to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

アントワープ観光

2017年06月20日 | オビディエンス世界大会

いよいよ帰国の日を迎えました。

オステンドのホテルをチェックアウトしてブリュッセルへ向かいます。

フライトが夜の9時過ぎなので、「アントワープ」に寄ることにしました。

 

アントワープは画家ルーベンスの故郷です。

ファッションとデザイン、そしてダイヤモンドの加工でも有名な街です。

 

アニメ「フランダースの犬」の舞台にもなったことで日本人には馴染み深いところです。

ネロ少年が犬のパトラッシュと眠りにつく教会へ

「ノートルダム大聖堂(Onze-Lieve-Vrouwe kathedraal)」です。

1352年に建造が開始され、1520年に完成しました。

北鐘楼は123mの高さのゴシック様式で完成しましたが、南側は資金不足のため断念。

時代の流れっていうものですね。

 

教会の中は白を基調にしているので、美しさが際立ちます。

 

ドームの天井にも「聖母被昇天(コルネーリス・シュフット作)」

ドームの下に立って目をそっと閉じると、今見上げた絵がまぶたの裏側で動き始める。

この場この時にしか感じることができない感覚。

まだ私の中に残っていたことが嬉しかった。

 

ネロ少年が見たかった2つのルーベンスの絵画

「キリストの昇架」

こちらはナポレオンによってフランスに持ち出された際にかなり破損して修復されたらしい。

他の作品に比べるとなんとなくポスターっぽい。

 

「キリストの降架」

柵があって斜めからしか見れないので、光が当たると光って見えづらかった。

3人のマリアの視線で「過去・現在・未来」を表現してる。

深い色合いがキリストを際立たせ、とてもドラマチックだ。

 

祭壇に飾られている「聖母被昇天」

 

明るい祭壇に設置され、優しい色合いとタッチで描かれている。

見る人を自然の光と聖母の愛で包み込むようです。

 

 

お外には、ネロ少年とパトラッシュの像が横たわっています。

実は、「フランダースの犬」という物語をベルギーの人はあまり知らないそうです。

 

日本人のためにこの像を作ったのだそうです。

見たら感情移入して涙が出ちゃうかもって思ってたけど、

パトラッシュがっっ、ネロ少年がっっ、イメージと違う。。。

 

そんなこともありな、ベルギーなのでした。


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