競技の動画UPの許可が降りました。
blogは私にとって日記・記録のようなものなので
やはり動画も一緒に残しておきたいから許可が出て嬉しい。
蒼太のエクステリアサーチの動画です。
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アジリティーの機材をそれほど気にすることもなくサーチしてる。
これは本当にすごいことだなぁと思います。
あれだけアジリティー機材に興奮してた蒼太が
目の前にある大好きなトンネルより、サーチを優先しているのだから。
競技をするには、ただなんとなくできるから競技会に出るというだけでは
何かが足りないと思うのです。
何かとは?オンオフのスイッチみたいなもの。
競技は順番や時間が来れば犬を集中させてやる気を出させて
スタートできなければならない。
蒼太は「行くよ」という言葉に反応するようにしてある。
「行くよ」というと何か始まると蒼太は知っている。
その段階で蒼太自身が準備を始める。
リンクを前にした時、「アト」と言えばヒールワークが始まると思ってる。
ノーズワークの場合は「探せ」だ。
こうして準備してリンクインすることで頭の中が切り替えられる。
蒼太と私のルーティーンみたいなものだ。
こうしたオンオフのスイッチは、実は普段の遊びの中で作られたものだ。
ボールで遊ぶ時、「行くよ〜」と言って気分を盛り上げ、
楽しいボール遊びが始まる。
「行くよ〜」と言いながらボールを狙わせて、ヨーイドンで走らせる。
「探せ」は普段の練習でサーチを始める前に
小さな声で「探せだよ」と何度か言うようにしている。
あまり蒼太の集中が上がらない時は少し声のトーンを変えたり
声の大きさを変えたりする。
でも必要以上に煽ったりはしない。
サーチに必要なのは集中と冷静だからだ。
楽しむだけならいいが、競技(つまり人や他犬と競わせる)をするには
普段から犬の気持ちを知り、自分のアクションで犬がどんな変化をするか
知っておく必要がある。
その瞬間に最大限のパフォーマンスを引き出すために
競技前にやるべきことはたくさんあるのだ。