オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

天下一品のこってりラーメン

2011-04-30 23:33:14 | 日記
バンディット1250貯金も貯まりきらず買えなかったので、ヴェクスター125に
二人乗り&寅次郎で四国八十八箇所巡りに出ようかと思っていたら、4日ほど前に
ギアボックスが壊れて断念。


このGWはおとなしくガレージで作業三昧です。


ちょっとトラ母が不憫に思えたので地元のラーメン屋「天下一品」にきています。


天下一品といえばコラーゲンたっぷりのスープが有名。




二十年以上来ていなかったので本当に久しぶりのこってり。




ドロッとしたスープが麺に絡み、麺を食べるだけでスープがどんどん消えていきます。


久し振りの「天一」のこってりは・・・・
私にはこってりしすぎました。

「こってり」と「あっさり」の中間の「こっさり」にしておけばよかった。



こってりラーメンで一番のお気に入りは熊本の「文龍」。


転勤で熊本に暮らしていた当時はよく行ったものでした。

こってりしていても、くどくなく、いつもスープを飲み干していました。

懐かしい熊本、時折帰りたいと思う事があります。



惣菜コーナーは無料です。



大学芋が美味しく沢山頂きました。




明日も作業、ではまた。

続・タイヤチェンジャーのオーバーホール 意地で抜いたターンテーブル軸

2011-04-26 01:48:03 | タイヤチェンジャーのオーバーホール
タイヤチェンジャーのオーバーホールの続きです.


にっくき抜けないターンテーブル軸.



きちんと塗装してあげようと気持ちが切り替わると,ターンテーブルの下の部分が気になります.

ここはターンテーブル軸が抜けないと分解できないため中途半端にしか塗装が剥離できません.


「う~ん,腹立つ~.」



おっと,欲張り厳禁でした.
我慢して出来るだけ塗装をはがし,錆を取っていきます.

夜,寝床に入ると「う~ん,やっぱ,分解せんとあかんなあ~」と悪魔のささやきが聞こえてきます.


邪念を振りほどき眠りにつきます.

が,睡眠中は意識をコントロールできないため悪魔のささやきが容赦なく私の心に入り込んで
きます.



チェンジャーを目の前にするたびに「この天板(ターンテーブル)が抜ければなあ~」としみじみと
思ってしまいます.



夜な夜なささやく悪魔のささやきには勝てず改めて軸を抜くことにしました.


軸にはまっている回り止めキーが抵抗となって抜きにくくなっている可能性があるので先に
抜くことにします.
とはいえ抜くように作られていないので,タップを立ててネジを入れて引き抜くようにします.




M5のネジから試したのですがキーはピクリともせずネジが折れそうになるのでM6で立て直し.

それでも折れそうなので結局いっぱいいっぱいのM8まで太くしました.




このネジ穴にボルトをねじ込み,爪付きジャッキで引き上げます.



この爪付きジャッキ,2トンまで持ち上げられる頼もしいヤツです.

二丁掛けなのでボルトが曲がらないようにバランスよく油圧を掛けていきます.



ニュル~っと抜けてきました.




なかなかの手ごたえ.
もう少し.う~ん,たまりません.

まずは第一関門のキーが抜けました.



思った以上に長いキーです.



さて本題のターンテーブルです.

都合の良く四つ爪のプーラーなど無いため,当初天板の下にジャッキを咬ませてジャッキアップ
させようとしました.

ただ天板は写真のように十字にスリットが入っていて四分割の天板になっているため強度が低く
ジャッキアップの力に負けて変形してしまいそうになり,断念した経緯があります.




そこで今回はこのスリットに本来入る部品をはめて,力を分散することにしました.

同じくスリットに入る部品を治具にしてM16の太いステンレス製のボルトで力を掛けていくことに
しました.




ステンレス製のネジは熱膨張が大きく,熱伝導が悪いため焼き付きやすくこのような作業には
不向きですが,手持ちにそれしかしかなかったため,ネジ部にモリブデングリスをたっぷり塗って
作業します.


最初はびくともしませんでしたが徐々に抜け始めました.



モリブデングリスを塗ってはいるもののボルトは悲鳴を上げて,カジっいるのが分かるくらいの
抵抗を感じます.

何度もボルトを外してモリブデングリスを塗りなおし,少しずつボルトをまわしていきます.

ナットとボルトが限界にきたため天板下にボトルジャッキをかませボルトの負担を減らしてやります.



もう少し・・・・.



じゃ~ん,抜けました~





残るは一番下にあるターンテーブルを回すギアを抜くだけです.
駆動側のウオームギアとモーターも外します.




筐体とギアの間に当て板をはさみ上側からジャッキで引き抜くことにしました.




こいつは割りとスルスル~っと抜けてくれます.




またまたバランスよく油圧を掛けていきます.
もう少し.




抜けました~




軸を抜くと軸受けには今回交換したかった3本のOリングが見えます.
軸には2部屋に分けるための溝が見えます.




ターンテーブルの裏側にはホイールをチャッキングするためのエアシリンダーが付いています.
チャックを開閉させるには二本のエアー経路が必要で,なおかつターンテーブルが回転するために
フローティングさせる必要があります.
軸を観察するとそのエアー経路の構造(回路)と,それを実現させるための加工跡をうかがうことができます.



単純な機構ですが仕組みを知ることでモノ作りの深さを知ることができ,そしてより深いワールドに
入っていける気がします.


今回頑張ってくれたM16のステンレスボルトとナット.



残念ながらカジってしまってご臨終です.


ターンテーブルがばらせたので頑張って塗装の剥離と錆び取りです.
ベアリングと塗料,注文しなくては.

ではまた


ようやく嫁がれた昭和37年生まれ東邦精機のコンプレッサー修理

2011-04-21 00:51:09 | 整備・作業
友人の後輩がやっているバイク屋さんのコンプレッサーが壊れたので何か手持ちに無いかと電話が
来ました.


我が家には以前,サンドブラストがしたくて大型のコンプレッサーを探していた時期があり必然的?に
何台か集まってきたものがあります.


そんなに大きくない方が良いとのことだったので並列2気筒1馬力のこれに決定.
ただこれは以前,試運転した際に圧力スイッチからエア漏れが見つかったのですが,部品が
高価だったので修理が出来ずにいたものでした.




「長い月日」と「願い」は奇妙なもので,高価で買えなかった圧力スイッチも願い続ければ必然的?に
集まってきてくれました.



これらは装置が廃却される度に部品取りしていたもので,1台分でよかったのですが,どうも
火がつくと思考回路が一極集中になってしまい,頭の中で「圧力スイッチ・ブーム」が巻き起こり
必要以上に集めてまう事が多々あります.


壊れたコンプレッサに補修用にと集めた部品・・・ガレージが手狭になる原因です.

嗚呼,反省.



集めた圧力スイッチの方が上等なのですがスイッチの極数が足りないので残念ながらそのまま
交換という訳にいかず,不具合のところだけ部品を取り替えます.

壊れているのは圧力を受けるベローズ部分,メーカーが違うので取り付けれられるか不安でしたが,
寸法,形状も同じでした.




「圧力スイッチ」なのでコンプレッサからの圧力でモーターをON,OFFさせるものです.

掃除と中身のチェックをしようとしましたが,どうもやりにくい.きっちりするには分解が一番.



圧力がかかると内部のレバーが押されてシーソーになったスイッチが入ったり切れたりします.


古くても国産なので機構部品は丈夫ですがゴムや樹脂はどうしても時間と共に風化・劣化します.
スイッチの電線の被覆にひび割れが見られたのでばらしたら,ボロボロになっていました.




新しく電線を作り直して組み立てます.




モーターの電線類も硬化していたので新しく配線しなおして組み立て完了.

試運転しながらスイッチの動作圧力調整を行います.




運転は問題ないですが,どこかから少しエアーが漏れてるみたい.



漏れ箇所を探します.

・・・・・怪しい箇所が見つかりました.
「逆流防止弁」です.



圧縮機で圧縮した空気をタンクに送りますが,コンプレッサが停止後,タンクからエアーが逆流して
圧縮機から漏れないように逆流防止弁が付いていますが,その弁がリークしているようです.

白いテフロン製の弁がひどく痛んでいます.
部品が無いので磨いてあげて裏返しに組んであげます.


ここまで来ると,綺麗に掃除をしてあげたい気分になってきました.


面倒ですが圧縮機とモーターを下ろしてマジックリンで油汚れを落としてあげます.



日曜の昼下がり,行きかう近所のおじさん,おばさんに声を掛けられながら,せっせと
おっさんは働きます.



綺麗にすることはやっぱりいいものです.


クランク室の中も綺麗にして新しいコンプレッサオイルを入れてあげます.




元通り組み上げて元気に復活です.




ちなみにこのコンプレッサは「東邦精機製作所」というメーカーのもので,製造年月はなんと
製造年月は昭和37年6月!!



私よりずっと年上.



ツールショップなどで輸入品のコンプレッサが売られていますが静寂性や耐久性はやはり国産です.

輸入品の新品を買うならその費用で国産の中古品を探される方が良いと私は思います.



ちょっと疲れましたが,在庫品が処分できたのと,お小遣いが入ったので良かったです.


ただ今のバンディット貯金:826,333円になりました.

う~んもう少し.

ではまた.

続・タイヤチェンジャーのオーバーホール 抜けないターンテーブル軸

2011-04-15 00:52:42 | タイヤチェンジャーのオーバーホール
先日お話したタイヤチェンジャーのオーバーホールの続き.


何でもそうですが,掃除やお手入れをすると不思議と気分がよくなるもの.

こんな作業も同じで,エアシリンダーと切り替えバルブを整備したことで気分もウキウキです.


・・・ただ一箇所分解できずにOリングの交換を終えていない箇所があります.

それはホイールを載せるターンテーブルの軸部です.
悲しいかな何をやってもターンテーブルが抜けずOリングが換えられません.

分解整備して気分がよくなると余計に分解できなかった箇所のことが思い出され気分が滅入って
きます.


気持ちを押し殺しオーバーホールをしたエアシリンダーやバルブ類を取り付けることにしました.




ネジはタップで一つ一つさらってあげて,グリスアップをしながら組みつけていきます.




今回は欲張らずに先ずは動くようにしようと決めていました.

「欲張り厳禁」です.


・・・でも塗装が剥げて錆びているのを見えると気分が悪くなってきます.


(欲張らないと決めたのに)「汚いなあ・・・・なんとかしたいなあ・・・・」と心の中で
悪魔が誘惑してきます.


ビートブレーカー部も別にスムーズに動くのですが,軸にグリスを塗ってあげたい衝動に
かられます.




CRC-556(潤滑スプレー)をシューっとスプレーしておしまい!!・・・・っと思ったものの,
やっぱり分解したい.

悪魔のささやきには勝てず軸を抜くことに.


これがまた,なかなか抜けません.
赤錆で固着しておりました.



錆びた本体が視界に入るたびにみすぼらしいなあと思ってしまいます.

(欲張らないと決めた・・・のに)ホームセンター売っている塗料ででもいいので刷毛で
チョチョチョと塗りなおそうかなあ・・・・と心の中で悪魔がささやきます.


いやいやダメダメ「欲張り厳禁」.

でも刷毛塗りなら簡単で欲張ったことにならないし・・・・.

アホみたいな葛藤ですが本人は至って真剣です.


悪魔のささやきには勝てず「ちょっとだけ」塗装することにしました.

「ちょっとだけ」です.


塗装をするには古い塗装をはがさないとだめで,こんなモノを買ってきました.




グラインダーに取り付けギュイ~ン・ギュイ~ンっと剥がします.




だいだい剥がれたかな~っと思ったものの支柱も外した方が剥がしやすそう.

更に分解は進むのでした.




唯一外せないターンテーブルの軸.
こいつです.腹立つ~.




続きはまた次回.

ではまた



関西独立美術展

2011-04-11 01:56:24 | 日記
昨年から縁あって絵画を見にいくようになりました.

それまでの自分なら自ら足を運ぶことのない世界でしたが,誘ってくださる方の人柄が
そうさせるのか,行ってみようかという気になるのが不思議です.



今回は知人の方が関西独立美術展に入選されたということで大阪市立美術館に行って来ました.





大阪の天王寺動物園の隣にある大阪市立美術館.
動物園には小学校の遠足で行ったきりで,その隣に美術館があるなんて全然知りませんでした.

会場に入るとその広さと作品の大きさに圧倒です.







一度見た作品でも二回目,逆の順路で見ると違った印象を受けたりします.





バイクをモチーフにした作品.
動きのある描写と独特の表現.この作者の方は他にもバイクをモチーフにした作品を描かれて
いるようです.


(どこから?1 木村小百合様)


黄色い雰囲気は砂塵でしょうか.いい味です.
布のリアリティさ,滑らかさ,立体感,素晴らしいと思いました.


(夜気 宮澤悟様)



透明を描くってすごいですね.


(斜光1 宮谷順子様)



滑らかな人肌.美しいなあと感じます.



(光彩の中へ 山根須磨子様)




私の知人の作品です.
お父様とそして自分までも襲った病.生死をさまよった心の目で見た現実を一枚のキャンパスに
幾重にも描き込んだ深い作品です.


(19:30のねむ気 贄田肇様)





沢山の作品がありましたがどれも素晴らしいものばかりでした.
作品の良し悪しはまだ何も分かりませんが,いつか何かの役に立つのではないかと思います.


ではまた.

作者各位
すばらしい作品を鑑賞させていただきありがとうございます.
作品の掲載に付きまして不具合がありましたらご面倒でもご一報くださいませ.
直ちに掲載を取りやめさせていただきます.
宜しくお願いいたします.
(okutec_spあっとyahoo.co.jp 「あっと」は@になります)

大阪方式の家電リサイクルで駆け込みエコポイントとようやく我が家も地デジ化

2011-04-07 01:17:50 | 日記
7月24日をもって終了する地上アナログ放送.

周りの人に聞くとほとんど皆さん大型液晶テレビを買って地デジ化している.


元電気屋の我が家は昔からその宿命か家電品は一番遅れている.
そう,新しい家電品は売り物であって自分達が使うものではありませんでした.


3月末で終了するエコポイント.

我が家は母子家庭の姉家族もいるので買うとなると一緒に揃えてあげないといけないので
なかなか踏ん切りがつかず,ずるずると後回しになっていました.


費用を抑えるために今使っているテレビに地デジチューナーをつないでやり過ごそうかとも
思ったのですが,久しぶりに見た姉のテレビは映りも悪く,このまま使い続けさすにはあまりに
不憫なので購入することにしました.


エコポイントを申請するには古いテレビをリサイクルするのが条件ですがこの費用も結構します.
何か良い方法がないかと調べてみたら大阪には「家電リサイクル大阪方式」というのが有るのが
分かりました.

処分費も安く,認定施設に直接持ち込めば一台ごとに掛かる運搬費用も不要ということで
不要な家電品を集めて持って行くことにしました.




認定施設は堺市の「(株)大林」というところ.

ちょっとイカツイ感じの人達ばかりでしたが,これがみなさん親切丁寧でびっくり.



あっという間に車から降ろしてもらい事務所でリサイクル券を受け取り終了.

道路に出るのにも誘導してくれる親切ぶりに気持ちよく利用できました.
大阪の人は費用も安く済むので是非持ち込んでみてください.



さて肝心のテレビですが,とら母は大のテレビっ子.
なので,HDDにBD,3D対応(メガネ2個付き!!),4倍速と何でも有りの三菱電機の「REAL」を
ネットで購入.

ネット通販店ってなぜにあんなに安いのか不思議に思いつつ,丁寧に梱包をしてくれるお店をチョイス.





テレビ台まで手が回らず,それまで使っていたテレビ台に載せてみたものの視線がちょっと高いので
姉の方から先に急きょ簡単なテレビ台を作ることにしました.

簡単に作るので材料は2×4(ツーバイフォー)材です.




結合に使ったアイテムがこれ.気軽に棚や机を組むことができます.




アメリカ製です.さすがDIYが進んだ国です.




背面の板は転倒防止用にテレビをくくりつけるための板です.




三菱の「REAL」は画面下にスピーカーが並びその下にBDがあるため市販のテレビ台では視線が
高くなりがちなので天板高さを30センチ程度に作ってみました.





捨てるにはもったいないテレビには4000円程度の地デジチューナーを付けています.
これでもふつ~に見れるので全然OKです.




次は自分達のテレビ台作りですが,何かと忙しくていつになるやら.

ではまた.