to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

JKCアジリティー競技会@東扇島

2011年05月28日 | Agility

今年も、東扇島での競技会は雨~。

去年は、雨ってほどでもなかったけど、今回は台風も来てるって~。

だけど、比較的相性の良い、東扇島なので、気分的にはそんなに悪くない。

大雨を予測して、前日にレインウエアも新調したし、準備はOK。

 

まずは、JP2から。

クリーンランで、29.60秒4席でした。

スラロームからタイヤが約90度の角度。ここでスラロームの終わりまで付き合ったので、

次のタイヤとその次のハードルの間で、蒼太がo-mamaのいる方へ寄ってきて、

あわや拒絶のところをなんとかしのぐことができました。

その後トンネルを出て13番と14番のハードルの位置が蒼太の足のスライドから

14番を拒絶させて裏跳びしやすいと予測できていたので、なんとかここもしのいで、

ゴールまで行くことができました。

 

AG2は、クリーンラン、33.87秒でこちらも4席。

蒼太くん初めてのアジリティーポイントGETです。

思い起こせば、苦節1年。やっと2度でクリーンランです。

まだあと、2回クリーンランしないと3度にあがれないので、道のりは遠いです。

Aフレームは、下りが止まらず、少し慌てました。

最後のドッグウォークも雨で滑るので、登りを焦って追いたてないように、

慎重にしたせいで、下りは蒼太の方が速く到達していたので、

遅れた分、取り戻そうと早めに解除をしてみたので、その分、フロントスイッチが遅れて、

タイヤの後、蒼太をちょっとオーバーランさせてしまいました。

少し、右手を出しながら、後ずさりする形にすれば良かったのかも。

 

今回は、JP&AGともに、クリーンランで、成績もつきました。

前回のOPDESでは、反省することが多々ありました。

タッチ障害の下りで止めてo-mamaが蒼太に追いついて、

一呼吸ついて体制を立て直してから、リスタートを切る、

これが前回まで、o-mamaの意識していたことです。

この意識を変えて、ホッと一息をつかずに次に行く練習をするようにしました。

まだまだ攻めて走るなんて、できる段階ではないので

意識だけでも、一休みする気持ちを払拭して行こうと思ったのです。

 

もう一つは、検分の時に自分の走るラインを蒼太がどんな走りをしても貫く。

たとえ検分通りのラインを描いて蒼太が走ってなくても、o-mamaは変えない。

検分した時にやろうと決めたこと、たとえばここでフロントスイッチをしようと思ったら、

蒼太の速さに引きずられて位置を変えるんじゃなくて、検分した場所で必ずする。

その位置までは、迷わずに動く。

 

そして最後の一つは、スタートの最初のカーブの前で蒼太をしっかり捕える。

今までのビデオを見ると、ここが捕えられてる時は、比較的蒼太がキョロキョロしないのだ。

ここを外すと、蒼太の目がハードルを探したり、トンネルを探したりしてることが多い。

 

まだまだ、ハッキリと蒼太とどう走ればよいのかわかった訳ではないですが、

少しづつ、わかってきてる気がします。

試行錯誤を続けて、良くなったり悪くなったりと歩みは遅いですが、

転んでもタダで起き上がるほど、お気楽じゃないので、

必ず何かを掴んで起き上がりたい!そう思いながら前へ進みます。

次は、OPDES@大磯。。。セミファイナル権の無いo-mamaと蒼太は、

3日4日と走って、皆さんと同じ舞台に立てるように少しでも近づけるように頑張りま~す!


緑綿のタネ

2011年05月24日 | Gardening

最近、犬の話となると、しつけやら訓練やらと、力説することが多く、

知り合いにも「ちょっとー、何かあった~?」と言われることも多いです。

まぁ、語りたい時もあるんですよね、いろいろと。。。

 

だけど、リラックスしてる時もあるんです。

それは植物に触れている時でもあります。

先日、「恵糸や」さんに伺った時、「緑綿のタネ」をいただきました。

綿って、普通に育てられるとは知らなくって、

よくドライフラワーになって売ってるのを買ってきたりしてました。

綿=白のイメージがあったのですが、このタネは緑色の綿ができるらしい。

1日、タネを水に浸けて発芽しやすくするんだそうです。

そして、石灰を混ぜた土に植えます。

とりあえず、野菜用のプランターを購入して、植えてみました。

1週間ほどで、芽が出てくる予定。

毎日、チェックしてるけど、今のところまだそれらしきものはありません。

秋に、綿が収穫できたら、紡いでみようかな~。

それとも、クリスマスリースの飾りとして使おうかな~。

今から楽しみです。

 

庭の雑草は、昨日までの雨で、さらに成長~

明日は、頑張って雑草ヌキヌキしま~す。

 


ドッグダンス

2011年05月24日 | 日々の出来事

日曜日に、「ドッグダンス」のデモをみました。

o-mama、何が苦手って、踊ること、歌うことは大の苦手。。。

何度か、スポーツクラブなんかで、エアロビやダンスをやってみたこともあるけど、

鏡に映ってる自分の姿は、痩せたお猿さんのようです。。。

ステップは何度やっても、みんなと違うし、振った腕や、出した足は、逆だし、

最後には、合わせる気も無くなって、一人違う動きでも、まっ、いっかーっ。

だいたい、人に合わせることが苦手なんだから、盆踊りでさえも、無理っていうか、

みんなと同じことをしてる自分に嫌悪感なのだ。

これも、同じように真似出来ないことへの開き直りなんだけど、たぶん心が拒否ってると思う。

オビにしても、フェルトにしても、できる人の動きや作品は参考にするけど、

真似をしたからと言って、上手くいくとは限らない。

どこか自分と言うものをしっかり持っていないと、伝わらない何かがある。

そういうことが好きなのだ♪

私の中で、踊ると言うことは、人真似でしかなかったのだ。

でも、日曜日に初めてまじめにドッグダンスを見て、ちょっと感動~。

それぞれのペアが、それぞれのワンとできるトリックを音楽に合わせて、

次々と息を合わせて披露するのです。

オビに似てるのですが、オビは1声符だけで、すべてのして欲しい動作を犬に伝えます。

ダンスは、声符と指符、体符を使って、踊りの中に指符と体符を組み込んで、

犬に次の動きを伝えていました。

もちろん、1回で目的の動きができないと、曲に合わなくなってくるので、

厳密にいうと1声符、1指符、1体符なのかもしれない。

トリックがバラエティに富んでいるので、1曲を通して、一つ一つできるようになるまでに、

このペアはどんなレッスンを重ねたんだろうと、とっても興味深かった。

それぞれのスタイル、それぞれのスタンスで取り組めていることも、素晴らしいと思った。

 

正直、ヒラヒラした服や、趣味の悪いキラキラした服も苦手だし、

「あ~、ダンスね~( 一一)」って、感じだったんだけど、

そういう表面的な部分じゃなくて、犬との絆の作り方と表現としてみたら、

とっても素敵なことだと、今は思います!

自分が踊ってる姿は、まったく問題外、想像の域を超えているので、却下ですが。。。


TVっこ?

2011年05月23日 | 日々の出来事

3月に、ウチのテレビを地デジ化するべく、新しいテレビを購入。

42インチの大画面になって、画面もキレイになったり、チャンネルも増えたり、

録画が簡単になったり、2つのチャンネルが同時に見れたり、

小さな画面で交通情報がリアルタイムで確認できたり、

いろいろ便利になってるんですね~。

さすがに、1日中テレビを見ている訳にもいかないですが、以前より見ることが多くなりました。

韓流ドラマにはまったり、、、つい、忘れてしまう、「美の壺」とか、「世界ふれあい街歩き」とか、

録画しておけば、時間のある時に見れます。

42インチ、最初は画面を見ただけで、酔いそうな感じでしたが、慣れてしまいました。

ただ、地デジにするには、アンテナを取り変えないとダメと言われ、

インターネットもするなら、光にした方が、、、なんて思ってもいたので、

TV購入の際に、光に変えました。

TVの搬入が先になり、1週間後にNTTの工事という段取り。

TVが来て、設置が済むと、業者の方が、「ハイ、地デジもキレイに写ってますね~」

「はい??」「え~っ??写るの~~?」。。。知らなかったです。。。写るんです。。。

そして、光にしてインターネットが速くなったかと言うと、相変わらず。

あ~ぁ、タダで光になったけど、その後の料金は結局上がってしまったし。

どうなんだろ~~この騙されよう。。。なんか、歳を感じてしまった出来事でした。

 

そして、TVっこになって、TVを見てて寝るのが遅くなり、TVに時間を取られて、

結局いろいろ忙しかったり、震災の時は大画面の津波の映像にショックも大きかったし、

便利になって良いこともあるけど、なんだかな~の地デジ化なのでした。


訓練の面白さ

2011年05月22日 | Obedience

何度もこのblogの中でも書いてきましたが、私は犬の訓練が好きです。

そして、訓練された素晴らしい犬を見ると、その取り組み方、作り方を知りたくなります。

訓練競技会など参加していると、素晴らしい犬とハンドラーがたくさんいます。

どんな演技を見せてくれるかは本当に楽しみです。

そして、ハンドラーと犬の、パドックでの練習の様子を覗き見すると、

その犬の仕上がり具合や、ハンドラーの取り組み方が垣間見れるので、

本当に参考になります。

 

私は仕事柄、高い技術を習得するには、良い仕上がりの物を見ることが、

最高の教科書だと思っています。

しかし、どんなに技術が高くても、仕上がりが悪い物は、人に感動を与えることはできません。

犬の訓練も同じだと思っています。

技術的に良いモノを持っている、または犬の扱いが直感的に上手い人はたくさんいるけど、

最後の仕上げまでたどり着かない人はごまんといます。

この仕上げと言うのは、どんなに技術があっても、直感に優れていても、

ここからは、同じように努力の過程を踏まないと出来ない部分だと思います。

誰にでも平等なんですね。だから面白い。

平等であるが故、どんぐりの背比べ、重箱の隅をつつく、

そんな作業を延々とやらなければ完成しない。。。なかなかたどり着けない。

早々に諦めて、知った顔をして服従訓練の批判をする人もいるけど、

そんな人には、絶対に見ることのできない犬との魅惑の世界があるのだ。

 

仕上げとは、魅せるということです。

魅了させる、ここを楽しんでいる魅力的な人や犬もいる。

私は、そうでありたいし、そういう魅力的な人と犬を尊敬する。

ぜひ、イキイキとした目でハンドラーを見つめながら、喜びに満ち溢れた表現をする

素晴らしい魅力的な犬たちを多くの人に見て欲しい。

そして、それが特別な人や、特別な犬でなくてもできるんだということを

もっと、意識して知ってほしい。

「もともと、おりこうさんだったんでしょ」「あ~、ウチの子はムリムリ~」

そ~んなことありません。

ウチも、普通の飼い主と、ただの犬ですから。

 

 


グランドトレーニングチャンピオン完成!!

2011年05月21日 | Obedience

蒼太くんのグラトレチャンピオンの血統書が届きました~

欧介兄さんに続き、蒼太くんもこれで血統書にG.T.CHと刻むことができました。

たかが紙切れですが、o-mamaにとっては、蒼太くんと頑張った証ですから、

とっても嬉しい、特別な記念になります。

 

思い起こせば、1年目2年目は思ったように評価をいただけず、ポイントも貯まらず、

悩むこともたくさんありました。

何故、何処が?そんな問いを繰り返しながら、毎日を過ごしました。

まじめに一生懸命やってる蒼太をみていると、評価の低さがかわいそうになって、

家に帰ってから、蒼太の身体を撫でながら、自然と涙が出てしまうこともありました。

少しづつ、成績が出始めたころ振り返ると、確かに足りない物があったことに気付きました。

作業の安定性と、ハンドラーとの信頼関係この部分が足りなかったために、

なかなか成績が出なかったのだと今は思っています。

春の訓練競技会は、中止になって、練習の成果を発揮できるチャンスがありませんでした。

今は、秋に向けて少しでも前進できるように、課目一つ一つの完成度を高めるように

練習しています。

グラチャンの目標は達成されてしまったけど、更なる目標に向かって蒼太と頑張ります!


道具は、使いよう

2011年05月20日 | Obedience

犬のしつけの道具は多々あるけれど、私自身は、何を使っても一緒だと思っています。

逆に言えば、何も使わなくてもできる。

「チョークじゃなきゃ、犬は言うことを聞かないでしょ~」と、思わないし、

「ジェントルリーダーが良い」とも思わないし、

「ハーネスなら犬の身体に負担が無いから良い」とも思わないし、

「おやつを使わなきゃしつけができない」とも思わないし、

「モチベーションは、おやつだと依存し過ぎるから、オモチャじゃなければ」とも思わない。

ましてや、しつけで電気ショックや、マズルカバーを奨めるなんて私の中では

「NO~~!!」と言いたい。

しつけは、生活の基礎です。訓練は、学習です。

たとえば、ウチの例だと、

「排せつのマナー、食事のマナー、吠えない、暴れない、咬まない」は、基本的なしつけ。

「十分な運動と思考させる」ここは、訓練にあたります。

 

先日、とあるボーダーコリーが集まる場所で、8か月くらいのボーダー数頭にお会いしました。

皆さん、口をそろえて、「どうしたら落ち着いて伏せてられるんですか??」

「落ち着きが無くって、困ってるんです」「バイクとかも追いかけちゃうし。。。」

 

そんなときに、巷で、良く見かけるのは、自信たっぷりにやってきて、

リードを取り上げると、力任せに思いっきり引っ張って、犬がひっくり返った瞬間に、

ビックリしてその人を見上げる。。。そして、「ほらね!」って顔で、

「こうするんだよ」と犬をやりこめる人がいます。

それを見た飼い主さんが、同じように真似をしてみる。

だけど、なかなかできないですよ。。。

チョコチョコ、首を絞められるもんだから、犬に逆切れされるか、

犬がこんな生活もういやだって、ぐったりするか。。。

飼い主も効果テキメンだったはずなのに、まるで効果が無い。。。そんな状況に、

「こんな風に痛めつけて、何になるんだろう。。。気分的にも楽しくないし。。。」

ってなっていくんですね。

これは、必要のない見せしめ的パフォーマンスですよ。

もう一つ言わせていただければ、人の犬にカウンセリング無しに、

いきなりそんなことをして、してやったりの顔をする人は、

犬を全くわかってないことが多いです。

それを真似したところで、上手くいくわけがないんです。

 

じゃぁ、優しく、おやつを使ってなだめたところで、おやつなんかそっちのけで暴れる。

おやつの入った袋をガサガサ鳴らしてみたところで、眼中にないし。

落ち着かせようと、犬の身体をホールドしたところで、ニュルニュルと暴れて、

終いには、イラついた犬が吠えるか犬に噛みつかれるか。

 

8か月の犬なんて、落ち着きが無いのが普通だし、この時点で、分別があったら、

それはそれで、つまんないんじゃないかな。

 

落ち着かせたかったら、犬に普段の生活の中で、「ON」「OFF」を教えていくことです。

その行動を止めさせたいからって、道具を駆使したところで、何の解決にもならないんです。

お散歩の時の持ちモノが増えるだけです。

腰にはウエストポーチ、そこにジャラジャラといろんなものがぶら下がり、背中にはリュック。。。

 

しつけは、「普段の生活の中で、」と言うのが重要です。

大体の方は、犬が興奮してから、行動を起こします。

大きな音が出る缶を投げるとか、首をとっ捕まえて、目を見つめて「NO!!」と言うとか。

 

例えば、「吠えた」から怒った、「吠えた」からなだめた。ここが間違いのドツボ。

犬が落ち着いて、リラックスしている状態の時に、充分に褒めて、ゆっくりと撫でて、

コミュニケーションを取るように、優しく話しかけ、こちらを見たら、愛おしいと思ってる表情を

顔に表して、応えてあげてください。

「こういう状態が私の思ってるあなたとの生活なのよ。」と落ち着きをイメージして

犬に伝えてみてください。

 

犬が遊びたそうにあなたを見たら、その時は一緒に遊んであげてください。

オモチャを出して、与えてあげるんじゃなくて、引っ張りっこしたりして、

唸っても、力強く引っ張れたら、「凄いね~」「力強いね~」などと声をかけて、

褒めてあげてください。

オモチャの取りだしは、「OFF」などと言って、無理やり口をこじ開けて教えるんじゃなくて、

犬が疲れたり、噛む場所を変えたりする瞬間に、取りだします。

偶然、取り出しに成功した時にこそ、「偉いね~、OFFできたね~」「OFFだね~」って、

充分にゆっくりと褒めながら、首から背中にかけて、ゆっくりと撫でてあげてください。

まだ、遊びたいと言うのであれば、少しじらしながら(興奮症の犬なら、一瞬見させて)

「OK」などの言葉で、遊びを開始します。

 

一緒に遊ぶ時は、アグレッシブで良いんです。「OFF」の時は、飼い主もスイッチOFF。

ほとんどの人が、犬は一人でアグレッシブに遊んでいるのに、飼い主はスイッチOFF。

一人遊びしてくれてるからお利口さん、私はその間にゆっくりお茶でも。。。

外では、犬同士勝手に遊んでくれるから、私はその間に、おしゃべり。。。

犬が興奮しすぎて、喧嘩が始まったころに、「NO~~!!」と言ったって、

犬にしたら止められまへん。。。

そして、勝手に興奮して、勝手に走り回る犬が出来上がっちゃうんです。

 

いろんなしつけ方法や、道具があって、どれを使ったら一番効果的なのか?

ウチは、チョークチェーンも使いますが、犬にとってわかりやすい合図として

使いこなせないのであれば、効果は無いと思います。

リードにしたって、長くして、呼び戻しの練習をしようと思っても、

戻ってくるどころか、更なる自由を得た犬は、より前へ進もうとします。

リードの長さが、しつけに有効なら、その犬はリードなしでもお散歩できるくらい、

優秀なハズです。

短いとストレス、長いとリラックス?長さなんて、飼い主の気持ちの問題なんですよ。

おやつだって、「何が一番言うことを聞くおやつですか?」なんて聞かれると、トホホ。。。

究極のおやつなんて、犬自身が、「私ってスゴイ!!」って思った時にタイミングよく

「本当にすごいね~良くできたね~」ってもらったご褒美こそ究極なのであって、

種類じゃないし。。。

 

道具にこだわるんじゃなくて、犬をよく見る。

それには、飼い主自身の生活も見直してみる必要があると思います。 


アイデンティティ

2011年05月18日 | work

4年前まで、私は、歯科衛生士の仕事をしていました。

正確には、去年の9月まで。。。

今は、時々、フェルトや手芸を教えています。

4年前、ちょうど蒼太が我が家にやってくるのを期に、仕事を辞めることを決意しました。

でも、結局、去年の9月までは、なんとな~くすっぱりと切れずに、仕事を続けてしまいました。

何故、すっぱりと辞められなかったかと言うと、

私にとって歯科衛生士の仕事は、私のアイデンティティとも言える仕事だったから。

この仕事があったから、私自身が確立できたと言っても良いくらいです。

仕事に就く前の私は、なんともたよりなく、何事にも消極的で、覇気もなく、

目立たず、いるかいないか分からないくらい、取るに足らない、つまらない人間でした。

以前親戚にも、「お前は、何を言っても傷も付かない、つまらない子だ」と言われ、

私なりにそーとー傷ついた経験もあります。

仕事をするようになって、技術を身につければ、必要とされ、居場所がある。

これは、私にとって、物凄い力となりました。

人に信頼され、必要とされ、尊敬までされちゃうんですから。。。

私だけが持てる技術、その習得に必死になりました。

その結果、得ることができた地位は、なかなか捨てることができませんでした。

去年の9月まで、その地位にすがって生きてきました。

この歳になって、更なるアイデンティティの再構築は、ハッキリ言ってしんどいです。

仕事を辞めると決意したのは自分です。

このまま続けていたら、楽だけど、発展は無い、守りに入っている自分が嫌で、

辞めて、新しい自分の居場所を見つけたいと思った。

今ならまだ、それができる歳だと思ったから、決断したのに。

人から見れば、恵まれた職場に働き、たまたま器用だったことで、

フェルトや手芸の仕事をなんとなく始めて、、、って見えるかもしれないが、

実は、そうでも無くて、ドロドロとした葛藤があり、精神的にもつらい日々があったんです。

自分が自分でなくなってしまうって、精神的な支えを失うことでもあり、

自分を見失うって不安で、どうしょうもない自分と向き合うことだから、つらいです。

結局まる4年、捨てられなかった。。。

今でも、楽な方へ傾く気持ちが無いわけではない。

それでも、1歩づつだけど、新しい道へ進みつつ、凹みながらも、前へ進み始めた。

長くかかったけど、後戻りはもうしないだろう。たぶん。。。

 

今、震災で職を失い、家を失い、自分自身の居場所を突然奪われた人たちが

たくさん居る。

それでも前へ進まなければいけない、しっかり踏みとどまらなければいけない、

そう気を張って生きている人たちがたくさんいるのでしょう。

時に、後ろを向いて歩いていること、自分のことに精一杯で立ってることがやっとな自分に、

嫌気がさすこともあるけど、きっと、時間が必要なだけ。

たくさんの無駄に思える時間が必要なだけなんだと思います。

焦ったり、諦めたり、小さな希望に胸を膨らませたり、感謝したり、失望したり、

いろんな思いが交錯して、やっと掴める何かがあるんだと思います。

あなたが、あなたであるために。


竹の伐採と剪定

2011年05月17日 | Gardening

GWは、ワン達の競技会か、家にいる時間は庭の手入れに時間を使いました。

玄関横の竹。。。

毎年、嫌って言うほど生えてきて、元気な竹。

毛虫もついちゃうし、道路に面してて目立つ場所なのに、

適当に切られていたせいで、どう剪定していいものか分からないくらい乱雑に

乱れていました。

今年こそは、キレイに剪定して、少しは好きになれる空間にしたい!

とりあえず、立ち枯れていた枝を根元からキレイに刈り取って、

その上で、無駄にわさわさと生えているものも間引いて、スッキリさせてみました。

地面には、昔敷いた石が少し残っていたのですが、地面も見え見えだったので、

テラコッタ色の石を敷いてみました。

とっても涼しげな空間になりました。

 

庭の方は、たくさんの葉や花が開いてきています。

去年o-papaの希望で植えた「もみじ」も、葉っぱがたくさんついて、

成長著しいです。

 

去年は、何故か咲くことが無かった、「紫蘭(シラン)」ですが、

今年は、花が咲きました。

カシワバアジサイの花芽もドンドン成長しています。

そして、何だかわからず、この枝、枯れてんのかなぁ。。。って思ってた小さな木に、

今年は花が咲きました。

蕾は、2月くらいから目立ち始めたんだけど、一向に開かないので、何の花かさっぱり??

シャクナゲでした~~

こんなに華麗な花が咲くとは思ってもみなかった。

だって、去年、私が見始めた時から、枯れた枝しかなかったんですよ~

少しだけ葉っぱがあったけど、すぐ落ちちゃって。。。

枯れた枝の雰囲気が良かったので、抜かずに取っておいたけど、

枝ぶりが悪かったら抜いちゃってたかも~~

これからは、大事にするから!!来年も頑張ってね!

 

今年の春は、他にも「皐月」が去年は花が咲かなかったけど、

今年は咲いてきています。

庭の花たちや木々も一生懸命目をかけて大事にしてあげると、

花を咲かせて楽しませてくれるんだなぁ。。。と思いました。


広いお庭のワンコさん

2011年05月14日 | 日々の出来事

いつもお散歩している道に、広いお庭のお宅がある。

蒼太くんは、そこのワンコさんがお気に入りです。

時々、駐車場のゲートのところで、柵越しにごあいさつするのが楽しみのようです。

欧介兄さんは、その子がいれば、嬉しそうに尻尾を振って、挨拶をするものの、

あまり興味がありません。

蒼太くんは、その子がいてもいなくても、ノリノリで庭が見える柵まで大急ぎでやってきて、

いないと意気消沈して、ガックリ肩を落としています。

いた時は、「おれ、散歩にいってきたぜ~~」って感じで、柵の外にいることを

自慢してるみたいな態度です。

 

いつも、公園でお会いするときは、グイグイと引っ張るワンコさんに、

お話するのもなんとなく気が引けて、目で挨拶をする程度でスルーしていたのですが、

今日は、柵越しだったこともあり、飼い主さんとお話することができました。

「訓練か何かされたんですか?いつもお利口さんなので。。。」と言われて、

すぐピンときました。困ってるんだな~。。。

訓練の話など少しして、帰ってきたのですが、どうも気になって、ポストに連絡先と

o-家がお世話になっている訓練士さんの情報を書いて置きに行きました。

お昼過ぎに、電話があり、詳しくお話を聞きましたが、

ちょっと、訓練に通うことは無理そうな雰囲気でした。

家族の方の協力が無いと、なかなか難しいですね。

相談してみますとは言ってましたが、その方の犬ではないようです。

ご家族の人のワンコさんみたいで、普段の世話や、お散歩が

お家にいるその方と、連れ合いの方の担当になってしまっているみたいです。

引っ張るのがとにかく大変で、お散歩もままならない様子。

大きなワンコさんなので、年配の方にはさぞ大変だろうな~っと

見ていても、ちょっと気の毒に思う感じなのです。

お話を伺うまでは、大変そうだなって思っても、実はそれをかわいい、楽しいと思っている方も

いらっしゃるので、あえてこちらから声をかけることは無かったのですが、

やはり、大変な状況のようです。

いわゆる利口な犬種に属するワンコさんなので、

たぶん庭での毎日の生活に退屈して、エネルギーを貯め込んでるんでしょうね。

蒼太くんがノリノリで挨拶に行った時のワンコさんの表情からも

窺い知ることができちゃうんですよ。

ご近所さんに紹介されたトレーナーさんには、トレーニングには一生かかりますって

言われたみたいです。

確かに、トレーニングは生涯教育だという考え方は間違っていませんが、

結果の見えないトレーニングを続けていくことは、飼い主にとっても犬にとっても負担です。

なんとか、ご家族の説得ができて、専門家の良いアドバイスを受けることができるように、

祈っています。