オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

幼なじみが作ったホンダのスーパーカブが雑誌に載った ガレージTAKA スペシャルカブ90

2019-10-15 02:16:48 | ガレージ日記

このブログの話の中にも時々出てくる電気工事屋さんをしている幼なじみ。

器用なのと勉強家なので現場で大工さんや内装屋さんの仕事をよく見ていて、いろんなことを教えてくれます。

彼自身もリフォームしたりするので私も分からないことがあるとよく相談させてもらっています。

 

 

ゼファー1100に乗るバイク乗りですが、それ以上に愛情を注いでいたのがホンダのカブでした。

カブ特有のブレーキを掛けたときにフロントが浮き上がるボトムリンク式サスペンションが嫌いでテレスコピックのフォークにディスクブレーキ化が目的で、

カブらしさを保ちながら自分のイメージするカスタムを地道に続けていました。

2014年にディスクブレーキ化ができたと見せてくれたのが前にも紹介したこの写真でした。 

 

 

カブにディスクブレーキ化はショップやプライベーターでもやっている人はいますが、スポークホイールでディスクブレーキ化する定番パーツは皆、

アクスルシャフトがフォークの前に付くタイプ(トレールを減らす? リーディングアクスル?)ばかりで、彼は普通にフォーク先端にアクスルシャフトが

付くフォークにしたいと、いろいろと情報を集めて実現させたこだわり派(変態ともいいます)でもあります。

 

仕事と家族サービスの間に少し空いた時間をみつけてはチョコっといじって、そうやってコツコツ作り上げたスペシャルカブ。

 

 

当時から雑誌に載るくらいに仕上げれたらと言っていました。

 

カブ好きが集まるミーティングに「カフェ・カブパーティー」というのがあるらしく、彼も何回か見に行ったと話していたのですが、昨年くらいから

エントリーするようになり、念願かなって今年バイク雑誌の「モト・チャンプ」に載ることができたと教えてくれました。

 

雑誌を見せてもらったとき表紙にも小さいですが載っていているのにびっくり。(右上[GO!GO! スーパーカブ」のところ)。

記事はカラーで1ページ丸ごと使って紹介してもらっていました。おまけに他のカブは撮影した琵琶湖畔のままでしたが彼のは手間をかけて画像処理を施し

岩場で撮影したようになっていました。

 

 

娘にもTAKAちゃんのバイクだよって教えてあげた。

 

 

 

 

カブらしさの象徴であるレッグシールド。

これを残すか残さないかで方向性が全く変わってしまいます。

 

 

 

私が気に入っているシート下の「Super Cub 90」のデカール。

一般的にメーカーのデザインをちょっとでもモディファイすると必ずと言っていいほど美しさが失なわれてしまうのですが、これは純正のデカール?って思わせるほどの出来に感じました。

聞くとフィアットのを真似たと言っていました。(フィアット知ってる人なら気付くらしいです)

 

 

 

荷掛けフックは元々リアサスのボルトがあったところ。

小さく彼のガレージの名称の「garage TAKA」の文字。。

 

 

 

 

オシャレに生まれ変わった古いカブとレトロなポストと公衆電話と。

 お祝いにこの写真をA4で印刷してフレームに入れてプレゼントしました。

 

5年以上掛けて作り上げたカブ。

次は安い軽トラを改造して丸ライトのかわいらしい顔をしたキャンピングカーを作りたいと言っていました。

 

地道に続けることが一番難しく、そして一番大切なこと。

 

ではまた


輪太郎 去勢手術

2019-10-10 01:53:28 | 輪太郎

10月9日

今日、輪太郎の去勢手術をしてきました。

午前中、とら母が病院まで歩いて連れて行って、夕方車で迎えに行ってきました。

寅次郎のときにお世話になっていた獣医さんからかわって、輪太郎はこの近隣では評判のいい獣医さんに診てもらっています。

 

術後どんなだったかもうすっかり忘れてしまっていましたが、診察室に呼ばれて行くと奥の方にこっちを見て尻尾を振って普通にしていました。

 

家に帰って来て近所を散歩しましたが普通に歩いていますが時折傷口が気になるのか座って動かなくなったり、傷口を気にしたりしていました。

服を着させているのは傷口を舐めないようにと病院が貸してくれたもの。

 

 

 

食欲もいつも通り、30秒で完食。

少し疲れたのか、寝てる時間が多いです。

 

 

抜糸は二週間後。

去勢すると少しおとなしくなると言いますが、しっぽフリフリ、イケイケどんどんのやんちゃなのがこの先どうなるか。

ではまた


子供と作る夏休みの工作 娘と一緒にスマートボールを作ってみた 工作女子

2019-10-05 23:42:55 | 日記(家族)

少し前の話になりますが娘の夏休みの工作の宿題について書こうかと思います。

 

 

夏休みといえば8月いっぱいが普通と思っていたのに、なぜか娘の通う小学校は25日までと一週間短く、北海道旅行から帰って来て翌週から学校でした。

夏休みは一週間短いのに工作の提出期限が9月2日という事で8月の最後の土日に一緒に作ることにしました。

 
 
旅の途中で聞かされた夏休みの工作の宿題。
何にしようかと考えながら道の駅で売っているおもちゃなんかを見て回ったりしていた時に見つけた木で作る賽銭箱の形をした貯金箱キットが面白そうだったので、木で何かを作ろうと考えました。
 
家に帰ってネットをググってみるとボールを転がして遊ぶ迷路のゲームが目につき北海道の温泉のゲームコーナーで遊んだスマートボールを思い出し小さなスマートボールを
作ることにしました。




釘を打ったりするので普通合板にしようかと思ったのですがちょっと重たそう。MDF材が良いかなあなんて考えながら家の中を物色していたら随分前に買った桐の板材があったのでそれを使うことにしました。
桐だけあってすごく軽いです。

熊本の大きなホームセンター「ハンズマン」の値札が貼ってあったの熊本に転勤していた頃に買ったものでした。
15年くらい前のものでした。大阪から離れて暮らしていた寂しい時期だったのですごく懐かしい気持ちになります。











子供の工作に親がでしゃばるのもどうかと思ったので、極力一緒にすることを心掛けました。









切り屑にまみれる娘。
 
 
 
 
 
 
 
この木がボールを押して飛び出すから、ここに細そ長い木を添えて・・・みたいな事を説明してイメージ付かせたり飽きないように会話したり。
 
 
 
 
 
 
 
ここにポケットを作って落ちてきたボールが入るねんね。ボールの大きさがこのくらいやからポケットの数は何個くらいがいいかなあ? なんて問いかけてみたり、
 
 
 
 
 
 
実際にボールを転がして様子を見させたり・・・
何か心に残そうと努力する父親であります。 
 
 
 
 
 
 
 
ポケットにスムースに入るようにベルトグラインダーで木の先端を削ります。
削った粉で咳込む娘。私は平気でも幼い娘にはちょっときつくてマスク着用。
 
 
 
 
 
 
 
 
 左右均等にお山の形になるように削らせました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
木工ボンドを使って貼り付け。
まずは塗り方の見本を示して。
 
 
 
 
 
 
 
 
ヘラでボンドを均して行って・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
貼り付けさせてみました。
端っこが合うように気を付けて、正確に。
 
 
 
 
 
 
 
 
今度は自分でボンドを塗布。
 
 
 
 
 
 
 
塗ったボンドをヘラの部分で均す作業。
ボンドの容器が大きくてやりにくそうで、均し過ぎてボンドが薄くなりすぎてまた塗布からやり直し。何度か繰り返してました。
 
 
 
 
 
 
 
はみ出したボンドをぬぐい取る作業。
スクレイパーの先端が平行に当たらないと上手くぬぐい取れないので苦労してました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ポケットの部分の組み立て。
小さな部品にボンドをぬって。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私が鉛筆で印をしたところに合うように正確に貼り付け。
割とキッチリと合わせたがる性格のようです。
 
 
 
 
 
 
一晩置いて乾燥
 翌朝作業再開。
 
 
 
 
 
 
ボールを飛ばすレバーを押さえる部品は凸型にしないとだめなのでコンターマシンで加工。
 
 
 
 
 
 
 
 
コンターマシンは刃の回転がゆっくりで一方向にしか回転しないので割と安全な機械。
線の右側を上手く切断していました。
 
 
 
 
 
 
 
今風に言うと「工作女子」。
 
 
 
 
 
 
 
凸型に切ったパーツ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ボードに絵を描くので絵の具を買いに百均へ。
 
 
 
 
 
 
 
お次はお絵描き。
 
 
 
 
 
 
 
 
絵柄は大好きなカービー。
 
 
 
 
 
 
 
元々、絵を書くのが好きな娘。
色を塗り分けけたりする細かな作業も上手にしていました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
絵が書けたので仕上げの釘打ち。
釘はやっぱり頭が丸い真鍮釘。
 
 
 
 
 
 
 
小さな頃、遊びでハンマーは触っていたけど今日は本番。
指を叩かれたりしながら釘打ち。
 
 
 
 
 
 
 
 
まっすぐ打てないのを見て、打ち方を教えようとしたけど上手く伝えられなくてイラつく私。
初めてなので上手く打てなくて当たり前なのに、出来ないのを見ているとついそんなことを忘れて強く言ってしまいます。だめな大人です。
 
 
 
 
 
 
 
 
少し慣れてきて一人で釘打ちができるようになってきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
実際にボールを打ってみて次、どこに釘を打ったらいいか確認しながらの釘打ち作業。
 
 
 
 
 
 
 
 
この頃が一番楽しそうでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「この辺に打ったら?」 そう言うと、「よし分かった。」そう言ってどんどん釘打ちしていきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
釘を打ちながら指先で何かを確認していました。
「何してるの?」と聞くと、「釘の高さを見てるの」と言いました。
 
何も言ってないのに釘の打ち込み具合を見ていたのでした。
 
 
 
 
 
 
釘を打っては
 
 
 
 
 
 
 
 
高さの確認。
そんな作業を見ていて少し感心してしまいました。
 
 
 
 
 
 
 
 完成したスマートボール。
親子して喜び合ったとか、一緒に遊んだとか美談もなく、夜遅くに完成したので娘はすぐ熟睡。
夜中にこの写真を撮って、お父さんがほとんど作ったと思われないように作業中の写真をA4用紙にまとめたりして翌日学校に持たせました。
 
 
 
 
しばらく学校で展示したあと持って帰ってきましたが、これで遊んでいるところ見たことないです。
そんなもんです。
ひょっとして一緒に作業したこともそんなに印象に残っていないのかもしれません。
 
・・・・やっぱそんなもんです。
娘にとっては単なる通過点ていどのものかもしれません。
でも私にとっては子育ての一つの思い出になりました。
 
なんでもそうですが、子供のためって言いながら、そのほとんどが親自身のため、そんな気がします。
 
 
ではまた