to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

神奈川南ジャーマンシェパードドッグクラブ訓練競技会@吉見

2017年12月10日 | 訓練のコツ

今回はスクールの皆さんの応援に行ってきました。

 

応援団のモアさんと蒼太くん。

 

実は蒼太くんはモアさんが苦手でした。

若い頃モアさんにちょっかい出したらずっとつけまわされました。

モアさんの目力に負けました。

 

でも、最近ちょっとだけ仲直り。

 

そして応援した皆さんは無事ロゼッタGetです。

 

W組素晴らしい!!

 

競技って技術もさることながらメンタルも大きく結果に左右する。

犬と競技をする場合、どれだけ犬を自分に引きつけられるか?

そういう練習が出来るか否か、が重要なポイントの一つなんじゃないかと思う。

それは技術と言えばそうなんだけど、

それだけじゃない気持ちみたいなものが関係してる。

 

以前習っていたO先生には「気迫」だとよく言われていた。

その頃の私は「気迫」=「言うことを聞かせる」

という意味でしか捉えてなかった。

今は、「気迫」=「自我」なんだと理解できた。

いうことを聞課せられるかどうか?ではなくて、

いつもと同じ自分で、犬がついて来てくれる自信なんだと思う。

自分が主体になれなければ、犬の気持ちは不安定になり離れて行く。

 

まずは自分と向き合うこと。

 

 

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GW満喫中~

2016年04月30日 | 訓練のコツ

本部展も終わったし、訓練もしばらくお休みです。

 

な~んもしない!

 

これも必要。

 

な~んもしないでオヤツ食べて~

 

な~んもしないで、

 

 

走って、走って~

 

「間」の過ごし方が上手くなるかな?

 

いろいろひっくるめてトータルバランスが蒼太のメンタルを支えてくれる。

秋にはまた成長した蒼太に期待しよう!

 

いやいや、なんだかただのバカちんになってきてる気がする?

 

気のせいということにしておこう。

 

 

 

 


ふつうだけど「特別な時間」

2013年11月26日 | 訓練のコツ

よく聞かれる質問の一つにこんなのがあります。

「普段はケージで飼ってるんですか?」

一瞬、答えに詰まる。

「家の中では、フリーですか?」というのもよく聞かれる質問の一つだ。

こちらは、殆どの方が、私の話しの内容から「もしかして家の中で自由なの?」って思うかららしい。

犬の訓練をしてると訓練するときだけケージから出して「意欲をつける」なんて話しも聞く。

あれだけ訓練してるのだから、普通に犬を飼ってるわけないって思うのかな。

 

答えに詰まる理由は、私の中にケージで飼うという概念がないからかもしれない。

ケージは飼う場所、つまり生活の場ではなくて、管理する場所だと思ってる。

 

「家の中でフリーにしてて、ここ(広場)に来て、犬は気持ちを切り替えることができるんですね」と広場でお会いする訓練士さんに言われた。

あらためて、私の犬たちが普通にやってることって普通じゃないのかもって思った。

訓練やアジリティーをやってる人の大半が、家中フリーで普通に犬と暮らしている。

そのことに何の特別な感情もなかった。

だけど世の中、訓練やアジリティーができる犬と飼い主はほんの一握り。

飼い主たちは、犬たちと楽しむために時間を割き、様々なトレーニングをしてコミュニケーションを構築してる。

だからこそ閉じ込めて発散させなくても、犬が気持ちを切り替えやってくれる。

もちろん、その訓練士さんがいろんなことを端折って、閉じ込めることで意欲を引き出しているわけじゃない。

ただ、私たちアマチュアが普通に犬と暮らしながら、訓練やアジリティーに取り組むことは難しいのではないかと思っていたのかなぁと感じた。

 

フカフカのベッドでお昼寝をしたり、ソファーを占領して寝っ転がったり、時に撫でてくれと言わんばかりにすり寄ってきたり。。。

そんな犬たちが「気持ちを切り替えて」私たちと気持ちを一つにして遊んでくれる。

これって普通のようで普通じゃない、「特別な時間」だとあらためて思いました。


心の旅

2013年08月30日 | 訓練のコツ

犬にとって「しつけ」と「服従訓練」は別のものだという人もいる。

確かに「しつけ」というのは日常生活を送る上で必要なルールを教えることだと思う。

「服従訓練」は?競技会で必要な技を身につけるもの?

先日も「蒼ちゃんはお散歩のときも横についてちゃんと歩けるんでしょ~」って言う人がいた。

確かに要求すれば歩ける。。。

でもね、歩き散歩は散歩だから、そんなに集中して歩かなくてもいいんじゃない?って思うけどな。

だから、犬たちは前を歩くし、引っ張るし。。。

だけど、引っ張っても「引っ張らないよ」って言うとやめる。

その程度の聞く耳は常に持ってる。

それが「しつけ」というものだと私は思う。

 

じゃ、訓練は?

私はそこを分けてないから分ける意味もわからないけどね。

でも一貫して思っているのは「服従訓練」は関係を築くツールにすぎないってこと。

例えば今蒼太でしつこく取り組んでる「行進中のフセ」だって、ゆっくり伏せても速く伏せてもできてることに変わりはない。

だけど、ゆっくりより速く伏せることが、蒼太にとって難しいなら、速く伏せることを練習することで蒼太の気持ちに少しでも近づける。

何故?ゆっくり伏せるのか?それを考えることで蒼太をより理解できる。

試験や競技に勝つためだけの厳しい「服従訓練」なんてホントつまらないと思う。

勝てないし。。。

勝つためには勝つためのトレーニングがあるんだと私は思う。

如何に楽しみ、如何にその気にさせるか。

それがクリアできても、最終的には精神力の強さなんじゃないか?と思うのだ。

ストレスやプレッシャーに対する強さが勝敗を決めるのではないか。

それは心を育てるということだ。

私は蒼太に心を育てられていると感じている。

同時に蒼太は私に心を育てられていると感じる。

「訓練には終わりがない」と皆が一様に思うのは心というものが関係しているから。

心というものは、深く、全てにおいて同じものはない。

その一瞬の統合を楽しむしかないのだ。

心の統合は、お互いを開くことでもあるから、勇気もいるし、強さもいる。

それを乗り越えたら、また一歩心が育ったということなんだろう。

延々と続く旅のようだ。