欧介の前庭疾患による首の傾きは、後遺症としてやはり残りそうです。
身体のバランスも傾いたまま。
時々、良くなったり悪くなったりを繰り返してる。
それでもボールを咥えるときに勢い込んでひっくり返ることもなく、レトリーブもできるようになりました。
病気になる前に、一生懸命教えていた「コーンを回ってUターンする」という作業。
何度教えてもできるようにならなかった。
クリッカーを使ってコーンを見たらクリックから地道にやってみたりした。
それでもコーンに鼻タッチはするけど、回らない。
おやつをコーンの少し先に投げてみたり。。。
目も耳も悪くなっているのでおやつが見つけられず断念。
回りやすいようにコーンの手前をブロックしてみたり。
それが、「前庭疾患」が良くなってきたら、なぜかUターンできてる。
もうボケちゃって何もできなくなってしまったのかなぁなんて思ってた。
アジリティーや訓練をずっとやってきた子だから、一般的なワンコより密な関係を結んできた。
コミュニケーションがどんどん減ってきて、歳を取れば仕方ないこととわかっていても辛かった。
先日、蒼太のオビ練で使って置きっぱなしになってたコーンを欧介が見つけた。
嬉しそうにターンしたときには、涙が出ちゃった。
きっと頭ではわかってたけど、できなかったんだね。
老犬に無理をさせて可哀想だと思う人もいるだろう。
でも、わかってるのにできるのに、老犬だからって諦めてしまったら。。。
がっかりするんじゃないかなぁって思うんだよね。
できないからって怒ったり無理強いしたりはありえないけどね。
ウチのように競技を楽しんできた犬にとって、
無理のない課題を与えて、期待してやる必要はあるんじゃないかなって思った。
欧介、これからも新しいことたくさんしようね。