パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

知らなかった世界

2024年01月26日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月26日(金)晴れ

寝る前にスマホで手当たり次第に漫画を読んでいる。
とは言え、最近の漫画事情に疎いので、ドラマ化!とか映画化!と銘打ってるものに手を出してみる。
今、読んでいるのが「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」と「作りたい女と食べたい女」
「おっさん〜」の方は、土曜日の深夜枠で、おっさん役が原田泰三氏で放映中らしい。
イメージとして、セクハラパワハラ満載の中年のおっさんが巻き起こす話だろうという意識で読み進めていた。
あ、今期のドラマは結構色々見始めている。
ワタクシの中では第三次ドラマ期である。
今日から始まる「不適切にもほどがある!」も見るつもり。クドカンだし、絶対面白いはず。
昭和懐古主義的な所を持つワタクシとしては見逃せない。
まあ、イメージとしてはコレと同じ匂いのする漫画だろうと思っていた。
しかし、やらかすおっさんの話というよりは、もう少し今の時代の問題にやんわりと、時にはズバッとハサミで切り込んでいく。
LGBTQ、推し活、二次元LOVE、メンズブラ等々。
あゝワタクシ、老母のお友達の事は時代にアップデートできていないなんて責めていたが、ワタクシもアップデートできていない。
今、このおっさんと一緒にせっせとアップデート中。

「作りたい女と食べたい女」
これもNHKでドラマ化されている。
これまた勝手に、お料理上手な女と食べる事好きな女が仲良く、時に料理のレシピなんかも紹介しながらの話だと思い込んでいたら・・・
お料理上手な野本さん自身が自分はレズビアンだと気づいて、この先の二人の恋の行方は〜みたいな方向へ向かっている。
これもか!と「ブルータスお前もか!」の気持ちに一瞬なった後、反省する。
今、大仰な言い方をすると、啓蒙の時期なのだと。
今まで特異な世界と思われていたけど違うのよと、周りに必ずいるのよ、今やっと啓蒙活動できる世界へと変わりつつある所なのよと。
モニター生活のワタクシは、映画も試写会狙いである。
なかなか当たらないが、そのおかげでタイトルと少しの内容は知る事ができる。
そして、メジャーな映画からマイナーな映画まで、邦画から洋画まで、今、結構な割合でLGBTQを扱った作品がすごく増えた事に気づく。

ワタクシはこの歳になっても、身近に感じないまま生きてきたので、違和感を覚えないわけではない。
この、微かな違和感を反省しつつ、アップデートしようと思っている所だ。
こういう感じ、何かに似てるなあと思ったのが、「左利き」
自分と違うから、違和感を覚える時がある。
自分と違うから、かっこいいなあと思う時もある。
ただ、習字とか日本料理の包丁さばきや蕎麦打ちの時に左利きだと違和感が増す。
身近な話では、我が娘は基本は左利きだったと思う。
しかし、おじいちゃんが矯正した。
お箸も鉛筆を持つ手も。
でも、その後、おじいちゃんの手の及ばないところでは左である。
バドミントンのラケット等。
その後、左利きは矯正しない方がいいという流れになり、今や左利き用の道具も増えてきた。
これくらいまで認知されていけばいいだけの事だ。
そして、理解できなくてもいいから、邪魔だけはするなとも思う。
彼ら彼女らの結婚を法的に認めても、君の生活はなんら変わらないと、どこかの議員さんが言ったスピーチが、本質を説いている。

今日の一枚は、近所の紅梅、白梅。
コメント (2)
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