パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

ぬかるみの二人

2009年01月14日 | Weblog
1月14日(水)晴れ
昨年末のこと。
娘の中学のクラスのママ達の間から、有志で「子供らのために千羽鶴を折ろう」という企画が持ち上がる。
いまいち、そういう盛り上がりに乗れないT本クンのママ・T代クンのママ・そしてワタクシ。
学校近くのマックに集まり、一心不乱に鶴を折る母達の姿は、少し怖いものがあるよねえ~なんてことを言う。
そのくせ、教育熱心じゃないのねと思われるのは、少しだけ嫌な気もするよねえ~
ってことで、家で100羽折ることにする。
さすがに鶴の折り方くらいは知ってるが、でも、ビミョーに人それぞれなところもあるし、
千羽鶴として仕上げたことはないので、つなげ方とかもわからない。
メジャーな鶴の折り方を検索し、百羽折りあげたら今度はつなげ方を検索し、
なんとか先週末の集まりに間に合わす。
鶴の首を折るか否か、あるいは、羽に若干の角度を付けるか否かというわずかな違いはあれど、
束ねていけばいくほど豪華で綺麗であった。
そこへ、遅れて駆けつけたT代クンのママ、
みんなの鶴を見て「え”ーーーーーっ!羽広げないの?」
彼女は、見事に全部羽を広げ、空気を吹き込み、首と尾っぽを折ったものをつなげてきていたのだ。
それはそれで、華やかだし、いいじゃん!と思ったが、彼女大慌てでたたみはじめる。
「広げないって知ってた?」とささやくので
「知らなかったけど、検索したら、広げないほうがかさばらないってあったから・・・」と言うと
「そうか・・・検索したら良かった・・・」
いや、実は、検索した結果、テグスが良いとあったのでテグスにしたら、
皆さん木綿糸二本取りで、ワタクシのテグスバージョンは、束ねるとき、束ねにくそうで申し訳なかったのよ。
検索しすぎるのも善し悪しね。
無事に、千羽鶴(といえど、二千羽を越える大作)が完成し、担任の先生と教室につり下げ、作業完了。
その帰り道、T代クンのママとの会話。
ワタクシ「どうやら、うちの娘とT代クン、同じ都立受けるみたいね」
T代くんママ「ほんと?うち、遠いよ。○○だよ。」
ワタクシ「一緒一緒!うちも○○」
おさえの私立校も同じ所を受けるのだが、
その話になった時、彼女がすんごくうれしそうに
「知ってた?△△高校って落ちないんだって!だからもう、うちの子、もうひとつ考えてた私立、受けるのやめようかなあって言ってる。」
ワタクシも、かなりぎりぎりになってから、併願推薦なるものを理解したが、
ワタクシよりさらに遅い人がいたとうれしくなる。
さらに、彼女が言う。
「まだ、受験料振り込んでないよね。
実は、受験料の振り込み用紙まで、中学校に提出しちゃってるのよぉ~。
返してもらわなきゃ!」
おもしろすぎる!
何ごとにも、ぬかりのないAちゃんママに比べ、何ごとにもぬかりだらけのワタクシに、
夫が「君はぬかるんでばかりだね~」と言うが、
ワタクシみたいにぬかるんでいる人がいたよと心密かにうれしい。
お互いいろいろ連絡取り合おうね!と約束する。
ぬかるんでるとはいえ、一人よりは二人のほうが失敗も減るであろう。
後二ヶ月、粗相の無いよう、無事に春を迎えたいものだ。

コメント (2)
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