歯周今朝、TVで犬の歯周病について放送していました。
歯科衛生士であるo-mamaとしては、欧介の口臭に関しては、
ちょっと恥ずかしい悩みの種。。。
歯ブラシも、歯石除去もできる欧介なんですが、
o-mamaが継続して毎日の歯ブラシをしてあげられないのです。
というか、歯石除去ができる!この自信があだになって、
ついちゃったら、取ればいいか~と安易な考えに至っているのです。
なので、偉そうなことは言えませんが、
歯周病について書いてみようと思います。
歯周病とは、みなさん御存じのとおり、歯石が付くことで進行してしまう、
口腔内の病気です。
酷くなると歯を支えている顎の骨(歯槽骨)が溶けて、
歯が抜けてしまう病気です。
治療の段階としては、まずプラークコントロールと言われる、
歯磨き!!
そして、歯石除去。
人の場合だと、歯石除去の前に、どの程度歯周病が進行しているかを
診断するために、レントゲン撮影や歯周ポケットの測定をします。
歯周ポケットとは、歯と歯茎の間にある隙間ですが、
正常な歯肉では、1~2mmほどの隙間があります。
歯周病の進行によっては、この隙間が3ミリ、4ミリと深くなっていくのです。
深くなる原因は歯石。
歯石を取ることが歯周病予防、または歯周病治療における最善の策。
しかし、歯石を取ってもらったら、
その後、歯石が付きやすくなったと感じる方も多いと思います。
これは、スケーラーによって、エナメル質やセメント質に
傷がついたためなんです。
なので、スケーリングの後は、歯質についた傷を取り除く研磨と言う作業が
とっても重要なんです。
ココで犬に話を戻しましょう。
犬の場合、人間と違って、奥歯が臼のようになっていません。
人は、前歯で物を噛み切り、奥歯で磨り潰して飲み込みます。
犬の歯を見てみると、奥歯も尖っています。
これは、肉を引きちぎるための機能しかないことを意味しています。
引きちぎりそして飲み込む。
消化の方法が人とは違っているのです。
人の場合、噛むことで自浄作用というものが働きます。
たとえば、左側の上の奥歯があって下の奥歯が無かったとします。
右側は上下揃っているので、右側で噛みます。
そんなときは、左側の上の奥歯は自浄作用が働かないので、
歯垢がたくさんつきやすくなるんです。
犬の場合、引きちぎるだけなので、ほぼ自浄作用は期待できないので、
奥歯の外側に歯石がつきやすくなるわけです。
欧介は、噛まずに飲み込んでしまう性格なのか?性質なのか?
それが骨であっても呑み込めると判断した時点で、飲みこみます。
そのせいか、歯石がつきやすい傾向にあります。
蒼太は、常に興奮しているせいか?唾液が多いので、
噛まなくても自浄作用が働くのか、歯石がつきにくいのです。
唾液が多くても、粘液性で糸を引くタイプの犬の場合、
人の場合と照らし合わせると歯石がつきやすいのかな?と思われます。
良く噛んでゆっくり食べる犬は、歯石が一見つきやすいように思われますが、
つきにくい傾向にあると考えられますね。
このように、犬の性格や体質によっても歯周病リスクも変わってくるんです。
歯周病は、奥が深い病気なんですね。
歯周病については、また継続して書いて行くことにしますね。
「Atelier sucre sale」に「スピニングパーティー」を
UPしました。のぞいてみてね。
歯石取り苦手なので
彼女たちには定期的に牛膝軟骨をがりがりやってもらってます。
アキレス程度じゃ、キレイにならないんだもの。
ハビ兄さんは昔からオヨダが多いので
くちは臭く無いの。
でも最近歯石すごいついてて
だいじょぶなんだろうか。。。と
今度おしえて♪
歯石はつきやすいのでいつもセンセが定期的に見て除去してくださってます。
ごまはモソモソゆっくり食べるから?綺麗な歯してるんですよ~
haiji先生の説明で凄く納得してしまいました!
私は虫歯がどうも出来やすくて、歯医者さんに行くのが怖い!(新たな虫歯を見つけられるのがいや)
1年に1回の歯のクリーニングはいつもどきどきしながら行きます。
磨き方指導をこの前も受けたので頑張ってますが、下手な磨き方だから歯肉がちょっと腫れてしまいます(歯垢でですよね?)
意識すると歯肉が引き締まるんですけどね。
あのご相談させていただいてた方の歯。
あの日、痛みに絶えられずに近所の歯科に飛び込み、まさに「歯周病」ということで大学病院送りになり歯を2本抜きました(涙)
今度お会いしたときに、診せていただければ、
良いアドバイスができるかも。。。
牛軟骨は歯石が取れるみたいですね。
欧介は絶対に無理でも丸のみしますから
あげられません(T_T)
年に1回きちんと検診を受けているとは
偉いですね。
なかなか、時間が取れないし、面倒だったり、
わずらわしかったりで、
受けない人も多いですからね。
あの方は、大変なことになっっちゃったんですね~(>_<)
でも、これからきちんとケアをしていけば、大丈夫!
頑張って~(^o^)