5月18日(月)曇り
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土曜日の夕方6時から、夫、大学時代の友人達とオンライン飲み会。
妻の持つ、オンライン飲み会のイメージ・・・
何呑んでる?
何のつまみ?
え?猫(犬でも可)がいるの?見せて見せて!
どこで呑んでる?リビング?自分の部屋?
そういうのを4分割だの6分割だのの画面のそれぞれに写り込ませながら近況を話す。
この、大学のサークルの友人達というのは、ワタクシは会ったことないので少し緊張する。
つまみをどうしようか。
そうだ!コロナで営業を自粛しテイクアウトのみにしている居酒屋さんで調達だ!
イチ(猫)はいつでも可愛いから特に何もしなくてよし。
テーブル!テーブルを片して!新聞の切り抜き(←夫の趣味)やらマンションの総会のしおりやらが山積みになっとる。
と、騒ぐと夫が「大丈夫!スマホでやるから、そんなとこは写り込まない。」
どうやら、この人とワタクシのオンライン飲み会の定義は違うようだ。
せっかく調達した居酒屋さんのおつまみも、日の目を見ることはないのね。
やる気をなくした妻は、温め直したアブラガレイの煮付け以外はもうテイクアウトの容器のままテーブルに並べ、
夫達はスマホをセッティングして「◯◯の声が聞こえない」だの「△△の顔、出てない」だのワイワイ言っている。
6人でのオンライン飲み会がスタート。
うち、一人女子がいて、「M君の顔が映らないよ!」と我が夫の名前(ファーストネーム)を連呼する。
非常に違和感がある。(嫉妬でないところがワタクシも歳をとったものよのぉ)
我が夫の名前は、まあ普通というか昭和というか、どっちかというかダサめだ(義父母よ、すまない)
下の名前で呼びやすい名前とか、あだ名になりやすい名前ってあるよね、「けんちゃん!」とか「たろう君!」とか、あとはその本人のキャラクターで、名前で呼ばれやすい人ってのもいる。
我が夫はどう見てもそういうタイプではないし、名前も強いてそっちで呼ばなくてもいいような名前だ。
現に他のメンバーからは「N」と名字の呼び捨てだし。
高校時代に、そういう女子いたなあとトオイメになる。
明るくて、元気で、男子からのウケも良くて、でも本人はあくまで男子とも「友達」アピール。
だから、男子からも下の名前で呼ばれたい。
◯君(←おとなしめの男子)ってあたしのこと「ゆーこ」って呼んでくれないんだよね〜とボヤく。
◯君をドキドキさせるようなこと言うなよ、とワタクシは思ったものだ。
いや、ワタクシ自身は彼女のこと好きだし、友達なんだけど、そういう感性というか感覚は持ち合わせてないなあ〜ここがモテるとモテないの境目か?とか思ったりしてた。
そういうノスタルジーに浸りかけていると・・・
「オレさあ〜昨日、突然パソコンの画面に おめでとうございます!アイフォン11が100円で購入できる権利に当選されました ・・・云々」
いやいや、それ詐欺だろ。
聞いていると、クレジットカードの入力画面が出てきたところで「はっ!」と気づいてことなきを得たという話だった。
その人がしみじみと「オレ、60なんだなあと思ったよ」
一人、東南アジアから参加している人がいて、「まだこっちは明るいよ」
そちらに在住の日本人が鬱になりやすいという。
彼自身は、もう何年も、フィリピンとかインドネシアとかでの経験があるのでデンと構えておられるようだ。
聞くに(正確には盗み聞きというのか)
コロナで日本には帰れないし、こちらでも自宅待機で日本人との接触も少ない。
もし、現地でコロナになって入院したら、おそらく助からないだろう。
そして、死んでしまったらここの決まりで、4時間以内に土葬されてしまう。
もう、どこに埋められたかすら家族にはわからない。
そんな恐怖で、・・・そりゃ鬱になるわなあ〜
ひととおり、おつまみ食べて、缶チューハイ一本飲み干したワタクシは、ヒマを持て余し、小さな音量でテレビをつける。
一体何時間この宴は続くのだろうか。
それほど盛り上がっているようでもない。
夫が何か発言しても、誰も聞いてない。
「もっと大きな声で発言しないと誰も反応してくれないよっっ!」授業参観の母のような気持ちになる。
「風呂入る〜」と一人脱落。
夫がトイレに行ってる間に「◯◯、落ちま〜す」とまた一人脱落。
ああ、さよなら〜とかおやすみ〜とか言わなくてよかったのだろうか。妻ヤキモキ。
夫は夫で、トイレから戻ってきてもメンバー減ってることに気づきもしない。
なんか盛り上がりにかけるなあと余計な心配していると、誰かが「また来週もやる?」
へ?これは楽しいのか?盛り上がってるのか?またやりたいのか?
う〜む・・・わからん。
わからんけど、まあ、楽しかったのなら、よかった。
イチは抱っこされて画面に映し込まれ「綺麗な猫ちゃんね〜」と褒められていたので、妻の思うオンライン飲み会のイメージの一つはクリアされたので良しとしましょう。
でも、もしまた来週もやるんだったら、自分の部屋でやってくれ。
もぞもぞ机の下で手遊びしてる子の母の気分を味わうのはもう嫌だ。
ああ、早く、普通に新橋あたりで夫たちが呑める日がきますように!
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土曜日の夕方6時から、夫、大学時代の友人達とオンライン飲み会。
妻の持つ、オンライン飲み会のイメージ・・・
何呑んでる?
何のつまみ?
え?猫(犬でも可)がいるの?見せて見せて!
どこで呑んでる?リビング?自分の部屋?
そういうのを4分割だの6分割だのの画面のそれぞれに写り込ませながら近況を話す。
この、大学のサークルの友人達というのは、ワタクシは会ったことないので少し緊張する。
つまみをどうしようか。
そうだ!コロナで営業を自粛しテイクアウトのみにしている居酒屋さんで調達だ!
イチ(猫)はいつでも可愛いから特に何もしなくてよし。
テーブル!テーブルを片して!新聞の切り抜き(←夫の趣味)やらマンションの総会のしおりやらが山積みになっとる。
と、騒ぐと夫が「大丈夫!スマホでやるから、そんなとこは写り込まない。」
どうやら、この人とワタクシのオンライン飲み会の定義は違うようだ。
せっかく調達した居酒屋さんのおつまみも、日の目を見ることはないのね。
やる気をなくした妻は、温め直したアブラガレイの煮付け以外はもうテイクアウトの容器のままテーブルに並べ、
夫達はスマホをセッティングして「◯◯の声が聞こえない」だの「△△の顔、出てない」だのワイワイ言っている。
6人でのオンライン飲み会がスタート。
うち、一人女子がいて、「M君の顔が映らないよ!」と我が夫の名前(ファーストネーム)を連呼する。
非常に違和感がある。(嫉妬でないところがワタクシも歳をとったものよのぉ)
我が夫の名前は、まあ普通というか昭和というか、どっちかというかダサめだ(義父母よ、すまない)
下の名前で呼びやすい名前とか、あだ名になりやすい名前ってあるよね、「けんちゃん!」とか「たろう君!」とか、あとはその本人のキャラクターで、名前で呼ばれやすい人ってのもいる。
我が夫はどう見てもそういうタイプではないし、名前も強いてそっちで呼ばなくてもいいような名前だ。
現に他のメンバーからは「N」と名字の呼び捨てだし。
高校時代に、そういう女子いたなあとトオイメになる。
明るくて、元気で、男子からのウケも良くて、でも本人はあくまで男子とも「友達」アピール。
だから、男子からも下の名前で呼ばれたい。
◯君(←おとなしめの男子)ってあたしのこと「ゆーこ」って呼んでくれないんだよね〜とボヤく。
◯君をドキドキさせるようなこと言うなよ、とワタクシは思ったものだ。
いや、ワタクシ自身は彼女のこと好きだし、友達なんだけど、そういう感性というか感覚は持ち合わせてないなあ〜ここがモテるとモテないの境目か?とか思ったりしてた。
そういうノスタルジーに浸りかけていると・・・
「オレさあ〜昨日、突然パソコンの画面に おめでとうございます!アイフォン11が100円で購入できる権利に当選されました ・・・云々」
いやいや、それ詐欺だろ。
聞いていると、クレジットカードの入力画面が出てきたところで「はっ!」と気づいてことなきを得たという話だった。
その人がしみじみと「オレ、60なんだなあと思ったよ」
一人、東南アジアから参加している人がいて、「まだこっちは明るいよ」
そちらに在住の日本人が鬱になりやすいという。
彼自身は、もう何年も、フィリピンとかインドネシアとかでの経験があるのでデンと構えておられるようだ。
聞くに(正確には盗み聞きというのか)
コロナで日本には帰れないし、こちらでも自宅待機で日本人との接触も少ない。
もし、現地でコロナになって入院したら、おそらく助からないだろう。
そして、死んでしまったらここの決まりで、4時間以内に土葬されてしまう。
もう、どこに埋められたかすら家族にはわからない。
そんな恐怖で、・・・そりゃ鬱になるわなあ〜
ひととおり、おつまみ食べて、缶チューハイ一本飲み干したワタクシは、ヒマを持て余し、小さな音量でテレビをつける。
一体何時間この宴は続くのだろうか。
それほど盛り上がっているようでもない。
夫が何か発言しても、誰も聞いてない。
「もっと大きな声で発言しないと誰も反応してくれないよっっ!」授業参観の母のような気持ちになる。
「風呂入る〜」と一人脱落。
夫がトイレに行ってる間に「◯◯、落ちま〜す」とまた一人脱落。
ああ、さよなら〜とかおやすみ〜とか言わなくてよかったのだろうか。妻ヤキモキ。
夫は夫で、トイレから戻ってきてもメンバー減ってることに気づきもしない。
なんか盛り上がりにかけるなあと余計な心配していると、誰かが「また来週もやる?」
へ?これは楽しいのか?盛り上がってるのか?またやりたいのか?
う〜む・・・わからん。
わからんけど、まあ、楽しかったのなら、よかった。
イチは抱っこされて画面に映し込まれ「綺麗な猫ちゃんね〜」と褒められていたので、妻の思うオンライン飲み会のイメージの一つはクリアされたので良しとしましょう。
でも、もしまた来週もやるんだったら、自分の部屋でやってくれ。
もぞもぞ机の下で手遊びしてる子の母の気分を味わうのはもう嫌だ。
ああ、早く、普通に新橋あたりで夫たちが呑める日がきますように!