日曜の朝
ランニング途中にある近所の公園に桜が咲いていました。
少し寒くなったりする日もありますがもう春ですね。
そんな時にまた二か月遅れの日記を書きます。
新型ノアが発表されて我が家のノアも型遅れになった話ですが、中古市場も枯渇状態で下取り値も良かったので売り時と判断して
売却することにしました。
なので積んであった自作のベッドキットを下ろすことにしました。
誰か買ってくれる人がいたら良いなということで紹介も兼ねて分解していきました。
ベッドキットは大きく分けて二分割構造となっていて、後方は三列目シートの場所に常設する架台にし、前方のに都度ベッドを組み立てる仕様になっています。
分解したベッドはその架台において普段は荷物置きに使っていました。
骨組みとなる材料は錆びるのが嫌いなので全てはアルミフレームです。錆びないのはステキです。
車内の床はプラスチック製で床下は収納スペースがあって空洞なため点荷重だと割れる可能性があるので12mmの合板で荷重を分散させています。
架台は40mmのアルミフレームでガッシリ組みました。旅の途中キャンプ道具なんかここに収納していました。
架台の前方はスライドレール上が強度がありそうだったので木の角材を渡してそこに乗せています。
床に架台を固定するところがなく、滑り止めシートを敷いてずれないようにしていますが、どうしてもずれてきます。
なので、ずれが分かるように目印シールを貼って時折確認するようにしていました。
橋渡しする角パイプは中央に保管するようになっています。
ズレないようにベルトで固定していますが、荷締め金具からベルトを抜くと、また通すのが面倒になるのでエンドを丸環にして
フックに掛けれるようにしています。
ベッドの設営や撤収は地味に面倒なのでできるだけ手間が掛からないようにしています。
前方のベッドの板は二列目シートを倒して運転席後部に設けた鳥居と架台の間を30mmの角フレームで橋渡しベッドの板を置くようになっています。
二列目シートには荷重が掛からないのでシートに優しいです。(俺ってジェントルマン)
鳥居は前方の荷重を全て受けるので40mm角のアルミフレームです。親子三人が乗ってもシナリもしません。
鳥居は最初は一体構造でしたが一列目シートをリクライニングさせるとぶつかってリクライニングさせにくかったので、途中で分割式に改良しました。
SUSの12mmのボルトを旋盤で削ってスタットボルトにして刺さるようにしています。
差し込み易いように先端はテーパー状に削っています。(こういった細かな所の気遣い好き)
リクライニングしてもギリギリ当たらないところで分割しています。
橋渡しする角パイプは30mm角のアルミフレーム材です。複雑な断面を持つ材料なので普通のアルミ角パイプより強度が高いです。
真ん中のフレームはベッドの板が突き付け合う箇所なので60×30と幅広のフレーム材です。
橋渡しには3本でも大丈夫な気もしましたが、念のために5本にしました。(オーバークオリティ大好き)
最初作った時はベッド長が最も長く(たしか2.3mくらいだったような)とれるよう一列目のシートを一番前にして、背もたれも起こした状態でベッドを作ったのですが
その状態だと運転席に座れず、ベッドを組んでから車を移動させることができなかったので、ベッドの板をちょっとづつカットして
運転席を下げて行きました。
最後の旅でまたサイズ調整して今のサイズになったのですが、作り直した合板にロールマットを貼る前に売却となったので合板むき出しになっています。
車内の出っ張りに沿うように縁どっています。
運転席の背もたれとベッドのクリアランスはこんな感じです。
ベッドキットを組んで走行することはないですが、後部ドアを開けるのにちょっとだけ前に動かしたいとかはあるので運転席の位置も大切だと思いました。
現状でベッド長は2.15mです。
身長180センチの私が寝ても余裕です。
次の車のベッドキットの軍資金にしたいのでどなかた興味を持たれたらコメント欄に書きこんでくださいね。
ではまた