蒼太の寝相は、豪快です。
のびのびしているのは良いのですが、
近づいても起きないこともしばしば・・・。
欧介は、比較的すぐ飛び起きるので、
きっと兄さんに守られて、油断しているのでしょう。
その分、スクスク育っているような気がします。
性格もおおらかな様子で、当初びびりだと思われていましたが、
慎重な上に、冷静さも持っているようです。
蒼太に「マテ」を教えているのですが、
だいぶ待てるようになりました。
「マテ」と言って、離れて、
再び、蒼太のもとに戻って、後ろを回っても待っていられます。
待っていると次に解除された時、思いっきり遊べたり、走れることが、
とっても嬉しいようです。
欧介は、訓練士さんにオビを入れてもらったので、
何でも一通り出来る状態で、
o-mamaが、引き継いだカタチでした。
なので、やはり訓練士さんからo-mamaに主導権が移るまで、
かなり苦労したように思います。
欧介は、出来るのにo-mamaの言う事は聞かない。
そんな状況に、ついイライラすることも、たびたびありました。
無理もないことなのですが、
初めて服従訓練と言うものをやるo-mamaにとっては、
「何で、出来ないの?」「何で、やらないの?」の
繰り返しでした。
蒼太は、気持ち的に余裕を持って育てるように心がけています。
お散歩中に前を歩いて引っ張っても、
「イケナイ!!」や、「NO!」を繰り返すやり方ではなくて、
いかにこちらを向くことが楽しいかを考えて、歩くようにしいます。
服従は、言葉では従わせるイメージがありますが、
本当は、お互いに楽しいはずなんです。
愛犬が、こちらを向いて(アイコンタクト)くれただけで、
気持ちがウキウキすると思うのです。
そして犬は、次の言葉や、行動を期待して待っているはず。
そこをはずさないで、期待に答えてあげると、
自然と服従訓練に結びついてくる。
そんな、楽しい服従訓練をしていきたい。
力で、制圧するような方法で、コンタクトを取っても、
次の瞬間に楽しいことが待っていれば、
言うことを聞くでしょう。
でも、欧介は、その方法で言う事は聞けても、
心から言う事は聞いてませんでした。
ここが、テリアの難しいところなんですかね。
「仕方なくやる」そんな感じです。
常に優しくすべて誉めて伸ばすのも、無理があります。
威圧したり、罰を与える必要はなく、
ことさら誉めておだてる必要もなく
リーダーとしての威厳みたいなものを、
o-mamaが、表現できれば、
蒼太は、自然といろいろなことが出来るようになっていく気がします。
経験と自信がない、犬教育に関して、
リーダーシップを発揮するのは、難しいのですが、
現状、そんなことを言っている場合ではありません。
我が家の犬たちは、強いリーダーを求めているのですから・・・。