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大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

2015年 北海道の旅 8/10 ライダーハウス『サガレン』と福岡男児“風”なオヤジライダー

2015-08-27 05:22:44 | 純白の貴公子が行く、2015年北海道の旅 
8月10日

オロロンラインを北上し、午後4時前にサガレンにたどり着いた。

4年ぶりのサガレン。
久しぶりと言う感じでもなく、やっと来たぞと言った気持ちの高ぶりもない。

ただただ、普通な気持ちで降り立ったって言う感じだった。






受付してくれたのはライダーハウスの大将(オーナー)の奥さんだった。
『大将は?』と聞くと仕事だと教えてくれた。

ここも昔は、下(1F)が食料品や日用品などを扱う商店だった。

ライダーが減り大将が外に働きに出るようになって随分になる。
今では朝5時に出勤するのが普通らしい。

前は大将のお母さんが前面に出てきていたけど、高齢で足腰が弱ってきたということで今は大将の奥さんが切り盛りしている。

何でもはっきり言うタイプのお母さんと違って奥さんはおとなし目な人。
もっと前面に出て“看板姉さん”になってファンを作ればライダーも増えるだろうに・・・なんて思ったりしている。





『今日は何人?』って聞くと、今で(私たちを含め)6人と教えてくれた。
ライダーが3人ということになる。(その後3人増えて合計9人)

『少ないね』って言うと『昨日は2人だったんだよ』って少し寂しそうな感じで返事が返ってきた。









受付をしに中に入ると私たち宛に電報が届いていると教えてくれた。

『誰からだろう?』  『何故に、こんなご時勢に電報?』

最近電報と言ったら冠婚葬祭くらい。予想外な事にちょっと戸惑った。





くまのプーさんのぬいぐるみが付いた電報だった。


『いい旅になるといいですね・・・・・・GL』とあった。




GL(先生)・・・

もう、20年くらい前にここで出逢った岡山のライダーの方で、当時ホンダGL1500で音楽の先生だったので、あだ名が“GL先生”になった。
(勝手にそう呼んでた)
今はサイドカーが付いたGLに乗っている。


このライダーハウスが気に入って、最果てなのにわざわざ泊まりに来るライダーの一人。

何年かに一度しか会うことができないけれど、いまだにつながっている。

ここを気に入って、ここで出会って、また偶然再会して・・・・

北海道のバイク仲間のつながりはこのサガレンが基軸となっているように思える。








外に出る。
行き交うバイクも少ない。

足下のマンホールの蓋が南極観測隊の『タロとジロ』の柄になってると“とら母”から教えられた。

娘と歩くようになり地面と少し近くなった気がする。







道を隔てた向こう側にノシャップ公園があり、ワイヤーロープで滑る遊具とかがあるので早速行ってみることにした。


向こうに見えるのは自衛隊の基地。
球体はレーダー。
たぶんロシアを監視するためだと思う。
最果てなこんなところにこんな施設があるのは、いろんな意味を含んでいたりする。











広い敷地にパークゴルフ場や野球のグランドもあってその一角に公園がある。とにかく広い

グーグルアースで見るとその広さがよく分かる。








広い敷地にポツンと遊具がある。









白と赤の縞模様の建物がノシャップ灯台。










ワイヤーロープを滑車で滑る遊具。










一緒に乗るとすごく喜ぶ。









すごく楽しそうだった。









おとなしい寅次郎が、何故か昔からぶら下がっているものに極端に反応する。
何年かに一度しか見ることのない寅次郎の癖。

野生の本能がそうさせるみたい。









昔の写真を引っ張り出して見た。
寅次郎にこんな癖があるのを知った初めての出来事。
高く飛び上がってタッチする遊具。

飛んでるお尻に“がぶり”っと・・・・

通称:2008年の『がぶり事件』









2011年にも、ここノシャップ公園で“がぶられた”人がいた。









必死になっている姿を見てると、つい笑ってしまう。









友和子も靴を“がぶられた”。










奇妙なニョロニョロ。
ちょっと気味が悪い。







遊び始めると終わりを知らない。








日没までまだ時間があったので近くの温泉に行くことにした。

サガレンから3キロ、稚内温泉「童夢」。
露天風呂から利尻富士を拝むことができる。







北海道に来て天気があまり良くない。
結局この日も曇っていて夕日を見ることができなかった。

サガレンに戻ると2階の窓から大きな声が聞こえる。

外出していたライダーが戻って来たようだった。

それにしても豪快な笑い声。
繊細でナイーブな私はそういったタイプは苦手な方なのでちょっと気がかりだった。


声の主は福岡から来たライダーで奥さんとタンデムで来られていた。

話してみると気さくな人。









どうせなら日本一周をしようということで一ヶ月休みをもらい、奥さんはこのために仕事を辞めたと話してくれた。

豪快なしゃべり方はまさに九州の男、“福岡男児”って感じ。





“生き方”みたいな話になって、自分の子供や奥さんの兄弟がバイクに乗りたいと言いだしたときに、一国の主(あるじ)として
強い口調で『危ないからダメだ』とバイクに乗ることを一切許さなかったと話してくれた。

今時にない『強いお父さん』って感じに思えた。



こんな感じの大人が今の日本に沢山いたら、おかしな事件もなくて、子供も真っ直ぐに育ったくれるんだろうな。
そんな風に感じた。





ちょっと尊敬な眼差しで聞いていた・・・・けど・・・ふと、違和感を覚えた。

何気なく聞いていたけど、よくよく考えてみると周りにはバイクなんて絶対にダメで、でも自分はOK.
おまけに新しくバイクを買って仕事も一ヶ月休んで、奥さんの方に至ってはこのために仕事も辞めて、それでもって
夫婦そろって仲良くバイクで日本一周・・・・。


ひょっとして“福岡男児っぽい”だけのわがままオヤジ?


そんな風に思えてしまったのでちょっといじってみた。




『周りにはダメでも、自分はOKなんですよね』 






その後も豪快(風)な話は続いて
『テレビとか見よりますか? うちにはテレビが無かとです』みたいな話になった。

“さすがテレビなんて低俗なものなんて見ないで本や新聞を見るような一家なのか”

なんて思って聞いていたら・・・・

『テレビがあるとずっと見てしまうので止めにしました』・・・・ですって。


 単なる“テレビっ子”・・・なオヤジ。





『タバコは吸いよりますか? 私は吸いません』って話になった。

“福岡の男はそんな見かけ倒しなものは吸わないのか”と思ったら・・・・・


『4~5年前に止めました』・・・・・って、つい先日まで吸ってらしたのね・・・・。


 “ドクターストップ”

 健康を気にし出したオヤジな話でした。






口調だけ聞いていたら『一本筋の通った強いお父さん』って感じでしたが、よくよく聞くと筋なんて見当たらない。



『嘘つきオヤジですやん』って、ツッコんだらちょっとだけ小さくなった。


でも、なにか許せてしまう楽しい人。


『嘘つきオヤジってブログに書きますよって』って言ったら、また少し小さくなった。




私たち家族連れがライダーハウスに泊まることは、きっとライダーからしたら違和感を感じることだけど
そんなことなく、旅人として話をしてくれた。

楽しい夜のひとときでした。







翌朝6時に目が覚めた。
一階のバイクを置く車庫に寝ている寅次郎の様子を見に行くと福岡の夫婦が出発の準備をしていた。



バイクを見たら新車のハーレーだった。

やっぱり福岡男児“風”のオヤジだった。







このブログの検索方法を教えたけど、あれからずいぶん時間がたったので、もう見ていないかも知れない。
でも約束通りちゃんとありのままを書いたので許してください。
豪快なコメントがあれば嬉しいです。

楽しいひとときをありがとうございました。
来年北海道に来るときはフェリーに乗る前にカップ麺とおにぎりは持参してください。
それとロールマットを積んでると、より旅人“風”に見えるので嘘でもいいので買ってバイクにくくりつけておいてください。

また会えることを願っています。







という感じで、サガレンの一日目が終わりました。

ではまた。












2015年 北海道の旅 オロロンラインを北上 そして稚内のサガレンヘ

2015-08-18 20:01:27 | 純白の貴公子が行く、2015年北海道の旅 
留萌の黄金岬を出発しオロロンラインを北上。

天気は曇り。パッとしない天候が続いている。









『宇宙の胃袋』を持つ、とら母(嫁)は、今度は羽幌に海鮮丼が食べれるお店があると言ってきた。






国道沿い、羽幌に入って間もなくひだりてにお店がみつかった。








店内に入ってみる。

値段はまだ安い方だと思う。







お客さんは結構いるけど、さほどまだ混んでいない。






カウンターと座敷が少々。そんなに広い店ではない。
後から急にお客さんが増えてきた。








はぼろ丼の大盛り。
具はカニ、うに、いくら、たこ、甘エビ、つぶ貝、いか、ほたて、白身魚、さば、玉子。
これで1300円。
甘エビが甘くて美味しかった。
(味覚音痴なので丼だと何がなんだか分からなくなるから個人的には刺身で食べたいと思ったりします、)








友和子は生魚はまだあげてないので、浜前取り焼き魚定食(750円)。
八角も脂がのって甘くて美味しかった。








更に北上を続け天塩の道の駅に着いた。








ライダーも見えるがやっぱり多くない。

とら母が小さな女の子を連れたライダーがいたと教えてくれた。

Uターンして見に戻った。





お父さんはかっぷくのいい感じで女の子は小学4か5年生って感じだった。

バイクは私と同じスズキのバンディット1250とマニアック。

断りもなく車内から撮影させてもらった。おやこライダーさんごめんなさい。(この旅ではこんな盗撮がおおいです)









風亭をみて北海道ライダー仲間のGL先生を思い出した。
今年来れなかったGL先生が思い出され少し寂しい気になった。



親子でバイクに乗る姿は、いつか自分もそうなりたいと思う気持ち故にちょっと感慨深いものがあった。

先に道の駅を出ていなくなってしまったと思ったけど、オロロンラインでまた一緒になった。

(また盗撮)







どこからオロロンラインと言うかは知らないけれど、天塩を過ぎた辺りから本当のオロロンラインかと思ったりする。








巨大な風力発電の風車が並ぶオトンルイ風力発電所








道路脇に人集り。
事故か取り締まりかと思ったらライダーが、記念撮影していた。
ここも立派な観光スポットになったみたい。








更に何もなくなって果てしなく直線が続く。









抜海を抜けもうすぐノシャップ岬。


カーブの先に見慣れた景色が見えてきた。

ノシャップ岬の灯台にライダーハウス『サガレン』の建物






この日記は苫小牧発敦賀行きのフェリーの中で書いています。
今、敦賀湾内を航行中で後30分ほどで下船します。

なかなかリアルタイムで更新することかできませんでしたが、お付き合いくださりありがとうございました。
残りは自宅に帰り最後まで書き上げますのでよろしくお願いいたします。




2015年 北海道の旅 留萌の黄金岬の朝

2015-08-15 23:20:42 | 純白の貴公子が行く、2015年北海道の旅 
8月10日 朝6時半、黄金岬の朝


とら母(嫁)と友和子はまだ寝ている。
とら母は旅によって早起きの時と、お寝坊さんの時に差がある。
理由は分からないけど私が早起きすると、決まって起きるのが遅くなる。







寅次郎は起きていた。

寅次郎と散歩に出掛けた。







国道から外れているので車が時折通るくらいでまだ静まりかえっている。







昨日ここを通った時に『デザイン灯台 波灯の女』という看板があったので見にいくことにした。







砂利道を少し歩くとテトラポットが並んでいるのが見えた。
どうやらここで作っているみたいだった。








ここで作ってどこかに運ぶのか、ここで作ってここで使うのか分からないけど、大きさ重さからして生コンを持ってきて
ここでここで作った方が効率的なように思えるので現地生産なのかもしれない。








それにしても初めて見るテトラポットの『型』。
とにかく大きい。















1人のライダーがこの波灯を見にやってきた。

灯台の明かりのところがに朝日が写り込むと後光が射し込んで 神々しいように見えるとか何とかと言って
写真を撮っていた。

たしか横浜出身で今は網走の大学に通っていると言っていた。

このあと稚内まで行くらしい。(その後偶然にも稚内の温泉『ドーム』でバイクを見かけた)







私もそんな風に写真を撮ってみたけど、曇って何だかよく分からない写真だと思う。
この旅に出て、曇が多くてまともに夕日を見れていない。







帰りがけさっきのテトラポットを作っている現場でテトラポットを釣り上げているのが見えた。
ちょっと見入ってしまった。







車に戻るとまだ友和子はまったりしている。
車中泊でも平気そうなので安心した。







みんなで岬を散歩する。








黄金岬









遠くは中国






こちらはロシア側だろうか

昔はAMラジオを持ってきて国営モスクワ日本語放送を聞いたりした。
『世界で初めて飛行機のタイヤの代わりに板が付いた』みたいな、聞いていて???って思うような
話が聞こえてきて面白かった。















岬に数件、お店が並んでいる。






二軒並んだお店でソフトクリームの看板が並んでいたので、食べ比べしてみることにした。






ちなみに左側のお店には『天童よしみのオススメ』と書いてあった。







個人的には左のお店の方が美味しく感じた。
さすが天童よしみ。

モニュメントの前で記念撮影







外の気温は28℃。

寅次郎は疲れたのか寝ている。









車内はまた程よい睡魔の風が流れていてる







オロロンラインを稚内に向け走らせた。

ではまた





2015年 北海道の旅 小樽ばあちゃんちから留萌の黄金岬へ オロロンラインを北上

2015-08-14 14:41:47 | 純白の貴公子が行く、2015年北海道の旅 
娘と砂浜に座って夕日を見てみたいと思った。

今日の目的地はできたら天文台のある初山別のキャンプ場。
無理ならその手前の留萌の黄金岬。

ばあちゃんとおじさんに別れを告げる。

旅に出ると一晩でも人の温かみに触れると旅立ちづらくなる。

お世話になりました。







山の手にあるばあちゃんの家を出る。







急な坂道を下ると海に出る。という







小樽運河の賑わいはやっぱり少なくなった気がする。







とら母の両親へカニを贈るために市場へ立ち寄ることにした。
日曜日なのでいつもいく近くの市場、鱗友朝市が休みだったので少し東に行った、新南樽市場に来た。





観光地の市場っぽいけど普通に地元の人も買いに来ていて割と安い。
お義父さんが好きな毛ガニを贈った。






昼をすっかり回ってしまい初山別は無理そう。
とにかく北上する。
雲は多いけど天気は上々。






海が見えた。
こうゆう景色がすきなので車を止めた。







オロロンラインを北上する。








走る車も少ない。








風が気持ちいい






睡魔に襲われたのでパーキングに車を止めた。
『白銀のの滝』
少しだけ仮眠させてもらった。






初山別までは行けそうにないので、留萌の温泉で入浴することにした。
『ホテル 神居岩』のお風呂。



今日は留萌の黄金岬で車中泊。
晩御飯はコンビニ弁当。
それはそれで美味しかったりする。
みんなでいっしょなら、それだけでいい。





おやすみなさい。
ではまた。




2015年 北海道の旅 小樽ばあちゃんち 出発の前のひと時 ばあちゃん元気でね

2015-08-12 12:44:02 | 純白の貴公子が行く、2015年北海道の旅 
見て下さっているみなさん、ありがとうございます。
子供との遊ぶ旅、そしてブログの更新。
頂いたコメントはちゃんと読ませて頂いています。
返事が出来なくてごめんなさい。
特にStart・Rさん、たくさんコメント頂いているのに返事できなくてごめんなさい。後々、返事書かせていただきます。




今のリアルタイムは8月12日 昼12時半。
稚内のライダーハウス『サガレン』を出て国道40号を下った「道の駅 なかがわ」でこれをアップしてます。


8月9日の日記になります。

小樽ののばあちゃんち。
朝、7時半くらいに起きた。

ばあちゃんはしきりに私たちを起こそうとしている。
それをおじさんがしきりに言って『疲れてるから、まだいいって』って促している。

ばあちゃんは昔から早起きで、起きてこない私たちをしきりに心配していた。
そんな気持ちは消えずに心のどこかにあるみたい。

ばあちゃんの部屋を覗くと表情もなく毛布をたたんでいる。
ばあちゃんの今の現実を物語っているように思えた。





おじさんは、何か仕事をしている。







友和子は寝起き顔で好きなパンを頬張っている。
とら母は朝ごはんの準備。







寅次郎は旅で食が細くなっているのでおやつをあげた。








ばあちゃんと、寅次郎。
まったりとした朝。









友和子を連れて寅次郎の散歩に出かける。






ばあちゃんちは小樽の港から少し山の手に上ったところにある。







友和子が公園を見つけてた。
公園の看板。
夏6時、冬4時。
あまり子供の姿を見かけない。






古びた遊具








一緒に乗ってみた。

キィキィと錆び付いた音。整備や人の手が入っている気配が感じられない。
小樽の運河界隈の賑やかさと裏腹に地方の町の現実がそこにあった。







海が見える広場にきた。







タンポポを見つけた。







何を言いたいのか一瞬迷った看板。
読み間違えたら怖い話し。








そろそろ出発。
慌ただしく身支度して出発の準備をする。
ふと見ると友和子がばあちゃんとまったりしていた。







最初は、友和子もばあちゃんに戸惑っていたけど今はそんな気配も感じられない。
大人は年をとったばあちゃんのぼけた姿ばかりが目に映っているけど、幼い娘にはそんな事は見えない。


『”ぎゅ~”ってしてあげて』って言ってあげた。







『おへそ見せて』って言ったら、いつもは恥ずかしがってやらないのに見せていた。







おじさんがラーメンを作ってくれた。
美味しかった。

ありがとう。




出発前のひと時でした。

ではまた




2015年 北海道の旅 千歳から札幌を抜け前田森林公園で遊んで小樽ばあちゃんちへ

2015-08-11 08:33:32 | 純白の貴公子が行く、2015年北海道の旅 
SLを見損なった公園を後にしてとら母が暮らしていた小樽に車を走らせる。

外の気温は21℃。

車内は程よい睡魔の風が流れていてる。








北海道を走っていてよく目につく看板が二つある。

一つはお米の看板で『キララ397』。
もう一つが出てこない。

え~っと何だっけ・・・。とら母もど忘れ。


あっ!!
発見しました、『道民雑誌クオリティ』でした。
北海道ツーなら分かる話。北海道に来たことのない人は、北海道に来たときに探してみてください。









千歳を抜け札幌に入るころには少し気温が上がって28℃くらいになっていた。
やっぱり街は暑いみたい。


車内の心地よい睡魔と違い、私は激しい睡魔と戦いながら運転している。

限界に来たのでどこかでひと眠りしたくて、札幌の西のはずれにある大きな公園『前田森林公園』に立ち寄った。

とら母に友和子と寅次郎を預けて車内で仮眠するつもりが、娘が『おとうさんも、いこお~』と言っている。

ブログを書くのに夜更かしして、それで仮眠。
この旅の目的を考えたら寝てたらダメだなあとふと思った。





ここには以前駐車場まで来たことがある程度で中がどうなっているのか知らない。
とら母に聞くと小川が流れていると言っていた。






とら母の前情報はあてにならない。
小川ではなく、大きな水池があった。








広い敷地。







向こうの方まで続く水池。








ちょっと歩いてみた。








気温が上がって蒸し暑い。








森林公園と言うほど森林ではなくて緑の多い公園と言った感じ。








眠くても来て良かった気がした。








小樽まであと30キロほど。

見慣れた景色を走る。
ようやく小樽の観光名所に近づく。
人はそんなに多いようには見えない。止まらずにそのまま通り過ぎた。






夕方4時半くらいにばあちゃんの住む団地にたどり着いた。
ここにはばあちゃんと、面倒を見てくれているとら母の叔父さんが住んでいる。






夜、叔父さんがジンギスカンの用意をしてくれていた。
とら母が準備してくれている間、寝てしまった。

ばあちゃんは今年で90歳。膝が悪いので歩くのが大変だけど体は元気。ただちょっとぼけてきている。






記憶が曖昧で私のことだけでなく、とら母のこともよく分かっていない。
説明してもすぐに分からなくなって同じ質問を繰り返す。

私の亡くなったおふくろもそうだったので、驚く事も少なかったけど、身内にしたら悲しくなる
と思う。

人が何も知らないまま生まれてきて言葉を覚え一人で生活ができるようになる。
年月が流れ、やがて一人でできなくなって、何も分からなくなり何もできない昔に戻る。

正常な人の人生の進化。
途中で病気や怪我をしてその流れに乗れない人から比べるといいようにも思える。
でもやっぱり身内には辛いこと。
何より大変なのは一緒に暮らす人。ストレスは相当なもの。

おじさん、ばあちゃんのことお願いします。私が北海道に来て一番お世話になった人だから。






叔父さんが気を利かせてジュースを買っておいてくれた。






寅次郎は疲れて熟睡。

お疲れ様、寅次郎。




ではまた







2015年 北海道の旅 上陸の翌朝 苫小牧からどこかの公園

2015-08-10 08:21:16 | 純白の貴公子が行く、2015年北海道の旅 
苫小牧の道の駅

昨夜からブログに載せる写真の処理に手間取り、結局朝まで作業をしていた。

そのまま寅次郎を連れて道の駅の周りをくるっと回ってみた。






歩くのは面倒なところもあるけど歩く速度でしか見れないものが見れるので、それはそれで楽しかったりする。


一軒の家に黒い犬が見えた。






昔、旅の途中で美幌で知り合った夫婦が飼っていた犬の『くまちゃん』に似ていた、
寅次郎がその子に恋していた。






時折見かける、こんなまっすぐに延びる道。
元鉄道の線路だったりする。
単線なので道路にするにも道幅が足りない。結局遊歩道になったりしている事が多い。





同じフェリー乗り場にいたバイクを見かけた。
アメリカンで異様にフロントフォークが長く、乗船も一番最後の方だった。
係員もびっくりしただろうなあ。オートバイでもここまで長いと軽自動車と変わらない。






朝、とら母と友和子が起きてきた。

道の駅の売店でまたトマトを買った。






帰りにまたアンパンマンの自販機の前を通った。







『アンパンマンのリンゴジュース飲む?』 バカな親は娘が欲しがる前に聞いてしまっていた。
甘いのだろうか・・・






一緒にトマトをを食べた。
新鮮ぽいと勝手にかんちがいするけど、あまり甘さがなかった。
甘くて美味しかったり、そうでなかったり、そんな事も楽しみの一つとして旅を続けている。







今日は、とら母が育った小樽のばあちゃんちに行く。
90歳になるばあちゃん。少しぼけたと言っていた。

日高自動車道 の無料区間から国道36号線で千歳経由で小樽に向かう。








寅次郎も家でのんびりするのと違って旅に出ると気を遣うみたいで疲れている。
でも車が走り出すと本能でか外をじっと見ている。
がんばれ寅次郎。







途中の鉄道の跨線橋にたくさんのカメラを構えた人がいた。
勝手にSLが通るんだと思った。


道をそれてナビを見ながら線路に近づけるところをさがした。

なかなか線路まで近づかない。
そんなとき友和子が公園を見つけた。

ちょうどお昼時だったのでコンビニで弁当を買って、線路脇の公園に戻った。







小さな娘にとって北海道はまだわからない世界のこと。







とりあえず全部遊んでみる。






それよりも公園で遊ぶ事が楽しい。







友和子は見知らぬ親子の中に入っていって一緒に遊んでた。
そのお父さんにブランコを押してもらっている。
子供がトイレに行くと一緒について行く。







抱っこまでしてもらった。

見知らお父さん、ありがとう。








結局SLは通らず、唯一それらしいのは、ディーゼル機関車が二重連で引っ張る寝台列車が通ったくらい。
遊んでいたので普通の電車しか撮影できなかった。






ではまた

2015年北海道の旅 1日目 フェリーのビンゴゲーム ドッグラン 道の駅「むかわ四季の館」

2015-08-09 04:10:54 | 純白の貴公子が行く、2015年北海道の旅 
昨日、船内から記事を書き終えてアップしようとしたその時、運悪く電波が圏外になってしまい、アップロードに失敗。
残っていたのは自動保存された半分ほど。
改めて打ち直し終えたときには周りには誰もいなくなっていました。






フリック入力で下手でタイピングがはかどらず、デジカメの写真を投稿するためにリサイズするアプリが無いのに気付いたりと
モバイルでの実践的な使い方ができてなかったので、苦労しています。





とりあえずデジカメの中でリサイズできることを知ったのと、適当なリサイズアプリを入れたのと、この旅のために
急遽買ったBluetoothのキーボードを使いながら今苫小牧の道の駅でこのブログを書いています。
(苫小牧で書き上げれなかったので小樽で書いています。)

キーボードはやっぱり入力しやすいです。








8月7日 朝9時半に目覚める。

隣の寝台ベッドにいた、とら母はすでに起きていたけど、マッタリしている。
友和子(とわね)はまだ夢の中。

ドッグランは朝8時から開いていたので朝一から行こうと思っていたのに、睡魔に負けてしまいました。
寅次郎ゴメンな。


ペットルームは一般の人が立ち入れ無い所にあって、そこから秘密の通路を通って船尾のデッキに向かいます。







高速船になって外の通路を通れ無くなったので、久しぶりに外を歩きましたがさすがに風が強いです。
落ちたら大変。船がターンしてきたときには、どこに行ったかわからなくなるらしいです。








天気は快晴






以前は狭いペットルームで20時間余りを過ごさせていたので随分よくなりました。
北海道航路でも太平洋側の船は未だペットの予約そのものが無いので、この新日本海フェリーはすごく
ありがたい存在です。
人気が高いのでシーズン中はすぐに予約が埋まってしまいます。この日も満室でした。
バイク競争率も高いですがそれ以上にペットの予約は取りにくく、バイクは取れたけどペットがダメなので予定を
変更したことも何度もありました。






今年は娘も一緒。








娘と初めて一緒に海を見ました。
嬉しかったです。








友和子は自分が船に乗っていることが分かってい無いようで、しきりに「ふねのろ~」って言っています。
救命艇だを見て「ふね~」ってはしゃいでいました。








気温も高く日差しがきついのでとら母は日陰に退避







苫小牧から敦賀に向かう便とすれ違う。

娘に「船だよ」っておしえてあげました。







船のお楽しみイベントの一つ、「ビンゴゲーム」。






カードを三枚もらって参加しました。

左から私、友和子、とら母のカードです。







ビンゴゲームのアルアルではないですが、最初からヒットがあるほど当たる確率は低いです。『リーチの数とビンゴの確率は反比例』みたいないなところがあります。

と言うことなので一番よく当たっている私のカードは一番当たらないカードなはずですが・・・・








ビンゴ三人目でした。
景品はソフトクリーム無料券。







船内の楽しみはご飯です。
船内のレストランで食べると結構かかるのでおにぎりやカップ麺を持ち込んで食べるのですが、それでも
美味しく感じます。
この船ではカップ麺がそう高くない値段で売っていたので、持ち込まなくても大丈夫かと思います。







一眠りした後とら母からソフトクリームのお誘い。
当たった無料券でソフトクリームを食べました。
とら母も友和子も「宇宙の胃袋」の持ち主です。







一眠りしてまた再び寅次郎とドックランに。

さっきの日差しとは打って変わって雲が広がって、肌寒くなっていました。







周りはみんな長袖、ジャンバーを羽織っている人もいました。
あの暑さが嘘のよう。







夕方になりお風呂に入ることにしました。






友和子にとって初めての自分ち以外のお風呂。
大きなお風呂に、知らない人が沢山。







大勢がいる中、ちゃんと入れるのだろうか・・・。
私たちも初めてのことなのでちょっと心配でした。







この船になって浴室に露天風呂ができたことを知りました。

お風呂でオシッコや『大』でもしたらどうしようかとおもいましたが、以外と普通に入ってくれて、
露天風呂にも一緒に入ることができました。





どれだけ食べるんだろうかと思ったのですが、とら母が楽しみにしていたのでレストランに行くことにしました。






好きなものを選んでお会計。







海を見ながら食べる夕食。








午後8時前。
慌ただしく下船の時間に成りました。







船に乗っていたということがあまり分かっていなかったみたいだったので、改めてフェリーを見に行きました。








苫小牧フェリーターミナルから西へ行くと町に出ますが、何もないので東に10キロほどいったところにある
道の駅に行く事にしました。


道の駅『むかわ四季の館』
少し霧雨が降っていました。






雨風から少しでも逃れようと、駐輪場の屋根の下に10台ほどのバイクが止まっていました。






売店がまだ開いていたので覗いてみました。

寝る前にみんなで食べようと小さなトマトを一袋買いました。






形が気になったみたい。
道の駅の名前が入ったピンバッチのガチャガチャでした。






ダメな親です。
無邪気に欲しがる姿を見て100円出してしまいました。







意味なんて全く分かってないでしょうし、可愛くもないものですが、旅の成り行きというやつです。






子供の感覚というのは分からないもので、私たちが全然気付かないようなものでも見てたりしているみたいで、
しきりに『アンパンマン』というので見たら、自販機でした。

なぜこんなところにあるのを知っているかと思ったら、道の駅に着いて駐車場をグルッと回ったときに
見ていたようです。


また、負けて80円入れてしまいました。






簡易ベッドを組み立てみました。








娘は大はしゃぎです。









車中泊が結構いました。







北海道らしくキャンピングカーも多く自作のキャンピングカーも結構いました。






結局この日、車の中で朝までこの日記を書いていました。






すやすやと眠る姿を見たら、ベッドも作って良かったと思いました。







また、頑張って続きを書きます。





ではまた