オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

Windows10へのアップグレード 32bit版から64bit版にできたのが嬉しい

2016-08-05 04:17:21 | ガレージ日記
パソコンの更新に追われ少し間が空いてしまいました。
今日はその話になります。

先月末まで世間を賑わせていたWindows10への無償アップグレード。
OSが無償でアップグレードできることよりも、そのやり方が強引だったり紛らわしかったりしたせいで、悪評の方が目立ってしまって敬遠された人の多いように思えます。

数年前にXPのサポートが終了する際に嫌が応でもOSを更新しなければならず、手間と費用を掛けたことが思い出されます。


あのとき我が家でも家計簿ソフトなどが対応していなくてサブ機をXPのままオフラインで使う羽目になったのですが、今回はメインで使っている
パソコンが同じ状況になってしまったので少し悩んでしまいました。


メインのパソコンは数年前にオークションで買ったショップパソコンですが、それでもCore i7が積まれていて、スペック的には当分は使えそうなのですが、
写真編集用のPhotoshopや動画編集ソフトが入っていて、これらがWindows10に対応していないと困るので悩んだ末に2020年のサポート終了まで
Windows7のまま使い続けることにしました。









踏ん切りを付けたものの心の中は残念感が漂います。

諦めて他のパソコンのアップグレードを済ますことにしました。



XPで使っていたサブ機は、以前Windows7を入れようとしたことがあってOSはあったのでそれを元にWindows10を入れることにしました。
ただ、何かあった時にXPの内容が見れるようにとそのHDDは残しておいて、新しいHDDにインストールすることにしました。

クリーンインストールなのでWindowsアップデートも結構あってすんなり行かないと思ったりしましたが意外と簡単にWindows10になりました。




次のは近くに暮らす姉が使っていた古いThinkPadのT60というノートパソコン。

XPの頃に買ってあげたもので、その後Windows7にして使っていましたが、いつからか「容量が足りない」とか警告がでるようになって、おまけに繰り返し表示されるWindows10の誘いに
慣れない姉は使うことをためらってずっと使っていませんでした。







引き取ってきて確認したらHDDは容量が一杯で真っ赤っか。Windowsアップデートも貯まりまくっていました。
なにがどうしてそんなにいっぱいなのか見てみたら、HDDの容量が40GBと今では考えられない少なさ。

不要なものを整理してもHDDの半分を占領されてしまいます。
時代の流れというやつでしょうか、Core 2 (1.66GHz)のCPUはいつも使用率100%で、更新する意味があるのかとさえ思ってしまいました。


Windows10へのアップグレードはWindows7が最新化されていることが条件だったので必死でアップデートを試みましたが更新の途中で固まってしまって先に進みませんでした。
ひたすら終わるのを祈るように待ち続けましたがことごとく失敗。

ネットで調べると放置していた場合、更新プログラムが多すぎるため何時間もかかってしまうとか、先に更新しておかないといけないプログラムがあったりと
無情に気力が削がれてしまいます。



一週間以上かけましたが結果は同じ。
途中でハングアップして止まっているのか、ひたすら大量のアップデートを行っているせいで進まないのか、それすら分からないので困りました。

低スペックで実用的かも疑問なパソコン。
諦めようと決めても次の日にはやっぱり手立てがないかネット検索してしまう往生際の悪さ。

そんな中、HDDの容量が不足するとアップデートが上手くいかないと言う情報があったので先にHDDの交換をすることにしました。

といってもメーカーパソコンなのでHDDにリカバリー情報が入っていて単純に新品のHDDと交換してもダメかも知れないので、容量の大きなHDDに
丸ごと引っ越し(コピー)する必要があるのではと思いました。


OSを含めてコピーするということを「クローン」と言うらしく、勿論やり方なんて知りません。

どんなソフトがおすすめなのかもサッパリ。これでまた数日情報集め。そうこうしているうちに無償アップグレードも終了が近づいて焦りまくり。


知り合いのパソコンに詳しい人にクローンについて聞いてみたら簡単にできるツールを貸してくれました。

HDDを繋いでボタンを押すだけで後は待つだけ。
おかげで40GBのHDDが1TBになって、アップデートもできて無事Windows10ができました。



このツールに味を占め、メイン機もサブ機もT60の代替えに買った富士通のパソコンも全部クローンを作ってやりました。








期限がせまっていたので複数のパソコンを同時にアップグレードしなければならず、どのマウスがどのパソコンのか混乱してしまったり焦ってばかりいました。







アップグレードについて色々と調べていたら、単にWindows10無償アップグレードできるだけでなく32bitのWindows7であっても64bitのWindows10に
できるとありました。

これまではOSを買うのにどちらか選ばないといけなかったでこれはありがたく思えました。

64bit版は再度クリーンインストールするだけの簡単作業。
無償アップグレード期間内しかできないと思って焦って作業しましたが、いま思えば既にWindows10(32bit版)でライセンス認証されているので
いまからでもできそうな気がします。





せっかくなので32bit版のクローンHDDはもう一度64bit版のクローンにして・・・。

ちなみに2TBのHDDをクローン化するのに7時間くらい掛かかります。



そんなこんなで何とか全てのパソコンのアップグレードが終わりました。
評判が悪かったWindows10への無償アップグレードですが、自分としてはありがたいと感じだ次第です。
ではまた。




センサーライトの利便性と待機電力と電気代と

2016-07-12 04:02:15 | ガレージ日記
電力会社のサイトで電気の使用量が見れるようになって随分電気が身近になった気がします。
特に時間帯別の使用量を見てると使用量が多い時に何を使っていたのかとか、夜中でも地味にずっと流れている電気って何なのかと考えたりするようになりました。

調理の時間帯に使用量が跳ね上がるのは仕方ないとして、昼夜関係無しにずっと使われている電気は「チリも積もれば」ではないですが、こういったものの方が
電気代に効きそうな気がします。



通路や入口の照明は暗くなると点けっぱなしにしていたので2年くらい前に蛍光灯から蛍光灯型LEDに換えました。(コチラがそれ)
これが以外と明るく、電気の使用量なんて見るようになったら「こんな明るくなくても」とか、「必要な時だけ点いてくれたらいいのに」なんて思ってしまい、
人感センサーが付いた直管タイプの蛍光灯型LEDを買ってみました。






こんなものが出る前はホームセンターで売っている屋外用のセンサーライトを廊下に付けたり、トイレの換気扇を繋いだりしていました。







で、このセンサーライトですが何年かすると何故か決まって点きっぱなしになって壊れてしまいます。

ネットで検索すると似たような故障の話が書かれていて、リレーの接点がくっついたままになるのでリレーの交換して直したというのをよく見かけた。

トイレの換気扇に繋いでいたのは98%くらいの確率で動作不良を起こしていたので手動で入り切りしていたのですが時折正常に動作するときがあって
作動の様子を見てましたが、ウチのはリレーの制御がダメみたいで、ネットの症状とはちょっと違っていました。


長い間ごまかしながら使ってきましたが、どうせなので見てみる事にしました。


手元に同じのが2台、どちらも壊れ方は同じ。基板を取り出すと基板の一部が変色していて、うち一台は焼けた原因であろうダイオードが基板からパターンごと外れていました。

半田付けし直してみましたがダメ。
電源系とセンサー系の基板の組み合わせだったので二個一(ニコイチ)とかしてみましたがやっぱりダメ。
焼けた所は通電すると少し発熱していました。









外見は少し違うもののセンサー部の形が同じものがあったのですがコチラも通電するとセンサー部がほんのり温かい。
どうやら回路設計がよろしくないみたい。

電気暖房が電気代が掛かるのと同じで電気回路で発熱するというのは効率の良いものではありません。
センサーライトで省エネとか言っておいて待機時に発熱したらアカンやんということで、待機時の電流を測って見たくなったというのが今回のお話しです。





約30mA。
ということは3W。

電気代の掛かるハロゲンランプを使っていた時代なら気にもならないような数値かもしれませんがLEDの消費電力が5Wとか10Wの時代なので
無視できなくなってきていると思います。





こちらは昔に買っておいた同じようなセンサーライト。
ハロゲンランプでは電気代が掛かるので代わりにLEDランプを付けてみました。







待機時の電流値が約24mA







点灯時は100mA程度ですが、人感センサーの電流が乗っかかってるのでLEDの消費電力はそれをさっ引いた値になります。







こちらはトイレに付けている照明器具。
スリムタイプの蛍光灯が付いていて形もちょっとこじゃれていてます。
待機時の電流がコチラも約30mA。
AC100VをDC-Vに変換するための電源効率が一昔前はこんな感じだったのかもしれません。








点灯時は約500mA。ここまで来たら0.5Aと表現したほうが正しい気がします。
裸電球と比べて電気代が安いと言われていた蛍光灯もそれも今は昔。








センサーライトを換気扇の作動に使っていますが、こちらは約200mA。
これも待機時の電流が乗っかっての数値。







冒頭で紹介した人感センサー付きの直管タイプのLED型蛍光灯の待機時の電流は約10mAとさすがに低くなっていました。
消費電力が下がって電源回路が電気を食ってしまっては元も子もないといことで最近のスイッチング電源はその効率が90%くらいまでよくなっているとありました。



古いセンサーライトも頻繁に人が行き来する場所や、消費電力が大きな機器を制御するなら待機電力が少々高くても、まだ恩恵はあるように思えますが、
トイレなんかで動作回数が限られると、待機電力が消費する電力になってしまうなあと思った出来事でした。

大した話でもありませんがLED照明が実用的になったのはすごいなあと思います。

ではまた。






ポリテクセンター関西「金属熱処理実践技術」で鉄の熱処理の勉強

2016-06-28 12:36:08 | ガレージ日記
今日から3日間、ポリテクセンター関西で金属の熱処理の勉強をします。








「焼入れ」、「焼鈍し」
名前くらいしか知らない世界なので勉強したいと思っていました。







座学だけでなく実習もあるのでこの先の工作ライフにも役立つかと思って参加しました。








金属の変態(変質者の変態ではないです。金属に熱が加わる事で組織が変化することです。)についての講義ですが、
分からないものの一人で本を見たときはさっぱりだったのが人から説明してもらえる分だけ理解しやすいです。






今日は座学ばかり。明日から実際に鉄を加熱して焼入れしたり、削って焼きの入り具合とかを実践します。

ではまた、


深夜電力の新規契約 電気工事の続き 出しっ放しも分かるスマートメーター オッサンの作業時間算出方程式

2016-06-09 03:59:39 | ガレージ日記
4月の初めに書いていた電気温水器用の深夜電力の新規契約の話ですが、連休もあって書き上げていなかったので続きを書きたいと思います。


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事の始まりは今年の3月のこと。
休眠していた電気温水器を急遽使うことになり深夜電力の申し込みについて調べてたら、「3月末をもって新規加入を停止します」と出てきた。

4月からの電力自由化に伴い料金体系も新しくなるということで、他の契約も幾つかできなくなるものがあった。
じゃあ新しい料金プランはというと、まだ準備中とあって不明。
既存の時間帯別プランでシミュレーションしてみても料金が上がってしまう結果ばかり。
先のことは分からないけど今は従来の契約が無難に思えた。


と言うことで既存の深夜電力にギリギリ申し込みができて、いざ電気工事となった訳ですが、電柱からの引き込みなんてやったことが無いので
材料の選定や段取りが分からず、時間ばかり過ぎていく。

前回は電線類の手配やメーターを納める化粧カバーの選定に手間取った話、それらを仮付けするところまで書きました。(前回のお話しはコチラ







屋内に電線を引き込んだ直下に設置する分電盤。
ケーブル引き込み穴のブッシングはミスミブランドが一番安かったので買ったけれど、これって恐らくくアメリカン電機製と思います。

名前から“MADE IN USA”かとおもったらバリバリの日本の企業でした。

ケーブルがこすれて痛まないためのものなのでゴム製でもOKですが、プラスチック製でガッチリしていてカッチョよさそうなのが選んだ理由。








ブレーカーは信頼の三菱電機製。
パッケージのフォントが中華製っぽいのが気になりますが日本製です。









この分電盤、別に無くても良いですが、通常の分電盤だけだと主幹を交換するとか分電盤そのものを交換しなければならなくなった時、一次側が生きたまままになるので
感電やらショートさせるリスクがあります。
大元で電気が切れるということはショートさせて電柱の変圧器を壊すリスクもなくなるの、と電気工事屋をしている幼なじみが教えてくれたので設置することにしました。

横の空いたスペースは電灯と動力の主幹用。



温水器は単相200V。
屋内配線はSV線の8sq-3芯で引き回し、白はアース線として使っています。









引き込み線はCV線ですが、耐候性の高いCVD線にしました。

普通のCV線は導線を架橋ポリエチレンで絶縁した電線を2本撚ってビニルシースで覆ってますが、接続しようと外皮であるビニルのシースを剥いで
電線をばらすと架橋ポリエチレンが露出してしまって紫外線でパキパキにやられてしまいます。

CVD線はそれぞれの電線が独立してビニルシースで保護してあって、それが撚っているので、接続するにしても架橋ポリエチレンが露出することが無いので、
耐候性が高くなります。
ちなみに末尾の「D」は2本撚り(デュプレックス)の記号です。


参考にもなりませんし、どうでもいい話ですが、8sqのCVD線ってのは売ってなくて、売っているのは3本撚りのCVT線しかないので、
CVT線を買って赤線と黒線だけを使うことになります。
白線が無駄になりますが私が死ぬまで保つと思えば、やむなしです。
(CVT線の末尾の「T」が3本撚り(トリプレックス)を表す記号)


外壁塗装などで電気のメーターを壁から浮かせられるようにと、メーターから分電盤までの一次側の電線を長めに取っています。
どれくらい長めにしとけばいいのか経験がないので必要以上に長い気がしたりします。









屋内配線に使ったSV線は保護管なしでそのまま天井裏をはわせてもOKな電線。
初めはそのまま温水器まで配線したのですが、天井に釘でも打ったときにケーブルをブスッと刺すなんてことを想像したらいたたまれなくなって、やり直してPF管を引き回しました。

こんなやり直しみたいな無駄が作業時間を余計に取っているなと反省の日々を送っております。








将来の計画としてこの下辺りに分電盤をもってくるので、アース線もここに集約させました。
計画倒れにならないように願うばかりです。








天井からケーブルを下ろすのに天井に穴をあけてVE管をブスッと通してもいいのですが、電線が太くて通線するのにグリグリやって石膏ボードの穴が
広がりそうな気がしたので、ツバ付きのボックスで天井穴をパスさせてます。









これを読んでいる人には何の面白みもない内容なんですが、一人で電気工事してると何かと作業性が悪くて壁や天井など周りを痛めてしまうことがあります。


電線管に通線するときには、普通なら呼び線を通してそれを引っ張る人と、押し込む(養生する)人がペアで作業するんですが、一人だとどうしても手間と無理が生じます。








アマチュアにとってプロが見て笑われるほど屈辱はないので、用心して作業できる方法がないか絶えず考えてしまいます。








基礎をかわすためにVE管をガスバーナーであぶって曲げました。

アースの接地抵抗は幼なじみが測ってくれました。関電が検査する場合もあるらしいので適当はダメだと言うことです。








引き込み線のCVT線は養生ためにテフロンチューブを通して保護し、それ以外のところは念のためビニルテープを巻きました。

関電に竣工の連絡をしてあとはメーターを取付に来るまで待つばかり。
関電からは二週間以内に来ますと連絡がありました。







待つこと二週間。
メーターの取付は30分ほどで終わったらしく、引き込み状況の確認や接地抵抗の測定もなく帰ったそうです。







念のため電圧の確認。






温水器側でも確認。
当たり前ですが念のため。







温水器のブレーカーを入れて動作確認。
無事終了となりました。





GW明けに関電から電話があり、GW中に確認に行ったが不在だったと言われました。
その際、温水器の型式を聞かれたらしく、申請書の通りですかと聞かれたので、とら母が「はい」と答えたら、分かりましたと告げられて終しまい。
恐らく古い機種だったので疑問に思ったのかも知れません。




今回のような電気工事は、これまでのコンセントを増設したり照明器具を付けるような単純なのと違って、電力会社との“やり取り”があって、
分からないことが多くて先が読めない事ばかり。

不慣れな事をしていて日数ばかり経っている自分を見て必要工数の求め方というか方程式って無いか考えました。


そこで思いついたのが次の式。

必要工数(時間)= (作業時間×「A」 + 材料手配×「B」)/ 「α」


AとB、αは係数で、プロに依頼した場合は、それぞれ「1」になります。


よって係数が無いのがプロの作業時間ということです。



ここで自分(素人)の場合を考えてみると

先ず、係数Aですが
世間一般で言われる言葉の「倍は必要」というアレですが、私の場合はもっと掛かかって3倍は必要なので、
A=3 になります。


係数Bは、知らない世界のことを調べるのはたぶんプロの5倍は必要かなと言うことで
係数B=5 になります。


係数αですが、これは“やる気度”みたいなものです。
オッサンになると必然的に低下していきます。
私の場合は0.5です。


「人の倍以上掛かって、自分の思った半分もできない」と、ぼやきのフレーズを聞けば納得する人も多いかと思います。



公式を整理すると

必要工数(時間)= (作業時間×3 + 材料手配×5)/ 0.5




ということで単純に計算するとプロの30倍必要と言うことになります。



30倍とは長く掛かると思われるかも知れませんが、専従作業のプロと違って素人は休日か平日夜間しか作業できないので、計算要素にはそれらも含まれます。

あと、オッサン限定ですが必要工数が10日を越えるものは
気持ちにエンジンが掛かかるという不思議な現象がおきるので

リズムができることによって作業も若干はかどるので計算結果の0.7倍程度に短縮されます。

よって今回必要な工数(日数)は21日間、3週間です。



後で幼なじみに作業時間を聞いたところ、二人作業で半日と教えてくれました。

ということは一人で一日仕事。

だいたい一致します。

つまんない話ですみません。






別の話になりますが
先日、とら母が風呂のお湯を出しっ放しにしたことがありました。
電気温水器なのでタンクのお湯が無くなればあとは水しか出てきません。

ぬるま湯で風呂に入ったのが5月31日。
6月1日の電気代が高くなっているのが分かるのもスマートメーターならでは。







くだらない話ですみませんでした。

ではまた。

2015年大晦日 おせわになりました。来年も宜しくお願いいたします.

2015-12-31 20:08:45 | ガレージ日記
2015年の締めくくり。

今年も長々としたブログにお付き合いくださりまことにありがとうございました。

日常の何気ない出来事を拾い上げたり、工作している最中に感じたことをそのまま日記に残したくて、

そんなふうに書いていたらこんなスタイルのブログになってしまいました。



年末も溶接機用冷却水循環装置の製作の続きをしています。


だいたいの組み立てが終わり動作確認をしていますが回路図通りに配線しているか何度も見直したにもかかわらず異常時の表示が
おかしくて、どこで間違いが起きているかさがしているところです。

よく見たら回路そのものがおかしい気がしてきたりともう少しかかりそうです。

詳しくはまた追って書きたいと思います。





休みに入りガレージで作業をしていると暇そうに娘が遊びにきます。
回路のデバッグしているときは真剣なので横にいられるとイラッとしてしまいきつい口調で怒ってしまいます。

言ってしまってから反省ばかり。


かまってやれないと今日は並べた椅子で寝てしまいました。





寝顔を見るともう少し作業中にでも余裕が出来るようにしないとと思ったりします。






寅次郎もこの一年、病気やケガもなく元気でいてくれました。
来年の一月で14歳。がんばれ寅次郎。






今年も残すとことあと僅か、皆さまどうぞ良いお年を迎えくださいませ。
そして来年も宜しくお願いいたします.



OKUTEC店長

SCOTTY CAMERON select BIG SUR S パターのソールプレートの軽量化

2015-06-29 02:23:58 | ガレージ日記
ある日の職場でのこと。

『相談が・・・』と少しばかり笑みを浮かべながら話しかけられました。


話の入り方からして仕事のことではないことはすぐに分かりました。


『これなんですが』と見せられたのがこれでした。







最初、自転車のハンドルでも固定するための部品かと思ったのですが、材質がアルミではなくステンレス。
ハズレでした。

『SCOTTY CAMERON』

スコッティーキャメロンというゴルフクラブの部品でした。
ゴルフを全くやらない私には全く知識がなかったのですが後から人に聞くと結構高いクラブだと教えてくれました。



で、相談というのはこれの軽量化でした。

おもむろにデジタルはかりを出され重さを示され、軽量化とシャフトの干渉がある箇所の切削、それとクラブの追加工についての
規定について話をされました。

スイングなどのテクニックにこだわる人が多い中、こういったクラブへのこだわりを持つのはこの人くらいで、かなりのマニアな人。



職場では割とゴルフが盛んで、部杯や事業所杯まであるほど。
もちろんお偉い方々も参加されるので親睦を深める絶好の機会。

出世するには純然と仕事ができるか、はたまた『ゴルフができるか』。

仕事はイマイチ、ゴルフをやらない。そんな私は必然的に出世コース外。

職場で仕事のことを私に相談する人なんてほとんど居らず、まともに相談してくれるのは工作がらみのことだけ。
どんなことでも相談してもらえるだけありがたいことですが娘が大きくなるまで会社にいられるか、心配な毎日を送っています。









で、相談というのは現状で220グラムあるこのパーツを60グラムほど軽くできないかというものでした。
220グラムに対して60グラムというのは結構な量に思えました。


寸法通りに加工するのは良くありますが希望の重量に合わすなんて普段あまりありません。
誤差も出る可能性があるためその旨伝えたところ、『できるなら100グラムくらい軽くなれば良いと思っているので、
軽くなる分には全然OK』そんな返事が返ってきました。

納期は6/23。それが無理なら7/8~8/1の間はOK。シャフトがはみ出ているのでここも削ってなどなど。
忘れないように直接書いてもらいました。











知識のないジャンルの加工は必要なエッセンスを注ぎ込めないので、時として方向性を見失ったり、失敗に至ることが多いもの。

こういった加工を受ける度にそんな思いが頭の中を馳せります。




外観を見ると削る側と表側が平行ではなくて側面も段付きになっています。
重さを量りながら削るのに、バイスにポンっと置いてクランプということができないのが、いささか厄介なところ。
実際に削るまでにはそんなことを考えなければならず、単純な切削であっても自分のなかでは意外と神経をつかったり
しています。











まずキッチンはかりで測ってみました。







念のため少し精密なはかりでも計ってみました。









『腐っても鯛』ではありませんが、どんな加工でもフライス加工はフライス加工。
何を削るときも神経を使うのは同じ。
まして他人様の物となると尚いっそう。







寸法値の制約がないので目安にとハイトゲージで縁5mmにケガキ線入れておきました。








クランプと基準面をどうするか・・・・
固定治具を作ろうかなんて最初考えましたが、シンプルが一番。
あれこれ考えてクランプできるようにと用意した棒材。






接着剤を塗ってバイスで固定。
平日、仕事から帰ってできるのはこんなことまで。







あて板を付けた状態での重量は244グラム。









切削については機械加工の経験が豊富な“kagayakiさん”に相談してみました。







エンドミルはパッケージからしてよく削れそうな“ハイヘリ バイオレットコート”








面倒な治具を作って余計なコストを掛けるのを避けて、単純にコレットに当ててバイスに固定することにしました。







回転数は400rpm。
手送りで様子を見ながら。








噛み込んでバイスから外れて飛んでいったら目も当てられません。
2mmの切込み深さで少しずつ何度も回数をかけて削っています。








最初の指示(マジックで記した)くらいまで削ったので一旦終了。







244グラムだったので、ちょうど40グラム削ったことになります。
100グラムなんてとんでもない。60グラムまでもまだまだ。








コレットで基準を出して再度削ることにしました。
余計な基準面を出すための治具なんて作らずにこれで十分。考えすぎる自分を反省です。








削る幅を広げ、縁も3.5mmほどの残し量にしてさらに深く削ってみました。








最測定。
165グラムなので79グラムの軽量化です。
これ以上深く削ると表面に達しそうなので一応終了。








削った面を指で触ると段差があるのがわかります。

側面を追加切削したので、クランプしている面がバイスに負けて影響したように思えます。









kagayakiさんに『バイスから外さなくても削ったキリコを集めて量ったら』なんて冗談を言われたのを思い出したので
集めてみました。

93グラム。
切削油の重さも加わってなので、良い線行っている気がします。

(スプレー式の切削油を使ったので缶の重さの変化量で相殺すればそれなりに量れたのではないかって今思いつきました。
kagayakiさんどうでしょうか?! )






一晩明けて翌日。
指で触った段差が気になって・・・

我慢できず、あて板の場所を変えてクランプし仕上げで削ってみることにしました。







見た目ではあまり分かりませんね。
少し段差が緩和したのでこれで良しとしました。






最終的な重量は138グラム。
昨日よりも3グラム軽くなって、トータル82グラムの軽量化となりました。







翌日、依頼主に渡す際に切削面の話をしましたが、ゴルフ界ではツールマークが残っていた方が印象がいいらしく、段差の悩みは
私の独りよがりということで終わってしまいました。


まあ気に入ってもらったようなので何よりです。

依頼主のブログはこちら

関連記事はこちら



ではまた。

北海道の美幌からエルちゃん(犬)来店 出会った2003年の夏を振り返ってみた. 

2015-05-20 03:56:53 | ガレージ日記
ゴールデンウイークに大阪から北海道に永住されたご夫婦が遊びに来てくれました.

その人達と出会ったのは2003年の夏,とら母と寅次郎とで北海道ツーリングに出かけたときのことでした.
当時,思いも寄らない故障で,とら母の刀が動かなくなり立ち往生していたときに声を掛けてくださったのが始まりでした.


そのときの事を思い出しながら当時の事を少し書きたいと思います.


2003年8月16日
北海道最北の町,稚内のノシャップ岬のライダーハウス『サガレン』を朝8時過ぎに出発した私たちは今日の目的地である釧路のライダーハウスを
目指し500Kmの道のりを走る予定でした.






この日,私たちの他,一緒にサガレンに泊まっていたサガレン仲間である“じじい”が途中まで一緒でした.








凜々しいときのじじい.(現在のじじいの様子はこちら







単調ながらも美しい海岸線がひたすら続くオホーツクライン.







北海道の東岸,オホーツクを南下し昼1時,途中のサロマ湖で名物の『 北勝水産のホタテバーガー(左)』を食べたりしながら
順調に旅を楽しんでいました.
(右のはサーモンバーガー.これもなかなか美味しい)







アホなときのじじい.






さらにアホ顔のじじい.(嫁さん募集中)








北勝水産でじじいと分かれた私たちは,美幌峠を越えて釧路に向かうルートをとっていました.

美幌の町を過ぎて道は徐々に登り始め,まさにこれから美幌峠にさしかかろうという所でした.


時刻は午後3時を回ったところ.
この先のルートを確認したり綺麗な景色をカメラに納めたりしていました.







残る距離は130Kmほど.







まだ少し距離はありますが北海道の100kmは一時間半ほどで走れる距離.
全道が高速道路みたいなものなので,ちょっとしんどいですが何とかなると思っていました.








さあこれから美幌峠を越えようとしていたとき,それは起きました.
先に発進した私に,とら母から「バイクが前に進まない」と奇妙な無線が入りました.


「ギアはちゃんと入れたか?」とか当たり前のことを聞いたりしましたが,さすがのとら母もそれぐらいは分かっていたようで
クラッチが滑っているのかな? なんて想像しながら,とら母の元に戻ってきました.



私がカタナにまたがって発進させようとクラッチをつないだものの気持ちだけ前に進んでバイクはピクリともしません.

アレレ・・な状況.



よくよく見てみると原因はもっと複雑で唖然とする状況でした.

原因はスプロケットのスプラインがすべて摩耗して完全に無くなってしまっていて,エンジンの回転が伝わらず空回りしているという
あり得ないトラブルが起きていました.







穴の真ん中には本来空回りしないように凹凸があるのですがそれが全部なくなって“まんまる”になってしまっていました.

(現物はガレージに飾っています.見たい人は是非おこしください)







こんな何も無いところでは正に何も出来ないため,とりあえず町に引き返すことにしたのですが,当然普通では走れません.

数キロの距離ですが何ともならない状況でした.

そんなとき思いついたのが“牽引”でした.

付近の農家の人に頼んでロープを借してもらおうと,とら母と寅次郎を残してバイクを走らせました.

そうはいっても農家もなく,そんなとき温泉施設の駐車場にトラ柵用にロープが張ってあったのを発見.それをしばし拝借して
それでなんとか町まで戻って来ることができました.







ロープはその後すぐにお返ししました.(これを書いとかないとまた『店長さんはロープ泥棒をしてないですよね』とか心ない
書き込みをする輩が現れそうなのでね)








なんとか美幌の町まで戻って来れた私たちは,ライダーハウスで待つツーリング仲間に連絡し今年は行けないと伝えたら,そのライダーハウスの
オーナーさんが親切にもハイエースで迎えに来てくれることになました.

取りあえずの安堵と,そして旅先での先が見えない不安が交錯するひとときでした.


2時間ほど掛かりそうなのでその場でボ~っとしなががら,この先の事を考えながら待つことにしました.



そんなとき,ある夫婦から声を掛けられました.

「 ***(民宿の名前)で見た写真の人じゃあないですか? 」



私がまだ独身のとき,中標津のガソリンスタンドで野宿させてもらおうと店の人に頼んでいたところ,そこに偶然居合わせた
民宿のオーナーさんが,見るに見かねて宿代も取らずに泊めてくれました.

大阪に戻って何かお礼にと思い,民宿の前で撮った写真を引き延ばしてパネルにしたものを贈ったのがその写真でした.

宿のオーナーも大阪出身のライダーで北海道に魅了し民宿を始めたと言っていました.
仲良くなってその後も北海道に行くたびに今度ちゃんと宿代を払って遊びに行ったりしました.



声を掛けてきたその夫婦もまたその民宿のオーナーと友達だったそうで,犬を連れて走っている私たちの事を聞いていたようでした.

偶然が重なって出会ったそのご夫婦.これもまた寅次郎がもたらしたご縁というわけです.
(写真:2003年8月16日)





待ち時間の間,近所のお知り合いの家に招いてくれて夕食までごちそうしてくれたりと本当にうれしい出来事でした.




前置きが長くなってしまいましたがお二人との出会いはそんな状況でした.

お二人とも出身は大阪.
北海道に魅了され美幌に移住され暮らしています.
その出会いをきっかけに北海道に行った時にはお邪魔するようになりました.
(写真:2009年夏)






数年前まで“くまちゃん”という犬がいて,年に一回会えるかどうかなのに寅次郎はそのくまちゃんが大好きでした.
(写真:2009年夏)






そのご夫婦がこのゴールデンウイークに帰省されることになり,新しく家族になった愛犬を連れて遊びにきてくれました.

名前は“エルちゃん”シュッとした顔立ちの美人顔です.







娘が生まれて北海道ともご無沙汰なので4年ぶりの再会.娘とも初顔合わせになります.






今回,新日本海フェリーで帰省されたのですが,これまで犬は狭いペットルームから出すことができず窮屈な思いをさせていたのですが
苫小牧-敦賀航路の新造船「すいせん」には犬が遊べるスペースが出来たというので,それに乗ってこられました.
詳しくは“エルパパ”のブログのこちら
エルパパのブログ: PicturesTopix2015






旅の話や最近の話,この年齢にありがちな『 自分が思っているほど動けなくなってきている現実に憂慮していること 』なんて話を
しながら短い時間でしたが楽しいひとときを過ごしました.

今年夏に行けたら車で北海道に行こうかと思っています.
そのときは娘共々宜しくお願いいたします.





かなり長い話になりましたが,旅先で出会った人との思い出を少し書かせて頂きました.

ではまた

CB1000SF 写真を入れるなら温もりある木製の写真立てよりも無機質なアクリル製の写真立て

2015-05-16 01:38:26 | ガレージ日記
電気工事屋をしている幼なじみが仕事仲間でバイク好きな子をたまに連れてきてくれたりします.

その中の一人に2年ほど前,私の古い職場仲間が乗らずに放置状態だったバイクを紹介してあげたことがあります.





CB1000SF

今ではホンダのリッターバイクと言えばCB1300 SUPER FOURですが,昨今普通に見かけるボリューム感ある
ボディラインや跳ね上がったテールカウルの流れを作ったのがCB1000SFでした.


グラマラスなボディと,どの角度から見ても美しいデザインに
『 さすがホンダは素材のクオリティをギリギリまで落としてデザイナーに金をまわしているだけあるなあ 』とちょっと皮肉った
感じで感心したほどです.


特にテールカウルのデザインがあまりに美しく見えて,当時乗っていた空冷GPz1100のテールに組み込んだほどでした.

タンクやカウル類だけでなくあちこちのパーツのデザインもよくてタンデムステップも気に入って新たにフレームにマウントを
溶接して取り付けたりしました.








年々バイク乗りが少なくなっていて,自分の職場でバイクに乗っている人ってほとんどいません.
いたとしてもノーマルで走る人ばかりで,いじったりする人はほとんど見かけなくなりました.

対して“職人”と呼ばれる職業の人達って割とバイク買ったりいじったりする人が多いように思えたりします.


バイクにしろ工作にしろ,いじるのが好きな私にはバイクに熱い人達と話すと楽しいものがあります.








今回倒立サスを入れたということで見せに来てくれました.
最近ここまで自分でする子はいないです.






大阪の北摂では当時有名だった,知る人ぞ知る“ウエストパワー”のマフラー.
知ってるあなたは50才あたりのオッサンのはず.






魅力的なグラマラスなボディライン







今のCB1300をはじめとする下品なほどに跳ね上がったテールカウルと違って上品な仕上がりのCB1000SFの
テールカウル.
テールレンズはCBX-400Fのもの.上手にビルトインしてあります.
白い縁ゴムが入れてあるのがおわかりでしょうか.細かな細工がクオリティを上げてくれます.







『 PROJECT BIG-1 』

リアサスペンションの形状に沿ってデザインカットされたタンデムステップホルダー.
よく出来たデザインだと当時つくづく思ったものです.







フロントのウインカー周りもCBX-400Fのもの.







知り合いに頼んで建築板金で作ってもらったリアフェンダー.







クラッチカバーに反射した手.
コツコツと磨き上げられたCB1000SF











ちょっと情熱を感じてしまい,うれしくなったので写した写真をプレゼントしようと何枚か2Lサイズに焼いたのですが・・・・







いざ買ってきたフレームに入れてみたら思っていたイメージと何か違う気がしてがっくり.
サイズが大きくないのも影響しているかとは思うものの,どことなくいけてない.
フレームが邪魔な感じ.







いろいろ考えたらアクリルのそっけないフォトフレームの方が良いのかと思って楽天で買ってみました.






機械モノはこういった無機質な方がいい気がします.
良くはなった気がしますがやっぱりA4サイズくらいないとさみしい.
良いものあげたかったけどイメージ通りに行かずちょっとテンション下がってしまいました.

ごめんなさいと心の中でつぶやきました.


ではまた.

2010年 福井県道の駅『 さかい 』 そして5年後 team bonさん一家来店 最速の奥様から厳しいダメだし

2015-05-02 01:04:44 | ガレージ日記

2009年のGWに新潟を旅して,その素晴らしさに魅了された私たちはその先の東北に是非行ってみたくなり,
翌年の2010年5月のGWにとら母と寅次郎とで東北ツーリングに出かけました.(当時のブログはこちら)






昼12時を過ぎて出発し名神,北陸道を走り日本海側を北上しましたが長時間走るのが苦手で軟弱な私たちは約240Kmほど来た
福井県坂井市にある,道の駅『 さかい 』で一泊することにしました.


一泊と言っても宿に泊まるわけではなく,道の駅の休憩所にブルーシートを敷いての野宿でした.




道の駅『 さかい 』






当時のブログを読み返してみたら夜中,若い奴らが騒いでいたので挨拶に行ったらパトカーも来てたとありました.
あまり記憶が無いのでややこしいことにはならなかったんだと思います.




翌朝,出発の準備をしていると寅次郎を見て何人かの人から声を掛けられました.

寅次郎がつなげてくれる見知らぬ人とのご縁.ほんのちょっと話すだけですが,旅の楽しさが何倍にも増してくれます.
中にはブログにコメントを書いてくださる人もいて,更に旅を楽しいものにしてくれました.






旅先でのそんな一瞬の出会いの中で,少ないですがその後も僅かにつながっている人がいたりします.

この道の駅で少しだけお話しした“ team bon ”さんもその一人(一家)でした.

ブログにコメントをくださったりメールを頂いたり.以前キャノンのデジカメG11のコントロールホイールの鋼球が
無くなったときは,奥様の“ team bon 2号 ”さんがわざわざボールペンを送ってきてくださいました.



これまで何度がガレージに遊びに来たいと言われていたのですが都合がつかず,ついに先日遊びに来られました.

当時の写真をさがしてみましたが残念ながら無かったのですが僅かに乗っておられた車が写っている写真がありました.






当時のブログに使った写真.







あれから5年.
寅次郎とも5年ぶりの再会になります.






友和子(とわね)が生まれる気配さえない頃の出会い.






短い時間でしたがいろんな話をしました.

中でもびっくりしたが奥様の方.

割とうちのガレージを訪ねて来る人の奥様って旦那さんの趣味に理解を示す人が多いですが,こちらの奥様は
『足回りの整備の時って危ないから2柱リフトとか必要だと思うんですよ』とか普通に言うのでびっくりしました.


“ team bon ”さんの方が恐縮して『そこまでは無理ですよ』と言うありさま.

おまけに欲しい車が“ハコスカ”ですと.それかハマーだって.

なかなか理解のある奥様








私がガレージにコンセントを増設しようとして“くり抜き”用のゲージを作った話をしたらそれを見て,テプラーの表示が
ゆがんでいるとダメ出しされてしまいました.







壁とかにコンセントを付ける際に埋め込む所をノコギリを使ってゴキゴキ切って行くって意外と面倒.
なので,ホールソーを使ってできるだけ切り抜くのを楽にしてやろうと思ったわけで・・・・

で,そのホールソーであける位置も,すぐに割り出せたら良いなあって・・・・







天井とかに増設する場合,姿勢が悪いので少しでも楽にと思ってアクリル板をちゃちゃっと切って作ったゲージ・・・・







まじめにテプラーで表示までしたのに・・・・







そのテプラーが斜めに貼っていたのがご納得いただけず・・・・







慌てていた私は『 これはダメでしょう 』と言ったのか『 これは無いでしょう 』と言ったのか定かではないですが
ばっさりと切り込まれてアタフタする私.







震える手を必死になっておさえテプラーを作ってすぐに貼り替えして,その場で奥様の了承を得たのは言うまでもありません.

2本出しマフラーの左右がゆがんでいる車は許せないと言っていました.



あの後追加で作ったサイズ違いの開口ゲージ.
テプラーがゆがんでるのがあって,ああ,まだダメ出しされそう.






と,笑いが絶えない楽しいひとときでした.




今回大阪に来たのは別件があって,それは奥様が乗る車にマフラーを付けるためだったそうです.

車を買ったらホイールとマフラーとあともう一つ何かが三点セットらしく,マフラーを探したらまだ発売されておらず・・・







マフラーメーカーが認定を取るために車両を貸し出したそうです.
(諸般の事情により画像処理をしています)






そんな“ team bon ” さん一家と出会ったのが5年前のちょうど今日5月2日でした.

次回は泊まりでおこしください.楽しみにしています.





ではまた

2014年から2015年へ iPad mini2とkagayakiさんのCNC 793.1Kmのランニングと初詣 有田みかんは460円

2015-01-02 07:29:07 | ガレージ日記
新年明けましておめでとうございます.
今年も宜しくお願いいたします.


年末から元旦までのことを少し書きます.

年の瀬,メールをチェックしていると今月のカードの支払い額の案内が来ていました.

公共料金,通信,光熱費から食費,生活費などを合わせて毎月14~15万円ほど.
高いか普通か分からないもののカード支払い以外にも支出があるのでログインして改めて内訳を見てみました.

減らせるところは減らそうと思って見てみましたが何が突出して多いと言うわけでもなく何となく積もり積もって
そうなっていると言う感じでした.
突発的な出費ならまだしも月々の固定費が高いのは気になるところ.
普段気にも留めなかったことも,こういうのを見ると改めて少しでも削りたいという気持ちが湧いてきます.

何か削りしろがないかと見てみると自分の使っているガラケー代が家の黒電話と合わせて8000円強掛かっているのが目に留まりました.

固定電話が1500円ほどなのでガラケー代は7000円近く掛かっています.
費用を占めるのがパケット定額代で4500円ほど.





今までスマホに乗り換える機会はあったものの,出先でブログを書く事を考えるとスマホよりもタブレットがよく,携帯との
併用のことなどあれやこれやと考えてしまって結局古いガラケーだけで来てしまいました.

今から考えるとガラケーのなんてもっと小さな画面ですし見れるサイトも限られているので,何も考えずにスマホに
乗り換えても何ら支障が無かったと思います.
新しいものへ移る時に,ついリスクの方へ目が行ってしまい,それなら現状でってなってしまう保守的な思考があるため
こんな事が多々あります.


今度こそはと言うことで,ガラケーはezwebのメールも含めネット契約は止めて通話のみにし,代わりにauの回線契約をの
タブレットにすることにしました.




セルラーモデルかWi-Fiモデルか迷いましたがトータルの支出を抑えたいためセルラーモデルにしました.
2万円ほどあったauのポイントにiPad mini2の在庫整理のために16400円の値引きが加わり,とら母のスマホに
来春から始まる『データシェア』にすることで,月々の支出が3000円になりました.

ポケットに入らない不便さはありますが,外出先での用途を考えると今はこれで行くしかないのかなとおもっています.
二年後,本体代金が無くなってランニングコストがさらに下がったら格安スマホを持とうかと思います.


ケースをどうしようかと考えて“風呂のフタ”と呼ばれる普通のカバーにしようかと思いましたが,つい丈夫なのに目が行き
こんなのになってしまいました.

URBAN ARMOR GEAR




一応MIL規格です.





丈夫ですが重いです.
ずっしりきます.
耐えかねて普通の“風呂のフタ”にするかもしれません.

でもこういう“強さ”には惹かれるものがあります.






更に年の瀬のこと.

先日100円/脚で買ったガレージ来客用の折り畳みパイプ椅子にロゴでも入れて“こじゃれた”風にしたいと考えていました.

工作仲間のkagayakiさんに冗談半分でお願いしたら自作CNCフライス盤でロゴをマスキングするシート作ってくれて,実機と一緒に
持って来てくれました.




元々仕事の延長線でOKKのNCフライス盤を持っている人なので今更自作CNCは不要なのですが,ステッピングモータを
自分で駆動させたいという思いから,手持ちの部品と中華製部品を使ってあっという間に格安CNC機を作ってしまいました.


あっという間,格安といっても作りはちゃんとしているのがこの人のすごいところ.
ただ,ここまで手が抜けるかって言うところまで手を抜きます.

クールすぎるくらいにあっさりと.
リミットスイッチの固定も両面テープ.

送りネジは寸切りボート.




テーブル面のアルミ板はフレームと両面テープで貼っているだけ.
ただしこの人,保護フィルムなどを形状カットするのが本職.
持っているフィルムや両面テープも特殊なもの.

テーブルを貼り付けた両面テープも内緒のヤツといって撮影禁止でした.





本人の顔出しNGらしいのでこれをどうぞ.





自作CNC機の定番ソフト“Mach”

初めて身近で見ました.これを見ると『やってるなあ』という気持ちにさせられます.




カッティングシート用のカッターもAmazonで並行輸入の安いのを買ったと言っていました.




ステッカーにする場合は通常は文字を残して周りを剥がすのですが,今回は文字の部分をマスキング代わりにするので文字を抜いてあります.




お土産に頂いたコストコの巨大なティラミス.
いつ見ても巨大です.








大晦日の夜.少し時間ができたので走ることにしました.
軽く5キロほどと思いましたがkagayakiさんへの敬意を込めて会社の前を走る10キロコースにしてみました.


膝もずいぶんまっしになったと思っていましたが,暗がりで1センチでも段差を踏み誤ると膝にズキンっと痛みが走ります.
まだまだな感じです.

11.15キロ 68分18秒 平均速度9.79キロ ペース6分07秒




2014年で走った総距離:793.1Km
バンディット1250Sは昨年全く乗れずについに車検も切れてしまいました.
総距離が500Kmにも満たないのでバイクよりも走ったことになります.




このアプリを使い始めてから5年と4ヶ月が経ったとなっていました.
総距離 2743.2Km




これもガラケーのアプリなので今月で使えなくなり記録もひとまずおわりになります.
ちょっと残念な気持ちがしますがやむを得ません.




年末またミカンを買いました.
今回は460円/10Kg




変わった形のミカンがある言ってとら母がもってきたのがコレ.



深くは語らないようにします.





年が明けて2015年の元旦.


一番に思うのは寅次郎が今年も元気でいて欲しいということ.





そして友和子もとら母もそして私自身も健康で暮らせることを願います.




いつもの近所の神社へ初詣





他力本願ではアカンので私も努力します.





今年はなんとしても台所と風呂のリフォームをがんばります.
そしてガレージワークもCNCフライス盤など少し高度なことにも触れていきたいと思います.

今年も一年宜しくお願いいたします.