29日(土曜日)は、JKC神奈川ブロックアジリティー競技会に参加してきました。
やっと、念願の3度に昇格を決めました。
長かったです、ほんとに。。。
辞めようと思ったことはなかったけど、どうしたら蒼太と走れるのか、
全く分からなくなってしまった時期もありました。
一緒に走ってても、心がつながってないし、お互いに振り回されてた。
もちろん、蒼太はイイ犬だ。だけど、それを言われるたびに傷つき、ふがいない自分に呆れ、
どうしようもない悔しさを感じてきた。
心がつながってきて、お互いに呼吸を合わせて走れるようになると、
蒼太がコースの中で見ている景色が私にも見えるようになり、私の横を走る蒼太が、
必ず私の身体の発するサインを見逃さないと確信できるようになってきた。
JP2は、クリーンランで4席でした。
スラロームの後、ロングジャンプの前と後でフロントスイッチに入る予定でしたが、
検分のときから、入れないかも?って思っていたのです。
ロングジャンプって、蒼太くんが飛ぶと着地地点がかなり伸びるので、ギリギリ入れるか
入れないか。。。で、やっぱ、無理やりになってしまって、危うく拒絶させてしまうところでした。
でも、ここは入って正解だったと思いました。
フロントスイッチしなくても、蒼太は9番ハードルには向かっていたので
バックスイッチで跳ばせた方がここは上手くできたかもしれません。
でも、10番のハードルが跳べたかどうか。。。跳べたとしても
その後のトンネルまでの部分で、蒼太のスピードがでて、私が追いつかなかったら、
逆からトンネルに入ってたかもしれません。
グチャグチャしたけど、フロントに入って、お互いに一呼吸できたのは結果オーライでした。
AG2は、クリーンラン5席でした。
こちらは、ヒヤヒヤでした~。
最初のトンネルで、蒼太が右側のトンネルを見ていたので、引いて左側に入れた勢いで、
なんだか自分の身体が前へ出てしまい、トンネルの裏を走って5番目のハードルの裏を
跳ばせるように踏みだすタイミングが遅れ、トンネルから出てきた蒼太の顔が
右へ振れてしまった。
焦った~~一瞬トンネルの陰に見えなくなった蒼太が出てきた時にはホッとしたけど、
それを見てたらレンガの前のフロントスイッチが遅れてしまい、拒絶気味。。。
さっきのJPと同じようだったので、拒絶取られてないかもって思いながら、
とりあえず最後まで頑張ろうと思ったよ。
スラロームの後の真っすぐのトンネルも絶対私には追いつかない。。。
次のハードルがディスの指示で左に曲がったのは蒼太くんのコマンドの効きの良さが
助けになりました。
同じように、Aフレームの後のソフトトンネルの次のバーもディスの指示をよく効いてくれました。
あまりの難所難所の連続と、すれすれでこなしてくれる蒼太に、なんだか思いがけず
笑いがこみあげてしまいました。
今回はホントに蒼太と2人3脚で走ったなぁ~って感じられる走りでした。
以前は、私のミスが蒼太にダイレクトに伝わり、拒絶したり、コースミスしたりしていました。
ところが最近感じるのが、私のミスを蒼太がカバーしてくれるようになってきた事です。
指示があればスピードを上げて走ってくれるし、指示が遅ければスピードを調節して
聞いてくれる。
欧介は、速い段階で私をフォローしてくれてたのだと気付いたのも、
蒼太と走って上手くいかないことで悩んだ結果分かったことでした。
アジリティーの面白さって、きっと犬とのこう言ったやり取りがあるってところなんだと思う。
続けてきて良かったと思えた1日でした。