オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

スズキのカタナ(GSX1100S)と油冷エンジン CNCフライスで掘ってもらったカタナのオシャレなイルミネーション 

2020-05-31 00:32:47 | ガレージ日記

自分が20歳から30歳くらいの時にビックバイクが流行って、カワサキのZやホンダのCB-F、カタナなんかの空冷ビッグバイクのカスタムがよく見られました。

20歳の時にCB-Fを買い10年ほどイジったあと、その余力のないエンジンにため息をついて、丈夫なエンジンと言われた空冷Zへ転向していきました。

 

広大なアメリカの大地。満足いくメンテナンスも出来ない環境でも故障しないようにとクランクシャフトのベアリングはメタル式ではなくオイルさえ入っていれば回ってくれる

ボールベアリングでした。

1600ccまでボアを広げても耐えるなど、ライバルだったホンダCBに対抗すべく作られた空冷Zは今の空冷Zに似せた「Z」とは私には違って見えてなりません。

 

当時からZ1やローソンレプリカは人気がありましたが、私はそれらには興味はなく、空冷Zの最終系、最強の空冷Zと言われたGPz-1100を選びました。

Z1やローソンレプリカとかけ離れたデザインのGPz-1100は空冷Zでありながら不人気なバイクでしたが私は好きでした。

 

旧車ってかっこよくて、持つ喜びを満たしてくれるものですが、ノーマルでは゛何じゃこれは ゛と思うほどパワーがなくて、エンジンをいじってブレーキを

変えてようやく人並みに走れるようになるのですが、どうにもならない決定的な違いは燃費でした。

新しいバイクはパワーもあるけど燃費も良くて、北海道の広大な土地を走りながらガソリンを入れるたびに、これがテクノロジーの差なのかと当時しみじみと感じました。

 

人気なZ1は何も感じませんが、今でもカワサキのZ1000MK-2やZ1-Rとか見ると、あんなの持ってたら良いよなあと思います。

でもイジリたいかと言うとちょっと違ったりします。

見た目は間違いなくかっこいいのですが、カッコだけではダメなのは歳食ったからなのかもしれません。

 

 

スズキに刀(カタナ)と言うバイクがあります。今の水冷カタナではなく、本家本物の空冷の刀 GSX1100Sの方です。

ハンスムートと言うデザイナーが名前の通り日本刀をイメージして作ったバイクで発売当時は受け入れられにくいこともありましたが、今では

ゆるぎない地位にあるバイクです。

私もその独特なデザインの刀が好きす。

そしてその空冷エンジンの後継として作った油冷エンジン。スズキとヨシムラが作り上げていった油冷エンジンはその後水冷エンジンに変わっていきましたが

空冷エンジンの軽量さとハイパワーを両立させたエンジンは私には今でも魅力を感じます。

 

油冷エンジンを積んだカタナ・・・・そんな刀をいつか作ってみたいとずっと思っています。

乗れれば越したことはないですが、乗ることよりも作り上げる時間を楽しみたい。そんな風に思っています。

 

そんなことを考えながら過ごす日々。

ちょっとkagayakiさんに無理言ってカタナの画像を送ってCNCフライスでアクリル板に彫ってもらいました。

 

 

 

 

 

カタナと言えば漫画「キリン」が有名。

百均で買った写真立てに入れてみました。

 

 

 

 

 

ガレージで作業してるときやキッチンのリフォームしてる時もいつも音楽をかけています。

最近の曲ではなくて70年代から90年代とかの古い歌謡曲ばかり。

自転車が好きで旅することを夢見ていた中学生のころ。そして高校生になってバイクに目覚め、大学になって人を好きになってそしてバイクで旅したあの頃。

 

昔ってテレビやラジオをつけるといつも歌謡曲が流れていたように思えます。

歌は世につれ世は歌につれとよく言いますが、古い歌を聴くとその時のことを本当に思い出させてくれるなあと思います。

甘酸っぱくて、そして切ない気持ち。

自分が一番多感だったころ、青春だったあの頃に少し戻してくれる歌謡曲を聴きながら今日も作業していました。

 

 

 

リフォーム中のキッチンの傍らにコンポと一緒に置かせてもらっています。

kagayakiさん、ありがとうございました。

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台所のDIYリフォームのお話(35) 間仕切り壁の設置その1 階段周りの間仕切り 初めて扱う軽天材(LGS) 便利なマキタのクイックミニ補助ローラー

2020-05-25 16:21:23 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

娘の頬に頬ずりしたら「ペタペタする」って言われました。  

「化粧水塗ってるから」(シミ予防のヤツ、本当に塗ってる。)って言いましたが、たぶん心に届いていません。

「ペタペタしているのは生きてる証拠。死んだら干からびてカピカピになるので、ペタペタしてるのはありがたいことやで」と苦し紛れに言ったものの・・・・、

全く心に届いてないと思います。

 

 

仕事の帰り道にあるたこ焼き屋さんがあって、時折食べたくなる。でもいつもご飯時。

なので週末はたこ焼き。

 

 

 

 

でもコロナの影響で粉モノが軒並み品切れ。有っても何故か日本製粉(にっぷん)ばかりで日清製粉のは品薄状態。

今日は日本製粉(ニップン)の「皮はパリッと中とろ~り」がキャッチーな「しょうゆ味」。

 

 

 

 

とら母(嫁)は美味しいと言うけど私は日清が好き。

娘は本日、何故が具無しに興味があるらしく、タコも他の具も無し希望。なので二個だけ「一切具無し焼き」を作った。

何に興味が湧くか不思議なお年ごろ。

 

 

 

 

 

キッチンリフォームの続きになります。

キッチンユニットを設置したので次は床を貼ろうと思ったのですが、施工の順番的にいけば次は壁の下地作り。

間仕切りたいのは階段周りと土間からの上り口の二箇所。

 

階段周りの間仕切りについてですが、物置部屋として作られたこの部屋は階段が急で、上り下りするとドンドンとよく響きます。

壁の厚みを厚くすれば軽減されると思うのですが、部屋を出来るだけ広く取りたいので壁の厚みは抑えて、階段と壁は縁を切った壁にしようかと考えていました。

しかし縁を切ろうとすると階段側の石膏ボードはどうやって貼るのだろうかと疑問が湧きました。

階段とほぼ密着していて狭い隙間しかないところに石膏ボードを貼るのは面倒で、友人に聞いて回ったのですがこういった場合は階段に直接壁を貼るのが

一般的みたいです。もしやるとすれば一旦階段を取り外すかなあと教えられました。

 

 

 

 

 

 

部屋を間仕切ったり軽天材を使うのも初めてだったので、Youtubeで色々と調べていたらこんな動画を見つけました。

LGS壁移動

 

 

 

 

土間からの上り口の壁か階段周りの壁、どちらから先にすべきか考えてたのですが、この方法を取るなら上り口の壁が無い時にしかできないので

先ずは階段周りをすることにしました。

 

 

長尺モノを丸ノコでカットするのに、今まで片方をラボジャッキで支えて切っていましたが作業性がイマイチでした。

ラボジャッキってこんなヤツです。

 

 

 

 

本来の用途でないので、それ用を買いました。

マキタのクイックミニ補助ローラー(A-47450)。

 

クイックという名が付くだけあって、ハンドルをクルクル回し続けなくても希望の高さまで一発で上げ下げできます。

 

 

 

 

 

 

ハンドルもドライバーの柄みたいでこじゃれています。それよりもハンドルの向きが微妙に斜め上を向いていて使いやすいです。

 

 

 

 

 

 

で、間取りと言うか、どこで間仕切ろうかと言う問題。

キッチンを出来るだけ広くしようとしたら急な階段の上り下りが余計に歩きにくそうですし圧迫感も増します。

かといって頻度の低い階段に貴重なスペースを割くのもどうかですし・・・。

こういった後から自分で決めないとならないのが一番悩みます。

 

 

 

 

 

で、この間仕切り位置を決める材料としたのが冷蔵庫の幅。

キッチンユニットの端と階段の間仕切り壁との間に冷蔵庫を置こうと思っていて、将来の買い換えに備えて500リットルクラスのものが置けるように

幅を780mmほどにしました。

天井の下地を探して床と天井にランナーと呼ばれる軽天材をネジ留めして、柱(間柱)となるスタッドを差し込むだけの簡単な施工です。

両端のスタッドはランナーと固定しますが、間のスタッドは地震などで石膏ボードが動いたときに追随させるため固定はしないそうです。

なおスタッドのピッチは石膏ボード一枚貼りのため303mmとしました。

 

 

 

 

 

続いて階段に面した壁の方。

同様に軽天材を組むのですが、こちらは軽天材を組んだら一旦外して他で石膏ボードを貼るのでランナーは仮固定です。

ここにはアウトセットの片引戸を付けようと考えていてるため戸枠が付きます。

 

 

 

 

 

 

ここで、ボケを噛ましてしまいました。

ランナーを固定するのに天井は下地に、床は均等割りにネジ固定していたのですが、スタッドを仮組みしてみたら見事に合致してしまって、後々取れなかったり

ネジ留めすることが出来なくなることに気付きました。(黄色のテープが下地の場所)

 

 

 

 

 

 

 

階段に面した壁を作るのに合わせて、階段を下りる際に頭がぶつかる部分も見直すことにしました。

元々が物置部屋として作られたためか、急なだけでなく階段の高さも十分に取ってなくて、階段から降りてくるときにいつも頭を屈める必要がありました。

 

 

 

 

 

 

壁を剥がしてみたら天井裏の分だけまだ余裕があって切り込めば高さをかせげそうでした。

 

 

 

 

 

取りあえず柱一つ分(約10センチ)天井を切り込んでみました。

頭と干渉するのが少し和らいだ気がしますが、もう少し切り込みたいところです。

壁の方ですがスタッドの無いところにネジ留めできるように、天井に一枚下地を追加しました。

 

 

 

 

 

 

下地を追加した分だけスタッドを短くする必要がある為、丸ノコで端をカットしたのですが、見事にムシャゲました。

 

 

 

 

 

 

板厚が0.5mmと薄いため端部のカットは刃に負けてしまいます。

なので中子を入れるか、ランナーならスタッドをはめてからカットするようにしました。

 

 

 

 

 

ランナーとスタッドのネジ留め(結合)はまだですが、とりあえず仮組みまでできました。

次は骨組みをネジ留めして、場所を移動させて石膏ボードを貼ります。

 

 

 

ではまた。

 

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丸ノコのケーブルの断線修理(34) 丸ノコの刃で切断

2020-05-10 14:18:41 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

ブログを書いたらとら母(嫁)に文章チェックをお願いしています。

前回のブログを見てもらったときのこと。

クスって笑い声がした。

「どうしたん?」と聞いたら

シース(電線の灰色した外皮のこと)がスシに見えた、と・・・・

シース → スーシ → スシ → 寿司  恐るべし食への身勝手脳内変換機能

宇宙の胃袋を持つとら母の胃袋をなだめるために週末はスシローになった。

 

本鮪赤身(150円)、まぐろ(100円) どちらも美味しい。あなどれないスシロー。

 

 

 

 

 

 

いくら娘

 

 

 

 

 

で、本題。

キッチンリフォームでよく使っている丸ノコ。

親父が使っていたもので銘板には昭和53年4月とあったので製造から42年経ってることになります。

 

丸ノコの最近の主流はベースプレートがアルミ製だとか。

アルミベースは精度が良くて木の滑りも良くて精度よく切れるそうです。

これしか使ったことがないのでアルミベースの良さは知りませんが、確かに鉄板ベースは縁を折り曲げて作った板金モノなので縁のエッジがシャープじゃなくて、

金尺を当ててもビシッと決まらないので使っていて幸せにはなりません。

 

 

 

 

 

 

先日使っていたら途中で止まったり動いたりし出しました。

いつだったか誤って鋸刃を引っ掻けてケーブルを傷付けてしまっていて、そこをこねると症状が出たのでケーブルの断線と思いながら、だましだまし使って

作業が終わるころにはついにうんともすんとも言わなくなりました。

 

グラインダーとか丸ノコのケーブルにありがちな鋸刃を引っ掻けた痕。

黒色した外皮に損傷は見えるけど中の線には傷は見当たりません。これだけ外皮がやられていて芯線が無傷ってのはあり得ないので、使っているうちに捻じれて

見えなくなっているだけだと思います。

 

 

 

 

 

金色(クロメートメッキ)したネジと本体と同じ灰色したネジがあって、メッキのネジを外すと接続部のケースを開けることができました。

色分けしてあって分かりやすい作りになってます。

 

 

 

 

 

 

ブラシがやられていて不調だったり原因が他にある可能性も無くはないので、先ずはテスターで断線しているかの確認。

赤線のケーブルは導通がありましたが白線のケーブルはやはり導通がありませんでした。

 

 

 

 

 

本体からケーブルが出るところについている断線防止のケーブルグランドと言われる保護部材がケーブルと一体なら面倒なのですが、通してあるだけなので

助かりました。

損傷部を切り詰めて再結線するだけの簡単な修理。

 

ボケて結線間違いしないように、元の結線を残したまま一つ一つ順番に結線。オッサンのポカミス対策。

銅線は年数が経っているのでピカっとした銅色をしておらず、少し酸化が進んでいて黒っぽくなっていました。

白線はコンデンサーとモーターのケーブルとねじって繋がないといけないので少し多めに被覆を剥いておきます。

 

 

 

 

スイッチ部は絶縁被覆付きの圧着端子が使われていましたが無かったので絶縁キャップを付けときました。

ここでアレっと思ったのが、スイッチの端子のネジを外したら菊座金が端子台と圧着端子の間に入っていました。

普通なら「端子台に圧着端子を置いて、そこに菊座金が付いたネジで留める」と思ってたんですが、実は世間知らずで本来はこれが正解なのかもしれません。

(黒線の方は触っていなくて、端子台の下に菊座金があって端子に隠れて見えてないです)

 

 

 

 

 

最後にプラグの部分にテスターをあてて短絡が無いのを確認してから通電チェック。

ここで何もせずにコンセントに差し込むのは危険です。

 

 

 

 

 

 

最後に損傷したケーブルを外皮から抜いてみたらやっぱり白線が断線していました。

 

 

 

 

最後にキッチンリフォームの話でいま悩んでいることを一つ。

階段部分を間仕切ろうと思っています。

階段の上り下りの際に割とドンドンと音が響くのでこの対策が出来ればと思い、そのためにキッチンの壁と階段の縁を切っておいた方が良いように思っています。

ただそうすると間仕切りを作る際に階段と密接するため階段側にボードを貼れないという問題があります。

知り合いに聞いてみたものの難しそうで、皆さん諦めて階段に壁を直貼りするか一旦階段を取るしかないのではと言われました。

さてどうするか・・・・。

 

 

 

 

うちに来た時ばかりの亡き寅次郎のカレンダー。

可愛かった。

 

 

ではまた

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台所のDIYリフォームのお話 IHクッキングヒーターのコンセントを取付けした際の電気工事の欠陥について(前回のブログの間違い修正)

2020-05-07 01:32:24 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

前回のブログ

「台所のDIYリフォームのお話  台所のDIYリフォームのお話 IHクッキングヒーターの電気工事コンセント取付 単線に圧着端子 疑問に思ったこと」で、

IHクッキングヒーター用にコンセントの取付けする際に、2.6mmのVVFケーブルを「のの字曲げ」して結線したものの・・・、

 

 

これってこれでいいのかなぁと疑問が湧きつつも、かといって単線に圧着端子ってのも良いのかなあと迷いが生じ色々と調べたところ、圧着端子メーカ-の

資料から使用可と言うことが分かり、加えて電気工事屋をしている幼なじみからもネジの緩みを懸念して圧着端子にすると言う話を聞き、圧着端子で結線しなおしました。

 

 

その後、このブログに載せていたホーザンの動画を見て「ケーブル外装が台座の中に入っていないと欠陥です」ということが気になりますとコメントを頂き、

動画を見直して、「ネジから5mm以上芯線が露出していると欠陥」ってところが、圧着端子が裸だと該当するのでは思ってやり直し「追記」として

加筆したのですが・・・・、

 

 

 

 

 

その後、またコメントを頂き、指摘された内容が上記ではないと教えて頂きました。

その内容を追記しようかと思ったのですが「追記」の「追記」では見にくくなるので改めて書いた次第です。

 

実のところ、頭が「芯線の露出」に行っていたので、コメントを読ませてもらって勘違いしているということは分かったのですが、最初は動画を見直しても

何が間違いかを見つけることが出来ませんでした。

 

時間を空けてその日の夜、また動画を見てようやく何が間違いだったかを認識することができました。

では何だったかと言うと、まんま「ケーブル外装が台座の中に入っていないと欠陥です」でした。

 

 

で、「ケーブル外装が台座の中に入っていないと欠陥です」ですが

灰色したケーブルのその灰色したものを外装とかシースと言うのですが、これは心線の保護のためのもので、これを剥ぐと白線や黒線がでてきます。

白や黒は絶縁体で銅線が接触してショートしないようにするためのもので、この灰色のシースを剥き過ぎてしまっているという事でした。

(白線と黒線が露出し過ぎている)

 

引用:HOZAN「【2019年度版】ランプレセプタクルの結線 (2018/2017年度対応)」

https://www.youtube.com/watch?v=RZd3aVTgaSU&t=215s からキャプチャー

(HOZAN様 引用に問題がありましたらご連絡いただければ削除いたします。お手数をおかけしますが宜しくお願いいたします。)

 

 

 

コンセント(写真はランプレセプタクル)の外に白線や黒線が露出しているとそれをネズミがかじったりするとショートして火事になったりするので、

ちゃんと台座部(器具内)に収めなさいということです。

 

引用:HOZAN 第二種電工試験の虎 技能試験対策 > 欠陥事例 「ランプレセプタクル施工時の欠陥」から抜粋

https://www.hozan.co.jp/denko/skill/defect/case.html

(HOZAN様 引用に問題がありましたらご連絡いただければ削除いたします。お手数をおかけしますが宜しくお願いいたします。)

 

 

 

で、またやり直しました。

 

 

 

 

正直、むっちゃ大変でした。

2.6mmの単線って、ホント硬いです。

 

ケーブルを通す穴からネジまで近いし、ケーブルは硬くて全然曲がらないし、全然融通が利きません。

圧着してからケーブルをネジのところまで持ってくるなんてできないので、圧着端子を仮にネジ留めしておいてケーブルを形作って絶縁体をどれくらい

剥くかをけがいておいて、それから線の皮むき。

銅線の長さも、長すぎず短すぎずにケガいて、それから切断。

ちょっとでも長かったり短かったりしたらネジ穴が一致しません。

 

でなんとか完成。

がんばってシースを台座の中まで入れました。指痛かった

 

 

 

歳食って頭が固まってしまっているからか、読解力が無いのか、目の前にあることや、そのまんまのことがパッと分からないんですね。

やだやだ。

 

 

コメントくださった「鳩の巣さん」、これでご指摘いただいたこと直ってますでしょうか。

また、気付かれた点がありましたらコメント宜しくお願いします。

またまたありがとうございました。

 

 

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台所のDIYリフォームのお話 IHクッキングヒーターの電気工事 コンセント取付 単線に圧着端子 疑問に思ったこと

2020-05-04 23:39:11 | 自宅のキッチンDIYリフォーム

お肉が食べたくなったので焼肉しました。

 

 

 

 

 

最近見つけた隣町の精肉屋さん。

ここのハラミとミノがむっちゃ美味しいです。

たまりません。

 

 

 

 

 

いきなり焼肉の写真で失礼しました。で、本題。

キッチンユニットの固定の残件にレンジ台の固定がありました。

他のと違って固定する前にビルトインのIHクッキングヒーターのコンセントを付けとかなければならず、後回しにしていました。

で、その電気工事の際にふと、疑問に思ったことを書こうかと思います。

 

 

IHクッキングヒーター用のコンセントってこんなヤツです。

電気を食うのでコンセントも30Aと普通のコンセントより二回りほどデカいです。

 

 

 

 

 

初めて見たとき顔文字かと思ったわ。

 

 

 

 

普通のコンセントの接続は電線の被覆を10mmほど剥いて、穴に差し込むだけの簡単作業なのですが、こいつはネジ式。

ネジ式と言えば裸電球をつけるランプレセプタクルが思い出されます。これは電気工事の試験にも出るので知ってる人は知っているコレです。

 

 

 

 

 

電線の先っちょを輪っかにしてネジ留めするのですが、電気工事の資格を取るときに参考にしたのがホーザンの動画でした。

ランプレセプタクルの結線ノーカット版 2021年度(2020~2017年度対応)

(HOZAN様 引用に問題がありましたらご連絡いただければ削除いたします。お手数をおかけしますが宜しくお願いいたします。)

 

 

 

電線を輪っかにするのを「のの字曲げ」と呼んでいますが、IHクッキングヒーターのコンセントもこれにならって電線を「のの字曲げ」することにしました。

 

先ず、被覆を剥く長さですがランプレセプタクルの場合が20mmでしたがIH用コンセントの端子ネジはM5と一回り太いネジだったので25mmほど剥いてみました。

 

被覆を剥いて最初に3mmくらいのところを挟んで90度に曲げてるとあるのですが、この曲げが電線を丸めた時にカウンターとなって美しい輪っかにしてくれます。

でもランプレセプタクルの場合は電線の太さは1.6mmと細いので楽に曲がりますが、IHのコンセント用となると30Aと大容量なので太さも2.6mmと太く

曲げようとしてもなかなか曲がってくれず、被覆を剥いたところから3mmのところを挟んで曲げても被覆の所まで曲がってしまいした。

 

 

 

 

 

電線の先っちょの挟んで輪っかを書くように丸めますが硬くて丸めにくく、工具もしなってしまいます。

いきなり本番は無理だろうと練習してみましたが見事にヘタッぴな輪っかになってしまいました。

 

 

 

 

 

 

感をつかもうと何度か練習してみました。

 

 

 

 

 

 

被覆を剥く長さも27mmくらいが一番よくて、8回目くらいになんとか形にすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

電線はVVFという単線のケーブルですが緑色のアース線はIV線といって細い線を撚って一本の電線にした「撚り線」で、こちらは輪っかにしても

きちんと接続することができないので、圧着端子を使います。

 

 

 

 

 

一旦は接続を終えたのですが実はこの作業をする前からVVFの単線を輪っかにすることがはたして正解なのかと思っていました。

単線をネジ留めするということは線接触となっていて、へたって来たりしてネジの緩みが生じると接触不良になってしまいます。

 

一方、圧着端子にするということは本来なくてもいい圧着端子を間に挟むことになります。

それは問題にならない微々たる接触抵抗なのかもしれませんが原理原則で考えれば直結が一番シンプルと言うことになります。

 

これまで単線に圧着端子ってしたことがないので、どうなんだろうとネットで調べみたりしました。

 

こちらの電気屋さんではIHヒーターの入れ替えの際にわざわざ圧着端子でやり直しをしていて、それを売りにしています。

(元の電気工事の輪っかが素敵すぎて、悩んでいる自分がどうかしているのかと思ってしまいますが、世間の電気工事ってこんなもんなのかもしれません。)

 

同じように疑問を持った人がネットで質問されているのをいくつか目にしました。回答には「問題ない」と言う意見も多いですが、「そもそも圧着端子は

撚線のためのもの」だとか「圧着端子を使ったら単線なら折れる」と言うのもありました。

 

一つ有力な情報としてメーカーの仕様書に撚線についても記載があるというものでした。

 

調べてみたらありました。

ちゃんと「撚線」と記載があります。

 

引用 ニチフ(http://www.nichifu.co.jp/j/) 総合カタログ(http://www.nichifu.co.jp/j/catalog/ebook/#target/page_no=19) から抜粋 

(ニチフ様 引用に問題がありましたらご連絡いただければ削除いたします。お手数をおかけしますが宜しくお願いいたします。)

 

 

 

 

電気工事屋さんをしている幼なじみにも聞いてみましたが、いつも5.5スケ(mm2)の撚線の3芯ケーブル(SVケーブル・VVR)を使っているということでしたので、

あえて単線ならと聞いてみたところ「経験上、ネジの緩みが気になるので圧着端子をつかうかな」と教えてくれました。

 

 

ランプレセプタクルならフィラメント式の電球としてもせいぜい100Wで電流でいうと1A。最近はLED電球なのでさらに小さくて10数Wほど。

私も端子のネジが緩んでいるのを見たことがあるので、貴重な現場経験の意見からやり直すことにしました。

 

アース線も被覆を剥き過ぎとか、長すぎとか指摘されそうなのでやり直しました。

 

 

 

 

 

 

電線の末端処理が輪っかでも圧着端子でも、端子のネジはしっかり締め付けないとならないのですがネジがプラスネジなので強く締めるには

しっかり押し付けて回さないとカムアウトしてしまって締め付けられずネジの頭も舐めてしまいます。

元々、レンジ台ユニットの背板って薄っぺらいべニア板だったので、しっかりコンセントが付くようにと裏に合板を当てていたのですが、そのおかげで

ネジを締め付ける際に背板がたわまずに締め付けることできました。

 

 

 

 

 

 

電線を輪っかにして接続して薄っぺらいべニアにコンセントを付けて・・なんて施工は世間では別に珍しい事ではなくて、トラブルもないのかもしれません。

プロから見たら無駄なことをしてと思われる人もいるかと思いますが、素人が手を抜いたらお終いと思っているのでそこは大目に見てやってください。

 

 

経験が無い作業をしていて、今回のようにいろいろと疑問に湧くことがあります。

作業をしていて「これってどうなの」と疑問に思ったことがあれば書きたいと思います。

ではまた

 

ーー追記ーーー(さらに追記あり)

ホーザンの動画を見て「ケーブル外装が台座の中に入っていないと欠陥です」ということが気になりますとコメントを頂いたので考えてみました。

「のの字曲げ」ばかり気にして欠陥についてまで見ていなかったのですが、それによるとネジから5mm以上芯線が露出していると欠陥となると

ありました。これはランプレセプタクルだけでなくブレーカーの結線でも同様に5mm以上露出していたら欠陥となるとありました。

 

引用:HOZAN 第二種電工試験の虎 技能試験対策 > 欠陥事例 「ランプレセプタクル施工時の欠陥」から抜粋

https://www.hozan.co.jp/denko/skill/defect/case.html

 

 

これをそのまま解釈すると絶縁被覆のない圧着端子の場合は欠陥に該当するような気もします。

(ブレーカーに結線する際に撚線なら棒端子を使うと思うのですが、この場合は見るからに危なそうですし、やっぱりこれも欠陥になるように思えます。)

 

のの字曲げでの明らかな失敗と違って、私も同様に圧着端子できちんとやったという気持ちから、欠陥になるという気が抜けてしまっている人も

多いような気がします。

こういったところはしっかりと教育受けた人しか行っていない事なのかもしれません。

 

と言うことで私もやり直しました。

絶縁被覆付圧着端子が無かったので絶縁キャップを被せています。

 

 

 

コメントくださった方、ありがとうございました。勉強になりました。

 

ーーー追伸---

上記の「追記」ですが勘違いして間違った解釈していたため改めてコチラに続きを書きました。

読解力が無いとたまに思うことがあります。反省。

 

以上

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