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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

2018年夏 車中泊の旅 回転寿司「トリトン」 美瑛の観覧車とふらの風景画家「永井綾子」さんのご主人 ハイランドふらの 朝日ケ丘公園

2018-08-31 03:32:03 | 2018年夏 車中泊の旅 北海道の公園めぐり
北海道車中泊の旅の続きをかきます。




8月19日

美幌の「ばるぶ」さん夫妻のお宅に一泊させてもらい、久しぶりのふかふかの布団で眠れた。

朝7時に起床し少しおしゃべりをして昼前に出発することにした。










昨夜、娘は愛犬「エルちゃん」に吠えられて泣いてしまった。

「ばぶる」さん曰く、小さい子供には大丈夫だけど、少し大きな子供には警戒すると言っていたけど、3年前にお邪魔したときの写真を見たら確かにそうだった。

(撮影:2015年8月14日)









娘もこのままでは悔やまれると思ったのか、少しでも仲良しになろうと頑張っていた。









少し触れた。
良かった。











「ばぶる」さんご夫妻、お世話になりました。









11時前に美幌を出発
天気が良くて、気温も高くなく過ごしやすい。






今日の目的地は北海道の回転寿司で一番美味しいと思っている北見市の「トリトン」。
北海道に来てここは絶対に外せない。

その後はお土産のメロンを買いに富良野まで行く予定。
距離にして220kmほど。










「トリトン」までは25Kmほど。
道道をのんびりと走る。










道ばたで自分の自転車を覗き込んでいでいる人がいた。
その自転車が気になって慌ててシャッターを切る。











フレームはトップチューブが地面と平行なっているホリゾンタルフレームと言われるもの。
変速レバー(Wレバー)がダウンチューブについていて、ハンドルはランドナータイプのドロップハンドル。
泥よけも「取りあえず付けてます」的でないタイヤを深く包み込むような深い泥よけ。

今では見かけなくなったデザインだけどそれほど自転車自体は古い物ではなさそう。
自転車好きな友人に聞いたところ、最近昔のタイプの自転車がリバイバルしているらしい。

泥よけの取り付けネジとかが安っぽくないところから現行の良いヤツなのかもしれない。



レトロとかクラシックとか言われていてるみたいだけど、自分にとってサイクリング車と言えばこの形で、今の主流のトップチューブがシートに行くにしたがって
傾斜しているスローピングフレームの自転車は男前に見えない。

自宅に帰って調べてみたらフレームに書かれている「SWALLOW」からツバメ自転車で知られたARAYA製の現行モデルだと分かった。

格好いい。












12時過ぎ、トリトン到着。













とら母(嫁)が最近よく頼む「三種盛り」や「五貫盛り」的なやつ。
今回は「やりいか」「平目」「生うに」の北海道産の三種盛り。

アッと言う間に「宇宙の胃袋」に解けて無くなった。










相変わらずな「いくら娘」。











腸にやさしい食事をしているせいで、最近はサーモンとか中トロ、イクラが苦手になって、最近はまっているのが玉子握り。

玉子に始まり玉子に終わる。








〆サバやホタテも旨し。

3人で6千円ほどでした。










富良野を目指し国道333号線を走る。

主要な町を目指す道ってそう何本もあるわけでなく、何度も北海道を訪れると同じ道を走ることが珍しくない。

この交差点は右折側に国道が続いていく。
当然毎回右折するのでその先に何があるか知らない。

こんな交差点がいくつもあって、差し掛かる度に、真っ直ぐ行くとどうなるんだろうか、何があるんだろうかと思ってしまう。




この交差点の向こう側には廃業したお店がそのままの状態でずっとあって目印のような存在だった。

今年来たら建物が壊されて更地になっていた。
手前の角には廃校した学校があったけど、これも今年見たら更地になっていた。








北海道の廃校は珍しく無く、あちこちで幾度と無く見てきた。

廃業したお店も沢山見てきたけど建物はどれも残ったままだった。

更地にするにも費用が掛かる。土地があっても売れるわけでもないのでそのままっていうのがほとんど。
なので何も無くなった風景を見ると少しもの悲しさを覚える。


3年前の写真を探してみた。
自販機だけが場所を変えて残っていた。

(撮影:2015年8月16日)









遠軽町から旭川紋別自動車道(無料区間) に入る。









晴れていた天気もまたぐずつきはじめた。
雨雲は手の届くところまで降りてきている。

今年の北海道の天気は変わりやすく雨ばかりだ。









全道的に雨雲があるわけではないらしい。
さっきよりも雨脚が弱まっている。


遠くを見るとお陽さんの差し込む光が見える。
あの辺りはきっと晴れているんだろうなと思いながら走った。








愛別で高速を降り、旭川の市街を避けながら国道237号線で南下する。

美瑛はもうすぐ。










ラベンダー畑で有名な「かんのファーム」。










観覧車が目に留まった。
娘が乗りたいと言った。

このとき既に夕方5時半をまわっている。
北海道の夜は早い。
観覧車はまだ回っていたものの、もうそろそろ終わるかも知れない。

お土産のメロンも買わなければならない。
メロンを買うお店は普通の町のスーパー。たぶん7時くらいまではやっているだろうと高をくくって、取りあえず観覧車が乗れるか見に行ってみた。










幸い観覧車は6時までやっていた。










この観覧車ができるとき、景観を損ねると反対運動が起きてもめているという記事を何かで見た。








その話を聞いたとき、それはダメだろうと思った。

そんなこともすっかり忘れ、ただ娘にせがまれて乗ってしまっている自分。
人の気持ちってそんな物かも知れない。


ここから見る景色は当然良くて、初めての人がいたら「一度は」といって勧めるかも知れない。
ただ美瑛の美しい丘にたって見ていないから、そんなことが言えるのかも知れない。









それよりも問題なのが外国人観光客のマナーの悪さ。

美瑛には「セブンスターの木」「マイルドセブンの丘」「ケンとメリーの木」などCMロケ地でも使われた美しい景色がたくさんある。
それらの観光スポットの一つだった「哲学の木」が観光客のマナーの悪さに地主が切り倒してしまった。




自分が二十代のころ訪れた美瑛は観光地化されておらず、ケンとメリーの木も道ばたに少し車を止めるスペースがあるくらいだった。

それからしばらくすると駐車場ができて自動販売機が置かれた。
ケンとメリーの木を写すと自販機が写るなんて似合うはずがない。

なだらかな丘にポツンと背高のっぽのポプラの木があったところが、観光開発という名のもとに風景が変わってしまった。


ノシャップ岬も同じで岬の碑があるだけのひっそりとした場所だったのが、駐車場ができて公園が整備されて雰囲気が変わってしまった。
活気付けようと駐車場を作って公園を整備して、人は集まったものの大切なものを失い、今は大勢でやってくる外国人観光客ばかり。
それでも盛り上がればいいけれど、失っていくことの方が多い気がする。


たしか「かしわ園」と言う名前のキャンプ場が美瑛の丘にあって、あまりに近い場所だったので日が暮れるまで夕焼けを眺めても、すぐにテントにもどれるのでベースキャンプとしては
最高のロケーションだった。それも随分早くに閉鎖された。

無料だったために長期滞在者が幅を利かせ、訪れる一般の利用者に偉そうに物言いする主(ぬし)がいたことで有名だった鳥沼公園キャンプ場もそれが理由で閉鎖。












失なった原因はマナーやモラルの無さ。
行き過ぎた管理は御免だけど、ある程度の規制のもと上手く調和してよき時代を残していって欲しい。









観覧車のすぐ前に絵画が飾られたお店があったので入ってみた。









富良野で絵を描いている画家のお店だった。
中に入ると富良野や美瑛の油絵が沢山飾られていた。

「ふらの風景画家 永井綾子(さん)」











お店のご主人はすごく物腰が柔らかな人だった。

話しを聞くと画家の永井綾子さんというのは奥さんで、ご主人も奥さんの弟子と謙遜しながら描いていると話してくれた。

ふと見たとき右手首から先がないことに気付いた。

失礼ながらそのことを聞いた。
すると穏やかな口調で小さい頃にひき逃げに遭い右手を失った話しを聞かせてくれた。決してお涙頂戴な風でもなく同情を誘う風でもなく、淡々と話してくれた。

普通なら素通りするところが、その穏やかさに惹かれてしまい、ご主人の描いた絵を教えてもらった。










高い物は買えないけど自分のお土産に一つ買うことにした。

顕微鏡を見ながら描いていると教えてくれた。


「セブンスターの木」








少し良い気持ちになった気がした。















少し長居してしまった。
メロンを買いに行くスーパーへ車を走らせた。


まだ6時半。

きっと大丈夫と思っていたのに

・・・・北海道の夜は早かった。









明日の朝、出直そうということで今日はこの辺で寝ることにして、先ずは夕ご飯の買い出し。

街の大きなスーパーに立ち寄った。









キャベツの千切りに絹ごし豆腐。
大腸にいる菌は乳酸菌ではなくてビフィズス菌なので「脂肪ゼロのビヒダスヨーグルト(400g)」は外せません。










懐かしいアイスを見つけた。












相変わらずガチャガチャにトラップ。
でも買いません。










買い出しを済ませて温泉に。
今日のお風呂は「ハイランドふらの」。









大人590円 











朝食付きの朝風呂。
憧れる~。
一度はやってみたい。











今日の寝床は「朝日ケ丘公園」の駐車場。

お盆を過ぎて車中泊も随分少なくなって、ここは街から離れているせいでキャンピングカーが一台と軽乗用車が一台だけ。
山頂なので少し富良野の夜景が見れた。

おやすみなさい。





ではまた

2018年夏 車中泊の旅 道の駅「愛ランド湧別」の遊園地 「Family 愛 Land YOU」 北見湯元 のつけ乃湯 そして美幌へ

2018-08-24 04:14:59 | 2018年夏 車中泊の旅 北海道の公園めぐり
8月18日
道の駅「かみゆうべつ温泉」の朝。
やっと雨が止んで青空が顔を見せた。








今日は気になっていた遊園地に行った後、北海道で知り合った美幌の夫妻のお宅にお邪魔するので久しぶりに早起きした。

朝から買い出しに行くと遅い朝がもっと遅くなるので手っ取り早く朝は前日に買っておいたパンにした。
黒糖ロール。美味いけどこれだけなので最後の方はくどくなってきた。











とら母はパンでもご飯でもくどいとかが無く、胃袋が溶かしてくれる。









発つ前に駅舎を見に行った。

自分が小さな頃、おふくろの故郷の鹿児島まで一度は寝台特急に乗って帰りたいねって話をずっとしていた。
結局それは実現されなかった。
国鉄の当時の面影を見かけると、おふくろと交わしたそんな会話が思い出され、少し切ない気持ちになる。











遊園地はでは距離にして20km弱。
国道238号線をオホーツク海沿いを走る。

今回の目的地の遊園地は、以前からその前を通る度に観覧車が見えていて気になっていた所だった。
道の駅もロケーション的に立ち寄るほどの場所でもなく、単なる通過点に過ぎなかったので、今回は敢えてそこに行くことにした。









道の駅「愛ランド湧別」に隣接する遊園地「ファミリー愛ランドYOU」











入園料が無料でアトラクションもレトロ感満載なものばかり。
向こうに見えるのは海ではなくサロマ湖。










乗り物は大抵200円程。
乗り放題が1600円。
元が取れるか分からなかったけど3人とも乗り放題チケットを買った。

今まで身長制限で引っ掛かって乗れなかった娘は真っ先にグレートポセイドン(バイキング)に乗りたいと言った。











初めて乗るバイキング。
最初こそ怖がったものの、完全にハマってしまった。










とら母は一回で酔ってダウン。








ちょっと休憩。









取り敢えず違うのに乗ることにした。

浮き輪に船外機を前に付けたような乗り物。
初めて見る乗り物。













船体が丸いせいで真っ直ぐ進まず操縦が難しい。
でも面白い。










とりあえず何でも順番に乗りたがる娘。

自転車みたいに脚で漕ぐやつ。









のんびりと高いところから見渡せて良い感じ。










大人が見たらつまらなさそうな物でも未体験なので、とにかく片っ端から。


















唯一のジェットコースター、と言っても大きな遊園地でいうところのクレイジーマウスくらいの小さなヤツ。

コースも短いので3周。
最後の停止が面白くて、乗り場を通り過ぎて少し上ったところで停止し、係員のおじさんが引っぱってホームに戻して降車。
乗車人数が増えるとオーバーランもその分大きくなっていた。








ゴーカートはスピードは出ないけどコースがまあまあ長めなのでこれはこれでOK。


















バイキングにはまった娘はまた乗りたがった。
3回連続して私もややグロッキー気味。
小休憩したあと2回乗ったらもう吐きそうになってリタイヤ。
係員さん曰く、「回数のったら意外ときついですよ」と。 確かに。


それでも無限のエネルギーを持つ子供は止むことも無く、あとは一人で乗車。









同じように小学生くらいの女の子が一人で乗っていた。
その子も繰り返し何度も乗っている。
二人が向かい合うように両端にのって、キャッキャ言う内に意気投合。











社交的な性格が類は友を呼び、いつしか友達になり一緒に乗るようになった。


(顔が判別できないよう写すのも大変なんです)








あとは無限ループ状態。
乗っては降りて、また乗って。
お客さんがいないときにはタッチ&ゴー状態で、終わったら降りずにそのままスタート。

終了と同時に運転開始のベルを鳴らす係員に笑ってしまった。ここではこんなのが日常的みたい。


30回くらい乗ってた。








意気投合した二人は「次あれ乗ろう!!」ってな具合に二人で行動。











親としては助かるわけで・・・・。

女の子のお母さんも小さな子供がもう一人いて、そこの子の相手をしなければならず、

双方で「すみませんね~。助かります~。」









「最後にみんなで乗ろう」って話していた観覧車もちゃっちゃと二人で乗ってました。









ゴーカートに再び。
小さな子供は保護者の同伴が必要。

女の子のお母さんは小さな娘さんと一緒に乗車。

・・・・成り行き上、見知らぬ女の子とゴーカートに乗りました。
















私たち3人では、それなりにしか楽しめなかったかも知れなかったのが、同じ世代の友達と遊べて本当に楽しそうだった。

いままで素通りしていただけの遊園地。
新たな発見でした。





一緒に遊んでくれた女の子のご両親へ
もう二度と会うこともないでしょうが、もし万が一これを見たら連絡を下さい。顔がちゃんと写った写真がいくつかありますのでお送りします。














午後4時過ぎ。「ファミリー愛ランドYOU」を後にし、美幌へ。


美幌には旅仲間の夫婦が住んでいて今夜ご厄介になることに。




お邪魔する前にお風呂。

今日の温泉は北見にある「北見湯元 のつけ乃湯」









料金が大人420円と安い。
備え付けのボディーソープやシャンプーがないと思ったら、ここは源泉掛け流しの公衆浴場。








露天風呂もあって、泉質もややヌルッと感がするアルカリ泉で温泉としては非常にいいところです。

サッパリしました。








温泉のあった北見から美幌までは約20Km。
ミラーに映る黄金色の光。






きれいな夕日に気付いた。
今日は晴れてくれて良かった。










夕方6時半、美幌のご夫婦宅に到着。

愛犬のエルちゃん。










晩ご飯は私の腸に気を遣ってくれて魚と湯豆腐。

カラフトマスの味噌味がすごく旨かった。

感謝感謝です。










食後「ジャイアン兄」にもらったメロンをみんなで食べた。甘くておいしかった。













娘はエルちゃんに吠えられて泣いた。

「ジャイアン兄」の愛犬(猟犬)のクマとギンジに私が吠えられたとき、娘がうれしそうに「私は吠えられなかったよ」と自慢していただけにちょっとショックだったようだ。









お互いが50才を過ぎたオッサンなので、盛り上がる話は健康や病気の事。それと今の生活やこの先のこと。
元は大阪で今は美幌暮らし。
北海道の暮らしは冬の厳しさもそうだけど仕事が少なくてそっちが大変。
楽しく北海道で暮らすには日頃の節制も大切。

節約されて暮らしているなかで、いろいろとストレスも貯まるわけで、そこを上手くやりくりされている。

生活の中で「ゆとり」はある意味「無駄」ともとられるけど、この歳になると「無駄」も大切なファクターだと思ったりする。
そんな話しを夜遅くまでした。

私の腸にと「オリゴ糖」をもらった。
腸内環境も大切でした。





ではまた。


2018年夏 車中泊の旅 旅の締めくくりと6歳になった娘 フェリー「はまなす」デッキより

2018-08-22 19:39:07 | 2018年夏 車中泊の旅 北海道の公園めぐり
8月22日

今、舞鶴行きのフェリーのデッキからこれを書いています。
あと2時間ほどで舞鶴港に着きます。











今日がこの旅の最終日。

14日間の旅が終わります。

寅次郎が一緒だった頃と違って単なる家族旅なので、見知らぬ人との出会いはなかったですが、古くからの旅仲間と再会できたり、
いろんな公園に行くことができました。









折しも今日8月22日は娘の6歳の誕生日になります。



なかなか子に恵まれず夫婦2人と寅次郎の家族だったのが、娘が加わり旅のスタイルも随分変わりました。
ブログの中身も、単なる家族写真が中心だったりと、見応えのないものになってしまって申し訳ないと思いますが
いつしか娘が昔を目返した時に懐かしく思えたらという思いで書いています。
なので、どうぞご容赦ください。


旅の続きは家に帰ってから書き続けたいと思います。
よろしくお願いいたします。

車中泊の旅日記にお付き合いくださりありがとうございました。

新日本海フェリー「はまなす」船内より。





2018年夏 車中泊の旅 興部ルゴーサエクスプレス 紋別 オホーツク流氷公園 五鹿山公園列車宿 上湧別道の駅

2018-08-21 12:10:06 | 2018年夏 車中泊の旅 北海道の公園めぐり
8月17日

西興部の道の駅「花夢(かむ)」の朝。
相変わらずの雨。













そだね〜









道の駅をのぞいて見る。









次の目的地はオホーツク海岸沿いを走っているときに気になってきた道の駅な割に観覧車がある所。
遊園地らしい。

とりあえず昨日行こうとしていた興部の道の駅を目指し、海岸線沿いを南下する。

今年のお盆休みは雨ばかり。
この時だけは車で良かったと思った。








途中のセイコーマートで昼ご飯を調達。
今日も定番のメニュー。
鯖の塩焼きにも飽きてきた。
キャベツの千切りは美味しい時と青臭い時がある。
持参したエゴマ油と醤油ではドラッシングのようにごまかしきれない。

















興部の道の駅「おこっぺ」到着。
雨は霧雨程度になっている。

ここには列車が2両置いてあって休憩や宿泊が無料で出来る。

「ルゴーサエクスプレス」
(ちなみにルゴーサとは、はまなすの意味)









左の客車は「ホステル出会いの宿」という名前でお座敷列車風になっていて泊まることができる。
右の客車は「サルーン語らいの舎」という名前でテーブルとイスが用意されていて休憩ができるようになっている。










雨の日は満室になることが多く、前に泊まった時は場を仕切るオッサンみたいなのが牛耳っていて、サルーンの方にブルーシートを敷いて
寅次郎と寝た思い出がある。
















列車で寝れる話をしたら娘が自分もしたいと言い出した。
さすがに日程的なら今日ここで寝るわけにもいかず、この先の似たような列車で寝れる所に行く事にした。

雨が降ったり止んだりで一向に晴れる気配がない。





ガソリンを入れに道の駅近くのホクレンのスタンドに入った。
ふと隣を見たら「おこっぺアイス」のお店。
以前、寅次郎を見てブログにコメントを書いてくれたお店だった。
寅次郎は単なる夫婦のライダーだった私達に色々と花を添えてくれた。









興部を出て更に海沿いを南下する。








天気が悪く外で遊べないので予定を早めて洗濯する事にした。









紋別のコインランドリーに立ち寄る。ここには大型スーパーにダイソー、ドラッグストアーなどいろんなお店があってすごく拓けて賑やかな所。








洗濯している間に昼ご飯の買い出し。









品揃えが豊富。








ホッケのお弁当にがっつり入った塩鯖のお弁当。
焼き魚のお弁当なんて始めて見た。









美味しかったです。
恐るべし紋別。












オホーツク海岸沿い走っていると、ふと遊具が目に留まった。







雨は小康状態になってはいるものの遊べるほどではない。
とりあえず次のために写真だけ撮っておこうとしたけど娘が行ってみたいと言うので、ひょっとして屋内遊具があるかもしれないと思い、慌てて車をUターンさせた。

「オホーツク流氷公園」と書いてあった。








幸運にも屋内施設があった。













中に入ると体育館ほどの広さに遊具が置いてあった。
娘は待ちきれなくて「行って来ま〜す」と言ってた飛んで行った。



























棒状と球状の木片のプールと言うべきか池と言うべきか。















棒状の木片のプールの方は恐怖映画「ソウ」 (SAW) で被験者が針の付いた注射器が溜まった中に突き落とさせるワンシーンを思い起こされる。

子供は全然平気なのに球状の方でも大人は足が痛い。























外にはドッグランもあって良い公園でした。









フワフワドームも有って、今度は晴れの日に来たいと思います。










晩ご飯の買い出しに湧別のA-coopに立ち寄った。
夜7時まで。
地方の店は閉店が早い。
二人して半額のお刺身を買った。











紋別の「五鹿山公園キャンプ場」に客車を利用した無料で泊まれるところがあるので行ってみた。






前に来た時、ここで鉄道マニアの一行と出会った。
各地の鉄ちゃんがワンボックスに乗って廃車体を見て回る行脚をしていた。
私は彼らを「最強の鉄ちゃん軍団」と思った。

彼らは無心でこんな写真を撮っていた。










国鉄
懐かしき、良い時代だった気がする。










泊まろうとしたけど蜂が出て利用出来なかった。
残念。












上湧別の道の駅まで移動して温泉に入ることにした。

ここは古い駅舎が再現されている。










人感センサでちょっとだけど駅のアナウンスとSLが発車する音が再現され流れる。

















道の駅にある温泉「チューリップの湯」












お決まりのガチャガチャ。











たまに見かけた「北海道のおみやげフィギア」。
買ってみた。












こんなの









北海道新幹線が出てきた。












晩ご飯はさっきのA co-opで買った半額のお刺身とセイコーマートのおにぎり。お決まりの絹ごし豆腐と千切りキャベツの組み合わせ。










では、おやすみなさい。







西興部 木の遊園地「森の美術館 木夢(こむ)」 温泉は森夢(りむ) 道の駅は花夢(かむ)

2018-08-20 15:43:12 | 2018年夏 車中泊の旅 北海道の公園めぐり
8月16日

「道の駅 マリーンアイランド岡島」の朝。

一晩中降り続いた雨は朝になっても止むことはなかった。
雨粒が天井を叩く音を聞くのって意外と好きだったりする。
幼かった頃、雨で遊びに行けずぼーっ外を眺めていた時に聞こえてきたトタンを叩く音。
懐かしいあの頃を思い出すからだと思う。











朝食は昨日のうちに買っておいたセイコーマートのオニギリとパン。













道の駅を少しのぞいて見る。

どこにでもあるガチャガチャ。
子供の心に上手く入り込む。
大人はつい買ってしまうか、買わないと言い聞かせるのに苦労する。






今日の目的地を探す。
雨でも遊べる所を、とら母が探して見つけたのが西興部の木の遊園地「森の美術館 木夢(こむ)」という所。

距離にして90km。







北海道の東の海岸、オホーツク海岸沿いを走る。
雨で波が高い。










雨の中、ひたすら車を走らせる。












途中のセイコーマートで昼ご飯の調達。
雨の日は外に出る方が少なくなるので、食べてばっかりな気がしてならない。

定番の鯖の塩焼きに玉子焼き、絹ごし豆腐に千切りキャベツ、それとセイコーマートの店作りのおにぎり。











とら母は相変わらずガッツリ食べる。









西興部の木の遊園地「森の美術館 木夢(こむ)」










広い施設に木の遊具やおもちゃがたくさんある。








モーターとかゼンマイなどは無く全て人力。































木で出来たボールをカップに乗せてハンドルをくるくる回すと上まで上がって行く。
滑り台をボールがカタンカタンと転がり落ちてくる。

単純なものだけど子供はボールをかき集めて必死になって次々上げて行く。

世のお父さんお母さんは我が子のためにと、一緒になってボールを集める。
















ペダルを漕ぐ乗り物、体を揺らして動かす乗り物、足で漕ぐ乗り物。
大人にはちょっと辛い。










クランク運動を回転に変える機構ならやや無理があって効率が悪く、思うように前に進まない。










木で出来た滑り台にジャングルジム。








木のボールがたくさん。








お決まりの
「埋める」









相変わらず外は雨。










広い施設にいろんな遊ぶものが盛りだくさん。

北海道には広い敷地を活かした子供に優しい施設が沢山あるなと思った。









入り口にこんなポストカードを見つけた。

GL先生が欲しがりそうなやつ。
GL先生の分ももらってきた。欲しければ連絡を下さい。(GL先生はフルサイズの一眼レフカメラという武器を財にもの言わせて買って、女子アナを撮る
エ○カメラマンの側面を持つトランペッター。カーリング女子も当然好き)











温泉は隣接するホテル森夢(りむ)のお風呂。








6のつく日は「フロの日」という事で半額。
ラッキー。






温泉は安くていいお風呂でした。こちらも露天風呂が無くて残念。









風呂場にあったカルピス味のソフトクリームのポスターを見て娘が食べたいというので私もチャレンジしてみた。

半分でもう要らないと思った。
やっぱ味覚の変化は恐ろしい。








ソフトクリームを売っていたのが売店ではなくレストランだったので他のお客さんはお食事中。
出てくる料理は皆、ボリューミーで美味しそうに見える。

とら母の「宇宙の胃袋」の叫びが聞こえてくる錯覚に陥る。

「す、すみません、メニューを見せてもらえませんか」
ウエイトレスさんにメニューを頼んだ。


とら母の食べたそうなオーラに負けてここで食事することにした。

私が頼んだ親子丼は鶏肉はたくさん入ってたものの卵の熟させ方がイマイチだった。
とら母が頼んだあんかけ焼きそばは結構ボリュームがあったけど数分でとら母の胃袋に溶けて無くなった。









今日の寝床は西興部の道の駅「花夢(かむ)」
相変わらずの雨。
おやすみなさい。





ではまた。

2018年夏 車中泊の旅 サガレンから北海道立宗谷ふれあい公園 そして枝幸へ

2018-08-18 01:33:55 | 2018年夏 車中泊の旅 北海道の公園めぐり

8月15日
サガレンの朝。
4時にはジャイアン兄が散歩に行き、6時にはGL先生はおにぎりを頬張っていた。






寅次郎といつしか築かれていた信頼関係。
見知らぬ犬と接して始めてその事に気付かされる。








ジャイアン兄がドローンを持って来ていた。









本格的な奴を間近で見るのは初めて。
かなり安定しているのに驚いた。









GL先生とはここでお別れ。
前の日にはサガレンに来ておきながら、またこの日のために戻って来てくれた人。
SLを運転体験するために4万円出した人。
私の旅の主役の一人。楽しかったです。
またいつか会える日までさよなら。









朝ご飯を買いに近所のセイコーマートへ。








本当のノシャップ岬まで行って食べた。
セイコーマートのお店で作ったおにぎりが美味しいです。









私たちは以前行ったことのある宗谷の公園に行くつもりにしていたらジャイアン兄も付き合ってくれる事になった。
娘は大喜びした。


「北海道立宗谷ふれあい公園」










お目当はこのフワフワドーム。
私がやっても楽しかった。











ジャイアン兄にいっぱい遊んでもらった。

















ジャイアン兄も飛んだ。









ドローンも飛んだ。




























これも楽しい遊具。









ここの遊具もいくつか使用禁止になっていた。
地元にもこんな遊具かあればと思うけど、町にこんなのがあって怪我でもしたら、うるさく言う人が出て来てしまいそする。
そんな感じがここでもした。















穴場というか、最果ての公園なので結構空いている…
















































ジャイアン兄が猿払のホタテカレーを食べに行くと言うので自分達も行く事にした。

「道の駅さるふつ公園」に行く途中で見かけたチャリダー。

自分が自転車を好きだった昭和の頃の全てが詰まったチャリダー。
ランドナータイプのドロップハンドル。
ちゃんと有る泥除け。
Uガードが付いたキャリア。
サイドが編み上げになった帆布製のパニアバッグ。
全てが当時のままだった。

通り過ぎざまに顔を見たら真っ白なヒゲを蓄えたご老人だった。

この夏一番目を引いたサイクリスト。







道の駅さるふつ公園のホタテ定食。
メニューの半分しかホタテが無かってがっかりだった。











ジャイアン兄とはここでお別れ。

たくさん遊んでもらって、最後にギュとしてもらいました。








ありがとうございました。
また小さなドローンをもらいに上がります。











私たちはオホーツク海沿いに南下して興部を目指します。


気温は16℃
寒いです。






国道238号線を外れて海沿いを走る「エサヌカ線」を走る。
このシーサイドラインも有名。
私たちは初めて走った。

ダート好きなオフローダーは更に海沿いの未舗装道を走るみたい。









途中、あまりの眠たさに神威岬で1時間ほど仮眠した。
ここにはキャンプ場があるけど、ここは幽霊が出ると聞いたことがあって自分達は利用しない。
利用する人はそんな事知らないんだろう。





枝幸の「ホテルニュー幸林」の温泉に浸かる。
大人500円と安くて良い。露天風呂が無いのが残念。














枝幸の街中で晩ご飯の調達。
夜8時前。
町には誰一人歩いていない。
お店も8時で閉店。






最近必ずお菓子コーナーとガチャガチャが有ると黙って消えて行く娘。







静かな町だった。

結局、興部まで行けずその手前の「道の駅マリーンアイランド岡島」で寝る事にした。

晩ご飯のおかずは持ってきた鯖缶をプラス











雨が結構降っていて風も強い。





ではおやすみなさい。

2018年夏 車中泊の旅 鐘の鳴る町秩父別から今は無き「ライダーハウス サガレン」へ その③

2018-08-17 21:58:06 | 2018年夏 車中泊の旅 北海道の公園めぐり


「2018年夏 車中泊の旅 鐘の鳴る町秩父別から今は無き「ライダーハウス サガレン」へ その②」の続きになります。

その②はコチラ

オロロンラインを北上し午後5時半、サガレンに到着。

ライダーハウスの看板が外されキチンと後始末がされていた。

26年前に始めて泊まって以来、何度も利用したライダーハウス。
ここで多くのライダーと出会った。











まだ誰も居なかったのでノシャップ岬に向かった。
車で1分の距離。
駐車場に側車の付いたGL1500が止まっていた。GL先生だ。


岬を見るとヒゲもじゃで熊のような人が海を眺めていた。










GL先生と再会。
この人ともサガレンで出会ったライダーの一人。
当時は二人とも独身だった。今は嫁子供もいて、なかなか北海道にも来れない。
ようやく来れた北海道。せっかくの北海道なのに訪れるのは最果ての街、稚内のノシャップ岬。
因果なものです。










稚内も野生の鹿がいて、年々その数が増えていっている。











すると1台の軽トラックがやってきた。

一見すると地元の軽トラ。
どう見ても旅人の車には見えない。
サガレンでテントを張ろうと言い出した「ジャイアン兄」だ。











元はライダーで出会った時は独り身だったのが後に20歳くらい年下の若い娘を物にして二人仲良く来た。
それもいつしかまた独り身。「驕れる者久しからず 」

今回は愛犬二匹を連れての軽トラの旅。











趣味でマタギをしていて愛犬は狩猟犬。











再会を記念して出会った当時のノシャップ岬の碑の場所で記念撮影。












随分前に岬の碑が引っこ抜かれ、向こう側に岬が整備され、そちらに移された。











ここを懐かしむ旅人がどれだけいるだろうか。












新しい岬。
引っこ抜かれた岬の碑。















こんな小洒落たイルカのモニュメントもできた。










みんなで近くの温泉へ











ギンジとクマ。
若いだけあって元気元気!

クマに「ウ〜」って唸られた。
話を盛る事で有名な「ジャイアン兄」。
多分帰ったら「噛まれた」って話になって、3年ぐらいしたら「噛まれて5針ぐらい縫った」とか、
「稚内病院に入院した」って話になって出会ったライダーに吹聴していると思う。











車で5分くらいにある「稚内温泉童夢」。
露天風呂もあってすごくいい温泉。













夜はみんなで居酒屋に出掛けて宴会。
稚内駅前はどこも閉まってて店探しにウロウロ。










北の大地での再会を祝して乾杯。











娘も仲間の一人として可愛がってもらいました。









サガレンに戻ってみんなで花火をした。










隣の家も空き家になったようだった。








サガレンの駐車場にあった自販機。
ピークにはかなりの売り上げがあったけど今はもうない。















サガレンの駐車場でテント張りませんかと言いだしたジャイアン兄は軽トラの狭い車内にサッサと寝床を作っていた。
こんな所が「ジャイアン兄」と言われるゆえん。







車内を見たらもうすでに眠ってた。









怖がりなGL先生は野宿は基本しない。
やむを得ない時はサイドカーに寝ると言っていた.。









サイドカーを覗いたら、こっちもすでに眠りについていた。
まさに熊の冬眠。
こう見えて音楽の先生で、オーケストラのトランペット奏者。





サガレンのオーナー、勝手に来て、勝手に寝てごめんなさい。
また来ます。




こうやって2018年のサガレンの夏が終わりました。
ではまた。






2018年夏 車中泊の旅 鐘の鳴る町秩父別から今は無き「ライダーハウスサガレン」へその②

2018-08-17 11:07:57 | 2018年夏 車中泊の旅 北海道の公園めぐり

「2018年夏 車中泊の旅 鐘の鳴る町秩父別から今は無き「ライダーハウス サガレン」へ その①」の続きになります。

その①はコチラ


秩父別を出て留萌まで行き日本海に沿って北上することにした。
出発してすぐに深川留萌自動車道の秩父別インターがあって無料区間だったのですぐに乗った。










留萌からは国道232号線で北上。
この国道は「オロロンライン」と言って小樽から宗谷岬を目指すライダーが皆走るシーサイドライン。












気付いたのが、すれ違うバイクはいるものの抜いて行くバイクがいないという事。
来る度にツーリングライダーが減っていってるように思うけど、今年もまたより一層少ないと思う。


95%が60歳台のオッサンで、大概がBMWかドカティ。
中にXJR1300かCB1300がチラホラ。

BMWのアドベンチャー似の国産ツアラー車も多かった。

トライクはほとんどが成金趣味みたいなLEDライトで電飾しまくったお下品なのばかり。
質素で旅を楽しんでいるというのはもはや見かけることが難しくなった。











風が強い所なので風量発電所が多い。
羽根のない風量発電機はなぜか異様に見えた。









うちの娘はまだ海が塩っぱいことを知らない。
海水浴ができたらと水着は持って来たものの昼間で25℃、夜は20℃と寒くて入ることができなかった。

せめて海に触れさせてやろうと、昼飯を兼ねて道の駅「おびら鰊番屋(にしんばんや)」に車を止めた。





昼飯は冒険をせずにいつもの焼き魚に卵焼きに絹ごし豆腐。カット野菜のキャベツはレンジでチンして持参したえごま油と醤油で頂く。

キャベツが良いのか旅の間もお腹がゆるくならずに調子が良い。










とら母は痩せるとか、食べ過ぎとかは存在しない。
なんたって「宇宙の胃袋」なんだから。












食事の後、浜に降りた。










塩辛いからペロってなめてみなっていったら、少し怖気付いたのか嫌がった。


















初めての波打ち際。
流され消えていく砂山。












飽きもせずずっと遊んでいた。









苫前
昔、熊が村を襲った「三毛別羆事件」で有名な所。
街から外れた寂しい所にあって今でも熊が出て来そうな場所。
前に来た時、寅次郎が居なくなり置いて行くわけにもいかず、一晩過ごす羽目になりかけた思い出の町。









この国道沿いには多くの廃線跡が見られる。










この辺りが線路跡かと思って少し脇道に入ってみたけど違った。









数メートル海寄りに鉄橋跡があった。
国鉄羽幌線。
廃線を撤去するにも費用が掛かるのでこうやって残されているものが北海道には多く見られる。










天塩の道の駅を過ぎた所にある店先に置いてあった駅名表示。










天塩から国道を外れ道道106号線を走る。
サロベツ原野の風力発電所も今や有名な撮影ポイント。

「オトンルイ風力発電所」









どこまでも続く真っ直ぐな道。

















遠くに利尻島が見える。

サガレンまであと25km。






その③に続く。

2018年夏 車中泊の旅 鐘の鳴る町秩父別から今は無き「ライダーハウスサガレン」へその①

2018-08-16 16:41:15 | 2018年夏 車中泊の旅 北海道の公園めぐり
8月14日 その①

秩父別町の道の駅「鐘のなるまち・ちっぷべつ」の朝。
名前の通り高い塔の鐘が朝の6時に大きな音を立てて鳴り響いて目が覚めた。

でも二度寝して起きたのは8時半くらいだっただろうか。









北海道に来て節制した食事にも限界があるので少しいろんなものを食べるようにしている。
今朝の朝ご飯はコンビニの焼き飯弁当。でも油っぽくて半分しか食べられなかった。
味覚の変化ってすごいなと思う。










残した半分は、とら母(嫁)の「宇宙の胃袋」へ美味しい美味しいと言って溶けていった。









鐘の塔は展望台になっていて上がることが出来る。








展望台に小さな鐘があった。
「しあわせの鐘」
恋愛結婚・・・・1回
金運上昇・・・・2回
長寿・・・・3回
強運・・・・4回
大願成就・・・・5回












朝、携帯にに北海道のバイク仲間からメッセージが入っていた。

「今晩サガレンの自動販売機のあったところでテント張りませんか?」



「サガレン」は稚内にあったライダーハウス。そこで出会ったライダーからだった。

サカレンはオーナーの大将が2年前に亡くなられて、今は家族も引っ越され建物が残っているだけ。

サガレンで出会った仲間がサガレンをしのんで集まろうというお誘いだった。

今日の予定はこの近くの公園に行く予定にしていて、ここからサガレンまでは220kmある。


展望台から公園を探すとすぐそこにあった。








ここで遊んでからでは行けそうにない。
どうしようかと考えたけど
せっかくなのでここは帰りにでも寄る事にしてサガレンに行くことにした。

向かうは北の果て稚内のノシャップ岬。






小樽港でバイクだけを運んで来たGL先生も来るというので楽しみだ。
220kmの距離を行くなんて、こんなことが出来るのは北海道ならではと思う。




その②に続く。

2018年夏 車中泊の旅 雨の北竜町のひまわり畑

2018-08-14 16:16:20 | 2018年夏 車中泊の旅 北海道の公園めぐり
8月13日
「道の駅たきかわ」の朝。

売店でお花や野菜が売られていてお花が安いらしく、お盆というのもあってか早くから墓参りに行くひ人がお花を買いに来ていた。








今日は溜まった洗濯物を洗ってから北竜町のひまわり畑を見に行く予定にしていた。



ネットでコインランドリーを調べて先ずは洗濯。








乾燥まで全自動で終わればメールで知らせてくれる。
天気は良くなくて霧雨が降ったり止んだりなので、散歩も行かず車の中で待機。








言ってる間に昼前。
昨日と同じマックスバリューで、昼の食材を調達。














食事を済ませ国道275号線を北上する。
雨は強くなってきた。

今年の夏は天気も良くなくライダーには辛い北海道になってしまった。










2人も旅の疲れがで始めたみたいでウトウト眠っている。









45分程で北竜町のひまわりの里に到着。

天気は先ほどよりもましで霧雨が降っている程度。









協力金を払うとクジが引けたり、ひまわりの種がもらえると言うので、とら母はひまわりの種を貰った。








だんだんと雨足は強くなってきた。








おまけにひまわりの見頃を過ぎて少し元気がない。
8月の上旬がピークらしい。










奥の方が少しだけ元気が良い感じ。
寄って撮ってこの感じ。












せっかくのひまわり畑も季節ハズレと雨には敵わない。









何故かカモが飼われていてる。
鴨の餌100円也。

温泉の休憩室前にあるガチャガチャやマッサージ機と同じ商売方法か?











とら母が食べているのはひまわりの種が入ったソフトクリーム。
ひと口貰ったけどパサパサしてるだけで無くても良いって感じ。












変な飾り物に興味を引かれたみたい。













夜ご飯を買いにAco-opへ。

走っていると見かける道民雑誌「クオリティの看板。
その本物の雑誌を初めて見た。










今日の温泉は秩父別町の道の駅「鐘のなるまち ちっぷべつ」の中にある「ちっぷ・ゆう&ゆ」。

アルカリ性の泉質でヌメヌメして良い温泉だった。








寝るのもこのままここで。
名前の通り大きな鐘の塔があって、時間が来たら大きな音して鳴り響く。




本日の走行距離 48km

ではおやすみなさい。