オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

友和子も10ヶ月 親父の遅れた七回忌を一緒に詣りました 前歯も生えてきたよ

2013-06-23 06:13:18 | 成長日記
先々週は久しぶりに4日間(日帰り)出張でした.

プログラムに従い動作するステッピングモータ.
職場でそのステッピングモータの基礎を学ぶ講習会が開催されることを知り,フライス盤をCNC化の為にも良い機会かと
思い,受講してきました.

座学2日間,実習2日間の4日間コース.
実習は基本中の基本の原理を理解して回路を組んで小さなステッピングモータを回転させるというもの.
ブレッドボードに回路を組んだりオシロスコープで波形を見たりと楽しかったです.


(会社主催の講習会は守秘義務があり禁撮.写真は家で同じように回路を組んだものです.)


出張はバイクがダメなので久しぶりに電車通勤.
電車の時刻に合わせた通勤に慣れてないせいで,行き帰りだけで疲れます.

ふ~


定時で帰れる日は,とら母と寅次郎と友和子(とわね)が駅までお向えに来てくれました.

こういう時に真っ先に気付くのが寅次郎.

寅次郎も11歳.
もう随分オッサンですが,それでも私を見つけた時の寅次郎の目はいつも澄んでいて,幼い頃と何一つ
変っていないように思えます.




家まで歩いて10分ほどの道のり.




長く伸びた寅次郎との影のツーショットが何故か好きです.




友和子はニコニコよく笑ってくれます.




10ヶ月になった友和子.

鏡に映る自分をよく見て,一人で笑ったりしています.




指先の感覚が一段と増してきたのか,必死になって物を触るようになってきました.


ステレオのボタンを触ってみたり.




パソコンのキーボードをカチャカチャ叩いたり.




歯も生えてきました.
目に見える肉体的な成長なのでちょっと感慨深い物がありました.





不妊治療で生まれた友和子.
なかなか妊娠に至らず,妊娠したも流れる不安がつきまとい生まれるまでは落ち着かない日々が続きました.

気が付けば親父の七回忌を2年も忘れていました.


先日改めてお寺さんを呼んで七回忌の法要を営みました.

今回は友和子も一緒にお詣りしました.
読経の間,友和子がぐずらないかと心配しましたがおとなしくしてくれていました.







毎日,泣いたり




すましたり




笑ったり





友和子10ヶ月.
可愛いなあと思う毎日です.


親バカorバカ親の成長日記でした.

ではまた



滋賀県のブロンコ夫妻の赤ん坊に会いに行ってきました.

2013-06-19 04:49:17 | 日記
2000年のGWに九州の阿蘇で出逢ったブロンコ君.

友和子(とわね)が生まれたときに滋賀から会いに来てくれたのが昨年の10月のこと.
実はそのとき,奥さんのお腹に赤ん坊が宿っていました.


(撮影 2012年10月13日)


そして3月吉日,めでたく男の子が生まれました.

ということで先々週の日曜,バイク仲間を誘い合って滋賀県にある彼の家に行ってきました.


名前は「快世(かいせい)」くん.




“友の相談を快く引受け解決する思いやる心を持ち,何事にも前向きで目標に向かい,世の中に貢献できる人に
なって欲しい”という願いが込められている.




名前を考え出すと本当に悩んでしまいます.
彼らも岡山の神田先生の元を尋ねて,色々と相談し決められました.

色々と悩み,一生懸命考えて付けた名前は,赤ん坊にとってもブロンコ夫妻にとっても感慨深いものだと思います.

きっと名前を呼ぶ度にしみじみと感じるものがあると思います.



彼の家は琵琶湖からほど近い所に有り,近所の公園から琵琶湖を眺める事の出来る閑静な住宅街にある一軒家です.


(左に見えるのが琵琶湖大橋)


畑仕事がしたいということで居住空間よりも庭を広く取った間取りは,ゆったりした庭の半分が畑でもう半分が芝生.

明確な目的があって家の間取りを決めることはすごく良いことだと思います.




愛犬のハッチ君.
昨年の10月に我が家に来たときは寅次郎の方が隅に追いやられていましたが,アウエーにもかかわらず,今回は
寅次郎の方が優勢でした.





一緒に来たバイク乗り夫婦の「男爵さん&しょくぱんさん夫妻」の子供さんも1歳になったばかりの女の子.

なので3家族とも平成24年度生まれの同級生ということになります.

将来どうなるのか「平成24年組」.





広くてゆったりとしたきれいな家を見るといつも羨ましく思います.
いつかは我が家も大勢がきてもゆったりくつろげる家にしたいなあ.




会話の中で,私が「娘が大きくなった時に“お父さん臭いから嫌!!”って言われないように,今から沢山抱っこして,
匂いに慣らしておこうと思っています」と話したら

若干一名から
「そんなんしても,オヤジ趣味の娘になるだけやで~」と一言・・・・.

心ない一言にくじけそうになりながらも,その可能性が否定できないのも事実・・・

ああ無情


ちなみに,そんなひどい事言う人はこの人しかいません.






夕方,ブロンコ君と二人でハッチと寅次郎の散歩に出掛けました.

幹線道路は交通量が結構あるものの,公園は広くて緑豊か.結構沢山犬がいました.





“餃子の王将”の料理を沢山買って来てみんなでたらふく食べました.

楽しい一時でした.



おめでとうブロンコ夫妻.

元気に育てよ「快世くん」.

いつか泣かしてやるぜ,ジャイアン兄め!!



ではまた








30年の歳月でちびったフライス盤の主軸ベアリングと47歳になって伸びてきた膝の靱帯 

2013-06-09 06:15:58 | 牧野(マキノ)フライス KSJP KVJP
30年の歳月でちびったフライス盤のテーブルの上下スイッチの不具合についてかいたのがコチラ

その続きです.

不具合も色々あって,調整ズレで簡単に直せるものから,部品の交換が必要であったり,修理には専門知識や設備が
必要なものまでいろいろ.


牧野の汎用フライス盤の“Kシリーズ”には大きく分けて3タイプ.

主軸がギヤ駆動の“強力型”と呼ばれる「KG形」.

繊細な部品を高精度に加工するために主軸をベルト駆動方式として4000回転まで回すことが出来る“高速形”の「KS形」.

速度を変えるためにベルトの掛け替えが必要であったKS形を無段変速にした“無段変速形”の「KV形」があり,
私のKVJP-55がこれになります.




“世界の牧野”と呼ばれ,加工屋さんにマキノが並んであるのを見て「ここに仕事をまかそう」と思われたほど
精度の高い加工が出来るフライス盤だったそうです.




実際に刃物を回転させ切削する主軸は長期間安定して精度が維持できる“作り”となっていて,シビアにできているそうです.





ベアリングはP5級の精度の高いものが使われ,精度と剛性を上げるためにその組み方も“定圧予圧”と呼ばれる
ベアリングに圧力を掛けた状態で組み付けられています.

潤滑はグリスのみ.
当然主軸用の1Kg数万円する高級なものが使われ,グリスがダメになったらベアリングの交換となるそうです.




さて私のKVJP-55のこと

ボール盤で穴をあける時にハンドルで主軸(クイル)を下ろしますが,それと同様な作業が出来るように
KVJP-55にもクイルがあります.
しかし主軸を回転させて,ものの1分もしないうちにこのクイルが固くて下りなくなります.




マキノのサービスの問い合わせると主軸ベアリングがやられていて発熱し,クイルが膨張していると言うことでした.


1500回転ほどのさほど高速でもない回転で,それも1分足らずで発熱して膨張ってあり得るのですかと
聞いたのですが,どうもそうらしいです.


たしかにクイルを触るとほんのり温かい.
短時間で外部がほんのり温かくなると言うことはベアリングはかなり発熱していると言うことになります.


大阪の牧野では自社では修理ができないということで委託している大東市の修理屋さんを紹介してもらい
修理について話を聞きたのですが,現地修理(私の家で修理すること)は無理なので主軸頭を持ち帰るとのことでした.


さて見積もりを取ってみたら・・・・

“45万円”




不調が分かり見積もりを入手したのが5月連休明け.
見積もりの金額を見たときは「唖然」としました.

なんせ中古の軽自動車やバイクが普通に買える金額.
あまりの金額に笑いしか出てきませんでした.


少し冷静になると,それなりの機械を持つと言うことはそれなりの覚悟も必要かなあと思ってしまいました.

コチラのサイトで偶然マキノのKSJPのベアリング交換をチャレンジしている方の書き込みがあり,その方や
掲示板の方々から色々と親切に資料やアドバイスを頂くことができ,自分で交換することも考えました.


ベアリングの組み方やクイルの作動不良の修理は専門知識と設備が必要となるため,きちっと修理するには
業者に依頼するのが一番.

とはいえ私も機械いじりが好きな端くれ.自分でやってみたいという気持ちもあります.

でも盆栽いじり的な工作で,いまでも飽和状態のガレージライフ.
取りかかった作業が山のようにあって,したいこともまだまだ沢山.
おまけにガレージ整理もまだ途中.


そんなことを考える日々を送ると不思議なもので金額のことはどっか行ってしまい,精度を取るか.
不安はあるけど自己満足を取るか,イヤイヤ現実を見なさい・・・っと.

この三者が入り交じっています.


ガレージ整理にはもう少しフライス盤が必要なのでそれが終わったら決心しようと思います.

30年目のベアリング交換.ふ~




実は先日6月8日で47歳になりました.

今から30年前.
高校二年生のときにバイクで交通事故を起こし,右足粉砕骨折,左足は前十字靱帯の剥離と内側側副靱帯の
損傷で4ヶ月入院しました.

出席日数が足りず一年休学し親にも随分迷惑を掛けてしまいました.


靱帯は関節が良からぬ方向へ曲がらないようにするための筋なため,これが切れたり伸びると,ひざがガクッと抜けたり
足が必要以上に反り曲がったりします.

手術は8時間くらい掛かりました.
少しぐらつくことはあっても普通に運動するまで回復しました.


あれから30年.


(汚い足でごめんなさい)


最近靱帯が前以上に伸びてきたようで膝に水が溜まる事が増えました.

見た目もボヨ~んとしていますが,関節自体もなんだか締まりのないボヨ~んとした感覚です.




ジョギングしている時は筋肉で膝が固定されるので痛みは少ないですが,寝るときなど脱力状態だと
重力で足が反ってしまうため痛いです.


こちらの修理は自分ではできないですし,治療にも長期間かかるので,どうするか考えながらやって行かなければいけません.

30年の歳月と47歳というオッサン年齢.

色々と機械も体もガタが出てしまいます.

ふ~


ではまた

初めてのカプリチョーザ 美味なピザとパスタ 新しいアシックスのランニングシューズ

2013-06-04 04:33:23 | 日記
週末,友人の出産祝いを買いに隣町のマイカルまで行ってきました.


普段はガレージで作業しているのが好きなので出掛けることは苦手な方.


以前,「店長さんって,引きこもりですか?」 って言われた事があった.


失敬な.こもってはいるけど,引いてはいないぞ.

いや,“こもっている”という言い方もおかしい.

作業はガレージでしかできないから,そう見えるだけなんだ.

決してオタクではないんだ・・・・


・・・・あっ,いや

・・・・どちらかと言えば“引きこもり”かもしれない・・・・


微妙なお年頃. ふ~





ベビー服売り場でお買い物.

“引きこもりオヤジ”は服のセンスもイマイチ.
とら母が可愛い服を選んでくれているあいだ,友和子(とわね)とおしゃべり.




買い物したあと,少しとら母サービス.

「何か食べて帰ろうか」と言うと“満面な笑み”を見せるとら母.

「何にしようかなあ・・・」
「迷うなあ・・・」

本当にうれしそう.


普段あまり出歩かない「引きこもりオヤジ」に嫁いだせいで“買い物+食事”にほとんど無縁な不憫な嫁.

食べ物屋さんが沢山あって迷っていると,以前友人が美味しいと教えてくれた「カプリチョーザ」を発見.




二人前のピザとパスタのコースがあったので,それにしてみた.


先にサラダが出てきたけど,ピザとスパゲッティが揃うのを待つ.

とら母の“宇宙の胃袋”の入り口はすでに全開状態.

待つのを見ているのも不憫でならない.




程なくしてピザは来たけどスパゲッティは少々お時間がかかるよう.

待ちきれず,先にピザを食べてみる.

なかなかどうして美味しいです.

とら母も満足げ.




スパゲッティーはトマトとニンニクが入ったやつ.

とら母もえらく気に入ったみたいで,パクパク食べていました.




出掛けるとぐずらないか心配になるのですが,美味しそうな匂いに反応せずに寝てくれてました.






今日一緒にランニングシューズを買ってもらいました.

以前ジョギングの事をブログに書いたのが2011年の6月のこと.

2年前の丁度今頃でした.

10年間履いていたと書いていたシューズもあれから更に2年.


2000年の誕生日に姉から貰ったものなので13年間履いたことになります.


アシックスのランニングシューズで,初めて履いたときはクッションの良さにびっくりしたものです.


今はクッションも破れ,靴底も剥がれてきて随分ボロボロになってしまいました.




新しく買ったのも同じアシックスのランニングシューズ.

いろんなシューズがあって,こだわる人もいるかもしれないですが,足の幅が広くて履き心地が良かったの
これにしました.




新品のシューズは着地時の衝撃が少ないです.
足音も静か.


今でも走ることを考えるとめげそうになりますが,もう少し頑張ります.

では,また






30年の歳月でちびったフライス盤のテーブル上下レバースイッチ マキノKVJP-55 修理

2013-06-01 02:13:00 | 牧野(マキノ)フライス KSJP KVJP
うちのフライス盤は1983年製.ちょうど30年前の機械ということになります.

昔の工作機械は丈夫なものが多いですが,それとて30年も経てばどこかしら不具合があったりします.

マキノのKVJP-55はマキノの汎用フライスの「Kシリーズ」のひとつになります.

“汎用”の意味は人の操作によって加工することを意味し,人がハンドルを回したり,ハンドルを回す代わりとなるモーターの
スイッチを操作する必要があります.
(人に代わってコンピュータが加工してくれるのをNC(numerical control 数値制御)機と言います.)


昨年末買ったときから気になっていたのが,テーブルを電動で動かす時のスイッチのガタ.

このフライス盤にはテーブルを左右(X軸)に動かすモーターと上下(Z軸)動かすモーターが付いていて
それぞれレバースイッチで動作させます.





レバースイッチはスプリングの力で手を放すと中央に戻る仕組みになっているのですが,上下のスイッチはこの戻りが悪く,
手を反したら少し垂れ下がってしまい“頼りない”感じになっていました.




手を放したときに「ピシッ」と中央に戻ってくれない感触は「何だかな~」って気にさせてくれます.


とりあえず分解してみました.




スイッチはレバー操作で接点が押される仕組みで電気接点の部品とレバーの機械部品とで構成されていました.

見るからに“やれた”感じなのでレバーの方を分解してみました,




レバーを回すとカム山がピン(棒)を押し下げ,それで接点を押す構造になっていました.




内部をよく観察するとピンが上下する溝の一部広がっているのが分かりました.

長年使い込んだ結果,徐々に溝を押し広げて行ってしまったようです.




見た塗装もきれいで使用頻度も少なそうなKVJPでしたが,この部分に劣化があるということは,頻繁にテーブルを
上下させていたということになり,それなりに使用していた事になります.


とりあえず変形してしまった溝の出っ張った部分をヤスリで修正してみました.




狭い奥まったところなのでヤスリをストロークさせる事が出来ず難儀しました.
格闘する事数十分,とりあえず出っ張りは取り除きました.

いったん組み付けましたが作動が思わしくありません.

上下するピンの直径はφ3mm,溝の幅は3mmちょっと.
ですが,溝が変形しているところは溝幅も広く,ここに引っかかってしまうようでした.





いくらやってもだめなので,広がった溝の幅になるよう全体的に削る事にしました.

面倒くさい作業です.




ピンの直径に対して溝幅が広がったので,ガタが大きすぎて調子よくありません.

広げた溝に合う直径のピンがあればいいのですが都合よくそんな直径のピンなどあるわけありません.

旋盤でピンを作る事を考えましたが適した材料もなく・・・・


ガレージ内をウロウロ・・・・・

何か無いか瞑想に入ります.


で,見つけました.

ドリルのキリ(刃)です.


丁度いいサイズのキリ.
気の毒ですが犠牲になってもらいました.




最初よりはまっしになってくれたものの・・・・




手を放したときに「シャキッ!!」と中央に戻るのではなく,感覚的にはスッと戻るような感じです.

ここまできたら「シャキッ!!」としたかった.


でもきっとこれ以上は無理.

しばらく使って,気持ちが晴れないようならそのときはメーカーに注文します.

意外と高そうな予感.

嫌やな~





不具合話には続きがあります.

頭痛いなあ~

ではまた.