オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

TIG溶接機用ラックの製作 その4 フォルツァMF10のホイールで作るケーブルハンガーと溶接の守護神になったミニオン

2016-09-01 04:39:02 | TIG溶接機用ラックの製作
TIG溶接機用ラックの製作 その4になります。(その3はコチラ

前回は溶接機をガレージ内で移動できるように電気工事をして、ラックの補助部品としてホンダの250ccのスクーター「フォルツァ」のホイールを
使ってトーチケーブルのハンガーを作ろうと言うところまで話を書きました。
今回はその続きになります。


フォルツァの中でもMF10と言う形式の車両のホイール。細身でエッジの利いた6本ホイールがかっこよく思えます。







っと、こんな事をしていたら、ご近所の工作友達のkagayakiさんが自作CNCフライスでエンブレムを作ってくれました。








全体を白く塗って







そのままペーパーで磨いてやると・・・・かっちょええ“ OKU-TEC garage ”のエンブレムになりました。
ラックが完成したら貼りたいと思います。










さてホイールですが、このままだと大きすて野暮ったさそうなので、半分にカットして2個使えるようにします。
厚味も同様に必要最小限になるようハブの部分も旋盤で切り詰めることにしました。

旋盤への取付ですが、ちゃんとした円筒部が無いのでガッチリとチャックができません。
甘いとチャックが外れて危険なので怖いです。
治具を作ればいいのですがケーブルハンガーとして使うだけなので、気をつけて無理しない程度にちょっとだけ無理します。

時折チャックの状態を確認しながら突っ切って行きます。
でもちょっとビビリながらやってます。









面取りしてこちら側は完了。










ブレーキローターが付く側も切り詰めますが、こちらは深みがあって怖いです。










刃物台をホイールにできるだけ近づけて、突っ切りのブレードもできるだけ出して。
ああ怖い。


「適当なチャックですが、適当にチャックはいけません。」 言葉おかしいですか?









チャックが緩んだら
高価な突っ切りのブレードか割れて・・・・
破片が飛んできたら・・・・・

懐ろにも体にもよく無いのでチョットヒヤヒヤしました。










無事、突っ切れました。








端面を仕上げてホッ。








ローターの取付ネジをラックの取付ネジとして使うのでタップを今一度深く切ります。









半分に使うので割り振りを考えて、コンターマシンで切断します。








ややこしそうに思えましたが、以外とすんなり切れてくれました。
コンターマシン(バンドソー)は鋸刃が比較的ゆっくりと一定方向に回転して切って行くので怖さがなくて良いです。










切断部をベルトグラインダーで整えて完成~。
ケーブルハンガーが2個できました。






30角のアルミフレームにザグリを入れたら丁度良い感じ。






ピカピカにするほど気力がなかったので、見た目が良くなる程度に磨こうとしましたが塗装を磨いてもだめ。
そのまま強引に地肌までサンダーで磨いていこうとしましたが、これがまた思いの外、厚くて丈夫な塗膜。
さすが純正ってな感じでした。

結局剥離剤で塗膜を剥いでちょっとだけ磨いておきました。
凝る人ならミラーフィニッシュにするんでしょうが、この先があるので諦めました。

ラックに仮付けしたらちょっとテンション上がりました。









そんなことしていたらkagayakiさんが今度はアクリル板を削ってまたエンブレムを作ってきてくれました。

アクセントとしてブラケット(アルミフレームの組み立てに使う金具)を黄色く塗ったらミニオンズに見えたと書いたら、ミニオンが入ったエンブレムになっていました。
なかなか、シャレの利く人です。








アクリル板で作ったエンブレムは直貼りよりも照明で照らした方が良いように思えたので手軽にできないかと悩むこと数日。

ネットで見つけたUSBメモリータイプのLEDランプに百均で買ったUSB電源と延長ケーブル。これで照明を作りました。







ラックに付けたブレーカーから取ります。
直接給電させるのでビビリな私は念のためにとヒューズを噛ませようとしましたが、意外と手間だけ掛かりました。








漏電ブレーカーは信頼の三菱電機製。
ボックスは少しでもオシャレにと透明アクリルのフタのやつにして、その中にエンブレムを入れてみました。
ブレーカーの一次側から給電しているので分電盤のブレーカーを入れるとインジケーター代わりに青く光ります。








手元でアルゴン流量を調節できるようにマスフローコントローラー(MFC)の制御ユニットを取り付けました。







これがMFC。
この中に流量制御用のバルブが入っていて自在に流量制御をしてくれます。
N2(窒素)用のMFCですが、ほぼ読み値で使えます。









片割れのホイールは側面に取り付けてアースケーブルを掛けるようにしました。









これで完成かと思っていたある日のこと、用事で行った姉の家にあった“黄色い”物体。
姪っ子がUSJで買ったポップコーンの入れ物でした。

「 要る?」ってきかれたのでありがたくもらってきてその日のうちに落下しないようにプレート作って取り付けました。

ミニオンとミニオンになれるメガネです。








メガネを掛けると誰でもミニオンです。








ということで、溶接の守護神はミニオンになりました。
久しぶりに溶接機を立ち上げましたが、何事も無かったようにアークが立って一安心。

オッサンのするサンデー工作なので時間が掛かりましたがようやく完成です。







追伸
芋大好き寅次郎と39℃の熱出してる娘。






長らくお付き合い下さりありがとうございました。

ではまた。


TIG溶接機用ラックの製作 その3 電気工事とオシャレなフォルツァMF10の細身なホイール

2016-08-30 03:30:27 | TIG溶接機用ラックの製作
TIG溶接機用ラックの製作のその3になります。(その2はコチラ


溶接のトーチケーブルは標準の4mのものを使っていて普通に溶接テーブルで作業する分には問題ありませんが、バイクの車体に部品を付けたりするときなど
そこまでケーブルを引っ張って溶接しなけければならない時にはもう少し欲しいと思うことがあります。


長いケーブルということで8mのトーチもありますが純正品だと4~5万円して、頻度からしてとてもプライベーターでは買えません。
ということで溶接機本体を移動式にすることで解消するこにしました。



移動の範囲は数メートルあれば十分で、それよりもモチベーションが保てにくいオッサンにはストレスなくササッと移動できる方が重要なこと。


アルゴンガスのホースや電気のケーブルも長くする必要がありますが、ガスのホースはまだ細くてコシが弱い分まっしですが、電気のケーブルはそれなりに太く
コシも強いので単に長くするだけだとトグロを巻いて置いておくのも厄介。
移動させる時にキャスターが引っ掛かったり、掃除の時に邪魔になったり何よりごちゃついて見た目が悪いのはよろしくありません。


オッサンと一緒で小綺麗ににしておかないと幸せが逃げていきます。


どうすればスッキリいくかと考え、電気配線は天井から下ろす事にして床にケーブルがはわないようにすることにしました。


まずは電気工事から。
天井からケーブルを下ろしてくるためにボックスを設置します。
作業しやすいようにと天井を開口します。
もう天井は点検口だらけです。







ケーブルの太さはメーカー指示で8スケ(8sq)以上となっています。

電気工事屋をしている幼なじみから14sqと8sqをもらったので盤から天井裏まで14sqで来て、ボックスから溶接機までを8sqで引き回すことにしました。


と、ここでチョンボ。
小さなボックスを買ってきて端子台を付けたものの、太いケーブルがボックス内で取り回せずに接続できません。
太いケーブルの事があまり頭の中でイメージ出来てない証拠。経験がないとイメージもつかめません。

接地端子もこの場合「GND」ではなく「アース」とすべきだったと思いました。








大きなボックスに変えれば済む話ですが、せっかく買ったボックスなのと、何よりボックスが大きくなると“もっさく”なるように思えたので
同じボックスをつなげて容積を増やす事にしました。

太いケーブルは曲げるのも大変。つなぎ口はできるだけ大きく取っておきます。









塩ビ接着剤だけでは剥がれてしまいそうなので、塩ビ溶接でくっ付けました。








天井からケーブルを下ろしてくるので、引っ張られて端子に無理な力が掛からないようにとアルミ板を叩き出して抜け止めを製作。








端子台の位置も変えましたが余裕無しのキツキツ。









14sqの太いケーブルの圧着は親父が残していった油圧式の圧着工具でかしめます。









電流も結構流れるので適当に接続するのはよくありません。
接続が甘いと抵抗となって発熱し、発熱すると炭化して抵抗値が上がってまた発熱と、危険が危ない状態に・・・・。
電気は甘く見てはいけません。







ケーブルと端子に無理な力が働かないように取り回してあげます。









ボックスをオフセットさせてくっつけたのは、天井に露出するのを1個分にするため。半分は天井裏で見えません。

天井の穴も点検口を付けておきます。
点検口があると色々と遊べるのでいいです。









トーチケーブルやアースケーブルって使わない時にはクルクルッと巻いて溶接機の上に置いておく人が多いです。
なんか良い方法が無いかと見ていたら庭なんかの散水用のホースを壁に掛けておくハンガーがあって、たまに車のアルミホイールを流用している人も見かけます。
さすがに車のホイールはごつすぎるのでバイク用で良いものが無いか探してみました。

トーチケーブルの長さから必要なリム幅を出して、あとはデザイン。

3本とか5本スポークはスポークが太くて、でぶっちょに見えてよろしくありません。
シュッと細身のスポークで格好いいのがないかとオークションで調べること数日。


見つけました。ホンダのフォルツァのホイールです。
6本スポークはMF10とかいうモデルのフロント用でリム幅が2.75。
トーチケーブルを掛けておくには良いサイズ。









歪んでたんで810円。送料の方が高いくらいでトータル1860円也。









プレスを持ってないのでディーラーに行ってちょこっと修正させてもらいました。

やってみて分かったのが単に押すだけでは全体が歪むだけで狙ったところだけが修正されるなんてありません。
難しいです。











押した時に下側だった方が歪んだりしましたがご愛嬌。
ハンマーで叩いて修正しました。






これを使ってトーチケーブルのハンガーを作ります。
長くなったので続きは次回に。



寅さんです。
頑張ってます。


TIG溶接機用ラックの製作 その2 溶接機の固定金具と阪急電車レールウェイフェスティバルで買ったハンドル(取っ手)を付けてみた

2016-08-20 04:20:53 | TIG溶接機用ラックの製作
前回からずいぶん間が空きましたが、ボチボチと進めてきたTIG溶接機用ラックの製作の続編になります。
一回目の話はコチラです。


アルミフレームを使って一旦は組んだものの安定感と見た目のスリムさが自分の中でしっくりこなかった初品がコレ。










一回り年下のバイク仲間から
「固定する金物(ブラケット)に色をつけたらアクセントになってオシャレになるんじゃないですか」

ということで一旦解体し形状と寸法を見直して、ついでにブラケットを黄色にしてみて組みなおしたのがコチラ。








ここからがその続きです。
今まで溶接機のリモコンがなくて電流やパルスの調整がやりやすいようにと姿勢に合わせて溶接機本体の高さが変えられるように油圧リフトテーブルに載せて
使っていました。

今は亡きエイシンESパワーの格安リフトテーブルです。




チェーンブロックを使って載せ換えます。
単管パイプが張り巡らされているのでこんなとき便利です。









できるだけスリムに作ったので結構タイトです。

中古の溶接機って割と傷だらけなのが多くて雑に扱われているように思えます。上に物を置いたりなんてのはよく見かけます。

自分のは貯金して買った大切なものなのでそんなことは出来ません。








小さな訪問者です。









溶接機本体は車輪がついているので、そのままでは滑り落ちてしまうので固定が必要です。
初めは車止めを考えましたがせっかくのアルミフレームなのに芸がないなと思ったのでちょっと違う方法にしてみました。

旋盤でカラーを作ります。







三角プレートを二枚。








三角プレートにもアクセントとして黄色を塗ってやりました。

透明なのはPP樹脂シート。溶接機本体と三角プレートの間に挟んであげて傷防止です。









こんな固定金具です。








溶接機を移動させる際のラックの取っ手を何にしようかと悩みました。

で、以前行った阪急電車のレールウェイフェスティバルの鉄道部品販売で買った取っ手があるのを思い出しました。



長蛇の列。
マニアでなくてもなぜか欲しくなる鉄道グッズ。







売り切れないかとヒヤヒヤして並んだくらい売り切れ御免の連発。








長いのと短いのを買って、こちらは短い方。






一本300円也。安かった。







内製品かどうか分かりませんが、手作り感いっぱいの仕上がりクオリティー。








取り付ける穴を新たにあけるのですが、これがまた硬い。

「ステンレスが豆腐になりました」でお馴染みの「ステンコロリン」。









キリキリキリキリ・・・・
ドリルのキリの引っ掻き音が悲鳴のように聞こえます。








出番がなかったハンドルでしたが、役に立ってくれました。







長くなったので続きは次回に。
ではまた

TIG溶接機用ラックの製作 自称ミニオンズイエローでアクセント付けてみました  

2016-04-04 03:27:25 | TIG溶接機用ラックの製作

冷却水循環装置を作ったので、次は溶接機と一緒に載せるラックの製作です。

市販の冷却水循環装置は溶接機の上に載せて使うのですが、どうも電気モノの上に水モノを置くというのに抵抗があります。

溶接屋さんや鉄工所に行けば当たり前のように溶接機の上に置いてるのでそんなに神経質にならないくて良いのかも知れませんが、自分はどうもダメです。


恐らく電気屋さんに多い思考だとおもいます。(ここでいう“電気屋さん”は家電販売の電気屋さんではなく電気を扱う者という意味です)

電気工事屋をしている幼なじみは、説明もしていないのにラックを作る話をしたら即答で水モノが上に来ることを嫌いました。
偉いと思ったのは、水モノが上にあるのをどう思うと聞く前にその考えが出てきたことです。
聞いて答える人は多いですが、聞かずして出てくるのはよっぽど普段からいろんな事を考えているんだと思います。

この話を聞いて『そりゃ、そうだ』と思った人は“電気屋さん”的な思考の持ち主です。





材料はアルミフレーム。
組み立てるのは意外と面倒ですが、鉄を切って溶接して塗装することを思うとやっぱり手軽です。
なにより綺麗というかクリア感があっていいように思えます。


適当な床で組むとゆがんだまま組み上がるので、ベースの部分だけでも平面が出たところで組むほうが良いと思います。










正規品のベースプレート。
キャスターと(外していますが)アジャストボルトが付きます。









これをそのまま組み付けるとキャスターはやや内側に入り込んでしまい『働き幅』というか有効幅が狭くなり、背が高いラックだと不安定になりそうで、どうも気になってしまいます。


と言っても、ベースプレートを作るのも意外と面倒なので、頭の半分ではこのままこれで組み立てたいと思う自分がいます。









でも、やっぱり気持ち悪いのでちょっとだけ加工してキャスターが外側になるように取り付け穴をあけ直すことにしました。

ベースプレートの材質はSS-400です。









ベースとなる枠組ができたので後は“上モノ”の部分を組んでいきます。







高さについてはあまり高くすると壁に設置しているウオールキャビネットなどに干渉してしまうのと、視界に飛び込んでくると圧迫感が強くなるので
“ほどほど”の高さにしました。










完成・・・・


・・・なんか野暮ったいです。

寸胴(ずんどう)なのが良くないように思えます。

たかだか溶接機の台なのでデザインとかは無いのですが、野暮ったく見えるのはダメです。

上に載せる溶接機は約70キログラムほどあって、安定性を考えて(感覚で)この幅にしたのですが、幅についても圧迫感を感じてしまいました。



アルミフレームの構造上ベースの枠組が決まれば普通に組むと四隅の柱はそのまま立ち上がり、必然的に直方体になってしまいます。
組む前から分かっていましたが、早く組み上げたいという思いからアレンジもせずに作みたてた結果がこれです。











で、分解。










焦ったり、楽したり、自分に偽ると結局やり直す羽目になることが最近多いです。
歳をくったせいでしょうか。









日が替わると焦りも無くなり、一からやり直し。
再挑戦です。

おっさんエレジー








キャスターのスパン(幅)を現状維持してラックの幅を狭めるためベースプレートを一から作ります。
材料は機械の足に敷いていたアルミ。厚さは約15mmほど。

キャスターやアルミフレームの取り付け穴をフライス盤で下穴だけあけておくことにしました。
デジタルスケールだと精度がでるので気持ちが良いです。










下穴を頼りに穴あけはボール盤です。単純な穴あけはボール盤に軍配があがる気がします。

敷板として使われていたので傷があります。









フェイスミルで一皮剥くとピカッと光って綺麗になってくれます。









娘もガレージをウロウロするので外側に向く面は大きめに面取りしました。









できあがり~










電気工事屋をしている幼なじみの仕事仲間で自分達より一回りほど若い子がいます。その子から
『組み立てる時に使う金物の色を変えたりしたらオシャレになるんじゃないですか』って言われた。

『老いては子に従え』的にやってみることにしました。
マジックリンで油分除去。









下地にミッチャクロンを塗って、ラッカースプレーで白で下塗りしてから黄色に塗ってみました。










ストーブで強制乾燥。











娘と見た『ミ二オンズ』に似ていると思った。


(C) 2014 Universal Pictures.
配給:東宝東和
公式サイト:http://minions.jp/







娘を喜ばそうと、それっぽく並べてみたけど『ミリオンズと違う』とあっさり言われた。












ベースの枠組みは幅が少し狭くなるように切り直しました。









ベースプレートを作り直したのでキャスターも変更。
それに伴ってボルトも変更。
16本も丁度良いサイズのボルトがないので切って揃えるしかありません。

コンターマシンもステンレスを切るので刃がかわいそう。いたわりの気持ちで切削剤塗布。







ハイスバイメタルの刃なのでサクサク切れていきます。









コンターマシンが来てから切断が随分快適になりました。








キャスターも重量キャスターに変更。
スクラップになる装置から外したもの。
油が固まって動きが悪くなっていたのでCRC-556噴いてあげた。
CRCは油保ちが良くないからもっと粘度のある油の方が良いって言われそうですが、これくらい軽い方が方向転換とかクルックル回ってくれて具合がいいです。










黄色がやる気を出してくれます。









不思議とウキウキします。









アルミフレームを結合するのに使う金具を『ブラケット』と言いアルミフレームの溝にナットを滑り込ませてボルトで挟み込んで固定します。
こんな風にブラケットで固定できると見た目にも分かるようにガッチリ固定されます。








問題はこんな所。

ブラケットがはまらない、他のブラケットで補完出来ない。

1個のコネクターでしか結合できないやっかいなパターンです。








溶接機の重量が掛かる所なのでどうにかしてでもブラケットを作るしかありません。

このアルミのアングル材は今から二十年くらい前にジャンボジェットの整備会社に勤めていた幼なじみからもらったものでした。
まさしく航空機材料です。

非常に硬くて叩くと乾いた甲高い音がします。

勿体なくて、それでいて使えそうな場面にも出くわさず、タンスの肥やし状態だったものを使うことにしました。









これしか材料がないので四個分を効率よく切り出すために型紙を作って考えます。








切っても硬いのがよく分かります。
普通に買えるアングル材とはひと味違います。








一部干渉するのが後から分かったのでちょっといびつな形になってしまいました。








これもミニオンズ・イエローに塗ってみました。







ステキな素材です。








ひとまず完成しました。








『色を塗ってみたら』という助言で作りましたが、無機質な構造物が少しオシャレになったように思えます。
こういった感性を持ち合わせている人が羨ましいです。

実際に溶接機を載せるにあたってもう少し細々したものを作らないといけないので続きはまた次回。








おまけ

最近よくバイクにまたがりたがります。








オブジェと化したCB750Fもいいオモチャです。







そろそろ子供用のヘルメットを買ってヴェクスターで近場の公園巡りでもしようかと思っています。







『 哀愁 』




ではまた