かも?」と言うので

みてみましたがよくわからなかったものの

なんとなく感じてた違和感に多分変なんだろうなぁと

想像がつきました。

 

整体のモモ先生が触ると蒼太はすごく気にしてて

最終的には嫌がって触らせなくなりました。

 

とても心配です。

 

帰りにいつも行く広い公園に寄ってみました。

整体の効果なのか?とても元気にいつも通り

走っていました。

 

軽く痛めたのだろうとモモ先生もおっしゃってたので、

今朝はマッサージよりも軽いタッチで細胞を活性化させる

「Tタッチ」を施してみました。

 

気持ち良さそうに横になってウトウトしてました。

 

「Tタッチ」は蒼太がアジリティーがクリーンランできなくて

悩んだときに出会いました。

その時はそれほど効果も感じずに

理論的なことだけ教えてもらって終わりました。

 

その後、蒼太と世界大会が決まって

パフォーマンスとケアのためにNさんに教えていただき、

その効果にびっくりしました。

 

今回は自分で習ったことをもとにやってみましたが、

蒼太にとって良い効果がありそうなので続けてみようと思います。

 

学んでおいてよかった。


トレーニングっていつからするの?

2021年09月19日 | 訓練のコツ

ドッグスポーツをやるにはパピーの時から

ハンドラーと基礎的なコンタクトを取れるようにします。

 

 

一般的に言われてる、社会化と称する他の犬と仲良くしましょう的な

パピーパーティーや言うことを効かせるためのアイコンタクトなどではなく

将来的にやりたいドッグスポーツに役立つトレーニングをしていきます。

 

私と端午はオビディエンス競技をやりたいと思っているので

「ハンドターゲット」を2ヶ月半で我が家にきてすぐにはじめました。

 

 

のちにヒールワークを作る際に使えるものです。

 

手のひらを犬の目の前に差し出すと、犬が「何?」って

匂いを嗅ぎにきます。

このタイミングでクリック&ご褒美。

 

次は鼻をつけてる時間を伸ばして行きます。

 

 

生後4ヶ月でも鼻をつけていたいという気持ちから

ピョンピョンと跳ねてついてきます。

そしてまだ粗いですが、ヒールワークの基礎ができています。

手にオヤツを持っていないので、

ポケットから出して与えているのがわかると思います。

この頃の端午はヒールワークを教えられてるとは

全く思ってないと思います。

ただ手のひらに鼻をつけてるとオヤツ貰えるんだと

一生懸命なだけです。

でも、人がこう手をかざしたらそれについて行けば

端午にとって楽しいことが起きているわけです。

だから一生懸命になるし、集中力も育つ。

結果、人と何かすることが楽しい、一生懸命にやる、

人や物に対しての集中力がついて行くわけです。

 

しつけとは違う、人と何かをすることを楽しむ犬に育てるには

決して時期尚早なことはないです。

puppyでも理解できることがたくさんあるのです。


ダンベルをしっかり咥える

2021年09月17日 | 訓練(蒼太)

蒼太は15歳です。

シニアになると新しいことを教えることもなく、

今までできたことの繰り返しが元気のバロメーターだったりします。

 

 

でも、楽しくステップアップできれば

新しいことだって喜んで覚えてくれます。

もっと何かしたい、この子と楽しみたいって思った方が、

もうシニアだしこのままでいいんじゃない?と言われて、

ショボンとしてしまったという話を聞いたばかりでした。

 

シニアでもできるんだよって応援したいなぁ。

 

競技を引退して、「しっかり咥える」ことに向き合った記事を

2018年に書いていました。→「しっかり咥えることを教える

今回、再びチャレンジして見ました。

 

前回はゴム製のオモチャでしたが、

今回はちゃんとダンベルで!

 

 

ダンベルをしっかり咥える練習から、

咥えあげて手渡すまで。

少し距離をとって手渡すまでとステップアップできました。

 

久しぶりにダンベルを取りに行ったら

勢いつきすぎてよろけてる(汗)

 

手のひらにオヤツを乗せてダンベルを咥えてる蒼太に見せます。

しっかり咥えてたら貰える。

右手でダンベルに触れてちゃんと力を入れて咥えてるか確認します。

 

以前はダンベルを取りに行きたいという気持ちが

蒼太の中で大きかったんだと思います。

今は、しっかり咥えていてそれを受け取ってほしいという

気持ちが大きい。

 

犬の気持ちがどこにあるかを考えないと

トレーニングしても違うことを教えてしまうんだなぁと

改めて反省し、蒼太に学ばせて貰いました。


新しい挑戦

2021年09月14日 | トレーナーとして

オビディエンスの世界大会に行ったその後

新しいことを始める友人が多い。

 

 

私もそのひとり。

実は7月に第1種動物取扱業〈訓練〉の認可を受けた。

 

20年間、訓練競技を続けてきて3頭のトレーニングをしている。

たった3頭だが、それなりに濃いトレーニング経験がある。

それをアウトプットしたいと思うようになった。

きっかけはノーズワークを始めたことだった。

 

ノーズワークがきっかけで知り合った藤田りか子さんに

「トレーナーにならないの?」と言われたことが

私の中に小さな光を灯してくれたように思う。

 

それまでは、ドッグスポーツをしているアスリートの感覚が強かった。

自分と犬を磨き輝くことが楽しかった。

 

私もそろそろ人を磨く時期に差し掛かったのかもしれない。

 

もともと仕事をしていた時は人材育成が主な仕事だった。

そのために教育と心理を学ぶための大学も行った。

教えることは天職のように感じていたのだ。

 

仕事を辞めて10年ほど経つが、経験は時が経っても糧になる。

今、新しいことに挑戦する原動力になっている。

過去を未来に繋げる時がきている。


ノーズワークが良いと思うワケ

2021年09月11日 | ノーズワーク

端午は生後3ヶ月の頃にノーズワークを始めました。

 

 

早い時期に始めてよかったなと思うことを書きます。

ボーダーコリーは目で作業をする犬なので、

目から入る刺激にとても敏感です。

その分、鼻を使う作業はあまり得意ではないように思います。

鼻をなるべく早めに開花させてあげることで、

落ち着きのある作業ができる犬になってる気がします。

 

刺激に敏感すぎるハイパーアクティブな犬は

鼻を使わせてあげることをお勧めします。

 

端午は作業に対する集中力もひときわあるように思います。

早期に鼻を使わせることで、より深く集中することを

自然と学んでいるようです。

 

端午のノーズワーク導入時の動画です。

 

 

端午がにおいのするビンを嗅いだらクリックしてオヤツを与えます。

何度か繰り返していくと探してあきらかに

においのビンの上をクンクンしはじめます。

 

私はただ端午を観察しながらちょうど良いタイミングで

クリックしてオヤツをあげるだけ。

あとは端午が嗅覚という本能を駆使して嗅ぎ分ける。

自分の力だけで正解にたどり着き、ご褒美をGETできる経験は、

意欲と自信を育てます。

鼻を使うことで、自然と深い集中を体験し学んでいきます。

 

何か犬と競技をしたい、ドッグスポーツをやってみたいと思うなら

ぜひノーズワークをお勧めします。


時間が飛ぶように過ぎていく〜

2021年09月10日 | 日々の出来事

少し涼しくなってきて、陽も短くなってきたので

お散歩に出かける時間が早くなってきました。

 

 

ワンたちはいつの間にか勝手に秋時間にシフトして、

こんな顔で見つめて散歩のおねだりの時間も早くなってきました。

 

散歩は1頭づつトレーニングしたり遊んだりします。

端午のトレーニングがメインですが、蒼太もおさらいをします。

15歳になると適当にやっておやつだけもらおうと知恵がついてきます。

止まって待って欲しいところも、オヤツのためならサッと近づいてきます。

こんなに速く動けるのねって思う。。。

それでも段階を戻して根気よくやってると

ちゃんと待ってくれたりできたりする。

きちんとやるって好きなようにおやつがもらえなくて負荷はかかるけど、

頭の体操にはちょうど良いみたい。

 

涼しくなったから体調も良さそう。

 

端午は夏の間にやってきた遊びと基礎を繋ぎ合わせて

一つの作業にするというちょっとハードな練習をし始めた。

少しづつだが、繋がっていくのが嬉しい。

 

犬たちと過ごす時間が長くなってくると

のんびりしてる時間が少なくなって

時間があっという間に過ぎていく。

 

1日が充実してるけど短い。

 


オビディエンス遠隔三姿勢の続き

2021年09月09日 | 訓練(端午)

昨日は前脚の固定ができるようになってきたことを喜んだのだが、

今日は次の課題が見えてくる。

 

 

7月に行われた世界大会ではもうすでに

前脚や後脚が固定できることなどは当たり前。

前脚固定の減点がどこだったのか、友人と話をした。

後脚の動作と犬の体の重心が問題なんじゃないか?と言うこと。

 

競技で点数をいただくには、こういう細かな部分を詰めていく必要がある。

それが面白くて、終わりなき苦しさでもあるのですが、私は好きです。

 

端午のスワレ→タッテの右後ろ足の位置が動いていない。

できれば払うように立って欲しい。

 

ただ立てばいいというのは競技では通用しない。

いかに見栄え良く、しかも犬の気持ちが安定して作業をこなせるように

メンタル面にも気をつけながら育てていく。

 

オビディエンスは一般的に考えるよりずっと

精神的なメンタルな部分が伴っていないと評価されない。

目に見えない部分も丁寧に作る必要があるのだ。

 


オビ科目の遠隔の3姿勢

2021年09月07日 | 訓練(端午)

私が取り組んでるオビディエンスの競技の中に、

「フセ」て10m離れて待たせ、「スワレ」「タッテ」「フセ」と

ランダムに姿勢を変える指示を出し、「フセ」で終わるというものがあります。

 

 

その際に普通に何も考えずにフセやスワレ、タッテを教えると

犬はスワレの時は前足を固定してお尻を引き寄せて座る。

フセは前脚を投げ出す感じで伏せる。

また座ると確実にもといた位置より前に移動してしまう。

 

規定には一犬身以上移動すべきではないと書かれている。

何も考えずに教えるとすべての姿勢を終了する頃には、

半犬身は確実に移動してしまうのだ。

 

それを防ぐために犬に前脚か後脚を固定して

すべての姿勢をできるように教える。

 

私は写真のように前脚を板の上に乗せて

前脚固定で教えている。

 

犬に前脚を動かさないことを教えるのだが、

端午は私の声やご褒美への期待が強すぎて

足をバタバタ動かしてしまう。

時間をかけてできることをコツコツとやって

苦節2年。。。やっと板の補助輪が外れました。

 

できる時は補助輪付きの三輪車に乗っていた端午が

スゥーッと自転車に乗れた感じでした。

不思議な感覚だった。

 

 

また一つできることが増えたね。


できるようになって来た

2021年09月06日 | 訓練(端午)

端午のオビディエンスのトレーニングを始めて

2年が過ぎた。

 

 

端午はポジティブトレーニングで教えてきた。

クリッカーを使い、極力誘導せずに

自分から動いたことが正解になるように教えてきた。

 

うまくできない時もある。

そういう時は端午が考えて正解を導き出すまで待つ。

正解は極力幅を狭くしてピンポイントに設定。

それができるまでひたすら待つ。

 

なので7月までは楽しそうなんだけど、

きっちり形にならないなぁと悩んでいた。

 

蒼太までのトレーニングは誘導してとりあえず形を作る。

それを強化するやり方をしてきた。

しかし、形はできても気持ちが伴ってなかった。

犬が心からそれをしたいと思ってなかった

ということに気づいてしまった。

 

やり方を変えて端午のトレーニングを始めた。

全て端午が形を自分で考えて作る。

 

一生懸命に楽しんで作業するようになったけど、

作業がご褒美になってしまうので、私との一体感は薄かった。

面白いなぁと思った。

想定外でありながら、蒼太のときと通づるものも感じた。

私のトレーニングの弱点だと思った。

 

関係性を構築できてないことに気づいた。

 

夏の間、「遊び」に取り組んで関係性に自信が持てた。

7月までできなくて悩んでいたことの一つ一つも

丁寧に積み重ねてトレーニングしてきた。

一つ一つはパズルのピースのようで

こんなことしてていつになったら形になるんだろうかと

腐ったりくじけそうに何度もなった。

 

できるようになるものなんだなぁと

今は実感してる。

このやり方が吉と出るか凶と出るかは

競技に臨んでみないとわからない。

でも、自分の中ではものすごく手応えを感じている。


夏の間こだわった「遊び」のトレーニング

2021年09月02日 | 訓練(端午)

今年の夏はイェシカオンラインセミナーの「遊び」について

真剣に取り組むことにしました。

 

 

この写真にあるアミアミボールが大好きな端午。

なかなか話さなくて延々と引っ張りっこになってしまう。

投げるとものすごい速さで持ってくるのだけど、

私をかすめて通り過ぎて離れたところでガジガジ。

所有権を主張している。

 

なら「勝手にしろ」と飽きるまでガジガジさせて

飽きたら持ってくるかもという作戦に出てみた。→あえなく撃沈。。。

楽しそうにウィニングラン、ガジガジ、そしてウィニングランとエンドレス。

 

イェシカセミナーで「遊び」についてのトレーニング方法を学び、

基礎から考え直してみた。

持ってきたいとか遊びたいという気持ちを作るには

どういう力加減が必要なのか?

全てはパワーバランスだ。

そして力を逃がす方向が重要。

戻りやすい方向がある。

 

昨日は一番大好きなアミアミボールで

これまでのトレーニングを集結してみた。

すごいすごい!!まっすぐに持ってくるではないか。

そして「やめ」と声をかけるとパッと放す。

 

遊んでもらおうとまっすぐに持ってくる気持ちが嬉しかった。

 

こじれた遊びの関係性に一筋の光が差し込んだ瞬間だった。