最近、仕事に行く日の朝は、
欧介と蒼太に今日のo-mamaはお仕事に行くんだよって
お話していくことにしている。
その結果、欧介&蒼太は、落ち着いているような気がしますが、
ちょっと淋しい気持ちになることが。。。
それは、お見送りが無いこと。
こんな感じで、ソファーに2人ならんで、
くつろいじゃってますよ~。
で、今日は仕事の話です。
最近、o-mamaが仕事を、あまりしていないことを
どっかから聞いてくるのか、
仕事のオファーがあります。
そして、望んでいるのは、指導できる人材。
話を聞いていると、
患者さんの気持ちになって、とか、
こちらが何を必要としているのか理解しようとしない、とか、
そんなオーナーDrの愚痴ばかり。。。
相手の気持ちをさっするって、教えられるものでも、
教わるものでもないような気がする。
ただ、言えるのは、自分に余裕がない人には、
人の気持ちを推し量るなんて出来ないのだ。
今日は、新人のDrと一緒に仕事をすることになった。
子どもの治療をするときに、
「ちょっと、苦いお薬するけど、がんばってね~」
子どもの治療の鉄則は、嘘をつかないこと。
うそつきは信頼されないからだ。
でも、馬鹿正直じゃだめ。
このお薬は、本当に苦いのですが、子どもには、
「ゼリーだよ~」って、プルプルしたそのお薬を見せびらかし、
安心させて、苦味が出ないうちに、終わらせてしまうのが
テクニックの一つ。
そんな、話を、治療の後、新人Drにしていると、
「自分には、他にもおかしなところがありますか?」
と、聞かれた。
「先生が言いたいのは、
仕事がまだまだスムーズに行かないことを言ってるの?」
仕事を始めた頃って、何をやっても時間がかかるし、
何度やっても失敗の連続だったりで、
周りの先輩方に迷惑ばかりかけてしまうもの。
特に、歯科は、削る場面が多いので、慎重に越したことはない。
一度削ったら、元には戻せないから。
慎重や、丁寧は時間をかければ誰だって出来るのだ。
人は、それぞれ許容できる時間の長さが違う。
人は、自分のために誠心誠意してもらっていると感じられると、
驚くほど気長になれたりもするのだ。
診ている患者・待っている患者・スタッフと、
みんなの時間を有効に使うには、
やはり、慎重なだけじゃなく、
失敗を恐れずにチャレンジして技術に磨きをかけること。
まずは自分の技術に自信を持つこと。
そうすることで、周りを気にする余裕が生まれるのだから。
「今日、1日、先生を見ていて、変だとか、間違っているとか
思ったことは一つも無かったですよ。
ただ、出来ているのにチャレンジしないところが、もどかしい。
今、先生がスムーズにいかないと感じていることは、
他のスタッフも同じ経験をしてきているんだから。
先生だけが通ってきている道じゃないよ。」
相手の気持ちを理解し、より良い治療やサービスを提供するって、
指導や、テクニックじゃ教えられない。
力強いリーダーは、その人が居なくなると、
次が育っていないので、そのチームは崩壊する。
実は、必要じゃない。
スタッフが自分の技術に自信を持てるようにできる人、
スタッフの発言を極力否定せず、まず聞くことができる人、
スタッフ自身の気持ちを理解し、正確に導いてくれる人がいることで、
患者さんの気持ちが理解できるスタッフを作ることが
できるんじゃないかなと、おもいます。
o-mamaは、そんな仕事をしていきたいと
常々思っているのですが、
なかなか難しいですね~。
失敗もなく、プライドだけが高い若い頃って、
o-mamaもそうだったけど、案外傷つきやすいんだよね~。
失敗を重ね、年を重ね、
心も体も丸みを帯び、
生きやすさを実感している
今日この頃のo-mamaなのでした。
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