peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

県立磐井病院のコリウス/キンランジソ(金欄紫蘇)

2010年08月18日 | 植物図鑑

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2010年8月13日(金)、岩手県立磐井病院(一関市狐禅寺字大平17)の5階屋上にある屋上庭園に植えられているコリウス/キンランジソ(金欄紫蘇)が花を咲かせていました。コリウスはカラフルに色づく葉を観賞する植物ですが、花も趣があります。

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コリウス シソ科 コリウス属 Solenostemon (=Coleus)

東南アジア原産の非耐寒性春播き一年草。別名:キンランジソ(金欄紫蘇)。特徴:カラフルに色づく葉を観賞する植物で、鉢植えや寄せ植え、花壇などに利用される。さし芽で殖やす栄養葉系とタネから育てる実生(みしょう)系があり、花穂(かすい)が出ない栄養葉系は強光に割合強く、草勢が衰えないので人気がある。大葉タイプや小葉タイプなど、変化に富んだ葉形と多彩な葉色の園芸品種が出回る。出回り時期:3~11月。鑑賞期:6~10月。管理:暑さには強いが強い直射日光が苦手なので、夏は風通しのよい明るい半日陰の戸外に置く。乾燥させないように、鉢土の表面が乾き始めたらたっぷり水やりする。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より


のカノコユリ(鹿の子百合)

2010年08月17日 | 植物図鑑

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2010年8月13日(金)、一関市博物館(字沖野々215)から100mほど離れた国道342号線沿いにある民家の庭に植えられているカノコユリ(鹿の子百合)が、花を沢山咲かせていました。

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カノコユリ(鹿の子百合) ユリ科 ユリ属 Lilium speciosum

白地に紅色の斑点が入る花を鹿の子絞りに見立てた名前。鹿児島県の甑島(こしきじま)をはじめ、九州や四国の山地の崖などに自生する。花が美しいため、古くから庭などに植えられ、多くの園芸品種がつくられてきた。ほかのユリとの交配による園芸品種も多く、切り花などの実用的ナユリとして、世界的にも盛んに栽培されている。高さは1m余り。7~8月、直径8~10㎝の花が咲く。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

カノコユリ(鹿の子百合) ユリ科 ユリ属 Lilium speciosum

草原の斜面や森のへり、山地の崖などに自生する多年草。高さは1~1.5mになる。特徴:花の地色は白色だが、細かな紅斑が入る。花びらは強く反転し、斜め下向きに咲く。雄しべは6本、雌しべは1つ。花の大きさは直径8~10㎝。葉は楕円形で先は尖る。茎に葉が互生する。花期の高さ1~1.5m。

”鹿の子”とは"鹿の子絞り”のことである。絞り染めの模様に白色の星形を隆起させて染め出したもの。本種の花びらに小さな赤斑と赤くて小さな突起があるが、これらを鹿の子絞りの模様に見立てて、カノコユリの名前がある。鹿の子絞りの模様に見える植物には、キョウガノコ、カノコソウ、ツルカノコソウなどがある。

分布と自生地:四国南部、九州の西部と南部に分布する。特に、甑島(こしきじま)に分布密度が高い。[山と渓谷社発行「山渓名前図鑑・野草の名前(夏)」より]


のブルーベリー

2010年08月17日 | 植物図鑑

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2010年8月13日(金)、一関市立博物館(字沖野々215)から100mほど離れた国道342号線沿いの畑に植えられているブルーベリーが沢山実をつけていました。

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ブルーベリー ツツジ科 スノキ属 Vaccinium corymbosum

別名:ヌマスノキスノキ属の中で果実が青~藍黒色に熟すグループをブルーベリーと呼び、日本のクロマメノキも同じ仲間。最も広く栽培されているのはアメリカ合衆国東部に分布するハイブッシュ・ブルーベリー(Highbush Blueberry)から育成された品種で、日本でも長野県などで栽培されている。

高さ1~3mの落葉低木で、葉は長さ3~8㎝の卵状楕円形または楕円形で無毛。花期は4~6月。花冠は白色で長さ5~12㎜の壺形。先は5浅裂し、反り返る。液果は直径9~11㎜ほどの球形で白い粉をかぶった藍黒色に熟す。果実は甘くて香りがよく、生食のほかジャムなどに利用する。

ブルーベリーの仲間には、ラビットアイ・ブルーベリー、ローブッシュ・ブルーベリーなどがある。用途:庭木、果樹。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


一関市・道の駅「厳美渓」のハクウンボク(白雲木)

2010年08月16日 | 植物図鑑

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2010年8月13日(金)、道の駅・厳美渓&一関市立博物館(字沖野々215)に行きました。8月 日( )まで開催される「絵図に描かれたいわいの里」という特別展を見るためです。私は既に見ていたので、妻が一人で見ている間付近を散策しました。隣接している道の駅・厳美渓の休憩用ベンチの所に植えられているハクウンボク(白雲木)が、実を沢山つけていました。

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ハクウンボク(白雲木) エゴノキ科 エゴノキ属 Styrax obassia

山地に生え、高さ6~15mになる落葉高木。若枝の表皮は縦に剥がれやすい。樹皮は灰白色。葉は互生し、長さ10~20㎝の円形で、縁の上部にわずかに鋸歯がある。葉柄の基部は冬芽を包む。5~6月、枝先に長さ10~20㎝の総状花序を出して、白い花を多数下垂する。花冠は長さ約2㎝で5深裂する。雄しべは多数。雌しべは1個。果実は直径1.4~1.7㎝の球形で9月に熟す。種子は1個。用途:庭木、公園樹、器具材。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%CF%A5%AF%A5%A6%A5%F3%A5%DC%A5%AF [peaの植物図鑑:ハクウンボク(白雲木)の実]


一関市狐禅寺のキバナコスモス(黄花秋桜)

2010年08月16日 | 植物図鑑

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2010年8月9日(月)、一関市狐禅寺の県道19号(一関大東)線沿いにあるファミリーマート一関峯下店の近くにある農家と思われる民家の庭に植えられたキバナコスモス(黄花秋桜)が、沢山花を咲かせていました。花色は黄橙と朱橙がありましたが、葉の切れ込みは普通のコスモスより粗いものでした。

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キク科 コスモス属 Cosmos:北アメリカ南西部から南アメリカにかけて、26種が分布する一年草または多年草。特にメキシコに約20種がある。属名は「装飾、美しい」の意で花色の美しいことに因む。種としてコスモス、キバナコスモスの2種が栽培されている。ほかにメキシコ原産種にチョコレートコスモスといわれるアトロサングイネウス C.atrosanguineusがある。

キバナコスモス(黄花秋桜) Cosmos sulphureusメキシコ原産の一年草。大正初年に渡来。種小名は「硫黄色」の意。草丈は100~120㎝、5月に種子を直播きすると、9月に花が咲く。頭花は径5㎝ほどで黄、黄橙、朱赤色。葉の切れ込みは普通のコスモスより粗い。わが国では'サンライズ’cv.Sunriseや’サニー・レッド’cv.Sunny Redのような朱赤色の品種、矮性種が育成されている。夏の鉢物、花壇用。栽培:日当たり、排水のよい所であれば容易だが、やや暑さに強い。花期:夏~秋。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&講談社発行「野の花・街の花(監修・長岡 求)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32263626&blog_id=82331[peaの植物図鑑:一関市東山町「唐梅館公園」のキバナコスモス]