バンドゥンの北部にも火山活動が活発なところがあり、バンドゥン屈指の観光名所にもなっているので、物見遊山気分で行ってみることにしました。なおバンドゥン周辺の移動に関しては、現地の業者に依頼した貸切車で移動しております。
●タンクバン・プラフ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/4f/eebfde24f57a76f88807e3e5f3ccd147.jpg)
バンドゥンの街中から車で約1時間ほど山を登ったところにある観光名所「タンクバン・プラフ(Gunung Tangkuban Parahu)」は、標高2076mの活火山。駐車場で車を降りると、すぐ目の前に壮大かつ荒涼とした景色が広がっていました。灰色だけが支配するモノトーンの火口は、近年では2013年に噴火しているんだとか。火口底にはグレーの泥水が溜まり、所々から白い噴気も上がっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/69/c99806fdc7b9416922840131e76f057a.jpg)
火口の縁に沿って土産物屋の屋台が並んでおり、売り子の中には日本語で話しかけてくる人もいて、国際色豊かな観光地である観光地であることが窺えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e4/fa474df91142626fec029bc27cb3839a.jpg)
他にもいくつかの火口があるらしいので、土産物屋ゾーンを抜けて火口を更に奥へ進んでみると、「カワ・ウパス」と称する別の火口へのゲートを発見。しかし門扉には鍵がかかっていたので、諦めて引き返そうとすると、近くの小屋からレンジャーらしき人が現れて門を開け、おいでおいでを私を手招きます。脳裏に淡い期待と嫌な予感を同時に抱きつつ、いつの間にやら私はレンジャーに引率されて藪の中へ奥へ奥へと進んでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/04/bd3a3435eca57259408488db68383a78.jpg)
観光客で賑わっていたタンクバン・プラフと対照的に、こちらは人っ子独りおらず、しかも火口の色も、こちらはやや明るくて白っぽい印象を受けます。また斜面のところどころで熱い噴気が出ており、硫黄の結晶も見られます。レンジャーの後を追って火口の底まで行ってみると、礫によって描かれた地上絵ならぬ地上文字がたくさん見られました。前に訪れていた観光客がお遊びで石を並べたのでしょう。そんな地上文字を傍目にしながら更に奥へ進むと、火口の最も低いところに水が溜まっており、ちょっとした池が形成されていました。火山活動がいまだに行われている火口なのだから、もしかしたら温泉かもしれないと期待しつつその池の水に手を入れたのですが、単なる冷たい泥水に過ぎず、ここで野湯を楽しむという淡い期待は儚くも潰えました。
タンクバン・プラフでは外国人入場料がRp300,000(約2,500円)というとんでもない高額な設定となっており、それだけでもウンザリするのに、この火口の案内人であるレンジャーは最終的にRp250,000を請求されました。もちろん、ゲートの鍵が開けられた時点で請求されることを覚悟していましたし、あわよくば野湯に入れたらいいな、という下心がありましたので、目的が達成できれば多少高くても文句も無いのですけど、なんの成果も得られないのに次々にお金を持っていかれるばかりで、何のためにここへ来たのか虚しくなってきました。
実はタンクバン・プラフの火口へ上がってくる途中に、「カワ・ドマス」という地熱地帯があり、そこでは野湯が楽しめるという情報を事前に仕入れていましたが、貸切車のドライバー曰く「カワ・ドマス」でもRp250,000をレンジャーに支払う必要があり、しかも小さいのでおすすめしないよ、とアドバイスしてくれたので、すでに高額な料金を徴収されて意気消沈していた私はここでの野湯は断念し、次なる目的地へ急ぐことにしました。
●チアトル温泉「サリ・アテル」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/e9/8c50280b9f623ea2236f78796b735840.jpg)
タンクバン・プラフの火口を見学した後は、麓のチアトル温泉で湯浴みを楽しむというのが、バンドゥン北部観光の定番ルートになっているようです。私もその定石に従い、チアトル温泉「サリ・アテル(Sari Ater)」へ向かいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/af/a051c21182f7e89d21e694d39472c3ac.jpg)
受付で料金と引き換えにICカードをもらい、そのカードを改札機にタッチして入場します。なお入場料にはカードのデポジット(Rp15,000)が含まれており、退場時にカードを返却するとデポジットも手元へ戻ってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d0/1d9d10be25f2a09bd146052edfb08d71.jpg)
広大な園内は温泉テーマパークみたい。構内図には各種プールやウォータースライダー、各種アクティビティ、飲食店、ロッジ、キャンプ場など、あらゆる設備がマップいっぱいに描かれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/e2/47a7119edb3cb039e1efe8aeee3cc16a.jpg)
エントランスゲートを入ってすぐのところに上画像のような窓口とゲートがあり、ここから先のプールは別料金となっているようです。この別料金ゾーン内には個室風呂があり、この窓口で利用の受付を行っているため、個室風呂を使いたい旨を伝えたのですが、あいにくこの時、個室風呂が利用できるのは午後1時以降とのこと。私が訪れたのは午前11時頃で、2時間待たねばならず、この日は先を急いでいたため、残念ながら個室風呂の利用は断念しました。さっきから断念してばかり…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/38/a07ab594d41c155efd26eee101c28aa1.jpg)
敷地の中央部には上画像のような池があるのですが、なんとこの池の水全部が酸性の温泉。
画像をご覧になればわかりますが、池に入ったり、あるいは岸に座って足を浸している人がいますね。この池に入るのなら追加料金不要。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/12/6958db4f3d680475aabe354c02aa5db0.jpg)
温泉の池は石ゴロですが、とても広く、膝丈ほどの深さがあるので、ある人は全身浴、別の人は足湯といったように、好みのスタイルで湯浴みを楽しんでいました。池の石や岩にはグリーンの苔が生えていたのですが、おそらく日本のイデユコゴメみたいないわゆる温泉藻なのでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/1c/19deed1d7388f13746d7311b54941702.jpg)
池のお湯は40.2℃という入りやすい温度。pH2.03という数値からも分かるように、間違いなく酸性泉であり、口に入った飛沫からは口腔を収斂する酸っぱい明礬味が感じられました。お湯は無色透明ですが、ほんのりと緑色を帯びているようにも見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/f3/592f4cbf5a0f8a85e57b0ebb53fca429.jpg)
池畔で水着に着替え、実際に池で入浴してみました。なかなか良い湯です。明礬泉系の酸性泉ですが、加水されているためか、フィーリングは比較的マイルド。でも酸性泉らしいツルスベ浴感がはっきりと肌に伝わり、しかもぬるめの湯加減なので、いつまでも長湯していたくなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/d3/d2d0a4e67967b97905cb12e0d09d085f.jpg)
池は上下数段に分かれており、その間には人工の滝が設けられています。滝は打たせ湯になっているので、私も酸性泉の湯滝に打たれてみました。これもまた気持ち良い! 個室風呂も良いけど、こうした開放的な湯浴みも楽しいですね。火口などで味わったここまでの無念も、滝飛沫と共に一気に吹き飛びました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/60/9f0b88b17f054f09ba569b55cb9d503e.jpg)
(上画像をクリックで拡大)
園内には分析書が掲示されていました。上半分に各イオンの数値を陰陽別に、下半分には源泉に関する説明を文章で記されていました。どうやら3つの源泉をミックスしているようです。3つの源泉の湧出温度・pH・湧出量はそれぞれ・・・
42.3℃・pH2.45・140L/min
33.6℃・pH2.72・50L/min
28.3℃・pH2.75・20L/min
とのこと。最高温でも42℃ちょっとですし、3源泉合わせても湧出量は毎秒210Lですから(池にできるほどの量ではありません)、池に注がれる大量のお湯は、天然温泉以外の何らか(水や沸かし湯など)が加えられたものなのかもしれません。一方、分析書の上半分に書かれた各イオンのデータは、おそらく3源泉混合後のものと思われ、酸っぱい明礬味がはっきりとしているお湯ですから、案の定、アルミニウムイオンや塩素イオン・硫酸イオンが数値的に多く表れていました。以下にデータの一部を抄出させていただきます。
Na+:28.0mg(10.572mval%), Ca++:51.7mg(22.322mval%), Mg++:20.7mg(14.725mval%), NH4+:6.68mg, Al+++:40mg(38.500mval%), Fe++:17.5mg(5.416mval%),
Cl-:290.8mg(52.392mval%), SO4--:336.5mg(44.772mval%),
入場料Rp28,000(デポジットRp15,000) 自動車入構料25,000 個室風呂Rp60,000
私の好み:★★
●タンクバン・プラフ
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バンドゥンの街中から車で約1時間ほど山を登ったところにある観光名所「タンクバン・プラフ(Gunung Tangkuban Parahu)」は、標高2076mの活火山。駐車場で車を降りると、すぐ目の前に壮大かつ荒涼とした景色が広がっていました。灰色だけが支配するモノトーンの火口は、近年では2013年に噴火しているんだとか。火口底にはグレーの泥水が溜まり、所々から白い噴気も上がっていました。
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火口の縁に沿って土産物屋の屋台が並んでおり、売り子の中には日本語で話しかけてくる人もいて、国際色豊かな観光地である観光地であることが窺えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/30/c89fe369068a967ef13c0de705b2147b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e4/fa474df91142626fec029bc27cb3839a.jpg)
他にもいくつかの火口があるらしいので、土産物屋ゾーンを抜けて火口を更に奥へ進んでみると、「カワ・ウパス」と称する別の火口へのゲートを発見。しかし門扉には鍵がかかっていたので、諦めて引き返そうとすると、近くの小屋からレンジャーらしき人が現れて門を開け、おいでおいでを私を手招きます。脳裏に淡い期待と嫌な予感を同時に抱きつつ、いつの間にやら私はレンジャーに引率されて藪の中へ奥へ奥へと進んでいました。
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観光客で賑わっていたタンクバン・プラフと対照的に、こちらは人っ子独りおらず、しかも火口の色も、こちらはやや明るくて白っぽい印象を受けます。また斜面のところどころで熱い噴気が出ており、硫黄の結晶も見られます。レンジャーの後を追って火口の底まで行ってみると、礫によって描かれた地上絵ならぬ地上文字がたくさん見られました。前に訪れていた観光客がお遊びで石を並べたのでしょう。そんな地上文字を傍目にしながら更に奥へ進むと、火口の最も低いところに水が溜まっており、ちょっとした池が形成されていました。火山活動がいまだに行われている火口なのだから、もしかしたら温泉かもしれないと期待しつつその池の水に手を入れたのですが、単なる冷たい泥水に過ぎず、ここで野湯を楽しむという淡い期待は儚くも潰えました。
タンクバン・プラフでは外国人入場料がRp300,000(約2,500円)というとんでもない高額な設定となっており、それだけでもウンザリするのに、この火口の案内人であるレンジャーは最終的にRp250,000を請求されました。もちろん、ゲートの鍵が開けられた時点で請求されることを覚悟していましたし、あわよくば野湯に入れたらいいな、という下心がありましたので、目的が達成できれば多少高くても文句も無いのですけど、なんの成果も得られないのに次々にお金を持っていかれるばかりで、何のためにここへ来たのか虚しくなってきました。
実はタンクバン・プラフの火口へ上がってくる途中に、「カワ・ドマス」という地熱地帯があり、そこでは野湯が楽しめるという情報を事前に仕入れていましたが、貸切車のドライバー曰く「カワ・ドマス」でもRp250,000をレンジャーに支払う必要があり、しかも小さいのでおすすめしないよ、とアドバイスしてくれたので、すでに高額な料金を徴収されて意気消沈していた私はここでの野湯は断念し、次なる目的地へ急ぐことにしました。
●チアトル温泉「サリ・アテル」
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タンクバン・プラフの火口を見学した後は、麓のチアトル温泉で湯浴みを楽しむというのが、バンドゥン北部観光の定番ルートになっているようです。私もその定石に従い、チアトル温泉「サリ・アテル(Sari Ater)」へ向かいました。
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受付で料金と引き換えにICカードをもらい、そのカードを改札機にタッチして入場します。なお入場料にはカードのデポジット(Rp15,000)が含まれており、退場時にカードを返却するとデポジットも手元へ戻ってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d0/1d9d10be25f2a09bd146052edfb08d71.jpg)
広大な園内は温泉テーマパークみたい。構内図には各種プールやウォータースライダー、各種アクティビティ、飲食店、ロッジ、キャンプ場など、あらゆる設備がマップいっぱいに描かれていました。
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エントランスゲートを入ってすぐのところに上画像のような窓口とゲートがあり、ここから先のプールは別料金となっているようです。この別料金ゾーン内には個室風呂があり、この窓口で利用の受付を行っているため、個室風呂を使いたい旨を伝えたのですが、あいにくこの時、個室風呂が利用できるのは午後1時以降とのこと。私が訪れたのは午前11時頃で、2時間待たねばならず、この日は先を急いでいたため、残念ながら個室風呂の利用は断念しました。さっきから断念してばかり…。
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敷地の中央部には上画像のような池があるのですが、なんとこの池の水全部が酸性の温泉。
画像をご覧になればわかりますが、池に入ったり、あるいは岸に座って足を浸している人がいますね。この池に入るのなら追加料金不要。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/12/6958db4f3d680475aabe354c02aa5db0.jpg)
温泉の池は石ゴロですが、とても広く、膝丈ほどの深さがあるので、ある人は全身浴、別の人は足湯といったように、好みのスタイルで湯浴みを楽しんでいました。池の石や岩にはグリーンの苔が生えていたのですが、おそらく日本のイデユコゴメみたいないわゆる温泉藻なのでしょうね。
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池のお湯は40.2℃という入りやすい温度。pH2.03という数値からも分かるように、間違いなく酸性泉であり、口に入った飛沫からは口腔を収斂する酸っぱい明礬味が感じられました。お湯は無色透明ですが、ほんのりと緑色を帯びているようにも見えます。
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池畔で水着に着替え、実際に池で入浴してみました。なかなか良い湯です。明礬泉系の酸性泉ですが、加水されているためか、フィーリングは比較的マイルド。でも酸性泉らしいツルスベ浴感がはっきりと肌に伝わり、しかもぬるめの湯加減なので、いつまでも長湯していたくなります。
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池は上下数段に分かれており、その間には人工の滝が設けられています。滝は打たせ湯になっているので、私も酸性泉の湯滝に打たれてみました。これもまた気持ち良い! 個室風呂も良いけど、こうした開放的な湯浴みも楽しいですね。火口などで味わったここまでの無念も、滝飛沫と共に一気に吹き飛びました。
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園内には分析書が掲示されていました。上半分に各イオンの数値を陰陽別に、下半分には源泉に関する説明を文章で記されていました。どうやら3つの源泉をミックスしているようです。3つの源泉の湧出温度・pH・湧出量はそれぞれ・・・
42.3℃・pH2.45・140L/min
33.6℃・pH2.72・50L/min
28.3℃・pH2.75・20L/min
とのこと。最高温でも42℃ちょっとですし、3源泉合わせても湧出量は毎秒210Lですから(池にできるほどの量ではありません)、池に注がれる大量のお湯は、天然温泉以外の何らか(水や沸かし湯など)が加えられたものなのかもしれません。一方、分析書の上半分に書かれた各イオンのデータは、おそらく3源泉混合後のものと思われ、酸っぱい明礬味がはっきりとしているお湯ですから、案の定、アルミニウムイオンや塩素イオン・硫酸イオンが数値的に多く表れていました。以下にデータの一部を抄出させていただきます。
Na+:28.0mg(10.572mval%), Ca++:51.7mg(22.322mval%), Mg++:20.7mg(14.725mval%), NH4+:6.68mg, Al+++:40mg(38.500mval%), Fe++:17.5mg(5.416mval%),
Cl-:290.8mg(52.392mval%), SO4--:336.5mg(44.772mval%),
入場料Rp28,000(デポジットRp15,000) 自動車入構料25,000 個室風呂Rp60,000
私の好み:★★