WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

父親

2004-12-16 | 人生妙なり
私には実父と養父がいます。
どちらも私にとって、かけがえのない父親なのです。
実父とは、10歳のときに別れました。
小学4年生の私にとって家族の崩壊は晴天の霹靂でした。これはずっと私の中で尾を引いていると思います。

実父とは大人になってから再会したものの、そんなに頻繁に会うことができません。お互いに忙しいので。
実父は78歳ですが、今でも現役で社交ダンスの教師です。
フルネームで検索すれば、ネットのところどころに出てくるのが私にはヒソカに誇らしいのですが(#^_^#)

まあ、そんなこんなを話せば長くなってしまうのでまたの機会にしますが、このたび実父から携帯に留守電が入っていました。
「もしもし、おとうさんです…」(讃岐弁的イントネーション)
これって、、、なんか嬉しかったなぁ~~…永久保存したかった!
用件は、事務的なことだったのですが(だからこそ)、せっかちな父は(この血を私は受け継いでいるんだなあ…というのもナニゲに嬉しかったりする)私が研修でTELに出られない数時間の間に、何度もTELしてきて、挙げ句の果てに「おとうさんです…」なんてメッセージを残したのです。

日本人男性の平均寿命に達した父。
まだまだ生きていそうではあるけど、私が父に会えるのは、あと何回でしょうか?
「その時」は急にやってくるだろうと、覚悟はしています。
自分の息子には、「たっくん、大好きだよ」と臆面もなく言える私ですが、
親に向かって「お父さん、ありがとう」っていうのは、めっちゃ勇気がいるなあ~…照れるしなあ~言いたいなあ~言えるかなあ~…と思ったまま、もしかしたら永遠にお別れしてしまうってことになるのかも、、、

養父もです。
実父と過ごしたよりもずっと長い年月を私の「父」でいてくれた養父。

感謝の気持ちをどうやって言葉にしたらいいのかわかりません。
なかなか養父のことを、照れくさいこともあって「お父さん」とは呼べなかったけど、最初からずっといい人だなあ…ってわかってた。
今では、その養父も「お父さんやけど…」とTELしてきます。

私にしてみれば、「得した気分♪」とでもいうのかなあ…
二人の父親。
「父親」に対する思いをふた通り、たっぷりどっぷり味わっているような感じかも…

でっ!その二人の父の妻である(あった)私の母親ですが、
全く説教臭くて、3分以上会話すれば必ず説教が始まります!!勘弁してくれ~!
やりたい放題、晩年の人生を自由奔放に謳歌しまくっている人です。
ある意味ではめっっっちゃうらやましい!! 私も真似したい!!

親について語り始めたら、連載が始まってしまうかも…
それも結構いいかもね~~!?!?
Comments (4)
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