電力会社のサイトで電気の使用量が見れるようになって随分電気が身近になった気がします。
特に時間帯別の使用量を見てると使用量が多い時に何を使っていたのかとか、夜中でも地味にずっと流れている電気って何なのかと考えたりするようになりました。
調理の時間帯に使用量が跳ね上がるのは仕方ないとして、昼夜関係無しにずっと使われている電気は「チリも積もれば」ではないですが、こういったものの方が
電気代に効きそうな気がします。
通路や入口の照明は暗くなると点けっぱなしにしていたので2年くらい前に蛍光灯から蛍光灯型LEDに換えました。(コチラがそれ)
これが以外と明るく、電気の使用量なんて見るようになったら「こんな明るくなくても」とか、「必要な時だけ点いてくれたらいいのに」なんて思ってしまい、
人感センサーが付いた直管タイプの蛍光灯型LEDを買ってみました。

こんなものが出る前はホームセンターで売っている屋外用のセンサーライトを廊下に付けたり、トイレの換気扇を繋いだりしていました。

で、このセンサーライトですが何年かすると何故か決まって点きっぱなしになって壊れてしまいます。
ネットで検索すると似たような故障の話が書かれていて、リレーの接点がくっついたままになるのでリレーの交換して直したというのをよく見かけた。
トイレの換気扇に繋いでいたのは98%くらいの確率で動作不良を起こしていたので手動で入り切りしていたのですが時折正常に動作するときがあって
作動の様子を見てましたが、ウチのはリレーの制御がダメみたいで、ネットの症状とはちょっと違っていました。
長い間ごまかしながら使ってきましたが、どうせなので見てみる事にしました。
手元に同じのが2台、どちらも壊れ方は同じ。基板を取り出すと基板の一部が変色していて、うち一台は焼けた原因であろうダイオードが基板からパターンごと外れていました。
半田付けし直してみましたがダメ。
電源系とセンサー系の基板の組み合わせだったので二個一(ニコイチ)とかしてみましたがやっぱりダメ。
焼けた所は通電すると少し発熱していました。

外見は少し違うもののセンサー部の形が同じものがあったのですがコチラも通電するとセンサー部がほんのり温かい。
どうやら回路設計がよろしくないみたい。
電気暖房が電気代が掛かるのと同じで電気回路で発熱するというのは効率の良いものではありません。
センサーライトで省エネとか言っておいて待機時に発熱したらアカンやんということで、待機時の電流を測って見たくなったというのが今回のお話しです。

約30mA。
ということは3W。
電気代の掛かるハロゲンランプを使っていた時代なら気にもならないような数値かもしれませんがLEDの消費電力が5Wとか10Wの時代なので
無視できなくなってきていると思います。
こちらは昔に買っておいた同じようなセンサーライト。
ハロゲンランプでは電気代が掛かるので代わりにLEDランプを付けてみました。

待機時の電流値が約24mA

点灯時は100mA程度ですが、人感センサーの電流が乗っかかってるのでLEDの消費電力はそれをさっ引いた値になります。

こちらはトイレに付けている照明器具。
スリムタイプの蛍光灯が付いていて形もちょっとこじゃれていてます。
待機時の電流がコチラも約30mA。
AC100VをDC-Vに変換するための電源効率が一昔前はこんな感じだったのかもしれません。

点灯時は約500mA。ここまで来たら0.5Aと表現したほうが正しい気がします。
裸電球と比べて電気代が安いと言われていた蛍光灯もそれも今は昔。

センサーライトを換気扇の作動に使っていますが、こちらは約200mA。
これも待機時の電流が乗っかっての数値。

冒頭で紹介した人感センサー付きの直管タイプのLED型蛍光灯の待機時の電流は約10mAとさすがに低くなっていました。
消費電力が下がって電源回路が電気を食ってしまっては元も子もないといことで最近のスイッチング電源はその効率が90%くらいまでよくなっているとありました。
古いセンサーライトも頻繁に人が行き来する場所や、消費電力が大きな機器を制御するなら待機電力が少々高くても、まだ恩恵はあるように思えますが、
トイレなんかで動作回数が限られると、待機電力が消費する電力になってしまうなあと思った出来事でした。
大した話でもありませんがLED照明が実用的になったのはすごいなあと思います。
ではまた。
特に時間帯別の使用量を見てると使用量が多い時に何を使っていたのかとか、夜中でも地味にずっと流れている電気って何なのかと考えたりするようになりました。
調理の時間帯に使用量が跳ね上がるのは仕方ないとして、昼夜関係無しにずっと使われている電気は「チリも積もれば」ではないですが、こういったものの方が
電気代に効きそうな気がします。
通路や入口の照明は暗くなると点けっぱなしにしていたので2年くらい前に蛍光灯から蛍光灯型LEDに換えました。(コチラがそれ)
これが以外と明るく、電気の使用量なんて見るようになったら「こんな明るくなくても」とか、「必要な時だけ点いてくれたらいいのに」なんて思ってしまい、
人感センサーが付いた直管タイプの蛍光灯型LEDを買ってみました。

こんなものが出る前はホームセンターで売っている屋外用のセンサーライトを廊下に付けたり、トイレの換気扇を繋いだりしていました。

で、このセンサーライトですが何年かすると何故か決まって点きっぱなしになって壊れてしまいます。
ネットで検索すると似たような故障の話が書かれていて、リレーの接点がくっついたままになるのでリレーの交換して直したというのをよく見かけた。
トイレの換気扇に繋いでいたのは98%くらいの確率で動作不良を起こしていたので手動で入り切りしていたのですが時折正常に動作するときがあって
作動の様子を見てましたが、ウチのはリレーの制御がダメみたいで、ネットの症状とはちょっと違っていました。
長い間ごまかしながら使ってきましたが、どうせなので見てみる事にしました。
手元に同じのが2台、どちらも壊れ方は同じ。基板を取り出すと基板の一部が変色していて、うち一台は焼けた原因であろうダイオードが基板からパターンごと外れていました。
半田付けし直してみましたがダメ。
電源系とセンサー系の基板の組み合わせだったので二個一(ニコイチ)とかしてみましたがやっぱりダメ。
焼けた所は通電すると少し発熱していました。

外見は少し違うもののセンサー部の形が同じものがあったのですがコチラも通電するとセンサー部がほんのり温かい。
どうやら回路設計がよろしくないみたい。
電気暖房が電気代が掛かるのと同じで電気回路で発熱するというのは効率の良いものではありません。
センサーライトで省エネとか言っておいて待機時に発熱したらアカンやんということで、待機時の電流を測って見たくなったというのが今回のお話しです。

約30mA。
ということは3W。
電気代の掛かるハロゲンランプを使っていた時代なら気にもならないような数値かもしれませんがLEDの消費電力が5Wとか10Wの時代なので
無視できなくなってきていると思います。
こちらは昔に買っておいた同じようなセンサーライト。
ハロゲンランプでは電気代が掛かるので代わりにLEDランプを付けてみました。

待機時の電流値が約24mA

点灯時は100mA程度ですが、人感センサーの電流が乗っかかってるのでLEDの消費電力はそれをさっ引いた値になります。

こちらはトイレに付けている照明器具。
スリムタイプの蛍光灯が付いていて形もちょっとこじゃれていてます。
待機時の電流がコチラも約30mA。
AC100VをDC-Vに変換するための電源効率が一昔前はこんな感じだったのかもしれません。

点灯時は約500mA。ここまで来たら0.5Aと表現したほうが正しい気がします。
裸電球と比べて電気代が安いと言われていた蛍光灯もそれも今は昔。

センサーライトを換気扇の作動に使っていますが、こちらは約200mA。
これも待機時の電流が乗っかっての数値。

冒頭で紹介した人感センサー付きの直管タイプのLED型蛍光灯の待機時の電流は約10mAとさすがに低くなっていました。
消費電力が下がって電源回路が電気を食ってしまっては元も子もないといことで最近のスイッチング電源はその効率が90%くらいまでよくなっているとありました。
古いセンサーライトも頻繁に人が行き来する場所や、消費電力が大きな機器を制御するなら待機電力が少々高くても、まだ恩恵はあるように思えますが、
トイレなんかで動作回数が限られると、待機電力が消費する電力になってしまうなあと思った出来事でした。
大した話でもありませんがLED照明が実用的になったのはすごいなあと思います。
ではまた。