3月3日(木)はれ
娘が、休日は映画をはしごすると言う。
そして、帰りは車で迎えに来て欲しいと。
最初、一緒に観に行こうかと思うも、どちらの映画にも食指が動かない。
すると娘が「じゃあ、ママ達は、『ドライブ・マイ・カー』を観て、少し時間がズレるけどその後ご飯食べてから温泉っていうのはどお?」
いいねえ〜
ってことで、夕方4時25分からの回を観た。
久しぶりの映画館での鑑賞。
これだけで映画の評価が2割増しで高くなる。
瀬戸内海に浮かぶ島。
そこへ向かうために走らせる夜の橋。
北海道へ車を走らせる時は、自分が運転しているような緊張感すらある。
いや、あんな難しそうな車は運転できん。
ノッキングの繰り返しで、あっという間に西島さんから解雇通告だ。
舞台俳優で演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と幸せに暮らしていた。
しかし、妻はある秘密を残したまま他界してしまう。
2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島へ向かう。
そこで出会った寡黙な専属ドライバーのみさきと過ごす中で、家福はそれまで目を背けていたあることに
気づかされていく。 映画.comより
原作は世界の春樹村上氏。
う〜む。確かに生と死と性と精神的な病が底に静かに流れているのは、少しだけ読んだことある「春樹ワールド」である。
そして、私、そのワールドが苦手。
だから、映画の最初のあたりは、「やっぱダメかもぉ〜」と弱気になった。
しかし、そんなワタクシを一気にスクリーンの中に引きずり込んだのが、この寡黙なドライバーみさきである。
いやあ、すごかった。
彼女の車に乗りたいし、彼女の悩みに寄り添いたいし(ああ、こんな安っぽい言い方では言い尽くせない)、と彼女にべた惚れしたワタクシであった。
そして、こんなに彼女を熱く見つめていたくせに、ほんのさっきまで知らなかった事実が発覚。
みさき役の三浦透子さんって、ワタクシが唯一欠かさず見ているドラマ、NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に出てる「ひなたちゃんの親友一恵ちゃん」だというではないか。
びっくりし過ぎた。
ワタクシ、彼女に一目も二目も置くわあ。すんばらしい女優さんだわあ。
と、映画の感想というよりは三浦透子さんの感想になりました。
まん延防止等重点措置中の我が県ゆえ、食事をするお店も見つからず、温泉どころじゃなく、娘の映画が終わるのを待って帰路につくことであった。
そして、早速、原作である村上春樹著「女のいない男たち」を予約してみた。
ワタクシが苦手とする春樹ワールドを、どのようにして濱口ワールドに変えたのかを確認してみたい。
娘が、休日は映画をはしごすると言う。
そして、帰りは車で迎えに来て欲しいと。
最初、一緒に観に行こうかと思うも、どちらの映画にも食指が動かない。
すると娘が「じゃあ、ママ達は、『ドライブ・マイ・カー』を観て、少し時間がズレるけどその後ご飯食べてから温泉っていうのはどお?」
いいねえ〜
ってことで、夕方4時25分からの回を観た。
久しぶりの映画館での鑑賞。
これだけで映画の評価が2割増しで高くなる。
瀬戸内海に浮かぶ島。
そこへ向かうために走らせる夜の橋。
北海道へ車を走らせる時は、自分が運転しているような緊張感すらある。
いや、あんな難しそうな車は運転できん。
ノッキングの繰り返しで、あっという間に西島さんから解雇通告だ。
舞台俳優で演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と幸せに暮らしていた。
しかし、妻はある秘密を残したまま他界してしまう。
2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島へ向かう。
そこで出会った寡黙な専属ドライバーのみさきと過ごす中で、家福はそれまで目を背けていたあることに
気づかされていく。 映画.comより
原作は世界の春樹村上氏。
う〜む。確かに生と死と性と精神的な病が底に静かに流れているのは、少しだけ読んだことある「春樹ワールド」である。
そして、私、そのワールドが苦手。
だから、映画の最初のあたりは、「やっぱダメかもぉ〜」と弱気になった。
しかし、そんなワタクシを一気にスクリーンの中に引きずり込んだのが、この寡黙なドライバーみさきである。
いやあ、すごかった。
彼女の車に乗りたいし、彼女の悩みに寄り添いたいし(ああ、こんな安っぽい言い方では言い尽くせない)、と彼女にべた惚れしたワタクシであった。
そして、こんなに彼女を熱く見つめていたくせに、ほんのさっきまで知らなかった事実が発覚。
みさき役の三浦透子さんって、ワタクシが唯一欠かさず見ているドラマ、NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に出てる「ひなたちゃんの親友一恵ちゃん」だというではないか。
びっくりし過ぎた。
ワタクシ、彼女に一目も二目も置くわあ。すんばらしい女優さんだわあ。
と、映画の感想というよりは三浦透子さんの感想になりました。
まん延防止等重点措置中の我が県ゆえ、食事をするお店も見つからず、温泉どころじゃなく、娘の映画が終わるのを待って帰路につくことであった。
そして、早速、原作である村上春樹著「女のいない男たち」を予約してみた。
ワタクシが苦手とする春樹ワールドを、どのようにして濱口ワールドに変えたのかを確認してみたい。