3月9日(月)曇り

働いている教室が閉鎖になり、新しい教室はそこから道路一本隔てたビルに移転した。
以前の教室の隣近所は、やっているのかやっていないのかわからないような韓国風カフェと整骨院だった。
よってあまりトラブルもなかった。
新しい教室は、エレベーターを取り囲むような造りで、教室とエステサロンと税理士事務所と空き室。
お迎えのママ達が廊下でおしゃべりしたり赤ちゃんが泣きわめいたり・・・ってことで、速攻エステサロンから苦情のクレームが本部へ入る。
「お静かに」の貼り紙をしたり、ママ達にやんわり注意をしたり。
しまいには「誰かエステサロンに行って仲良くなるしかないわねえ~」ってな話まで出るが、残念ながら先生を筆頭にスタッフ一同エステサロンに通うような美魔女はいない・・・
騒音というのは、なかなかに難しい問題である。
保育園の騒音問題というのが昨今ニュースを騒がせていたが、これまた難しい問題だと思う。
騒音を気にして、室内で遊ばせてる保育園とか見ると可哀想だなあと思うし、
子どもは騒ぐものでしょ、自分だってそういう時代があったでしょと声高に言われると、「いやぁ~そんなヒトサマに健康被害出すほど騒ぐ子供じゃなかったわ」って言いたいし。
何事も、お互いの歩み寄りとか、相互理解ってことなのかしらねえ。
ひと月ほど前だったか、夜、だいぶ遅い時間に廊下でぼそぼそ話し声がする。
玄関の覗き穴から見ると正面のお宅Kさんちにお客さん。
玄関先でお話をされている。
聞くと・・・どうやら上の住人の方らしい(年の頃なら60前後のおぢ)
うちの正面にお住まいのKさんは、昨年奥様を亡くされ一人暮らしのおじいさん。
75くらいか?先生と呼ばれてたりするし、風貌的にも大学教授っぽいインテリなおじいさんだ。
上のおぢ「何度も言ってるけど、お宅の夜中のテレビの音がうるさくてたまらないんだよ。
今日は、オレ、イヤホン買ってきたからさ、これ使ってよ。」
どうやら、Kさんが夜中にテレビをつけっぱなしでお仕事をされており、それがうるさくてかなわないという苦情らしい。
江戸っ子らしいおぢで、威勢良く啖呵を切るような口っぷり。
話を聞く分には、このおぢの言うほうが正論に聞こえる(玄関でずっと盗み聞きしているヒマジンn)
自腹でイヤホンまで買ってくるあたり、相当に腹が立ってるのだろうと同情すらする。
しかし、Kさんはひょうひょうとした受け答えで相手を煙に巻くという感じ。
ただちょっと気になったのは、このおぢが「夜中にあんまりテレビがうるさいときは、オレ、床をドンドンって叩いて合図するだろ?
あんたはそれに気付いて少しボリュームを小さくするだろ?
頼むからさあ、このイヤホンつけてテレビ見てくれよ。」
というような話が延々と繰り返されており、Kさんは年寄りのボケ演技なのか、そういう人なのか、でも、イヤホンを受け取ることは頑なに拒み続け・・・
だんだん玄関で冷えてきたワタクシは諦めて部屋に戻った。
先日のこと。
お隣の奥様と偶然エレベーターで一緒になり、寒いですね~というどうでもいい話をしていたら、奥様がじりっと寄ってきて「今、ちょっといい?」
ゴミ置き場の前で立ち話をする。
奥様「お宅、上からの音、うるさくない?」
n「マンションって結構響きますものねえ。初めは驚きましたけど、今は諦めてるせいか気にならなくなりました。」
奥様「いえ、あたしもね、生活音は気にしないのよ、お互い様だから。でも、夜中、ドンドンってうるさくて。
テーブルの上のコップの水がゆらゆら揺れるのよ。」
n「え~~~っ!?それは異常ですね。生活音のレベルじゃないですねえ。」
奥様「ちょっと聞いた話では、上に住んでる方がね、その上の人の騒音がうるさいとかで、棒で天井を突くらしいのよ。」
ここで、n、ハッとKさんちの上のおぢのことを思い出し、奥様にそのことを言う。
奥様は、管理事務所にも相談に行っており、「近々上下階の住人で話し合いをしましょうということになっているのよ。
もしかするとお宅にまでお呼びがかかるかもしれないけど、その時はヨロシクね。」と去っていく。
もしかしたら、ぢつは上のおぢのほうが問題で、上からの音がうるさいと言っては棒で天井を突き、
下からのテレビがうるさいと言っては棒で床を突き、その突き方が尋常でないため、隣近所にまで異様な物音が響くのではなかろうか。
ただでさえお付き合いが希薄なマンション暮らし。
騒音問題はなかなかに解決万々歳とならない問題である。

働いている教室が閉鎖になり、新しい教室はそこから道路一本隔てたビルに移転した。
以前の教室の隣近所は、やっているのかやっていないのかわからないような韓国風カフェと整骨院だった。
よってあまりトラブルもなかった。
新しい教室は、エレベーターを取り囲むような造りで、教室とエステサロンと税理士事務所と空き室。
お迎えのママ達が廊下でおしゃべりしたり赤ちゃんが泣きわめいたり・・・ってことで、速攻エステサロンから苦情のクレームが本部へ入る。
「お静かに」の貼り紙をしたり、ママ達にやんわり注意をしたり。
しまいには「誰かエステサロンに行って仲良くなるしかないわねえ~」ってな話まで出るが、残念ながら先生を筆頭にスタッフ一同エステサロンに通うような美魔女はいない・・・
騒音というのは、なかなかに難しい問題である。
保育園の騒音問題というのが昨今ニュースを騒がせていたが、これまた難しい問題だと思う。
騒音を気にして、室内で遊ばせてる保育園とか見ると可哀想だなあと思うし、
子どもは騒ぐものでしょ、自分だってそういう時代があったでしょと声高に言われると、「いやぁ~そんなヒトサマに健康被害出すほど騒ぐ子供じゃなかったわ」って言いたいし。
何事も、お互いの歩み寄りとか、相互理解ってことなのかしらねえ。
ひと月ほど前だったか、夜、だいぶ遅い時間に廊下でぼそぼそ話し声がする。
玄関の覗き穴から見ると正面のお宅Kさんちにお客さん。
玄関先でお話をされている。
聞くと・・・どうやら上の住人の方らしい(年の頃なら60前後のおぢ)
うちの正面にお住まいのKさんは、昨年奥様を亡くされ一人暮らしのおじいさん。
75くらいか?先生と呼ばれてたりするし、風貌的にも大学教授っぽいインテリなおじいさんだ。
上のおぢ「何度も言ってるけど、お宅の夜中のテレビの音がうるさくてたまらないんだよ。
今日は、オレ、イヤホン買ってきたからさ、これ使ってよ。」
どうやら、Kさんが夜中にテレビをつけっぱなしでお仕事をされており、それがうるさくてかなわないという苦情らしい。
江戸っ子らしいおぢで、威勢良く啖呵を切るような口っぷり。
話を聞く分には、このおぢの言うほうが正論に聞こえる(玄関でずっと盗み聞きしているヒマジンn)
自腹でイヤホンまで買ってくるあたり、相当に腹が立ってるのだろうと同情すらする。
しかし、Kさんはひょうひょうとした受け答えで相手を煙に巻くという感じ。
ただちょっと気になったのは、このおぢが「夜中にあんまりテレビがうるさいときは、オレ、床をドンドンって叩いて合図するだろ?
あんたはそれに気付いて少しボリュームを小さくするだろ?
頼むからさあ、このイヤホンつけてテレビ見てくれよ。」
というような話が延々と繰り返されており、Kさんは年寄りのボケ演技なのか、そういう人なのか、でも、イヤホンを受け取ることは頑なに拒み続け・・・
だんだん玄関で冷えてきたワタクシは諦めて部屋に戻った。
先日のこと。
お隣の奥様と偶然エレベーターで一緒になり、寒いですね~というどうでもいい話をしていたら、奥様がじりっと寄ってきて「今、ちょっといい?」
ゴミ置き場の前で立ち話をする。
奥様「お宅、上からの音、うるさくない?」
n「マンションって結構響きますものねえ。初めは驚きましたけど、今は諦めてるせいか気にならなくなりました。」
奥様「いえ、あたしもね、生活音は気にしないのよ、お互い様だから。でも、夜中、ドンドンってうるさくて。
テーブルの上のコップの水がゆらゆら揺れるのよ。」
n「え~~~っ!?それは異常ですね。生活音のレベルじゃないですねえ。」
奥様「ちょっと聞いた話では、上に住んでる方がね、その上の人の騒音がうるさいとかで、棒で天井を突くらしいのよ。」
ここで、n、ハッとKさんちの上のおぢのことを思い出し、奥様にそのことを言う。
奥様は、管理事務所にも相談に行っており、「近々上下階の住人で話し合いをしましょうということになっているのよ。
もしかするとお宅にまでお呼びがかかるかもしれないけど、その時はヨロシクね。」と去っていく。
もしかしたら、ぢつは上のおぢのほうが問題で、上からの音がうるさいと言っては棒で天井を突き、
下からのテレビがうるさいと言っては棒で床を突き、その突き方が尋常でないため、隣近所にまで異様な物音が響くのではなかろうか。
ただでさえお付き合いが希薄なマンション暮らし。
騒音問題はなかなかに解決万々歳とならない問題である。