オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

新型ノアの発表と型落ちとなる我が家のノア その後(その3)アナログ的 ローテク的盗難対策 スバル純正ハンドルロック モノタロウのタイヤロック 

2022-02-21 04:01:58 | 80系 ノア ハイブリッド

コロナも重症化しないからと言って油断禁物

娘作「"練り消し"で作ったマスク」

暇があったら練り消しを練ってます。

コロナが流行っているから作ったそうで、今日はイーブイとのコラボでした。

 

 

本題はここから。

新型ノアが出て、我が家の80系ノアも型遅れ車になってしまいました。

買い替えになるのですが、最近は車の盗難も高度になってきてるそうで、便利になってきたスマートキーの機能を悪用して、キーから出ている電波を

受信してリピーターで転送して開錠してしまう「リレーアタック」とか、車の進化によって使われだした通信手段(CAN:Controller Area Network)を

悪用してあちこちにあるECUにつながっている部品に接続して侵入してしまう「CANインベーダー」。

スマートキーの電波を受信してスペアキーを作ってしまう「コードグラバー」というのがあるらしいです。

レクサスが盗難された時のニュースを見たんですがフロントフェンダー辺りをごそごそして、ものの数分で開錠し車を乗って行かれていました。

どうしてフェンダー裏からなのって思ったんですが、高級車ってヘッドライトも頭良いみたいで、単にライトがON/OFFするだけじゃなくて

車のコンピューター(ECU)に繋がってるらしく、通信線をつなぐのにそこが手っ取り早いからだそうです。

イモビライザーが付いてセキュリティが上がったかと思いきや、それが悪用されたり高性能化された車のスキを突いてきたりと、便利さと効率さが仇になってきている感がします。

 

対策はセキュリティを付けたらいいとか、簡単な所ではスマートキーなら電波が通らない缶カンに入れたらいいとかあるみたいですが、

言う人に言わせたら「何をしても盗まれるときは盗まれる。」らしいです。

余談ですが"盗まれるときには盗まれる"って言い方、"知っている人は知っている"とか"知らない人は知らない"と同じで誰でも言えるセリフで

よく分かっていない人ほど使う表現な気がします。("言う人に言わせたら"って書いた私も良くわかって人の一人です)

 

セキュリティーもフロントガラスで光っているLEDの警告表示を見たら、窃盗団なら難易度の高い低いとか、どこのメーカーかも見抜くらしいです。

ああ怖。

じゃあどうするのって聞くと、"いろいろやって取られにくくするしかない"だそうです。

セキュリティを付けて高度な監視をするのに加え、ハンドルロックやタイヤロックみたいなアナログ的な手段を組み合わせるのが良いみたいです。

 

で、ハンドルロックを検索すると色んなのが出てきました。

引用:Google検索

 

検索結果を見たらハンドルロックは高級車の盗難が多いためか一般向け多かったのですが、タイヤロックは差し押さえや移動禁止措置みたいな

行政での使用例が多く引っかかりました。

 

とりあえず車が来た時のためにハンドルロックとタイヤロックを買っておくことにしました。

Amazonで値段を見たらどちらも安いのは3000~5000円くらい。

 

まず、ハンドルロックから。

調べたらロックする場所をテキトーにリム(わっか)にかけるとリム自身を切られてしまう(ハンドルを切ってしまうということ)ため、

切られにくいスポーク部分に掛けないとダメだそうで、そのためにはハンドルロックの両側の爪が二股になっている必要があります。

「なるほど~」そう思って見てたんですが、そもそもの問題でどのレビューを見ても「鍵が開かない」と言う書き込みが相当数ありました。

「アカンやん」

値段が値段なだけに信頼性も低いみたいです。

名の通ったメーカーのはないかと探したら"TRD(トヨタカスタマイジング&ディベロップメント)から「 プレミアムステアリングロック 」と言うのが

見つかりました。

トヨタの看板背負ってるんだから、似たようなものでも品質検査は他よりもちゃんとしていそうな気がしました。

ただ問題はその値段。 廉価品の3倍近くの1万5千円ほどします。 ぷ===。

選択肢がないので壊れたときのことを考えたら仕方がないか、そう思いながら更に見て行くと同じ形のものが見つかりました。

こちらはスバル純正です。

純正品扱いするくらいならきっと大丈夫なんだろうなと、勝手に想像してしまいました。

楽天でスーパーセールか何かで買うと値段は2倍ちょっとになったんでポチリました。

 

 

 

本革らしいです。

開錠もスムーズで開錠するとバネでぱか~んて開きます。

これもラッチ部分を切られたらお終いですが、ベロの部分がちょーどホーンボタンの上に来るので下手に触るとホーンがなります。

 

 

 

タイヤロックの方ですが、これはどれもみな同じじゃないかっていうくらいそっくりで、日本のセキュリティメーカーからも出ていたんで、

値段が安かったモノタロウのを15%OFFの日にタイヤ止めと一緒に買いました。

タイヤ止めを一緒に買ったのはタイヤをロックしたまま車を発進させてしまうポカミス除けです。

私もだいぶポンコツになってきていて多分やらかしそうなので予防策としてセットで使うことにしました。

防犯性は所詮薄っぺらい鉄板で作られているだけなので車を発進させたらぐにゃりと曲がって取れてしまいます。

ただガリガリとかガチャンと音がするのでそれを期待してのことです。

 

 

ということで、ローテク? アナログ的?な盗難対策の話でした。

続きはまた書きます。

ではでは


百均で売ってるクラフト材料で娘とアクセサリーを作ってみた。UVレジンとミール皿で作るキーホルダー 娘からもらったバレンタインのチョコレート

2022-02-17 03:00:18 | 工作

9歳になる娘がいます。

何かを作ることが好きみたいで学校でも図工の授業がある日は嬉しそうに"楽しみ~"って話してくれます。

 

作る時には自分なりに構想があるみたいで「おっとさ~ん(お父さん)、こんなふうにしようかって思ってんねん」とか

「あんなん出来たらいいなあって思ってんねん」と話してきます。

 

 

 

 

細かなところがあると息を止めて神経を集中してやってます。

 

 

 

 

以前、電気工事屋をしている幼馴染がカスタムしたスーパーカブに付いてた荷掛けフック。

彼のガレージの名前"Garage TAKA"の文字が小さく埋め込まれてました。

誰からも気付かれないかもしれないくらい小さく描かれたロゴ。

さりげなくて、そういったところが逆におしゃれに見えてカッコ良いなと思いました。

どうやって作ったん?って聞いたら

「ロゴを印刷して貼ったのに百均のUVレジンを流しただけ」って簡単そうに話してくれました。

 

 

 

それを聞いて百均で材料を見たんですが、改めてクラフトコーナーを見たら意外と色んな材料が売ってるんですね。

昔は"自作"と言えば東急ハンズ。

高かったですがジュラルミンの板とかFRPの樹脂やクロスとか他で売ってないものがあって、自作派には強い味方でした。

それが今では百均で買えちゃうとは良い時代。

 

UVレジンとかキーホルダーの元とか材料だけは買っておいたんですが、先日のこと、娘にヒロアカのマグネットシールを作ったんですが、

その際に試し印刷した写真がちょうどキーホルダーに入れる大きさだったんで「週末にでも作ろうか」と娘に話をしました。

 

 

 

「いいねえ~」嬉しそうな表情をしていました。

次の日の晩御飯のとき、「昨日言ってたヤツってご飯食べた後とか作れたりしないかなあ?」と遠慮しがちに聞いてきました。

待ちきれなかったんだと思います。

「好きなものは最後に取って置く私」と「買ってきたものはすぐに開けて使うとら母(嫁)」

子供だから待ちきれないのか、とら母に似たのか・・・・。

 

「休みの日に作ろう」って言い聞かせるのも出来たんですが、オッサンになってそんな純情なところが無くなったんで、その気持ちを汲んで

作ることにしました。

 

丸いキーホルダーに写真を入れて表面をレジンで覆うというものなんですが、この丸いキーホルダーの事を"ミール皿"って言うらしいです。

初めて知りました。

 

ミール皿にうまく収まるように丸く切る方法・・・。

工作友達の"kagayakiさん"なら「テキト~に丸く切ったらいいんですよ」って言いそうですが、

 

 

大学の頃に使っていたテンプレートを出してきて、少し大きめに丸く描いてから切らせて、そこからドンピシャな丸をまた描いて切らせました。

上手く切れない所があって悔やんだりしてました。

 

 

 

UVレジンを使うのは私も初めてでした。

切り取った写真を瞬間接着剤でキーホルダーに貼って、そこにUVレジンを流し込むんですが、私も扱うのは初めて。

試しにやってみたんですが紫外線を照射しないと固まらないので普通の接着剤を流し込むみたいに焦らなくていいで融通が利いて扱いやすかったです。

 

 

 

 

気泡が入っても"ツンツン"つついてやれば抜けるので小さい子供でも気軽に作れます。

 

 

 

 

百均で買ったUVランプじゃあ硬化しないとかネットでは書かれていましたが4~5分照射したら固まってくれました。

 

 

 

 

樹脂で覆わるだけでこんなにクオリティが上がるとは、恐るべしUVレジン。

 

初めてでしたが一時間も掛からず出来ました。

子供と工作するにはこのくらいが良いかと思います。

好きなキャラクターを印刷したり、雑誌から切り抜いて貼って作るだけ。

高いお金を払わなくて自分だけのキーホルダーが出来るこの工作はステキです。

"工作"なんてオヤジ的な表現じゃだめですね。"ハンドクラフト"です。

 

 

追伸

娘からチョコをもらいました。

 

 

 

うれしかったです。

(娘よ、すごくおいしかったよ。ありがとね。父より)


JR福知山線廃線敷から有馬街道を通り阪急中山観音駅まで歩いてみた。 15Kmの歩き旅 その2 生瀬から阪急中山観音駅

2022-02-14 03:20:23 | 歩き旅

昨年末に歩いた「JR福知山線廃線敷から有馬街道を通り阪急中山観音駅まで歩いてみた。 15Kmの歩き旅 その1 JR福知山線廃線敷」の続きになります。

 

 

 

 

お昼12時に武田尾駅から歩きはじめ生瀬側の入り口に辿り着いたのが14時を少し回ったくらいでした。

廃線敷は5キロほどしかなく、歩き旅としては少し物足りないので有馬街道を抜けて阪急中山観音駅まで歩くことにしました。

引用元:Google社「Google マップ、Google Earth」

 

 

 

 

生瀬側の入り口には看板があるくらいで広場も何もなくカーブの先に仮設トイレが並んでいるだけでした。

ここが廃線敷の入り口だというオーラもなく、ただただ普通の道につながるだけの入り口でした。

 

 

 

そこから少し歩くと国道176号線に出ました。

国道176号線は京都府北部から大阪市内まで抜ける国道で、交通量も多く周囲に民家もないせいでスピードも結構でています。

人があまり歩かないのか、落ち葉が貯まったままの歩道。

細い歩道の脇をスピードを上げて大型車が走り去るのは少し怖いものがありました。

 

 

 

 

 

現在のJR福知山線。下を通る道はその先をずっと進めば有馬温泉があります。

 

 

 

 

有馬街道を歩こうと決めていたのに気付けばバイパス道を歩いてました。

そのまま行ってもその先で合流するので何も問題無いものの、なんか違う気がして引き返すことにしました。

古い街道を歩く時ってできるだけ"街道"を歩きたいと思うのですが、たまに間違えたりするわけですが、そういった時に気にせず歩き続けるか、

忠実に歩くか性格が出る瞬間だと思います。適当か完璧主義か。

往復1キロのロス。

 

 

 

JR沿いが有馬街道(生瀬街道)でした。

道端で座り込む爺さん。

ワンカップが空いていました。足元には「白鶴 サケパック まる」のパックがありました。

「何かいいね、こういうの。人生自分なりに楽しんでる」ってそんな気がします。

 

 

 

JR生瀬駅。

 

 

 

トイレを借りに駅に立ち寄りました。

時計は15時前。

12時から歩き始めたので3時間歩いたことになります。

 

どんな駅でもそこに人の生活があって、この駅を利用する人たちの思い出があって・・・

そんな風に思えるのが"駅"であって、そう思うとなぜかしんみりしてしまいます。

 

 

 

娘たちがトイレから出てくる間、駅の風景をカメラに収めました。

上りホームを見ると良い感じのポスターが目に留まりました。

 

 

 

 

拡大したら青春18きっぷのポスターと分かりました。

"誰かを待つ駅"

行ってみたくなる駅です。

ググると分かりました。四国予讃線「串駅」でした。

青春18きっぷのポスターの駅を巡る旅も良いかも、そう思ったのですがそれよりもこんなふうにふと立ち寄ったことがきっかけになって

次の旅先が決まるってこと自身が素敵な事じゃないかと思ったりしました。

 

 

 

親の趣味に付き合わされて歩かされる娘の事を思うとちょっとかわいそうになります。

公園が好きなので公園を見つけたら立ち寄るようにしています。

それがどんなちっぽけな公園でもよくて、嬉しそうにします。

 

駅の近くにあった「生瀬西公園」

 

 

 

 

お菓子をつまむのはオッサンの私でも楽しいひと時です。

 

 

 

 

一人退屈そうに佇む姿を見ると、姉妹が居たらと思ってしまいます。

(iPhone12で撮った写真ですが逆光に弱いと言われていますが、そんな気がします)

 

 

 

 

 

武庫川とJRを越えた先にあったため池

「ブドウ池」

後に知ったのですが向こうに見える茂みには旧松本土井国登録有形文化財」があるそうです。

初めて来た私たちは単なる茂みにしか見えませんというか、全く気にもしませんでした。説明を見てもふう~んって感じですが。

 

 

 

 

有馬街道と聞いて来たものの街道らしき歴史を感じるものが全くなく、新しめな家と高級そうな家が並ぶだけ。

広い土地に平屋の家を見て、こんな家が良いなと思う私。

壁の塗り替えや屋根の修繕費用を考えると木造の平屋が一番です。

こんなに広くなくてもいいから平屋に住みたいと思うのは持ち家を持つこの歳のアルアルではないでしょうか。

 

 

 

ようやく見つけた「有馬街道」の看板。

石碑でもなく歴史を感じる看板でもない単なるアルミ製の看板。

 

 

 

 

16時半

清荒神の参道に出ました。

右に200mほど歩くと阪急清荒神駅、左へ1キロほどいくと清荒神清澄寺があります。

この辺りは売布神社とか中山寺とかあるのですが、駅名になっているので名前は知ってても行ったことがないので良く知らない土地です。

 

 

 

 

ここで有馬街道を外れ再び国道176号線に出て目的地の阪急中山観音駅に向かいます。

娘は疲れて平坦なルートをたどるかと思いきや、わざと山手側の細い道を進んだりします。

 

 

 

路地裏を歩くのもまた楽しです。

 

 

 

阪急の線路を越してJR福知山線に沿って東へ歩きます。

 

 

 

 

 

バイク屋さんの前を通った時、ふと目に留まったバイクがありました。

カワサキ空冷Zの代表格、ローソンレプリカでした。

ストリップ状態でもピ~ンとくるものがあります。

やっぱカッコいいですね。

 

 

 

 

国道176号線

「中山寺」の看板が見えてきたらようやく旅の終わりが近づいてきた気がしました。

 

 

 

 

17時、目的地の阪急中山寺駅に到着。

割と早かったのでこの近くで晩御飯を食べようとしたんですが、駅周辺にはあまり食べ物屋さんがなく、さらに歩く気にもならず、

疲労感と喪失感でちょっと心身喪失状態でした。

 

 

 

 

少し歩くと丸亀製麺があるので最後の力を振り絞って行くことにしました。

 

 

 

 

お腹はラーメンとかコッテリしたものを欲していたんですが疲労感でラーメン屋までたどり着けずうどんになりました。

 

 

 

 

「牡蠣たまあんかけうどん」

これが温かくてこってりしていて、とても美味しかったです。

 

 

 

 

18時過ぎ。

お腹も満たされて店を出ると向こうにライトアップされた中山寺が見えました。

 

 

 

全行程約15キロ。

福知山線廃線跡敷はめったに歩くことのできないトンネルや橋梁を歩けたりと良いところでした。ただ砂利と枕木は歩きにくかったです。

私的にはその後の普通の町中を歩く方が楽しいと思いました。

引用元:Google社「Google マップ、Google Earth」

 

 

また知らない土地を歩いてみたいです。

長くお付き合いくださりありがとうございました。

OKUTEC店長


新型ノアの発表と型落ちとなる我が家のノア その後(その2)  新型90系ノア

2022-02-04 03:58:57 | 80系 ノア ハイブリッド

2月3日は節分

油断していた私は夕食の巻き寿司を見て節分だと気付きました。

小さな子供がいる親としては失格です。反省。

とら母(嫁)はそもそも豆まきをする気もなく、反省どころかあっけらかんとしていたので、有罪です。

大人だけならまだしも子供もいるのでしないわけにはいきません。

 

でも豆もないし鬼の面もない・・・・。

 

おやつに買っていた甘納豆があったのを思い出しこれを使おうって言ったら、とら母が小袋ごと投げたらと、ふざけたことを言ったんですが、

それもアリかなということで、豆はOK。

あとは、鬼の面。

さて鬼の面、鬼の面、鬼の面・・・・。

 

ありました。

鬼役は私でしたが、娘も喜んで鬼になったんで"豆まきミッションクリア"と言うことでよろしでしょうか。

 

 

三年前の北海道行きのフェリーで見つけたナマハゲのお面がこんなところで役に立ちました。

コロナでなかった頃が懐かしい。

 

 

 

さてここからが本題。

以前「新型ノアの発表と型落ちとなる我が家のノア」と題して日記を書いたのですが、その続きになります。

 

ノアの点検のために訪れたディーラーで営業マンから下取りの話をされて、ハイエースのカタログを見せられたのが昨年の10月の下旬の事でした。

5年目なので買い替えか乗り続けるか決め時ではあったんですが、特に考えてもなかったので"ふ~ん"と言った感じで話を聞いていました。

 

おりしもコロナで世界的に物の生産が停滞し中古車が中古車屋さんから消えるとか、新車が手に入らないから中古車が新車以上の価格で取引されているとか

ニュースでも取り上げられていました。

 

ノアも車中泊でしかほとんど乗らないので5年で走行距離が1万4千キロほどしか走っていなくて、下取り査定もいい条件だったんではないかと思います。

 

その後、商談は進み契約となったのですが、先日ディーラーに行くと新型ノアが置いてありました。

新型発表があった時に評判がよくなかったフロントマスクもノアはまだ普通に見ることが出来ました。これなら許せます。

 

フロントマスクをいかつくさせて"オラオラ感"を出すという最近の風潮。

三菱のデリカもえげつなくて、職場の後輩は新型が出るからと言って慌てて現行を買ったと言っていましたが、ノアも兄弟車のボクシーは

それに匹敵するのではないかと思います。

ボクシーを見た人のコメントであったのが「5枚刃電動カミソリ」で、一番ウケたのが「ファンヒーターの吹き出し口」でした。

トヨタウエブサイトより引用 https://toyota.jp/voxy/?padid=from_tjptop_menu_voxy

 

 

 

ノアに乗る前に乗っていたプリウスαから、もう少し車内が広くてハイブリッドでということでノアになったんですが、車幅が1760mmから

5ナンバーサイズの1695mmになって三人で川の字になって寝るには少し窮屈でした。

ハイブリッドだとアルファードやベルファイヤ(車幅1850mm)があったんですが、値段も高いですし、もともと大きな車が好きではないので

プリウスαくらいの車幅のミニバンが有ったらと当時、営業マンに話したことがありました。

80系と言われる我が家のノアでもエアロを付けたなんちゃって3ナンバーはあったんですが、室内広さは当然一緒。

対して新型ノア(90系)は思い切って5ナンバー枠を超えて車幅が1730mmに拡大されました。

 

3センチほどの拡大ですが、室内を見ると色んな所で改善がなされていました。

80系では二列目のシートを最後尾までスライドさせるには、シートを中央に寄せないと下がらなかったのが、邪魔なでっぱりを削って

何もしなくても最後尾まで下げれるようになっていました。

 

 

 

ノアを買った時にシートのアレンジの説明を受けたときには、前後だけでなく左右に動かせるという"動き"に「へ~」っと思ったんですが

今となってはそれは余計な作業だったということです。

 

サードシートの座面裏のえぐり方はエグイです。改善点をしぼりだしてたんでしょうね。

二列目右側の座席の左にあるドリンクホルダー、新型は3センチほど隙間が見えるかと思いますが、80系はくっついてました。

 

 

ハイブリッドで4WDも加わってアウトドア派にもいいかと思います。

なによりオラオラ感もなく嫌味の無い5ナンバーサイズが好きな私にはちょうどいいサイズに仕上がった新型ノアだと思いました。

つづく。

 


JR福知山線廃線敷から有馬街道を通り阪急中山観音駅まで歩いてみた。 15Kmの歩き旅 その1 JR福知山線廃線敷

2022-02-03 02:46:18 | 歩き旅

「JR福知山線廃線敷」

福知山の方で廃線跡を歩けるところがあるってくらいの知識でしたが、知人のFacebookの写真に魅了され自分たちも行ってみることにしました。

西宮観光協会 https://nishinomiya-kanko.jp/fukuchiyamasen_haisenjiki2019/

 

 

知人の写真ってのがトンネルの出口から古びた鉄橋を望むなんとも素敵な風景でした。

 

場所はJR生瀬駅からJR武田尾駅間の武庫川に沿った山あいのルート。

全長は4.7Kmなので歩き旅としては少し物足りない。

グーグルマップを眺めて全体で12Kmくらいになるルートをさがしました。

「有馬街道」ってのがあって「街道」という言葉に惹かれて、ルートに追加。さらにマップとにらめっこして東へ進みゴールを「阪急中山観音」に決めました。

 

決行日は昨年末の12月28日。

年末はカレンダー的によろしくなくて、たいていの会社は29日までお仕事。うちも同じでしたが年休を頂きました。

会社に感謝。

 

歩き始める駅はJR武田尾駅。

JRって運賃高いんですね。

なので阪急電車に乗って宝塚駅までいって、そこでJRに乗り換える作戦。(小さな節約、豊かな老後 嗚呼小市民)

 

 

 

阪急宝塚駅の目の前がJR宝塚駅。

繋がってるので乗り換えがちょ~楽。

 

 

 

 

JR宝塚駅の次の駅が「生瀬駅」で次が「西宮名塩駅」、でその先に「武田尾駅」があります。

トンネルを抜けた先に「武田尾駅」があったんですが、この駅もまたトンネルの入り口、と言うかトンネル内にあるという珍しい駅。

 

 

 

薄暗くて平日の人気の無さと相まってちょっと不気味な感じ。

初めての駅はいつもワクワクするものですが、ちょっと不気味に思えたんで「2ちゃんねる きさらぎ駅」を思い出してしまいました。

(私もテレビで知ったんお話ですが登場人物の女性が見知らぬ駅に降り立って迷ってしまったことを2チャンネルの掲示板に書き込んだことから始まり、

それを見ていた人が心配して書き込んで・・・で求めることが出来ず女性はどんどん知らない場所に彷徨っていくというホラー的な話です。

ご存じない方はコチラをどうぞ)

 

 

 

駅は無人で自動改札があるだけでした。

 

 

 

 

付近は何もないので事前に買っておいた、おにぎりを改札横のベンチに座っていただきました。

こんなたわいもない事でも、地味に楽しいなと思いながら食ってます。

 

 

 

 

お昼ちょうど12時に武田尾駅を出発。

駅から見上げるとさっき通ってきたトンネルが見えました。

駅の周りには民家も無くて改札の前は武庫川とそれに沿った道が一本あるだけ。

左は廃線跡敷へ通ずる道で、右へ行けば武田尾温泉があって道はそこまで。

結構な秘境駅。

 

後に知ったのですがこの道が昔の線路だったとのことです。その当時の風景をyoutubeにアップされている人を見つけたので貼っておきます。

 

地上を走っていた頃の国鉄武田尾駅と現在の風景(昭和61年7月18日撮影)

 

 

 

福知山線配線敷はこの先ですが、ここはもう旧福知山線跡になるんですね。

この先に見える車が止まっているところが駅だったそうです。

 

 

 

 

廃線敷入口

トイレはここか生瀬側の入り口まで無く、途中に自販機もありません。

 

 

 

 

橋を渡ると枕木がズラッと並んでいました。

枕木を見た時、廃線敷として開放する際に敷き直したんじゃないかって感じてしまいました。

当時のままらしいんですがなんかなんかしっくりきません・・・。

 

 

 

 

大き目な砂利と歩幅に合わない枕木を歩きにくいと感じる私。

楽しそうに枕木を跳ねるように歩く娘。

いつまで手をつないでくれるんだろうかと思いながら、この瞬間を忘れないようにと思っている自分がいます。

(手をつないでくれてありがとう。お父さんはいつもうれしく思ってたよ)

 

 

 

廃線跡敷にはトンネルが6つ。

その一つ目の長尾山第3トンネル。長さ91m。

鉄道(廃線)のトンネルをくぐるって初めて。

 

 

 

 

二つ目の長尾山第2トンネル。

煤けた待避所がありました。

SLが走っていた頃だと、蒸気と煙で大変だったろろうなと思います。

 

 

 

 

 

桜の木があったので春はまた違った景色を楽しめるんだろうなと思います。

 

 

 

 

先へと続く線路の跡。

足元の枕木を眺めながら歩く。レールを固定する釘(犬釘)の痕が見えない。

何でだろうか。やっぱり不思議に思えた。

 

 

 

 

 

渓谷の眺めが良いスポット。

 

 

 

 

話は逸れますが上の写真はキャノンのコンデジ、G7Xで撮ったものです。

初期のG7Xなので結構古い機種ですがセンサーサイズは1インチと少し大きいです。

下がiPhone12で撮ったものです。微妙に場所は違いますがだいたい同じ場所。

iPhone12は昨年買ったもので初めてのアップル社のスマホカメラ。

iPhoneはスマホの中では性能が良い方だと思うのですが、絵作りはすごくドラスチックだなあと思いました。

拡大して見るとG7Xの方が自然な感じがするんですが昨今のニーズはSNSでどう映るか。

センサーの小ささを画像処理で上手くまかなっているってことでしょうか。

 

 

 

 

「何の穴?」

不思議そうに眺める娘。

 

 

 

 

子供には何でも不思議に見える。

スルーせず、立ち止まってみたり覗いてみたり。

「貯まった水を抜く穴かなあ?」 なんて話をしながら歩く。

 

「ゾンビとか出てきたら怖いよね。」

子供の発想っておもしろい。

 

 

 

 

 

三つ目のトンネル、長尾山第1トンネル (306m)

「この先落石等による事故の責任は持ちません」の注意看板。

 

トンネルの中に入ったら石が落ちてくると思って不安でいっぱいだった娘。

 

 

 

トンネル内は灯りがないので真っ暗。

懐中電灯は必需品とは書いてありましたか、「無いと歩けません」と書いた方がいいくらい真っ暗。

 

 

 

 

トンネルを抜けると古い橋梁がありました。

知人がSNSに投稿していた写真がここでした。

第2武庫川橋梁。

 

 

 

 

鉄橋なんで枕木のしたはなにもなく、踏み外したら落ちるので以前はフェンスでふさがれていて、横の歩道を歩いたらしいです。

いまは整備されて不安はないですが、できれば横の歩道を歩きたかったです。

 

 

 

 

 

 

4つめのトンネル。溝滝尾トンネル (149m)

ホンマ真っ暗です。

 

 

 

急流が見どころ

 

 

 

 

ダチョウの死骸・・・・・とみんな思った。

 

 

 

 

 

なんなんでしょうか、鉄道の設備ってことだけで不思議と哀愁を感じます。

 

 

 

こんな看板と待避所なんかも惹かれます。

 

 

 

 

 

疲れ知らず。

 

 

 

腰痛いです。

一番ダメな奴ですが何か? 脊柱管狭窄症とすべり症。身長2センチ縮みました。ああポンコツ。

 

 

 

 

線路って人が踏み入れないところを走っていることが多く、車窓からしか眺めることしかできないからか、線路の上を歩いてみたいって思う人もいるかと思います。

ここもまた道路と繋がっていない秘境の一つです。

景色も良くって、起伏もないのでお子さんと一緒でも全然平気で歩くことができます。

興味を持たれたら一度歩いてみてはどうでしょうか。

懐中電灯一人一本は必須です。

スマホのライトじゃ頼りないですよ。

 

 

福知山廃線敷のゴールはもうすぐ。

長くなったのでその先の中山観音駅までの歩き旅はまた書きたいと思います。

いつもながらの長々とした家族向けの記録日記にお付き合いくださりありがとうございます。

ではまた。