温泉逍遥

思いつきで巡った各地の温泉(主に日帰り温泉)を写真と共に紹介します。取り上げるのは原則的に源泉掛け流しの温泉です。

東根温泉 たかはし旅館

2018年03月13日 | 山形県
 
山形県には私の大好きな温泉地があちこちに点在していますが、村山地方の東根温泉もそのひとつ。今回は「たかはし旅館」で日帰り入浴を楽しんでまいりました。温泉街の中心部から東側へやや外れた住宅街の中にあり、当地へふらっと訪れただけでは気づきにくい立地なのですが、それゆえ静かな環境ですから、ゆっくり過ごすには良いかと思います。


 
コの字型を描くの建物の正面向かって右側(東側)には、これから利用させていただく浴舎が建っています。その姿を確認してから正面の玄関を訪い、上り框の手前で「ごめんください」と声をかけて日帰り入浴をお願いすると、時間をかけてメイクなさったと思しき女将さんが快く対応してくださいました。


 
建物の形と同じくコの字形に伸びる廊下を進んでゆくと、その突き当たりが先ほど外から見た浴舎です。廊下は二又に分かれており、正面が女湯、その左脇から逸れた奥が男湯と設定されていました。それぞれの室名を記したプレートが壁に打ち付けられていましたから、男女は固定されているものと思われます。しかしながら、夜7時から10時の3時間はこの両浴室を貸し切って使うこともできるようですから、宿泊すれば両方のお風呂に入れるのかもしれません。



至ってシンプルな脱衣室を抜けて浴室へ。
お風呂は実用性に重きを置いたようなタイル貼りの質実剛健な造りであり、長年にわたってお客さんを受け入れてきたのか、正直なところ年季も隠せませんが、窓から陽光が降り注いでいるのでとても明るく、室内ゆえの閉塞感が払拭されているほか、室内には東根温泉ならではの湯の香が漂っているので、全身を通じて温泉風情を十分に感受することができました。お風呂の構造はおそらく隣の女湯とシンメトリではないかと推測されます。


 
洗い場にはシャワー付き混合水栓が3基並んでいます。お湯のハンドルを開いたところ、シャワーからは温泉が出てきました。なお浴室の床(足元)は石板貼りです。


 
浴槽は2メートル弱四方の四角形の角を面取りして五角形にしたような形状をしています。キャパとしては3~4人でしょうか。浴槽内には丸い豆タイルが張られています。このタイルは元々淡い水色だったようですが、長年に及ぶ温泉成分のこびりつきによって表面は鼈甲色に変色していました。そんな湯船を満たしたお湯は、黒石材縁の上をサラサラと越して床へ流れ出ており、私が湯船に入るとザバーっと音を立てて豪快に溢れ出てゆきました。



浴槽の隅に設けられた湯口より、直に触れないほど熱いお湯が静かに注がれていました。私が訪れるまでしばらくは入浴客が来なかったのか、はじめのうち湯加減はやや熱かったのですが、しっかり掻き混ぜたところ加水せずに入浴できました。
使用源泉は15号泉の単独使用。お湯の色は淡い鼈甲色の透明で、湯中ではグレーやベージュの綿埃のような小さい浮遊物がたくさん舞っています。湯面からはモール泉のような芳しい木材臭と弱いアブラ臭が漂っており、湯口のお湯を口に含むと清涼感を伴うほろ苦みが感じられます。お湯に体を沈めると、重曹泉らしい優しく軽やかな浴感で包まれ、ツルスベの滑らかな肌触りが大変爽快です。ちょっと熱めの湯加減ですが体によく馴染むので、むしろその熱さが気持ち良く、しかも湯上がりは粗熱の抜けが良くスムーズに汗が引いてくれるため、温まるのに爽快という実にありがたい感覚をもたらしてくれます。
なお館内に掲示されている分析書には、泉質名として「ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉」と記されていますが、総硫黄が2.3mg(2.0mg以上)含まれていますので、この数値が正確ならば、本来の泉質名は「含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉」になるかと思われます。
そんな屁理屈はともかく、完全掛け流しのお湯は鮮度感も良く、湯船に入れば豪快に溢れ出し、しかもそのお湯は滑らかで爽やかなのによく温まるのですから、実にありがたいですね。しかも日帰り入浴ならとってもリーズナブルです。満足のゆく湯浴みとなりました。


東根温泉協同組合15号泉
ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉 66.0℃ pH7.9 蒸発残留物1049mg/kg 溶存物質1130mg/kg
Na+:320.7mg,
Cl-:354.2mg, Br-:0.9mg, I-:0.4mg, HS-:0.9mg, S2O3--:1.3mg, SO4--:162.0mg, HCO3-:147.9mg,
H2SiO3:69.3mg, HBO3:24.3mg, H2S:0.1mg,
(平成27年11月16日)

JR奥羽本線・東根駅より徒歩約20分(1.5km)
山形県東根市温泉町1-18-12  地図
0237-42-0104
ホームページ

日帰り入浴時間不明
250円
シャンプー類・ドライヤーあり

私の好み:★★★
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湯岐温泉 和泉屋旅館 後編(鹿の湯)

2018年03月10日 | 福島県
前回記事の続編です。


前回記事で取り上げた「八幡の湯」はどちらかといえば実用的なお風呂でしたが、もうひとつのお風呂である「鹿の湯」こそ、和泉屋旅館のシンボル的な存在であり、且つ湯岐温泉の発祥にまつわる歴史ある湯でもあります。安土桃山時代に鹿が湯に浸かって傷を癒していたという開湯伝説が残る当地にあって、「鹿の湯」という名前はまさにその伝説を受け継ぐ由緒あるお風呂なのであります。


 
脱衣室こそ男女別ですがお風呂は混浴です。さすが象徴的なお風呂だけあり、完全な内湯ですが浴室は広々しています。しかも水気が多い空間でありながらシミや汚れなど一切見当たらず、隅々まで大変綺麗で清潔感に満ちています。そして奥には小さな祠が祀られています。お宿がいかにこの「鹿の湯」を大切にしているかがよく伝わってきます。

室内にはシャワーが1つしかありませんが、このお風呂は湯治をするようにゆっくり長く湯船に浸かるためのものですから、体をしっかり洗いたい場合は前回記事の「八幡の湯」を利用すると良いでしょう。室内には大小の湯船が一つずつあり、いずれもグレーの御影石の縁に、コバルトブルーのタイル貼りなのですが、両者の違いについては後述します。


 
館内表示によると小さな浴槽は上がり湯であり、気温の低い時期には加温されるとのことですが、私の訪問時は非加温掛け流しでした。槽のサイズは(目測で)1m×1.5mですから、1~2人サイズといったところ。底面にはSUSの目皿が取り付けられており、そこから時折ボコボコという音やたくさんの気泡とともにお湯が大量供給されます。小さい浴槽だからか、後述する大きな主浴槽より若干温かいので、湯上がりにしっかり温まりたい方はこちらを利用するとよいでしょう。


 
一方、大きな浴槽は「鹿の湯」のメイン浴槽。非加温非加水の完全掛け流しであり、浴室内の花崗岩の隙間70cm下から自然湧出したお湯が、底より絶え間なく供給されています。ここでないと体験できない極めてフレッシュな源泉です。お湯の供給量も多く、浴槽縁の下の穴から惜しげも無くオーバーフローしていました。ふんだんに湧き出るお湯によって常時入れ替わっている浴槽のお湯は大変クリア。見ているだけでも心が浄化されそう…。実際にお湯に浸かってみますと、トロントロン&ニュルンニュルンというあたかもローションを思わせるような大変滑らかな浴感によって全身がツルツルスベスベになり、誰しもが美人になれること請け合い。お湯からはほろ苦味と少々のタマゴ感が得られます。
分析書によれば炭酸イオンが31.3mg(52.53mval%)も含まれているんだとか。このイオンが2桁あれば誰もがツルスベ浴感をはっきりと実感できるのですが、30以上は驚くべき数値です。現在の温泉法の規定に基づけば「アルカリ性単純温泉」というつまらない泉質名になってしまいますが、私個人としては温泉法を改正して「炭酸イオン泉」という泉質を新たに設けたい。そうすることにより、この温泉は単純泉という味気のない泉質名から脱却できますし、そうした別箇の名前が必要なほど特徴的なお湯なのです。国会で是非法改正を議論していただきたいなぁとボンヤリ考えながら湯浴みしていると、久しぶりに頭を使ったためか眠くなり、いつの間にやら瞑想を飛び越えて、湯船の中で睡眠してしまいました。震災以降、湯岐のお湯は温度が若干上がったらしく、以前と比べて長湯しにくくなったという声も聞かれますが、それでも一般的なお風呂よりはぬるいため、今でも長湯するにはもってこい。
しっかり湯船に浸かった後は、体が芯から温まるので驚くほど全身ポカポカです。血行が促進されますから、健康や美容には最適ですね。

さすが歴史ある「鹿の湯」は素晴らしい!
私は宿泊中に何度も入浴してその浴感を堪能しました。泊って大正解でした。


和泉屋旅館(混合泉。2源泉混合)
38.6℃ pH9.6 78L/min(自然湧出・掘削自噴) 溶存物質0.1774g/kg 成分総計0.1774g/kg
Na+:41.8mg(95.29mval%),
Cl-:4.5mg, OH-:0.7mg, SO4--:11.5mg, HCO3-:28.7mg(23.74mval%), CO3--:31.3mg(52.53mval%),
H2SiO3:55.5mg,
(平成27年7月3日)

福島県東白川郡塙町湯岐字湯岐17
0247-43-0170
ホームページ

日帰り入浴10:00~16:00(水曜定休)
500円?/2時間
「八幡の湯」にシャンプー類・ドライヤーあり

私の好み:★★★

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湯岐温泉 和泉屋旅館 中編(八幡の湯)

2018年03月07日 | 福島県
前回記事の続編です。
館内には趣向の異なる2つのお風呂がありますので、今回記事と次回記事ではそれらを別々に取り上げます。


 
客室から渡り廊下を進んでゆくと、途中の右手にお宿の象徴的な浴室「鹿の湯」があるのですが、こちらは次回記事で取り上げますので、今回はここを通過して更に奥へ進むと・・・


 
廊下の突き当たりが男女別のお風呂である「八幡の湯」です。


 
湯の香が漂う浴室は奥へ細長い造りをしており、男湯の場合は右手に窓が設けられています。大きな窓のお蔭でとても明るいのですが、でも男女別のお風呂にしてはどこか不自然な構造です。というのも、浴室や浴槽の左側はパーテーションが立てられており、浴槽内は隣の女湯と鎧戸状のもので仕切られ、お湯は相互を行き来できるようになっているのです。おそらくひとつの浴槽の上にパーテーションを立て、それによって元々1つの浴室だったものを2つに分割しているのではないでしょうか(あくまで私の推測です)。ということは以前は混浴だったのかな。ひとつのお風呂をパーテーションで男女に分けるという発想は、北海道・屈斜路湖畔の仁伏保養所みたいですね。



細長い浴室には設けられている洗い場は一つ。単水栓のシャワーが取り付けられています。シャワーから出てくるお湯は源泉のお湯です。数が少ないので、他のお客さんとバッティングしちゃったら、譲り合いの精神で。


 

パーテーションで仕切られた浴槽のうち、男湯側の大きさは幅1.8m×奥行3mほど。縁は黒い御影石で、内部はブルーのタイル張り。浴槽内からお湯がふんだんに供給されており、そのお湯は大変清らかに澄み切っています。湯船を満たしたお湯は、奥の縁より惜しげもなく大量にオーバーフローしていました。
湯温は40℃前後で心地よく長湯できる湯加減です。湯面からはほのかにタマゴ臭が香り、弱いタマゴ味とアルカリ性泉にありがちな微収斂、そしてほろ苦みが感じられます。湯中ではツルツルスベスベの滑らかな浴感に包まれ、誰しもが美人になってしまうかも。なかなか良い湯にうっとりしちゃいました。でもこちらのお宿にはもっと魅力的なお風呂はあるんですね。ということで次回記事ではもうひとつのお風呂「鹿の湯」を取り上げます。

次回に続く
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湯岐温泉 和泉屋旅館 前編(部屋・食事)

2018年03月05日 | 福島県
 
前回記事では湯岐温泉の共同浴場「岩風呂」を取り上げましたが、その日の晩は同じ湯岐温泉の「和泉屋旅館」でお世話になることにしました。当地には温泉旅館が3軒あり、前回記事で触れた「山形屋旅館」など2軒は岩風呂がある集落に固まっているのですが、今回お世話になった和泉屋だけ集落より若干離れているような場所に位置しています。


  
今回は2食付で予約しました。通された客室は8畳の和室。洗面台やトイレは共用ですが、エアコン・テレビは完備されており、Wifiも使えます。湯岐温泉には秘湯のイメージがつきまといますが、ひと通りの備品が揃い、且つ綺麗に維持されているお部屋は、秘湯という言葉が意味するような、不便や我慢の許容と言った概念が似つかわしくありません。快適に一晩を過ごすことができました。



客室の外は上画像のようなお庭。小鳥が囀る爽やかな環境です。



先述のように2食付きでお世話になったのですが、長年にわたってお腹に蓄積されていた贅肉を落とそうとしていた私は、予約時に「料理の量を減らしてください」とお願いしたところ、夕食では上画像のようなお料理が提供されました。お宿の名誉のために申し上げておきますと、この献立は私がそのようなお願いをしたために品数を減らしてくださったのであり、普段はこれよりボリュームがあるものと思われます。
とはいえ、赤魚・煮物・お造りなど充実しており、無芸大食の私でも充分なボリュームでした。しかも、山奥のお宿とはいえ浜通りエリアに近いこともあって、海産物はどれも美味。大変美味しくいただきました。



こちらは朝食。ザ・日本旅館といったラインナップですね。朝から美味しい食事をいただいて、一日の栄養をしっかり摂りました。

さて、次回と次々回はお風呂について取り上げます。館内にはお風呂が2種類あるので、それぞれを分けてご紹介します。

次回に続く
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湯岐温泉 岩風呂 2017年再訪

2018年03月02日 | 福島県

福島県の湯岐温泉は私が大好きな温泉地の一つです。安土桃山時代にまで遡ることができる長い歴史を有しているのですが、にもかかわらず知名度は決して高くなく、今でも小さな窪地のようなところに少数の旅館と民家が肩を寄せ合うようにして集落を形成しており、その佇まいはまるで幽境のようです。



湯岐温泉といえば共同浴場の「岩風呂」が有名ですね。以前拙ブログで取り上げたことがありますが(以前の記事はこちら)、またあの岩から湧き出るぬる湯に入りたくなったので、2017年某日、現地へ向かうことにしました。まずは目の前にある山形屋旅館で湯銭を支払います。



山形屋旅館の向かいが岩風呂の湯小屋。この湯小屋には後述するように浴室および湯船が一つしかないため、基本的には混浴ですが、女性専用時間(※)が設けられていますので、その時間帯を狙えば女性も心置きなく利用できるかと思います。なお山形屋に宿泊しているお客さんもこの湯小屋へ入りに来ます。私が訪れた時にも、宿の浴衣を羽織ったお客さんが次々にやってきました。
(※)女性専用時間→9:00~10:00、14:00~15:00、21:00~22:00



出入口の引き戸を開けると、まず目に飛び込んでくるのが洗面台。そしてロッカーです。



更衣室はウナギの寝床のように奥へ長い造り。浴室とはガラスのサッシで隔てられているだけであり、目隠しが無いので、昔ながらの共同浴場スタイルに慣れない方にとっては、ちょっと恥ずかしいかもしれません。でもこの昭和を感じさせる造りにこそ、温泉ファンはハートをギュッと掴まれてしまうのです。



空間の大半を浴槽が占めている浴室。以前訪問した時と全く変わらぬ様子に安堵しました。深い湯船は8人同時に入れそうな大きさを有しており、内部はコバルトブルーの塗装が施されています。そしてこの浴槽で特徴的なのは、浴槽にせり出ている岩盤。この岩盤の割れ目からお湯が湧き上がっているのです。一般的に岩風呂といえば、庭石などで用いられる岩を並べて造られたお風呂を差しますが、ここでは岩盤そのものが主役であり、その岩盤がお湯をもたらしているのですから、そんじょそこらの岩風呂とは訳が違います。



主浴槽の隣には加温済のお湯が張られた小さな上がり湯槽が用意されているのですが、この日は若干温かい程度で、主浴槽とさほど変わりありませんでした。季節によって調整されるのかな。
またその隣にはシャワーが1台設けられており、源泉のお湯が吐出されるのですが、こちらは吐出圧力がいまひとつでした。ま、目の前に大きな湯船があるのですから、掛け湯をする場合はそこから桶で直接汲んでしまえば良いのです。



浴槽の縁からは大量のお湯が絶え間なくオーバーフローしています。それだけお湯の湧出量が多いのであり、豊富なお湯が常時供給されることによって、湯船のお湯は大変クリアな状態が保たれています。



繰り返しますが、岩の割れ目からお湯が湧出しており、そのことをビジュアル的に示すように、底から断続的に気泡が上がってきます。入浴しながら体でお湯の湧出を実感できるのは、マニアとして非常に喜ばしいことです。
無色透明で清らかに澄んだお湯からは、仄かなタマゴ臭がふんわりと漂い、微かなタマゴ味とアルカリ性泉にありがちな微収斂が感じられます。心まで浄化されそうなほどに清いお湯に浸かると、まるでローションの中に入っているかのようなトロットロの非常に滑らかな感触に包まれ、身も心も軽やかになります。分析書によれば炭酸イオンが34.3mgも含まれており、この非凡な数値が感動的な滑らかさをもたらしているものと推測されます。
湯加減に関しては、以前は40℃未満のお湯であり、このぬる湯こそ湯岐温泉の特徴でもありましたが、現在は若干温度が上がったようであり、もしかしたら40℃を上回っているかもしれません。かつて湯治で当地を訪れた人は何時間も湯船に浸かっていたようですが、今ではあまり長湯ができないかと思われます。実際に私も30分が限界でした。いや、私はまだ昼間に暑さを覚える季節に入浴したためそのような感覚を抱いたのかもしれず、時季によってはぬるく感じることでしょう。何はともあれ、名湯には違いありません。長い歴史を有する湯治のお湯は伊達じゃありませんね。改めてこのお湯の素晴らしさに感動しました。


山形屋源泉(混合泉)(2源泉の混合)
アルカリ性単純温泉 39.3℃ pH9.6 77L/min(自然湧出・掘削自噴) 溶存物質0.1730g/kg 成分総計0.1730g/kg
Na+:41.7mg(95.26mval%),
Cl-:4.4mg, SO4--:11.4mg(12.24mval%), HCO3-:22.0mg(18.37mval%), CO3--:34.3mg(58.16mval%),
H2SiO3:55.1mg,
(平成27年7月3日)

福島県東白川郡塙町大字湯岐字湯岐31
0247-43-1370(山形屋旅館)

8:00~20:00(女性専用時間あり。詳しくは本文参照のこと)
300円(1日入浴利用500円)
ロッカー・ドライヤーあり

私の好み:★★★
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