世界遺産 特別史跡・特別名勝 毛越寺(もうつうじ)に行ってきました。6/20~7/10の日程で「あやめまつり」が開催中でしたので見に行ったのでしたが、例年に比べて遅れているとかで、花の最盛期には未だ間がありそうでした。
本堂のすぐ脇の道(上)を50mほど進んだ所から奥の方にある開山堂(順路⑦)の近くまでハナショウブ(花菖蒲)が植えられている田圃のような場所がありました。(下)
ハナショウブと思われる植物が、様々な色の花を咲かせていましたが、名札が付いていませんでしたので品種名がわからないものが多かったのですが、下記の画像(2つ)はハナショウブ(花菖蒲) ’晴間の響’(江戸系)だと思います。
ハナショウブ(花菖蒲) ’晴間の響’ Iris ensata cv.Haremanohibiki
系統:江戸、開花期:極早、花の色:薄紫・濃い紫筋、花の大きさ:大輪、花弁:三英、特徴:垂れ咲き、草丈が高い。
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/ringyo/iris/data/haremanohibiki.html [石川県:はれまのひびき(晴間の響)]
http://www.city.ome.tokyo.jp/koen/documents/126haremanohibiki2.jpg [青梅市:ハナショウブ写真集(1)「極早生」より’晴間の響’]
http://blogs.yahoo.co.jp/fumi_1199/4788296.html [花の郷・滝谷花しょうぶ園:Yahoo!ブログ]
http://sky.geocities.jp/shirasato99/profile_japaneseiris_ha.html [植物図鑑:花菖蒲 は]
http://eko-earth21.at.webry.info/201206/article_2.html [しょうぶ園で撮影したハナショウブ きまま日記:ウェブリブログ]
(上)開山堂の近くにあるハナショウブ(花菖蒲)を見た後、広大な境内にある臨池伽藍跡と浄土庭園を見て歩きました。かつて金堂円隆寺をはじめ、嘉祥寺・講堂・常行堂・経楼・南大門などの堂舎が並び、その前庭に大泉が池を中心とする浄土庭園が配されていたとのことです。
(上)見学順路⑧嘉祥寺跡。(下)ハナショウブ園の方角を眺める。
(上)見学順路⑤大泉ケ池(おおいずみがいけ)の方角を眺める。
(上)⑭常行堂(じょうぎょうどう):現常行堂は享保17年(1732)に再建された建物で、本尊は宝冠阿弥陀如来、脇士は4菩薩、奥殿に摩多羅神を祀る。祭礼は正月20日で、古式の法要の後「延年の舞」が神仏に奉納される。
(上)地蔵菩薩:
(上)桜の古木:
(上と下)鐘楼堂:
(上2つ)⑮常行堂・法華堂(ほっけどう)跡:常行三昧・法華三昧という天台宗の修業の場である。平安時代創建の建物は、慶長2年(1597)に焼失した。