蒼太は15歳8ヶ月です。
若い時から一緒に競技会に出たり、そのための練習を日々してきました。
うちの犬たちは愛玩犬ではありません。
ワーキングラインのボーダーコリーです。
歳をとって隠居生活に満足するような犬ではありません。
蒼太は心臓が悪くなってきてて、病院の先生には「立ってるだけでも大変な状態」
と言われています。
安静にしていれば確かに身体的には楽なんだと思います。
でも、DNAがそれを許さない。
なので本犬が好きでやりたいこと、できることはやらせてる。
オビディエンス競技の「コーンを回る」のは単純だけど、
指示で目で見て狙って回ってくるなどの要素が詰まっている。
それにより蒼太も私と一緒に楽しむことができる。
他の科目はできなくても蒼太はこれだけは今だにできる。
普段歩くのもヨロヨロしてるけど一生懸命回ってきます。
楽しいことをできる範囲で楽しむこと。
次の動画は隠したオモチャを探してくること。
探すのに時間がかかってるので動画はちょっと単調ですが、
諦めず、ずっと集中して鼻を使って探してる様子がわかると思います。
途中、助け舟を出そうかとハラハラしましたが、
自力で探し出すことができて、信じて待ってあげてよかったと思いました。
蒼太にとっても自信が持てる作業だったと思うと嬉しくなりました。
シニアでも生き甲斐を持てるって
人も犬も人生を謳歌できるよね。
シニア犬になると他の犬とも遊ばなくなるし、
色々興味を持つこともなくなる。
だから若い時に一緒にできる何かを増やしておくことが
その犬の犬生を生涯豊かにすると思うのです。