オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

娘にとってのガレージという空間  寅次郎の近況

2017-11-15 18:26:54 | 日記(家族)
ガレージに付けたブランコ。







「えーとネ、えーとネ、今日ね、ブランコする時間ある~?」
仕事から帰ってくると、少し遠慮しがちに聞いてきます。


遊び足りないからか、楽しみなのか分かりませんが、遊ぶと喜んでいます。
ガレージも遊び場のひとつみたいに思っているように見えます。








ある日ダンボール箱を見て「これでお家作れる〜?」って言いだしました。
それからと言うもの、通販で荷物が来るたび「これはトワネちゃんのお家作るためのもの?」と言うようになりました。

「ガレージで作る?」そう聞くと、すごく嬉しそうな顔になりました。


ネットで買い物した時の段ボールを回収。

「じゃあここに扉をつけようか」
そう言ってマジックで印をつけるだけでワクワク感でした。

一番大きな箱に扉を付けてみました。










ママチャリを修理しよう買ったホイールの箱は、やっぱり厚み不足。
大人の感覚だと狭くてダメだなと思うところが、子供はこれはこれで楽しそうでした。








次に来る荷物を待つ事少々。
モノタロウさんと箱買いしたシナノスイートで増築。








視線が
怖い。









屋根の形を付けたり、煙突を付けたり。
いつしか私自身が率先して作ってました。







自分だけの空間。
中に入るだけで嬉しいのは自分にも分かります。

窓とか付けると喜びます。







私のiPad miniでドラえもん鑑賞。
自分だけの空間で見るドラえもん、嬉しそうでした。










休みの日、またブランコをしてたら今度は「ガレージでネ、お弁当をネ、食べたいネン」と言い出しました。

さすがにそれはと思ってたら、とら母がお弁当を作ってきてくれました。


嬉しそうに食べる娘。
私もまた、ここで食べる食事は普段にない事だけに何というか、楽しさを感じました。







またある日のこと、どこで覚えたのかバーベキューをしたいと言い出しました。

さすがに寅次郎を置いて出掛けてバーベキューするわけにもいかず、じゃあって事で「ガレージでバーベキューする?」って聞いたら
また嬉しそうな顔。


バーベキューではないですが昼間からガレージで焼肉。

コンロの加熱待ちで待たされる二人。






このイレギュラーさは大人の私達も楽しく思えました。







まあ、「宇宙の胃袋」を持つとら母にとっては焼肉が食べれたらそれだけで満足なわけで・・・・、







工作機械達も機械油にまみれるのは覚悟の上ですが、焼肉の油煙はイレギュラー。
養生シート被せて、2台の扇風機で煙を外に追い出して・・・・。







〆はスーパーで売ってたドーナッツ。
何でも風情が変わると美味しく思えます。



娘にとってのガレージと言う事で思い出として日記に残すことにしました。
稚拙な内容でごめんなさい。



寅さんです。








ご飯も水も、摂らなくなってきました。






ではまた。

台所のDIYリフォームのお話 屋内配線のやり直し 先ずはキッチンユニット周りにPF管敷設

2017-11-03 11:18:23 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

髪が伸びてきて前髪が鬱陶しそうにしていたので切ることにしました。







人の髪を切るのは初めて
切った貼ったはモノ作りも同じ・・な筈がそうでは無かったみたい。
イメージと違っても許してくれる年齢に感謝。

ショートヘアーが良いと思ってるんですがいつも男の子と間違えられてばかりです。









キッチンリフォームの電気配線のやり直しの続きになります。



未完成のまま暮らしてきた我が家。
電気も繋がっている電線やそうでない電線が壁や天井裏にあって中途半端な状態。

見た目だけでなく気持ち的にもスッキリさせてやりたいくらいの存在。

業者に“スッキリで”と依頼すると費用の跳ね返りが大きくて、財布がスッキリ感が大きくなりすぎるので普通は
残置の上で追加工事となるべきところもDIYなのでそこは当人次第。

負の遺産を自分の代で終わらせたいと思うのは、同じ境遇の人なら多分皆同じ思いのはず。



前回までに仕事用の物置部屋だったこの部屋の内、キッチンとなる部分の既設配線を何とか全部撤去できたので、これから新たに電気工事。
キッチンユニットにはビルトインの食洗機や換気扇、電動昇降吊り戸棚にIHクッキングヒーターの電源があるので、まずはその辺りから。


使用する電線はVVF(ビニル絶縁ビニルシースケーブル平型ケーブル)というもので、絶縁被覆を更に保護被覆で覆っているので保護管なしでそのまま壁の中や
天井を引き回してもOKな電線。

でも壁の中の断熱材の表面紙が古さで脆くなってて、そのままケーブルを通すとビリビリに破れてしまうので壁の中だけは保護管を入れやることにしました。

なので先ずは保護管を敷設から。


使用する保護管はアイボリー色をした蛇腹のホースでPF管(合成樹脂製可とう電線管)と言うヤツです。
これで2000円ほど。そんなに高価なものでもありません。










キッチンユニットを買ったときに貰った図面。これを元に給排水やら電気配線しています。

図面といえば設計者の魂が込められていて神聖なものと思っております。
なので目を皿のようにして図面を追いかけて、時にその形や寸法が“なるほど”と思えたりすると愛情すら感じます。










なので図面ってステキで大切なもの。

そう思ってるんですが寸法の文字が小さくて見えません。
虫眼鏡で頑張って読み取ってますが寸法値が重なってるのを見たらさすがにゲンナリ。
愛情ってどこって感じ。









IHコンロも電源が二箇所書いてあったりして真面目に読み取ると先に進めません。

施工について職人さんがメーカーに苦情を言っているのも珍しくないと「メーカー」に勤める友人が言っているのを聞いて、それでも図面に敬意を表してきましたが、
愛も感じられない図面を見てると、もう図面崇拝を止めようかとも思ったりします。










虫眼鏡に興味が湧いた娘。

老眼な私は拡大鏡も必需品、なので数と種類も必然的に増えました。










キッチンは炊飯器、電子レンジ、電気ポットやトースターなど電気を多く消費するものが多く、同時に使うことも普通なこと。
電子レンジを使っているときにポットでお湯を沸かそうとしたらブレーカーが落ちたなんてことにならないためにもコンセントは独立した回路が良くて
最近の家庭用分電盤を見てもブレーカー数が多くなっていて、それらに対応しているみたいです。


生活の中心的空間でもあるキッチン。なのでコンセントも多めがよさげ。

どこにコンセントを付けるかは電気屋さんならその経験から熟知していてパッとでてきますが、経験値が低い私はアレコレ悩みながら設置位置を決めなければなりません。


でも慣れてくると意外と楽しかったり。











電気工事の材料も改良が進んでいるように思えます。

こいつはPF管を横からスライドさせて取り付けられるもので、接続部材が不要なもの。
建築部材は相応の数が出るので、使い勝手が売り上げに直結するのでメーカーも大変だと思います。










床上190センチの高いところにコンセントを一つ。
冷蔵庫を置く予定はないですが、ついでなので付けておくことにしました。
DIY故に出来るメリットの一つだと思います。











PF管にも色々な太さがありますが、入れる電線の本数は“入る”数でなくて電流による発熱の影響を受けないための本数で制約が掛かります。

実際は太さ的な本数の方が支配的なのであまり気にしないで良いみたいですが、決まりを知ることはDIYでは大切だと思います。











キッチンホットカーペットを使うときにキッチンユニット下部にコンセントがあったら便利かと思ったり、キッチンのワークトップ周りにもあれば便利かと思ってPF管を敷設。









換気扇にIHヒーターに念のために入れた照明用の電源、ワークトップと足下用のコンセント・・・・。
後から追加となったら面倒なので、忘れ物がないようにです。 

忘れ物が極端に増えたオッサンにとって「忘れない」というのは難しい問題でもあります。









合間に撤去した電線の皮むき。
銅線だけにすると電線でも一番高価な「ピカ銅」として買い取ってもらえます。
今なら790円/キロ(2017年11月02日 18時現在)







1.2Kgなので約900円くらいになります。

地味ですが庶民が老後に備えるには努力が必要だと思っております。







寅さん。

とら母にご飯食べさせて貰ってます。
今日は下痢してました。時折下痢をしますが、次の日には治ってって感じで、今も食欲もあってそれなりに元気です。









少し寒くなってお陽さんの差し込む光が温かくて気持ちよさそうに見えます。






ではまた