パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

いらっしゃいませー会話編

2008年02月29日 | 衣・食・住
2月29日(金)晴れ
スタートでもたついたものの、なんとか無事に張さんとおつきあいが始まった。
臨海公園へサイクリングに行ったり、うちへランチを食べに来てもらったり。
近いうちに、ワタクシ行きつけの美容院へご案内するつもりだ。
彼女、本当に流暢に日本語をしゃべるので、外国語&外人恐怖症のワタクシでも
なんの違和感もなくおつきあいさせていただけている。
「うちは引っ越し貧乏だからね~」なんて、さらっと言う。
だから、ワタクシ調子こいて、早口でガンガンしゃべってしまうし、
あげくに「ママチャリで5キロ走るわ!」と自慢したりする。
さすがの彼女も「ママチャリ」は知りませんでした。
しかし、ワタクシのこの自慢に、彼女ちょっと微笑んで、
「我が家は15キロは走るわ。夫は60キロ走るけど、さすがに私たちは無理!」
休日になると家族でサイクリングを楽しんでいるらしい。
なんと彼女、ママチャリで、さらに幼稚園年長さんのロビン君を後に乗せて走るらしい、10キロとか15キロとか・・・
負けた・・・
このロビン君、この春、小学校へご入学予定。
我が娘も通った、マンションのすぐ近くの、公立小学校である。
彼女曰く「私、生きていく上で大事なのは順応性だと思うの。
頭の良い人はたくさん見て来たけど、頭がいいだけで、順応性のない人は、
大人になるとただの人になっている。」
彼女自身、メチャ頭いいんだろうねえ~と思い、そう言うと
さらりと「勉強しか楽しみがなかったもの」と言う。
中国は無錫のご出身。
思わず「無錫旅情」by尾形大作・・・と頭に浮かぶが、さすがにこれは通じないだろうと、言葉を飲み込む。
勉強しか楽しみがなかったという彼女、いつも9割を目指していたという。
勉強って、達成感があるよね~と言う。
すべて9割理解できてりゃ、達成感あるだろうなあ~
そうそう!これからの就職のために、今度TOEICを受けるというので、
「何点を目指してるの?」と聞くと「900点」
さすが、9割の女ね!
そんな彼女が、ワタクシのうちへ来てくれたときの手土産は、
中国っぽいボトルカバー、バラのキャンドル、そして、英語の本であった。
数日前には、以前彼女がタイピングした「Who Moved My Cheese」をメールで送ってくれる。
教室の教材のテキストも8センチ厚さほど、溜め込んでいる。
しかし、ここ数日は掃除と料理の下調べに明け暮れる日々であった。
来客週間も終わったことだし、彼女を見習って、ワタクシも英語学習に力を入れようと決意しているところ。
彼女のすごいとこもうひとつ!
今週の月曜日から水曜まで、娘たちは学年末試験であった。
王くんは、少し、いや、かなり日本語しゃべれられるようになったとはいえ、
テスト問題を読んで理解して、日本語で書くという作業は、まだまだらしく、
娘が様子をのぞき込むに、白紙に近い状態らしい。
せめて、テストくらいは、英語で問題作ってくれたらいいのにねえ~と
張さんに言うと「いや、それはだめよ!
たぶん今回のテストは全くダメだと思う。
でも、来年の受験は、普通に皆と同じように受けさせるつもり。
それで、どこにも合格しなかったら、中国のおばあちゃんとこに強制送還させると
脅したら、さすがに危機感を感じてたみたい。」
すばらしき、強き母の愛のムチ。
ワタクシ、自分のことを、それほど甘い親とは思ってなかったけど、
彼女の話を聞けば聞くほど、まだまだワタクシ甘ちゃんだわと思い知らされる。
自分にしても、まだまだ頑張らなきゃ!と背筋が伸びる思い。
ということで、いつもなら、さ!寝ましょ寝ましょ!と思う時間だが、
今から机に向かいます。
コメント (6)
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