オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

新しいサイトへの移行のおしらせ

2022-08-06 13:33:10 | 日記

ブログを開設してから4970日。

画像枚数が13325枚になりこの無料版ブログの画像容量(3GB)の上限に達するため新しいサイトに移行します。

引き続き宜しくお願いいたします。

 

新しいブログ

okutec_garage2

https://blog.goo.ne.jp/okutec_garage2

 

一番最初の日記はコチラ

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フェリーすずらんの船内より


台風21号

2018-09-08 06:13:01 | 日記
9月4日


その日は潰瘍性大腸炎を抑える二ヶ月に一度の点滴投与の日。

前日から台風21号の事がニュースで流れていた。

ここ大阪はまだ雨も降らず少し風があるくらいだったけど、JRは9日の午前10時を目処に運休。私鉄(阪急電車)は状況を見て決めるとあって、会社は休業。

元々休みを取って通院するつもりだったから休業と聞いて残り少ない有給休暇を消費しなくてすむと思いきや、休業の場合はその分、給与から差し引かれるとあってちょっと残念。

結局有休を取るしかないなあ、なんてどうでも良いような事を考えるくらいで、このときはまだこの台風の凄さなんて予想もしていなかった。



病院は阪急電車で5駅先。駅を降りたら病院なのでいつもは電車で通っていた。

10時半の診察の予約だけど点滴は2時間かけて行うので、会計などの待ち時間を考えると電車で行くと帰れない可能性が高いためヴェクスター125で行くことにした。




少し早めに家をでた。

曇ってはいたものの、雨はまだ降って無く台風の影響で人も車も少なめだった。


大きな病院のベットで横になり点滴を打ちながら車中泊の旅のブログを書いていた。











点滴が終わり窓から外を見たけれど雨は降ってはいるものの、そんなに酷くはなかった。

会計、精算を済ませ院外薬局で薬をもらいに行こうと外に出たときには、先ほどよりも雨脚は強くなっていた。でもそれはいつもの雨脚の強い雨程度だった。












スクーターの駐輪場は大きな病院の反対側にあって少し遠い。
院内を抜けて外に出たときにはさっきよりも更に雨脚が強くなっていた。










午後2時。
叩きつける雨。
それでも、この程度の雨はいままで無かったわけではなかった。










車も少なく、バイクはほとんど見かけない。
電車だと20分ちょいで帰れるくらいアクセスが良いので、スクーターで来てもメリットもなく、ただたださっさと帰りたかった。



病院を出て数分もしないうちから風であおられるようになって、怖くてスピードを上げれ無くなってきた。

それでもまだ平気だった。

10分ほど走っただろうか。
所々、突風が吹いていて一車線くらい飛ばされるくらいでの勢いで、走るのが怖くなってきた。



府道十三高槻線。
それは高槻から大阪へ抜ける郊外を抜ける道で信号も少なく中央分離帯のある片側二車線のバイパス道のような道。

安威川を越えるために道は高架道が続いた。

時折吹きさらす突風で隣の車線に飛ばされながらも高架道を上って行くと、先に車がハザードを点けて止まっているのが見えた。








まだ車も少なく、何故止まっているのかが分からなかった。
数台が横を通り過ぎていった。

益々風が強くなる。
防音壁にヴェクスターを寄せて風をかわしながら様子を見た。









風が吹くものの何とかまだ走れそうだったので、停車している車の間を抜けて先に進もうとヴェクスターを走らせた。

さらに高架を上ると何故車が止まっているのかが分かった。
その先でトラックが横転していた。




横転している車が更に強風で煽られ揺れている。
防音壁もなく、ヴェクスターも煽られて止まっているのもままならない。
ブレーキを少しでも緩めるとずんずんと後ずさりしてしまう。

耐えられなくなって中央分離帯の縁石にタイヤを当てて動かないようにして耐えた。


その先は安威川を越えるために更に高架が上がっていて周りに何も無い吹きっさらしで、恐ろしいくらいの暴風が吹き荒れていた。

何台もトラックが立ち往生していた。

横転したトラックが突風でギシギシと揺れている。


自分のバイクから何かが飛んでいった。
よく見たらヴェクスターの足下にあるステップのゴムマットだった。


このまま進めば間違いなく吹き飛ばされてしまうと思った。
恐怖だった。









身の危険を感じて、後ずさりしながら少しでもそこから離れようとした。
最後には一方通行の道だったけどUターンして逆走して戻った。


何も知らず上がってくる車。
手を振って車を止めて引き返すよう促した。
皆引き返したが、すでに高架の先で立ち往生している車は、あの吹きさらしの中で耐えないといけない。




低い橋で安威川を越えようと迂回した。

一本離れた橋から高架道が見えた。









町中を走る。
信号は消え、映画「ツイスター」さながらに色んな物が空を舞っている。









行き先表示の「青看板」が風に吹かれて真横を向いているのを初めて見た。









ラーメン屋の看板は吹き飛ばされてた。










街路樹が何本も折れて倒壊してた。










自転車やバイクは倒され、シャッターが壊れて風であおられていた。









工場の屋根だろうか警報音が鳴り響き、原形がわからないくらいに屋根が壊れてスクーターや自転車が下敷きになっていた。









1時間ほどでようやく家に帰り着いた。

パッと見は大丈夫に見えたものの、家の前に見たことのあるアンテナがマストごと落ちていた。
自分の家のアンテナだった。
人やよその家に当たらなくて良かった。










娘は音がすごくて泣いていたと話してくれた。

とら母(嫁)もアンテナがないのでテレビが見れなくて困っていた。
ネットのニュースは限られていて、やっぱりこんな時はテレビが見れないと困る。




うちはアナログテレビ時代のアンテナなので大阪局のVHFとテレビ大阪用のUHF、神戸放送のサンテレビ用UHFの3アンテナ。

取りあえず落ちたアンテナから使えそうなUHFアンテナを1本を外して折れ曲がったマストも切断して仮設で付けることにした。












大阪局とテレビ大阪は生駒の送信所から送られてくるので方向が同じ。
でも映るはずがNHKの教育が映らない。

アンテナの混合器って外の吹きさらしに設置されるものなので、雨風にさらされても意外と耐えてくれる。
つなぎ替えたりしたもののNHK教育テレビだけが映らない。







取りあえずなのでこれで良しと思ったところにとら母(嫁)がやってきて、「とわねが、朝見ているプリキュアがサンテレビやねん」・・・・と。


サンテレビは神戸なのでアンテナの方向が違う。
「とりあえず」のはずが、さらに延長作業。

地デジ対応のUHFのアンテナがたまたま在庫していたので組み立て。






昔、親父の手伝いで何本もアンテナを立てたのを思い出した。
アンテナのネジは殆どが蝶ネジ。










組み立ては簡単だけど、蝶ネジの向きは他の蝶ネジと合わせとか、同軸ケーブルの網線の処理はちゃんとしろとか口やかましく言われた。









短くなったけどマストを立ててサンテレビに向けたけど、なぜか映らない。
元々あったのを付けても映らない。

時間ばかり過ぎるのでとりあえずサンテレビはあきらめてNHKが映らない原因と理由を考えた。


新しいアンテナを生駒に向けると大阪局とテレビ大阪が映った。
で、思った。

アナログテレビの頃のUHFアンテナってテレビ大阪(19チャンネル)が映るように19チャンネルまでの周波数特性になってるのと違うかなと。


NHK教育は13チャンネル。VHF帯に毛が生えたような周波数だから昔のUHFアンテナでは映らないのかと。








サンテレビが映らない理由ははっきり分からないけどとりあえず電波も弱くてマストも短くなったし、とりあえず利得の高い20素子のアンテナをネットで手配しました。

さてどうなるか。




翌日他の被害状況を見たら陸屋根の雨漏り対策で自分で施工した波板が飛んでしまっていた。





キッチンリフォームどころではなくなってしまいました。







各地で大きな被害がでて、近所の電柱も倒れて停電になったり、お隣さんは飛んできた物で車の窓ガラスが割れたりと、みんな被害を受けているだけに、こればっかりは止む無しと思います。

命あっただけめっけもん。

雨漏り対策もまたブログに書きます。


ではまた。








2017年 並ちゃんを囲む会 おっさんの会話は病気、健康ときどき夢 マニュアル車とカタナいじり

2017-05-07 04:23:36 | 日記
旅に出かけてたころは長期連休は生活の軸的な存在でしたが、寅次郎に合わした生活はゴールデンウイークもいつの間にか始まっていて
もう終わりがけ。






少しブログの更新に間が開きましたが、さかのぼって連休前のある日のこと。
幼なじみが集まって久しぶりに宴会をしました。

宴会の会場はリフォーム中の部屋なのでスタイロフォームを張り込み作業中を一旦中断して合板を敷き並べて会場設営。
生活感の無い部屋の真ん中にテーブルが置いてあるのを見たら、空き部屋を解放している北海道のライダーハウスのよう。







「並ちゃんを囲む会」


ここでも何度か出てきている「並ちゃん」。

仕事はハワイの天文台。

主役とかではないけれど、みんなが集まるきっかけを作ってくれているのである意味貴重な存在。









集まって話す事は年と共に変わってきてて、今はご多分に漏れず病気とか健康とのこと。

並ちゃんは日本の慌ただしさからほど遠い異国の生活。
二人いた子供も大きくなって家を離れて留学中なので嫁さんと二人暮らし。

昔はクリスマスになるとカードを送ってくれてたけど今は年賀状を送っても返事が来ない。
昨年なんてもっとひどくて日本に帰ってきてたのに連絡すらなかった。

何かにこだわりや刺激でもないと、それまでの続けていたことを持続するのって難しい気がします。








一人は心臓の手術をしていた。
心臓発作が何回かあったと流すように話すのを聞かされて、それだけでびっくりなのに、手術って。

当の本人は一線を越えたからか、「今は良い薬あるからええよ」って何の屈託もなく話しているのに更にびっくり。








そんな彼が最近マニュアル車に乗りたいと話していた。
普通にインプレッサとか現行車と思ったらハコスカやケンメリだった。

住んでいるマンションの駐車場に空きがなくて買えないと嘆いたけど、古い車を維持するにはそれなりにエネルギーがいる訳で、自分の維持もままならないのに
どうするのって話になった。


昔はバイクのエンジンもいじったことがあって、仕事もジャンボジェットの整備会社から今はヘリコプターのメーカーに勤務していて、知識ももあって経済的にも問題ない。

無いのは他でもない自信の耐力と行動力と持続力。


先ずはマンションなんて出て、ガレージ付きの家に住み替えて、整備できる環境を作りながら自分自身のエンジンを掛けないとって言ってしまった。








そんな自分も思うところがあって先月大腸の内視鏡検査を受けた。
幸い異常な所見は無かったものの、結果がでるまで憂鬱だった。

楽しくないことが目白押しな年代。


自分はカタナ(スズキGSX1100S)をイジリたいって話したら、「乗りたいんじゃなくてイジリたいの?!」って笑われた。



名車と呼ばれたバイクをいじる生活が自分の中にあるのが、ちょっとかっこいい気がする・・・・。







おまけ
BlackBerryのスマホ。
これが一番セキュリティに優れているということで会社から支給されているらしい。
ヘリコプターメーカーという特殊なものを扱うだけに支給品も変わっていた。





ではまた。



「大した人生ではないけれど、それでも読み返せば思い出されるあのときのこと。消えないように、そして生きた証になるように」(ブログ開設3000日) 

2017-03-15 23:44:16 | 日記
ブログの編集画面の傍らに開設からの日数がカウントされていて今日が3000日目。







3000日というと、ざっと8年。


ブログのサブタイトルというか、一言添える欄に書いている言葉の

「大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように」


何も残さなければ何をしてきたか記憶の彼方に消えてしまいそうと思ったのがきっかけで書いてきましたが、
それでも稚拙なブログを読んで下さる方がいてくれた故に続けて来れたこと。

まことにありがとうございました。



この先も、これまでと変わりの無い、何てこと無い日々の事を書き続けていきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。







2017年3月15日  OKUTEC店長

寝屋川のお好み焼き屋「なぎさ」に行ってみた うどんモダン

2017-02-14 02:39:35 | 日記
北海道に住む知り合いが帰省したときに昔からの馴染みのお好み焼きに行ったというブログを見て、それがすごく美味しそうに見えて、どうしても行ってみたくなったので
先日行ってきました。







ブログには「うどんモダン」を食べたとあって、地名と「うどんモダン」で検索したら、あっさりとお店がヒットしました。







入り組んだ細い道にあって、昔ながらのお好み焼き屋さんて感じがしました。








値段が安かったのも行きたくなった理由の一つでした。

小と大の値段の差が20円とかって今時ないです。

安いですねって言ったら「頑張ってやってます」って人柄のよさそうなおばさんが答えてくれました。








知り合いが来た話をしたら、最近はお客さんがネットで紹介してくれるので、いろんな人が来てくれてありがたいと言っていました。



老夫婦が二人で切り盛りしているお店。
風情があって良かったので写真を撮って紹介しても良いですかと訪ねたら
「私たちを見たらお客さんが来なくなるから」とすごく遠慮されていました。








うどんモダンは次きたときのお楽しみということでミックスとミックスモダンを注文。
娘もパクパク喜んで食べていました。

「宇宙の胃袋」を持つ母娘なので豚焼き(大)を追加注文。
美味しく頂きました。

何度も「前に来られたこと無かったですか?」と聞かれたので、また折りを見て来たいと思います。








遊びたいとせがむ娘。
食欲を満たされて上機嫌なとら母(嫁)と違って、娘はまだ食べ物だけでは収まりがつきません。

近くの公園を検索しても思うようなのが見つからなかったので、立命館大学に隣接する「岩倉公園」に寄って帰ることにしました。


大学のキャンパスの一角かと間違える公園。
遊具も立派で子連れで来ている人でいっぱい。






2才くらいまでは一緒に公園で遊ぶと喜んでいたのが、今では子供同士で遊ぶのがよっぽど楽しいのか、私が寄っていても「来ないで」と言います。
が~んです。

知らない子供でも年上年下関係なしに寄っていくので、時々私たちが恐縮してしまいます。


泣き虫なのに負けん気が強いのか、てっぺんまで行きたがります。
誰に似たのかとよく話します。







「来ないで」と言われますが一緒に登ると、それはそれで絡んできます。
「来ないで」ではなく「かまわないで」ってことなのかもしれません。







遊んで欲しいのでは無く、一緒に遊ぶ相手であって欲しいってことなのでしょうか。
難しいです。







それではまた




キングコング 西野亮廣 絵本原画展『えんとつ町のプペル展』

2017-01-17 02:00:17 | 日記
今日は午後からちょっとお出かけ。

寅さんは留守番なので、でかける前に少し散歩。(娘:空中浮遊ナウ)







置いていくは心苦しい。









今日のお出掛けは電車。
電車に乗れるだけで、すごく喜びます。 








たまにしか乗らないので線路を見ると自分達も旅気分になります。







うどんを食べる約束をしたので、新大阪で一旦降りてうどん屋さんを探しました。

以前、ホームの立ち食いうどんが美味しかったので、もう一度と思ったのですが、前回は小さな娘と立ち食いして苦労したので駅中のお店にしてみました。








立ち食いうどん屋の身長制限に引っかかった前回。







座って食べたその味は・・・・
薄くて出しの旨みもなく、麺は膨らんでというかふにゃふにゃしたと言うかコシがなく、立ち食い屋さんにしとけばと後悔。
ダメだこりゃ。








用を足しに入ったトイレで見かけた不思議な表示。

「凜としてしなやかに伸びた竹林をイメージした香りの芳香剤・・・・」

???

イメージつきません。








横長なシートばかりだった自分にとって、クロスシートはいつまで経っても特別に思えます。

車窓から見える景色。

並走する阪急電車を見たらスヌーピーの電車だった。
後で調べたら「スヌーピー&フレンズ号」というらしい。
各路線に一編成だけらいしのでラッキーだったのかもしれません。








元町駅。
来たことない駅なので新鮮に思えます。








商店街もまた新鮮。







今回の目的はこれ。






お笑い芸人、キングコングの西野亮廣さんが描いた絵本の原画展。
『えんとつ町のプペル展』







どんな風に展示されているのかなんて想像もしていませんでしたが、そこには暗闇に浮かび上がる大きな絵が何枚も飾られていました。

見る順番も分からず、入り口正面の絵をまじまじと見てしまいましたが、やがてそれが絵本の通り順番に並べられていることに気付きました。


単純に絵本をならべているのではなく、大きなサイズで、絵をそのものをバックライトで光らせてあって、斬新なものでした。
絵本を上手く引き立たせてありました。








テレビで紹介していたのを見て、細かな描写にちょっと感心させられました。


「えんとつ町」








文章は書いてありません。
絵本のストーリーが音楽となった歌がずっとかかっていてそれから想像です。


でも楽しそうなのが伝わってくるようでした。









ふと必要になるかと思い持っていっていたシグマの30mm単焦点レンズ。

同じ絵でも寄って写した絵はまたそれだけで絵本になりそうな気がしました。









あるシーンの絵。









そこにはうなだれる「ゴミ人間」の姿が。







これもまた、描かれた絵の一部分。








一人で書くのが当たり前な絵本を分業化で書くという手法。
インターネットで資金やスタッフを募る手法。
入場無料に写真撮影OK,著作権なんてなんじゃそれ  ・・・だそうです。

全てにおいて斬新でした。


良かったので記念に一冊買って帰りました。







家に帰って娘に読み聞かせましたが、会場では分からなかったストーリーがわかって、ちょっとグッときました。

よかったですよ。









機会があれば是非見てください。






ではまた


もう一つの2010年5月2日 寅次郎がもたらす出会い 鎌田ファミリー

2015-05-05 05:00:19 | 日記
先日,2010年5月に東北ツーリングに出かけた際に出会った家族の方がガレージに遊びに来てくれた事をブログに書いたところ
懐かしい方からコメントを頂いたので,少しうれしくなって日記を書くことにしました.






寅次郎と一緒に旅をしたおかけでいろんな人と出会ったりお話しすることができました.

普通なら会話の相手はライダー同士になりがちですが,普通の家族連れの旅行者であったり,地元のおっちゃん,おばちゃんたち,
若い女の子や,ちょっとこわそうなおっさんや兄ちゃんまでいろいろで,話をするのが好きな自分にはとってもうれしいものでした.






5年前のあの日.
福井の道の駅「さかい」を出発した自分たちは丸岡城をのんびり見学したあと日本海を北上し東北を目指しました.

気ままな旅なので決まった宿もなく,キャンプ場もペットNGだったりするので24時間休憩所が開いている道の駅を探しては
そこで野宿をすることをよくしました.

昼間の自由さとは裏腹に夕方近くになるとその日の寝床が心配になってブルーな気持ちが襲ってきました.





その日の寝場所は柏崎市の道の駅でした.
付近には風呂も買い出しするところも無いため,夕方5時,まだ明るいうちに20Km手前にある上越市の鵜の浜温泉『人魚館』
お風呂をすませました.

風呂に入れるとさっぱりして少し気持ちが楽になるのですが.反面またヘルメットをかぶって走るのは憂鬱なものでした.






残るは晩飯と寝場所のこと.

7Kmほど北上した柿崎と言うところのスーパーで晩飯の買い出ししました.


そこで家族連れに声を掛けられました

明るい家族でバイクに乗っていて犬も飼っていると話してくれました.

元気をもらってブルーな気持ちが少し晴れた気がしました.




自分たちにはすべてが楽しい思い出です.

ちょっと声を掛けてもらったことが旅を豊かにしてくれて,その一つ一つが自分の中の宝物であったりします.
名前も知らず,再会することも無いだろうと思っていた人達と,どこかでつながっているというのは何とも言えないものがあります.



鎌田ファミリーさん.
コメントありがとうございました.
うれしくなったので当時の写真を改めて載せさせて頂きました.携帯カメラで撮影したこの写真しかないのが残念でなりません.





寅次郎は年を取りましたがそれでも元気です.最近の写真を載せました.
今もブログを書く私の横で寝ています.

また大阪に来ることがあればガレージへお立ち寄りください.お待ちしております.





みなさんと,寅次郎に感謝して日記を書きました.

ありがとうございました.








BMW R 1200 GS ADVENTURE いけてるバイクといけてない“じじい” さすがオタフク 一歳からのお好みソース

2015-04-25 04:43:07 | 日記

誇らしげにさえ見える“BMW”の文字.






ブレーキにもおごられたその名前.






独特なフロントフェイス.
他のメーカーも行き着く先はこのフェイスなのか.






大容量ガソリンタンクと大型のガードが“ADVENTURE”の証.







大型アルミ製ボックス.
積み込むのは荷物だけじゃない.
夢とロマンをすべて積み込んでくれる






BMW R1200GS ADVENTURE





空冷最終モデル

あえて水冷ではなく空冷を選んだのが大人のこだわり.

本物の男.そして本当の“ADVENTURE乗り”






ザ・じじい






ということで,愛知県から“じじい”が遊びに来てくれました.







“じじい”と北海道で出会ってから20年あまり.

それから細く長くの付き合いになります.







じじいは体調が悪いおふくろさんと二人暮らし.
あまり家を空けることができないので北海道はずいぶんご無沙汰してます.

今日は弟さんが家に帰ってきてくれて代わりに面倒を見てくれているので大阪に来れたと言っていました.






何年かに一度こうやって来てくれます.

友和子が生まれる前,そして生まれてから,そして今.

遠い友達ですが身近な友達よりもよく会っている気がします.







友和子を見るたびにいつも同じギャグをいいます.

『おとうさん.じじいさんが来たらいっつも私の下着がなくなるの~』とか









『おとうさん.じじいさんが来たら,私の下着がなんか臭うの~』


今年は
『おとうさん.じじいさんが来たら,私の下着がなんか伸びてるの~』と言っていました.









まさに,おやじギャグです.








でも,乗っているバイクやウエアはいっつもかっこいいものばかりでした.

Z750FX-Ⅰに始まり,ZZR-1100D.ZRX-1200.Dトラッカーなんてのもありました.







その割に,でっかいサイドボックスに積んできたのはデイパック一つ.

おまけにサイドボックスのフタの閉め方が分からない“じじい”










今どき珍しく男くささがあって硬派なヤツなんですが,少しいけてないところがあったりします.








そんなじじいに沢山遊んでもらってうれしそうな友和子.








大きくなったら下着を一つあげてやりなさい.










夜は遅くまで昔の写真を見ながらおしゃべりしました.

楽しかったです.


うちで出きることと言えば焼き肉とお好み焼き程度.
毎回同じでごめんなさい.









友和子はまだ赤ん坊のままの味付けをしていて薄味です.

そんな友和子に,とら母(嫁)がこんなソースを見つけてきました.

『1歳からのお好みソース』

オタフクさん,さすがです.












楽しい時間はあっと言う間.







次会える日を楽しみにしています.

また友和子と遊んでやってください.

いつかまた北海道を旅しよう.







ではまた











竜王山宝池寺 八大龍王宮 竜王山展望台 東海自然歩道 (大阪府茨木市)

2014-12-15 05:03:04 | 日記
先月の話になります.
娘にきれいな紅葉を見せたくて大阪の北部,箕面(みのお)に向かって車を走らせました.

秋は山々の紅葉が美しいところで30分ほど景色を楽しみながら歩くと観光名所の“箕面の滝”にたどり着くことができます.

ここには人慣れした野生の猿がわんさかいて,それはそれは凶暴で滝の近くで食べ物を出そうものなら平気で襲いかかって
奪い去るくらいひどいものでした.

小さい頃は遠足などで何度も行きましたが駐車場の車の天井には猿が座ってるのは当たり前.
自販機でジュースを買おうとしたら襲いかかってきて,逃げ惑うのを見計らってボタンを押して出てきたジュースのプルタブを
開けて飲む始末.

『目を見たらダメ』
『食べ物は出したらダメ』
『食べ物を奪われそうになったら抵抗せずに渡しなさい』ってのが鉄則でした.


ここにはもみじの葉っぱを天ぷらにした“もみじの天ぷら”というお菓子が有名で滝への道沿いのお店で売っています.

天ぷらと言うよりももみじの葉を甘く揚げたお菓子みたいなものですが,実際に食べたことはありません.
だって“葉っぱ”ですから・・・・.


先日テレビでこの“もみじの天ぷら”が取り上げられていたのもあって今回は食べてみようと思っていました.

今はすっかり寒くなってしまっていますが,行った当時は秋らしくない暖かさで紅葉もまだ見頃には早い感じだったのと
駐車場もいっぱいだったので日を改めることにして通り過ぎました.




ちなみに凶暴な猿も問題となって山に追い返したため,全く見ることがありませんでした.
(条例で餌やりは罰金1万円らしいです)




せっかくなのでそのまま北へ数十分走り,給油のために寄ったガソリンスタンドで散歩できそうなところを
訪ねてみました.

“竜王山”というところ教えてくれました.
車で数分で行けると聞いてちょっと近すぎて拍子抜けしましたが,とりあえず行ってみることにしました.


離合も出来ない車が一台ぎりぎりの細い道を上ってくとそれらしい場所に辿り着きました.






“東海自然歩道”
名も無い地元ローカルな遊歩道かと思ったのですが,そうでもなさそうです.





2才3ヶ月の娘には道ばたに落ちているドングリが特別な存在なのかもしれません.





人気のない細い道を上っていきます.
ちなみにここも車道だそうで,車で走って良いらしいです.





寅次郎も来年の一月で13才になります.
昔からこんな山道を走ると先頭きって楽しそうに進んでいきます.
だいぶいい年にったのですが今も変わらないそんな姿を見ると少しうれしくなります.






一番つらそうなのが“とら母”(嫁).運動不足がこたえるみたいです.
歩くこと15分,何やら見えてきました.





竜王山宝池寺(ほうち寺) 八大龍王宮








ひと気の無いひっそりとしたお寺.




一組の老夫婦と軽く挨拶を交わす.
気づいたらもう姿は無かった.





宝池寺から山道をさらに上る.





本当に楽しそうな寅次郎.






宝池寺から登ること15分,展望台に到着.





大阪市内の町並みからから遠くに見えるのは奈良の山々.





もみじの色づきはここでもまだまだ.









娘は大きくなって寅次郎のことをどれだけ覚えているのだろうか.






ここに来たことも,この写真でしか分からないのかもしれない.







寅次郎と過ごした日々と友和子(とわね)の思い出のために沢山写真を撮って沢山日記を書こうと思う.











“東海自然歩道”





ここ“明治の森 箕面国定公園”から東京の“明治の森 高尾国定公園”まで続く延長1697kmの歩道と書いてあった.

こういうのってどこかしらロマンを感じ,できることなら歩いてみたいと思ったりします.



帰り道
おっさん寅次郎は元気よく走り,娘は下り坂ではまだちゃんと歩けなくて油断したらすぐこけてしまうのでハラハラします.





すこしブログを書くのが遅くなって季節感がずれてしまいましたが,寅次郎を含めみんなで楽しめる良いところでした.

ではまた.