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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

ハイエース その8 ノックスドール(Noxudol) ハイエースの下回りの防錆処理 創新 

2022-06-26 04:17:03 | ハイエース

「ハイエース その7」でも触れた下回りの錆の話の続きになります。

以前乗っていた100系ハイエースですがタイヤハウスが朽ちて穴があいた経験があります。

11年落ち、走行14.5万キロの中古車でしたが前のオーナーさんが丁寧に乗ってこられた非常に程度の良いハイエースだっただけに悲し思い出です。

 

 

 

ハイエースを買うことを決め納車までの間ハイエースの足回りをいじる人のサイトを色々見てきましたが、そこに写りこむ下回りの錆。

いじっている内容より心に入ってくるのはそっちの方。

継ぎ目や開口部などエッジ部に錆が生じ塗装が変色していたりしていました。

 

錆と言えば"塩カル"(融雪剤)。

錆対策について熱心に語られているのはやっぱり雪国の人で、共通した意見は防錆塗装。それと絶対に必要と言われたのが「泥除け」でした。

自分が住む大阪では雪も潮風も無縁でそこまでこだわる必要もないかと思います。

ただ冬にも旅に出たいですし、その時もし雪道に出くわしたときに車が傷むことを気にせず走れる"余裕な気持ちを味わいたくて"防錆塗装をしようと決めました。

なにより"ハイエースだったから"かもしれません。

 

 

これが現状の純正防錆塗装。

波打った模様が出るくらい厚みのある塗膜。意外と厚いなと思いました。

 

 

 

防錆塗装については知識もなくネットで調べたんですが、何を見ても最後に辿り着くのはノックスドール(Noxudol)」と言うものでした。

製造元はスウェーデンのオーソンという会社で日本の総代理店は「株式会社創新」と言う会社でボルボ純正指定とありました。

創新のサイトで施工店を検索してみるとやっぱり北国が多く、潮風対策のためにか沖縄にもありました。

大阪は少なく4店舗。そのうちの一つがたまたま隣町にありました。

 

施工することを決めたものの結構な費用ですし、何よりそのショップがどんなところかも分かりません。

技術力はあるのか、丁寧な作業をしてもらえるのか。買ったばかりの新車を預けるのですからなかなか踏ん切りがつきませんでした。

ためらいながらも納車が間近に迫り、思い切って問い合わせをしました。

メールで何度かやり取りしましたが思うように話が噛み合わず、最終的に出向いて話をして相手の事を知り、依頼することにしました。

施工期間は一週間、ただし予約待ちで施工は一か月以上先の4月に入ってから。ただしコロナ禍でキャンセルが出る可能性もあるので、そうなったっら

早まる可能性もあるということで少し期待して待つことにしました。

行ったときにはジムニーが施工中でした。

 

3月も半ばを過ぎ、施工日がいつなのか連絡もなく、持ち込む際の段取りとか気になりながらも待てど連絡がなく、こういった時に待ってて良いふうになったことないので、

こちらからメールしたみました。

そしたら・・・・・

「予定通りで大丈夫です」との返事。

予定通りって聞いてませんけど? ひょっとしてメールの不達でもあったのかと思い、

「いつ連絡いただけましたか?」って聞いてみたたら、そのことよりも

「無理ならキャンセルしますか」と噛み合わない返事。

どうなってるの?? って思ったりしましたが、塗ると決めたので要らぬ波風立てないようにグッと我慢して車両を引き渡しに行くことにしました。

 

対応されたのは別の方でしっかりした人で話が通じ、実際に施工する人を交えて具体的な作業内容を詰めることが出来ました。

車を残して帰るのに後ろ髪引かれたのはハイエースが初めてでした。

(ここに預けて歩いて帰ったのがこの日記の時でした。)

 

 

 

 

塗装は下地が大切。

ですが下回りなんて泥汚れに剥き出しの部品や配管、配線だらけ。

ボディの塗装のようにきっちり脱脂なんかできるわけでもなく、スチーム洗車なんかしたら水が抜け切らないところも出てきて、そういった所こそ逆に防錆しないといけない所。

少しでも良いコンディションにしておこうと思い、雨の日は勿論、ひたすら防錆塗装が終わるまで乗るのを控えました。

 

気になるは作業の丁寧さ。

特に脱脂なんて手間が掛かるところをどうやるのか。

人によったら「その状態で塗るかっ!?」ってこともあり得る話です。

これって技術力云々じゃなくその人の性格。

似たような話で家を建てるときの事。

監督に任せっきりじゃダメで、やっぱりちゃんと見に行くことで現場が締まって良いって聞くので、近いこともあって見に行くようにしました。

 

作業初日の夜。この日は外せる部品の取り外しとマスキングが行われていました。

 

 

 

 

新車でも錆びていると言われているハブ。

表面は研磨仕上げなのでしょうか。鉄がむき出しでやっぱり少し錆びてました。

 

 

 

 

前後バンパーを外しての塗装はオプションで別料金。

フロントバンパーは脱着時に傷が入ったりすることを懸念して、作業性や塗装範囲などを相談し外さないでタイヤハウス側からの塗装のみにしました。

幸いタイヤハウスからフロントバンパーまでは距離もなくタイヤハウスからある程度塗装ができるのと、後々ホーンやフォグランプをLEDに換える際に外すのでその時に自分で塗ればいいので

よしとしました。

 

 

 

リア側は自車のタイヤで塩カルを巻き上げるので重要な箇所。バンパーの着脱は容易なので外して塗装してもらうことにしました。

標準作業で外せるものは外し、回転部分や外すとリスクのあるものはマスキングしての塗装との事。

マフラーの遮熱板などはちゃんと外されていました。スペアタイヤの保持金物も勿論外されています。

下の写真はリアバンパーが外され、バンパー下の黒いベース金具は残された状態となっていて通常はこの状態で塗装するらしいのです。

その他配線配管を留めているステーがボディに残っていたので、せっかくなので外してもらい可能な限りボディに塗膜が付くようお願いしました。

余談ですがスペアタイヤを止めたらハイブリッドのバッテリーも置けそうなのでハイエースもハイブリッド化できそうな気がします。

 

 

 

 

二日目

ボディ側のマスキングの途中でした。

 

 

 

見に行くと毎回リフトアップしてくれてその日行った作業を説明してくれます。

先日お願いしたリアバンパーの黒いベース金具は外されていました。

 

 

 

 

配線配管を留めているステーも忘れずに外してくれていました。

(こういったその場で依頼した箇所へはマスキングテープを都度チョンチョンと貼っていって依頼箇所が分かるようにされていました)

 

 

 

 

 

作業3日目

裏側(下側)から塗装していくため塗料ミストがボディ表面に回らないように腰下までマスキングされていました。

非常に丁寧にマスキングされているのが分かるかと思います。(ほんと丁寧な方でした。)

 

 

 

防錆塗装は「ベース部分をボディに残しその上から塗ってしまうか」、「ベース部は塗れないが外すことでボディをきっちり塗るか」の二択。

ノックスドールは従来の塗料と違い完全硬化せず半乾きが持続します。

そのことをよく分かっていないまま「外したやつは単体で塗ってもらえませんか。」と尋ねたりしたのですが、よくよく考えると塗った部品は乾かないので

持つこともままなりません。

後になって乾ききっていない部品を後から取り付けるって難しいなと気付き、無理なことを言ってしまったと思ってしまいました。

ですが

「考えたんですが、工夫すれば塗ってから取り付けれそうなので外した部品も塗ります」と返事が返ってきました。

 

 

 

 

外されていった部品ってどうなっているのかと辺りを見まわしたらリアバンパーは袋に入れられてちゃんと保管されていました。

 

 

 

 

こういった中空になった閉塞空間はゴム栓を外して長い特殊な噴霧パターンを持った長いノズルを突っ込んで塗装されます。

 

 

 

中空構造になった部分に塗るのはノックスドール750という半透明な塗料です。

 

 

 

長いノズルの先端には四方に噴射されるノズルが付いていて穴に突っ込んで噴射しながら引き抜くことで内面が塗装されます。

 

 

 

 

作業4日目

この日、平日でしたが休みだったので昼から作業を見ることが出来ました。

車体のマスキングは全て終わっていました。

ボディと下回りの境界、タイヤハウスやリアバンパーを外したところなど、どこで縁を切るかなど質問したりして、その人の仕事への考え方なんかを探ってみたりしました。

 

 

 

 

 

車の底が塗装ブースになるため全体をコロナシートで覆います。

 

 

 

 

 

今回担当してくれた方は非常にまじめで誠実な方でした。

慣れた作業でありながらチャチャっとするのではなく無駄がない動きで一つ一つ丁寧に作業されていたのが印象的でした。

 

 

 

 

車体だけでなくリフトにも塗料が付着しないように電熱シーラーを使って養生していく姿は丁寧さ満点って感じでした。

意味もなくこのシーラーが欲しくなってメーカーと型式をメモっしまいました。(テクノインパルス クリップシーラー Z-1)

 

 

 

全ての養生を終え、これから各部の脱脂を行い塗装が行われてきます。

中空部の塗装をノックスドール750で塗り終えてあって、依頼するときに「脱脂作業などどうされているんですか?」と尋ねたことを覚えてくれて、

その作業を見せようと準備してくれていました。

感謝です。

 

 

 

メインで塗るノックスドールの1600です。

 

 

 

 

非常に粘度が高いです。

 

 

 

 

そのままでは塗りにくいので脱脂作業の時間を利用して湯煎をしていました。

 

 

 

 

脱脂作業はシリコンオフを噴霧してウエスで拭き上げる手作業でした。

 

 

 

ウエスを次々換えながら丁寧に拭き上げられていきます。

 

 

 

錆びの上からでも塗れるかもしれませんが、いくらいい塗料でも泥やホコリが付いたボディに塗られるのを見るのは悲しすぎると自分は思います。

 

 

 

作業される人がどんな人が分からないままの依頼。

良い人だったらいいけどそうでなかったらソコソコで下地処理(脱脂)を切り上げて塗るでしょう。それは仕方がないこと。

だからせめてどんな人が塗ってもそれなりの結果になるように依頼する側にできる努力といえば

"乗るのを我慢して良い状態で引き渡すこと"だと思いました。

 

この脱脂作業を気持ちよくしてもらうためには、そう考えると新車時が一番だと思います。

 

 

 

 

タイヤハウスはノックスドールではなくエンメイ 650という塗料で塗られていました。

 

 

 

缶を見てもらうと分かるかと思いますがこれは単なる着色剤。

本来ならノックスドール1600を塗りたいところなのですがタイヤハウスの波打った純正防錆塗装と相性が悪いらしく、新しいと剥がれてボディに付着して真っ黒に

汚れてしまうということで現在は塗布しないように指示が出ているそうです。

いろいろアレンジを提案してメーカーに確認してもらいましたがどれもリスキーだったので諦めましたがこれは残念でした。

他が黒色なのにタイヤハウスが白のままなのは変なので色合わせのための塗装というわけです。

 

 

 

タイヤハウスは先にエンメイ650を塗るってからシャーシにノックスドール1600を塗るのが順序とのことでしたが、見ていると先にエンメイ650を吹くため

多少ですがシャーシにも付着していました。

思うに本来シャーシにはノックスドール1600が先に付着しておいてほしいところ。

そのことを伝えたところ、快くシャーシに付着したエンメイ650を除去されてノックスドール1600でシャーシを塗装してからエンメイ650を塗ってくれました。

 

「何故先にエンメイ650を塗るのですか」と尋ねたら、後から塗るノックスドール1600の境界が分かるようにと言われていました。(間違っていたらごめんなさい)

「なぜ、わざわざ拭き取ってまでしてもやってくれるのですか?」と尋ねたら

「自分も考えて作業していますが、お客さんの言われたことの方が塗装にとって良いかと思いましたので」と返ってきました。

この人にやってもらって良かったとつくづく思いました。

 

 

 

 

ノックスドール1600は粘度が高いので塗装ガンも一般的なそれと違ってブラストガンのようなもので空気圧も高めに思えました。

 

 

 

 

 

粘度が高いので普通の塗装のようにミストまみれにはなりませんが、それでも真っ黒のタールのようなもの密閉空間で塗るのですから大変だとおもいます。

担当の人が恥ずかしがって完全防備なその姿を見せたがりませんでしたがフードの目張りのすごさは"気合の塊"のようでした。

 

 

 

 

 

全体を塗り終えた後、リアバンパーのベース金具も塗ってくれました。

 

 

 

 

 

 

作業5日目。

マスキングが取り除かれてノックスドール1600では吹けない細かな部分をノックスドール900のスプレー缶で塗られていました。

 

 

 

最後に一緒に塗り残しが無いか確認したんですが、たまらず私にも缶をもらって一緒に塗りました。

小一時間塗ったと思います。

 

 

 

 

遮熱板が付いたまま塗ったのと違って、シャキッとした仕上がりになっています。

施工代は決して安いものではありませんが、高いだけあっていい仕上がりだと思います。

 

 

 

黒くなって少し引き締まった感がする気がします。

 

 

 

6日目

家族三人で電車とバスを乗り継ぎ引き取りに行ってきました。

娘にとってハイエースを預けている間のことなんて全く分かりませんがハイエースの底が黒くなったのと、一緒に行った記憶が残るのは大切かと思ったりします。

ノックスドールを施工するのはジムニーとハイエースが多いらしく事務所のスケジュール表を見たら来月までびっしりジムニーで埋まっていました。

 

 

 

 

後日、施工証明書が送られてきました。

施工代は結構しましたが、いい担当者に施工してもらって良かったとつくづく思いました。

施工したくださった担当者様、ありがとうございました。感謝しかありません。

 

 

 

 

ローダウンやツライチになったホイールみたいなカッコいいカスタムと違い、傍から見たら何の変化もない下回りの防錆塗装。

でも、こんな地味なカスタム(カスタムと呼んでいいのか分かりませんが)は自分は好きです。

小さなアピールとしてステッカーを貼ってみました。

地味なハイエースですがいざって時に頼りになる、そんなのって良いなあと思う今日この頃でした。

 

 

ではまた。

 


ハイエース その7 気になるホイールのハブの錆 ハイエース用に大型ジャッキを買ってみたら失敗した編 イヤサカRJ100 10トンフロアジャッキ

2022-06-07 01:14:14 | ハイエース

ハイエースを買うことになって色んな人の動画やブログを見ました。

検索すると良く出てきたのがローダウンやホイールを換えたりワイドトレッド化でした。

自分はあまりローダウンやワイドトレッドに興味が無く、それよりもそこに写る下回りやタイヤのハブの錆が気になってしまいました。

特にハブの錆はひどく、無塗装なのかサビサビ。

「ハイエース ハブ 錆」で検索すると結構ヒットします。

引用:Google

 

 

中には錆を気にする人がいて塗装でもしようものならコメントで「ブレーキの熱が加わるから塗装はダメ」とか、「ホイールとの面当たりの面の精度が落ちる」とか

「塗装が痩せたらボルトがゆるむ」とかで渋めのコメントの嵐。

車好きにハブの錆の話をしたら「あ~錆るのが当たり前なところなので」とか、「そんな錆、気にしたらあかんで」と皆さん心の広い事。

 

 

 

その昔バイク好きと車好きでカスタムで思考が全然違うと思ったことがありました。

車はボディに覆われているためか見える所が重要で、見えない所はさほど重要視されていない印象でした。

対してバイクは元が覆われていないのでちょっとした錆も気になってボルトをステンレスに変えたり、錆びないようにパーツも鉄にメッキじゃなくてステンレス製品を選んだり。

そんな生い立ちのせいか錆には寛容さがありません。

車が来たら錆対策をしようと思う箇所でした。

 

 

タイヤを外して塗りたいところですが時間もないので取り急ぎハブのセンターの防錆だけでもすることにしました。

新車でも錆びている言われるハブ。自分のも少し錆が出ていました。

 

 

 

 

使った塗料はローバル。

 

 

 

簡単にマスキングして筆でチョチョッと。

 

 

 

タイヤをはめたまま塗れるのはセンターくらい。あとはタイヤを外さないと無理。

 

 

 

 

タイヤを外すにはフロアジャッキがあれば便利そう。

ハイエースは冬でも出かけようと思っていたので、そうなるとスタッドレスにも履き替えることがあるかも。

ということでフロアジャッキを買おうと思いました。

乗用車クラスの2トンのフロアジャッキは持っていましたが、さすがのハイエースは2トン超。

荷重分散を考えると2トンが掛かることはないけど、剛性(安定性)を考えるとちょっと貧弱。

3トンクラスを探すことにしたのですが、新品はどれも輸入品ぽい。

油圧機器はやっぱり日本製と思ってしまう方なので、古くてもいいので日本製を狙ってオークションを徘徊。

ほどなくして立派な形をしたヤツが近所から出品されているのを発見。

「【1円スタート!】油圧ジャッキ  ガレージジャッキ 動作良好 」

 

近所なので送料も掛からない、これは"運命"だ!! そう勝手に思って終了日を心躍らせて待ちました。

で、めでたく落札しました。7150円也

受け取りは平日のみなので仕事をフレックスで切り上げて軽トラで意気揚々と出品者の元へ。

前にも落札したことのある所で、新幹線沿いの倉庫や工場が多いところ。

まよわず到着するとそこに"これだ"と思しきフロアジャッキが置いてありました。

 

モノを見たときの第一印象が"やってしまった"でした。

デカすぎました。

 

 

久しぶりに「大きさ」でブルーになりました。

巨大なものは買わないと誓ったはずなのに・・・・。

モニターではもう少し小さく見えたんですよ。

「運命」という気持ちが妄想へ導いてしまったようでした。

 

軽トラから降ろすのも大変でした。

 

 

 

 

詳細は不明とあったのですが銘板をよくよく見ると

"ゆみへん"の文字に「栄」の難しい書き方の文字。

文字検索して似たような文字がでてきたのが"彌"でした。

で「彌栄工業」と検索すると彌榮精機が出てきて、株式会社イヤサカに辿り着きました。

 

 

 

"MODEL"をよく見ると「RJ100」と刻印されているように見えるような。

で株式会社イヤサカに同型があって、最大使用荷重10トンってなってました。(そりゃデカいわ)

動作良好と書かれてありましたが、動かした感じではシリンダーの動きはスムーズで下降時は"チィ~"って油圧機器特有な軽快な音がしてました。

 

 

 

 

ただ重い。

それに取り回しが大変でゴロゴロうるさい。

リフト系は小は大を兼ねないので大きいことは良い事。なはず。

ハイエースに入れてみようとしたら高さがあってバンパーにギリギリ。

それでもってジャッキポイントまで届きません。(あかんやん)

 

 

 

スロープに上らせたら使えそうですが、気持ちが折れたのでそこまでする気力がわきません。

とっととオークションで売っ払いたい気持ちになりました。売れなかったらスクラップ屋行きでもいいと思うくらい心が折れました。

 

「他人の不幸は蜜の味」どうぞ笑ってやってください。

ではまた

 

 


ハイエース その6 シガーソケット 通電不良 故障 シガーソケットのヒューズは切れていない ACC No.5 

2022-05-06 03:03:55 | ハイエース

ゴールデンウイークは娘が合間に学校があって大型連休にならなかったので旅に出ることは止めにして、今年は三重県に住む親せきの家に遊びに行くことにしました。

ハイエースですが買ってから3ヶ月が経ちますが、あまり時間を割けれず未だナビもリアカメラもドラレコも付いていません。

ナビはスマホがあるので何とかなるとして、ドラレコは万が一のことを考えると付けておきたい。

ハイエース用にと前後3カメラで"ナンバー読み取り性能最強"と言わている「VANTRUE N4」を買ったもの箱に入ったまま。

これはゆっくり付けるとして取り急ぎノアに付けていたのドラレコを付けていくことにし、急遽電源ケーブルにシガープラグを半田付けして

仮設で使えるようにしました。

本体の取り付けは出掛ける5分前。配線はマスキングテープで適当に固定。

チープさ万歳!!

 

 

 

スマホの充電もしたいので4連のシガーソケットを間に入れてこのドラレコとUSB充電器を接続。

 

 

 

それが二日目の朝、スマホをつないで充電しようとしても反応がない。

充電ケーブルもtype-CにMicro-B、Lightning ケーブルと複数あったので、その先端が空いたシガーソケットの口金にでも触れてフューズでも飛んだのかと思いました。

先ずは4連シガーソケットのヒューズをチェック。

・・・が飛んでません。

 

さてどうしたことか。

そうなると車のヒューズが飛んだことになります。

さてハイエースのヒューズってどこ?

助手席の足元にヒューズボックスがあるのは知っていましたが、たくさんあるヒューズのどれがそれかが分かりません。

ネットでググるとこのヒューズボックスではなく外寄りに小さなヒューズボックスがもう一つあって"CIG"と表記されているがそれと書いてありました。

 

 

 

 

ですが"CIG"というものはなく、さらにググると"ACC No.5"に変わったというのが出てきました。

 

 

 

 

この小さな方のヒューズボックス。

こいつが曲者で、助手席の入り口寄りにあって下向きに配置されているので下から見上げなければならず、タイヤハウスで狭くなった足元なので態勢が悪く非常に確認しずらいのです。

"ACC No.5"は右列下から8番目の青色した15Aのヒューズでした。

ショートして飛んでいるか見ようと指で抜こうとしても小さすぎて指の爪が曲がるだけで一向に抜けません。

 

 

 

 

 

 

ヒューズを抜くツールって大抵どこかのヒューズボックスにあるはずなので更にググるとエンジンルームのヒューズボックスにあることが分かりました。

 

 

 

 

バッテリーの横にそのヒューズボックスはありました。

さらにエンジンルームにもう一つヒューズボックスがあるそうで、ハイエースは全部で4つだそうです。

 

 

 

 

ようやく肝心な"Acc No.5"のヒューズを抜いてチェックしたんですが、これが飛んでません。

目が悪くて飛んでないように見えるかと思い、予備のものと交換しましたがシガーソケットには通電していませんでした。

 

トヨタに電話しましたがディーラーもゴールデンウイーク中。

担当の人には連絡は付きましたは休暇中なので結局回答は明日以降。

 

親戚宅に二泊しましたがその間もいろいろ考えましたが、それらしい原因は思いつかず。

ハイエースの幼なじみとも話しましたが、彼は以前他のヒューズを飛ばしたときにそのヒューズを換えるだけではだめで、エンジンルームのヒューズを

一旦抜いて復活したと言っていました。

それってECU(コンピューター)のリセットの事だと思うのですがシガーソケットごときでそんな必要があるのかと思ったりもしたのですが、ヒューズじゃなければ

車側で何らかの制限を掛けていることも考えられます。

 

ネットでヒューズの事をググった際に質問サイトに原因不明でシガーソケットが使えなくなってヒューズを見たけど切れてなかったという質問が二件見つけました。

全く同じ症状です。

あいにく解決までは書かれておらずもどかしくなってしまいました。

 

さて原因は何なんでしょうか・・・・・

明日改めてテスターで導通を測ってみたいと思います。

ではまた

 

追記(2022年9月19日)

その後、ディーラーに確認し当該ヒューズが「P/OUTLET ACC」であることが分かりました。

詳しくは

「ハイエース その9 200系6型 シガーソケット ヒューズの場所 「ACC No.5」が切れてなければ「P/OUTLET ACC」」 に書きました。

 

 

 

 

 

 

 


ハイエース その5 ボディカバーと洗車用品と カバーライト社のボディカバー カバーオール 侍タオル シュアラスターマイクロファイバークロス ウォッシングタオル

2022-05-03 01:26:46 | ハイエース

ランニング途中の鯉のぼり。

市民有志のグループによる取り組みで、子供たちの健やかな成長を願い「何をするにも1番を目指そう」という思いを込めてコロナ禍になるまでは1111匹が泳いでいたのが、

今は600匹に削減されたそうです。それでも行きかう人が立ち止まったり、写真を撮ったり。

 

 

ハイエースの話。

洗車とかマメにする人ってすごいと思います。

私は旅に出る前にちょこっと水洗いするくらい。最近正月前も洗車してないです。

塗装の天敵の紫外線と雨。我が家はJRから近いので鉄粉も。

 

10年前に娘が生まれるのを機に買ったプリウスα。

洗車してもすぐ汚れるのが嫌で、どうしたら汚れないでいられるかって考えて、じゃあカバーを掛けようってことでボディカバーを買いました。

 

 

ボディカバー使う人=年配者

ボディカバー=逆に傷付く

ボディカバー=ダサい

ボディカバーの印象ってこんなかんじでしょうか。ですがイイんです。「洗車してもまた汚れる」という無限スパイラルから抜け出せて

紫外線で塗膜が劣化するのを防げるのですから・・・・。

 

ノアの時は5年もしたらどうせ買い替えるからと、少し考え方がクールになって新調せずにプリウスαのカバーを使いまわしていました。

ハイエースもまたハイブリッドがでたら買い替えたくなるかもしれませんが、今はこれを乗りつぶそうという気持ちが大きいので改めてハイエース用にボディカバーを買うことにしました。

私の知る限りボディカバーと言えば「カバーライト社」の製品。

ボディカバーを使う上で問題となるのが置き場所。プリウスαでも結構かさばったのでハイエース用はかなり大きくなりそうな予感。

届いたカバーを見たらやっぱりデカかった。

これってメーカーで梱包してるので小さくなってますが広げたら倍くらいになってしまいます。

 

 

 

納車された日の夜、早速かけてみました。

ガッツミラーのせいで右頬が吊り上がった顔のようなヘンテコな感じ。

 

 

 

いつもはノアがあった場所にハイエースが来て、第一印象は「デカい」と思ったんですが、カバー掛けたら異様な雰囲気で更にデカさが増しました。

気持ち的には装甲車が置いてあるって感じでした。

ここで何か違和感を感じました。

 

 

 

ハイエースバン標準ボディ用で買ったのに寸足らず。

 

 

 

あらら。これは困った。

こういうのって買ったお店って対応してくれるんだろうか?

納車に間に合うよう半月くらい前に買ったものなので、対応してもらえないことも考えられるので若干ブルーになりながら写真を添えて連絡してみることにしました。

お店の人と話したところ、ボディカバーは専用品ではなくメーカーのラインナップからその車に合いそうな商品をチョイスしていると言っていました。

ですが販売実績があるならクレームもあったろうにと尋ねたのですが、これまでそのような問い合わせはなく、また全ての商品の装着態を把握しているわけでもないため、

今回のようなことが起きてしまったと丁寧に謝られ、写真を送ったことを感謝されていました。

電話の対応された人は非常に丁寧でワンサイズ大きな商品と交換してもらえることとなり翌日には代品が送られてきました。

 

 

 

 

前も後ろも露出することはありませんでした。

 

 

商品状態をよく知ろうという気持ちが伝わってきたので、この装着写真と動画を送り一件落着となりました。

良いお店でよかった。

自動車用ボディカバー専門店 カバーランド

 

で、このデカいカバーを保管しておく問題ですが

家の中に置くにも大きすぎますし雨でぬれたカバーは水が滴って玄関が水浸しになるのでダメ。

袋に入れて外に保管するかなんて考えましたが、ちゃんとした保管容器じゃないと後々面倒になるのでホームセンターを巡ってみましたが、やっぱり、この大きさが入る

保管容器って無くて、結局プラのゴミ箱にすることにしました。

 

普通の家庭用の丸いプラのゴミ箱って45リットル。

ですがそんなんじゃ全然入りません。コーナンで一番大きかったのが90リットルでしたがまだまだ小さい。ですが値段を見たら結構します。

やっと見つけたのがアイリスオーヤマ製。

直販で買いました。

120リットルの丸形ペールゴミ箱。

デカい。娘も入れそうな大きさ。

 

 

 

ハイエースを買って色々ネットで調べる機会が増え、そのなかで洗車について動画をアップしているYoutubeを見つけました。

いろんな洗車グッズを紹介しているのですが、その人のキャラクターが良いのか、説明が良いのか分かりませんが、見ている者を洗車の世界に上手に

誘っていきます。

車の大辞典cacaca https://www.youtube.com/channel/UCmX4L6Y1y6PubCf-rKC7jJA

 

 

おかげで洗車嫌いな私も洗車用品をAmazonで買ってしまいました。

 

 

ではまた。


ハイエース その4 シートカバー フロアマット タイヤハウスカバー (さよなら川西のおじさん)

2022-04-30 04:32:29 | ハイエース

ランニングの途中にきれいな花が咲いているのに気付きました。

ここはついこの前までは田んぼだった場所。そこには「生産緑地地区」の看板。

咲いていたのは蓮華草でした。

週三回のランニングのうちの日曜だけは娘ととら母(嫁)も一緒。

健康のために走ってますが、しんどいし楽しくないし。だから日曜はちょっと気持ちが楽になります。

 

 

 

 

 

ハイエースが納車されるまでの間に最低限必要なシートカバーやフロアマットを買い揃えようと色々とネットを見て回りました。

全く知らないハイエースの世界。

ハイエースはパーツが多い車と何かに書いてありました。

ハイエースでよく見かけるローダウンやタイヤを外側にオフセットさせる改造。そういったカスタムを新車で組み込んで販売しているハイエース専門店ってのがあったり、

足回りからインテリアパーツまで色んなパーツメーカーが出していて、そういったモノを付けたりするのもこの車の楽しみ方の一つのようです。

自分はあまり車を着飾るのに興味がないので必要最低限のものにして、"そこそこ"なヤツをそれとな~く選んでみました。

 

「フロアマット」

フロアマットは絨毯みたいな物と汚れても洗えるラバータイプがあって、最近は後者が多いみたいです。

ラバータイプは見た目の高級感はないですが汚れてもさっと洗えるのでそちらにしました。

Amazonを見ると名の通ったものから中華製まで1万円くらいからあって、中にはロゴマークがないだけでそっくりな中華製もありました。

どれも似たようなものだったのですが、乗り降りする際に車体の縁(ふち)の部分を覆っているプラスチック製のカバー(スカッフプレートって言うんでしょうか)が

靴で擦れて傷付くとチープに見えるので端まで覆っている「SHINKE」と言うところのものにしました。

 

 

 

 

微妙な所の違いですが、分かってギリギリのサイズにしたのでしょうか? 1万4千円也。

 

 

 

スライドドアのステップも同様に傷付きやすく、傷付くと悲しくなる所。

これは形が単純なので自作する人もいますが、市販品も3千円くらいからありました。

ここもフロアマット同様に縁まで覆っているのを探しました。無地が良かったんですがあいにくこれしか見つけられませんでした。

楽天で売っていた無名なモノで5千円也。

 

 

 

 

シートカバーはステッチの入ったものや色物も1万円くらいからあって、メジャーそうなClazzio( クラッツィオ)のものでAmazon限定品なら

1万5千円ほどでありました。

モノはよさそうだったんですが難点があって、それは背もたれに大きく描かれた「 Entry」の文字。

 

 

 

 

 

どうしてもこの文字が悲しく思えて3千円追加して通常のラインナップの一番安い「Jr」というのにしました。

 

 

 

 

ノアの時は3列7人乗りでひじ掛けまでついていたので面倒でしたが、ハイエースはひじ掛けもなく後ろはベンチシート。

 

 

 

 

3人掛けシートですがヘッドレストは2つ。

ノアより高いのにどこにその分のコストがかかっているのでしょうか。

 

 

 

 

中央にもヘッドレストが付きました。

こういった"おちゃらけ"していつも和ませてくれます。正直うれしいです。

 

 

 

 

傷だらけになりそうなリアのタイヤハウスにもカバーがちゃんと売ってました。

 

 

 

楽天で売っていた無名なモノで5千円でした。

 

 

 

 

 

誰かが言っていました。

「広さは正義」だと。

縦も長いですが横も広くて室内幅はカタログ値で1520mm。

同じ車幅のノアは約1400mmなのでいかにボディの厚みが薄いか。

 

 

 

派手さがなくて、主張せず。

それでもタフで実用的で私たちを色んな所に誘ってくれる。そんな車であってほしいです。

 

 

走行距離は3ヶ月で250キロほど。

下回りの防錆をしようと思ってコンディション保つためにあんまり乗ってません。

250キロのほとんどが親戚夫婦の家と入院していたおじさんの病院の往復でした。

親以上に色んな所に連れて行ってくれたおじさん。小さいころはちょっと怖かったけれど優しくて面白くて。

そんなおじさんが先日亡くなりました。

最近ではこんな時にしか親戚が集まることがなく、時折笑って従兄弟たちと思い出話が出来るのも"順番"を守って逝ってくれたからだと思います。

今まで色々ありがとうって気持ちでいっぱいです。

 

ではまた


ハイエース その3 幼なじみの乗るハイエースを真似ました garageTAKAレプリカ 

2022-04-12 19:30:06 | ハイエース

ハイエースのオプション選びで幼馴染のハイエースを真似たと書いた話について。

 

このブログにもちょいちょい出てくる電気工事屋をしている幼馴染(ガレージTAKAさん)。

(2014年6月撮影)

 

思いやりがあって他人のことをすごく気遣う、最近珍しいくらいのムッチャ良い奴です。

彼が作ったこのカブが雑誌に載った話は以前書いたんですけど、その後サンバートラッククラシック(660cc)を古い低床サンバートラック360風に

改造してまた雑誌に載りました。

 

 

 

 

彼も仕事で100系からハイエースを乗り継いできて200系も今乗る4型で3台目。

仕事で毎日あちこち走るので、5年目で既に15万キロ。

ノーマルが一番ということで変にいじってなくて、それでもって唯一ずっと変わらずな仕様なのがトヨタ純正のフロントフードエクステンションとリアスポイラー。

 

真似てみたら面白いかとノリで思ったのと、彼への敬意を込めて同じオプションにしてみたわけです。

いつもはカブで遊びに来るんですが並べて写真撮りたくて乗ってきてもらいました。

ガレージTAKAレプリカです。

 

 

 

並べてもパッと見、何型か分からないです。

フロントフード中央のトヨタのエンブレムの下に4型にない四角いモノが6型にはあります。これが衝突防止のレーダー。

5型から付いてますが大きさがこれまた微妙に違います。

 

左の方が若干フロント上がり気味なのは4WDのフロントデフの有無の違い。

並べてみたら少し高さに違いがでますがパっと見、4WDは見分けがつきません。

 

 

 

一番特徴的なのがミラー。5型までは丸みを帯びた横長で6型から角ばった縦型に変わりました。

6型のミラーは前評判は思わしくなかったけど、今となっては無骨な形がカッコ良く思えたりします。

 

 

 

ボンネットと言わないでフロントフードと言うのは中にエンジンがないからでしょうか。

ワイパーを覆うフロントフードエクステンション。

あまり付けている人を見ないからマイナーなオプションなのかもしれません。

ハイエース乗りはいじるの好きな人が多いみたいで、やり尽くしてネタがなくなったら付けるようなパーツ。

 

 

 

リアスポイラーもつけてる人少ないように思えます。

私的にはかっこいいと思うのですが世間的にはここにお金を掛けるならホイールとかに触手がいってしまうのでしょうか。

ショッピングモールの駐車場でハイエースが他にもあったとしても、これで見分けがつくのとウチでは好評です。

 

 

 

幼馴染のはガソリン車。運転席に座らさせてもらったんですがエッて言うぐらい静かでした。

ちょっとビックリ。

ディーゼルも静かだなあと思ってたんですが所詮ディーゼル。比較したらやっぱりうるさいです。

静かさを求めるんならガソリンにしてください。

 

 

と言う事でドレスアップパーツに興味が無い私が珍しく選んだエクステリアのオプションパーツ。

そのきっかけとなった幼馴染のハイエースのツーショットでした。

 

 

下取りに出したノアを一週間くらいして中古車検索したらありました。下取り値と売値の差を知った瞬間でした。

ドアパンチ対策でトヨタのカローラアクシオか何かの純正プロテクトモール貼ったのが特徴なノア。

これを貼るのに色々な車のオプションを探し、デザイン的に不自然さが無いように上下逆に貼ってます。

ハイエースにも貼ろうかと探したんですが幅が広いスライドドアに合うのが見つからなかったので諦めました。

ちなみに"プロテクタモール"と検索すると検索予想ワードに"プロテクタモール ださい"って出てきます。

 

一週間くらいして見たときにはもう無くなってて、その話をしたら営業マンから

「程度が良かったのであっという間に売れてしまいました。ちょっと早く売れてしまったのでお返しするお金があります。」

といっていくらか振り込まれてきました。

 

 

ハイエースって世間から見たら偉そうな乗り方する人が多くて評判悪いです。

それに輪をかけてオラオラ系の改造するから余計に印象を落としてしまってます。

トヨタの車って無難すぎて面白みがないという人もいますが、数の勝負でそれが当たり前の存在になって、逆にいじると不自然に感じてしまうように思います。

テールレンズを換えたりするのも流行ってますが、やっぱりそのままが一番な気がします。

あまり主張し過ぎない、そんなふうに手を加えて遊べればと思います。

 

ではまた


ハイエース その2  納車とオプションについて  200系6型標準ボディ ディーゼル4WD ダークプライムⅡ 寒冷地仕様 低予算仕様

2022-04-09 04:17:32 | ハイエース

ハイエースについての日記の続きになります。

昨年の11月、ノアから乗り換えを決めたハイエース。

ディーゼルの4WDにしたことは前回の日記で書いたのですが、そのディーゼルを選ぶかどうかが一番の悩みどころでした。

 

プリウスαはトヨタのハイブリッドのインテリジェントな制御に興味があったのでグレードなどは迷いもしませんでしたが、ノアの時はその目的が広い車内だったため

ハイエースも頭によぎりました。

ただ世間ではディーゼル車の排ガス問題があって、対策である排ガス浄化システム(DPF)の評判も思わしく無く対象から外れていきました。

2003年から5年ほど乗ってきた100系ハイエース。スピードは出ないもののリッターバイクを2台積める積載力。トランポとして最強な車も

排ガス規制で大阪では乗れなくなり手放した苦い思い出があります。

 

 

ただ、旅先で寝支度するたびにノアの車内の狭さ感じ、その度に出てくるハイエースの影。

それと同時にまた出てくる「ガソリン車にするか、ディーゼル車にするか」問題。

もうトラウマ。心が疲れるのでその都度、心の回路を切ってきました。

 

ですがそれを決断しなければなりません。

で、やっぱり考えて心が折れかけましたが、救ってくれたのが4WDの選択肢でした。

冬の北海道に行きたいとかスキーやスノボに行きたいとかじゃなく、冬の旅先で朝起きたら雪が降ってた。そんなときに有って良かった4WDみたいな安心感。

道具として安心できたり、信頼できるものを持ちたい。それに似た感覚です。

なので4WDに魅力を感じ、それがディーゼルエンジンだったって感じでこの問題は解決されました。

(もっともディーゼル車の排ガス問題も一応落ち着いたみたいですので)

 

コロナ禍で生産に少し遅れがあったようで納車は1月末か2月の上旬と言われ、その通り1月の終わりにディーラーへ車が運ばれてきました。

 

メーカーオプションは後から付けると高くなるので、上から見下ろしたような映像が映し出せるパノラミックビューモニターのカメラユニットだけを選択しておきました。

それと私もだいぶポンコツになってきたのでコンビニに駐車する際に突っ込まないようにパーキングサポートブレーキ(衝突抑制)を付けました。

これはどちらも大した金額では無かったです。あとはETCとドアエッジモール、ドアバイザーくらい。

 

トヨタ車は基本純正がまとまりが良くてカッコ良いと思っているので、何もつける気はなかったのですが、ハイエースに乗る電気工事屋をやっている幼馴染に

敬意を表し、彼のハイエースと同じ仕様にすることにし、純正のフロントフードエクステンション(ワイパーが隠れるようなカバー)とリアスポイラーを付けました。

 

スーパーGLならホイールはアルミだろうと思ったら予想外の鉄チン。さすがに鉄ホイールは無いのでアルミにしようとおもったのですが、

そんなとき職場に来る職人さんの乗るハイエースが履いていた社外のホイールが"シュッ"とした落ち着いた感じに見えたので探して買いました。

ハイエースを買う人はローダウンやエアロ、最近はクロカンブームなのでバンパーガードなんかを付けるようですが、車が主張しすぎるのは好みじゃ

ないので華やかさよりも実を取りました。

 

(1月29日)

1月末、納車一週間前。

ホイールを持ってディーラーに行き、そこでまだナンバーがついていないハイエースにご対面しました。

この時が一番うれしかった時でした。

 

 

 

2月5日 納車の日。

ノア最後の日でもあります。

 

 

惜別の別れみたいのものもなく、「最後にきれいにしてあげよう」みたいな感情も無かったのですが、常識的に洗車と掃除をしておくことにしました。

 

 

ほとんど旅にしか使っていなかったので走行距離は5年で1万4千キロ程度でした。

車は自分でいじろうって気が無かったので自分でやったのは室内灯をLEDに換えたくらいです。

トヨタ車はやっぱりバランスの取れたノーマルのままが一番だと思います。

 

 

 

引き渡し。

私は気付かなかったのですが後になって娘から「ノアが泣いてたよ。だって地面に濡れた跡が二つあったよ」って教えてくれました。

純真無垢な目には本当に泣いているように見えたんだと思います。

勿論、洗車で残った水なんですが、無用に歳だけ食っている私にはそんなことに気付きもせず、いたずらに歳だけ食ったなと思ってしまいました。

 

 

 

あっけなく納車引き渡しが終わり、お見送りの時間ですよみたいな雰囲気に。

操作方法も教えてもらってなかったので慌ててシフトレバーとサイドブレーキの操作。排ガス燃焼のついてなんて聞いてトヨタを後にしました。

久しぶりのキャブオーバー車。ナローボディといえど車高も高く想像以上にデカく感じ、行く当てもなく隣町までいって、舞い戻り駅前のスーパーで

コーヒー買って心を落ち着かせました。

 

 

 

TRDの"フロントフードエクステンション"

ボンネットの上部、ワイパーを覆うパーツ。フロントガラスに虫が付くのが軽減されるって言っていました。

 

 

 

 

トヨタ純正リアスポイラー。

社外品もありますがやっぱり純正が収まりが良いように思えます。

リアガラスに雨が付くのがちょっとましになるそうです。

 

 

 

 

4WDの証。

フロントドライブシャフト。

見えないし、あまり気にする人もいないかもしれませんが、カッコいいいメカに私は思えます。

 

 

 

 

開発者が100万キロ耐えるよう作ったと誰かが言ってたのを聞いた、1GD-FTV 2.8L ディーゼルターボエンジン。

ランドクルーザープラドのデチューンエンジン。

お尻の下にエンジンがあるので静かではないですが、コモンレール式燃料噴射システムのエンジンは小気味良い音がして悪くないです。

 

 

 

 

職場に来ている職人さんのハイエースが履いていたアルミホイール。

WEDSのPRODITA-HC

細身でシュッとしているところが地味でよろし。

新品在庫品で3万円もしなくて、楽天ポイント使って2万円で買ったちょ~安いホイール。

でもそれが最後で世界的材料不足で次のロット分から値上げされました。ギリセーフ。

スライドドア下端の黒いモールはスライドドアの凍結防止のためで寒冷地仕様の装備。外観で見分けるポイントです。

 

 

 

 

200系ハイエースも6型まであって、私もどれが何型かわかりませんが、サイドミラーが5型までの横長から縦長に変わって唯一誰でも見分けられる

ようになりました。

ネットでは見難くなったとか評判が悪かったですが、実際に乗ってみると慣れてしまってそう違和感はないです。

 

 

 

 

長くなりましたが自分なりに考えて選んだハイエースでした。

ドラレコやナビの取り付けに加え、ハイエースは盗難も多くセキュリティを付けることも考えていて、ショップに頼むか自分でやるか、

いろいろと手を付けないといけないのでまた報告したいと思います。

 

我が家の新しい車。新しい旅の道具。

よろしくお願いいたします。

 

 

ではまた


ハイエース その1 新型ノアの発表と型落ちとなる我が家のノア その後(その5) ノアからハイエースバンへ

2022-04-06 04:08:22 | ハイエース

新型ノアの発売を機に、これにまつわる日記を書いてきましたが、その最終章的な話になります。

 

思い返せば昨年の秋、ノアの点検でディーラーに行った時が始まりでした。

10月23日(土)

少しお時間は良いですかと聞かれ、ノアの査定をすることになりました。

テーブルにはハイエースのカタログが置いてありましたが、そのときはまだ全く話の行く末が何なのか掴めていませんでした。

 

 

2016年の4月に乗り換えたノア。

5年が経ち買い替えタイミング的にはそろそろでしたが、漠然と考えているだけで欲しい車なんて特にありませんでした。

 

話の切り出しは新型ノアの発売の話についてでした。

ノア乗りなので新型の事は気にはなっていましたが、あくまでそれは車両について。

アルファードやハイエースワゴンほど大きいのは要らないけど、親子三人が川の字の寝るのに歴代から続くノアの5ナンバーサイズはちょっと窮屈。

エアロがついて3ナンバーではなく、純粋なボディサイズが脱5ナンバー枠となるかがすごく関心がありました。

 

そんな話をしていましたが営業マンの本題はそんなことではありませんでした。

新型が発売されると現行車の下取り価格は下がってしまうということ。ただコロナ禍で自動車の生産が低下し中古車価格が上がっていて

下取り的には今が一番良いタイミングとの事で、買い替えの商談についてでした。

 

ノアを買うときから「ハイエースにハイブリッドが出たら買います」と言ってきたので、ハイエースに興味があったのは知ってもらっていましたが、

ハイブリッドの「ハ」の字も聞こえてこない現状で、テーブルに置かれたハイエースのカタログを見ても全く興味が惹かれませんでした。

営業マンにハイエースのハイブリッド化は?と尋ねましたが、今は何も聞いてないですし、現実的にまだ現状では難しいのではという答えでした。

トヨタは数年前に「2025年頃までに全車種を電動専用車もしくは電動グレード設定車とする」と発表がありました。

ハイエースもその中に含まれると思うのですが、"荷室命"なハイエースにハイブリッドシステムを載せるスペースと価格上昇。

それ以前に現行のボンネットの無いキャブオーバー型からどうやって衝突軽減ボディへ切り替えていくか課題は山積みで、私の望むハイエースに

出会えるのはずっと先に思えました。

 

現行ハイエースに興味はないと言うものの、ノアで車中泊する上で車内の広さに限界を感じていました。

ベッドキットのおかげで寝る分には何ら問題は無いものの、ベッドキットを展開するのに荷物を車外に出して移し替えたりする必要があり雨の日は憂鬱になります。

北海道は夏でも雨の日は寒く、雨の中娘を外で待たせるのを見たら、何とかしないとと思ってしまいます。

あと何年こうやって親子三人で旅ができるか。それを考えたら今このタイミングを逃すべきではないと思えました。

 

営業マンはざっくりと見積りを用意していました。

以前はトヨペットでしか買えなかったのが全店併売になって私が行くカローラ店でも買えるようになったものの、まだ不慣れなようで

最初の見積りは550万円を超えていて「これは買われへんわ」でした。

その後、ベース車両の設定間違いなどで100万円くらい上乗せされていることがわかり、あらためて仕切り直すことになり商談はそこで終了。

営業マンは汗汗でした。

値引き交渉についてはアッチ行ってコッチいって見積り取って競合させ合うのが嫌と言うのを知っているので、最初から下取りは150万円、

その他の値引きと合わせ200万円は引きますと言われました。

2年ほど前、各地で災害が続き中古車が不足した時に査定したことがあり、その際が180万円だったので、2年分の値下がりとしては悪くないように思えました。

 

突然降ってわいたハイエースの購入話。

ガソリン車がいいのか、ディーゼルがいいのか。

どんなオプションがいいのか全く分からず、必死でネットを徘徊し「お勧めオプション」や「いらなかったオプション」なんかを見まくりました。

 

翌日

10月24日(日)

再びディーラーで商談。

仕事でもプライベートでも他人のやった仕事を見てゲンナリすることがあったのと、できるだけ購入費用を抑えたかったのでナビやドラレコは自分で取り付けることにし

その他のオプションも色々削り追い金が250万円くらいになるような見積りを作ってもらいました。

 

 

それと現車も見ないで買えないということで急遽、試乗車を用意してもらいました。

広い室内を見たとき、とら母(嫁)も娘も一気にテンションが上がりました。

 

 

11月6日(土)

10月の枠に注文を入れれるように調整しつつ、最終的にサインしたのは11月に入ってからでした。

紙にサインして捺印と思ったらタブレットにサインだけで全部の書類が出来上がるのは味気ないものでした。

 

ハイエースって今の形の200系というのになったのが2004年らしく、それからマイナーチェンジを繰り返し現行が6型だそうです。

今まで冬の旅は雪があったので出かけませんでしたが、季節にとらわれず行きたい時に行けるように4WDにしてエンジンは必然的にディーゼルとなりました。

私たち世代のアルアルでしょうか、4WDにすると寒冷地仕様とLSDをセットにしたいと思ってしまうのですがLSDはトヨタの安全装置との兼ね合いで

どちらかしか選べず自動ブレーキを優先しLSDは無しにしました。

 

当初告げられていた値引きだけでは楽しくないので、最後に追加で値引きしてもらい減らしたオプション分と合わせて追い金は240万円ほどになりました。

この時点で納車は22年の1月末か2月の上旬とのことで、それからフロアマットやシートカバーなんて納車に向け、色々探す日々が始まりました。

 

カテゴリーに「ハイエース」を追加し、続きはまた書いていきたいと思います。