2日目の宿はワンコと泊まれる旅館「渓山荘」です。
玄関は純和風の引き戸ですが、そこをくぐるとロビーは明るく素敵な雰囲気です。
一瞬、外観とのギャップに驚きました。
o-家の宿泊した部屋は「特別室」。
近くの神社の舞殿を移築したものだそうです。
移築して既に100年近い年月が経ち、たぶん300年くらいたってる建物だとおっしゃっていました。
う~ん、確かに部屋の中はいかんせん古いっ!
窓なんて木枠で、鍵がゼンマイみたいにクルクル回して閉めるタイプ。
純粋に「なつかし~~」と叫んでしまったよ。
屋根の瓦も枯れ枝や葉っぱで埋もれてて、今にも朽ちそうです。
「特別室」までは渡り廊下があります。
池のある庭園と縁側。
しかし、古っ。
だけどそれでもこの旅館が魅力的なのは、家具やアメニティーなどの小道具にとても気を使っているところです。
所々に置かれている日本の古家具だったり、浴衣の帯が竹籠に入ってたり。。。
お風呂に置かれてる石けん一つとってもオリーブオイルの無農薬石けんだったりするので気持ちがいい。
古いけどすべてが清潔。
温泉のお湯も女性にはちょうどいいちょい低めの湯加減なのでつい長湯してしまう。
もう少し庭や外観の手入れをすると良いのに。。。もったいない。
こだわりの強いオーナーさんのようなので、全てに手を入れるとなると相当かかりそうです。
そんな心配をしてしまうような宿でした。
ここ、食事がすごいんです。(つづく)