WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

食事のマナー

2005-05-12 | よしなしごと
とある同郷のお友達が日記で「最近吉野家で丼を持たずに食べる若者が多い」と書いていらっしゃいました。
食器を手に持って食べるのは日本ぐらいだ…とのレスが、、、
だからといって、持たなくていいってワケじゃないだろう(-_-;)

食事のマナー…相手に不快感を与えない食べ方を心掛ければいいと思うけれど、
「不快感」というのは、個人差があると思います。さて、みなさんは、食事のとき、どんなことが不快でしょうか? これは、非常に、その人の躾けられた環境によると思います。私の場合

クチャクチャ音をたてて食べる
食べ物が口に残留したまま長い間話す
鍋の中身を自分のお箸でぐるぐるかき回す
スプーンを持って片肘をついてカレーを食べる
カレーとライスを全部混ぜてから食べる
スプーンで何度も掬ったり戻したりして遊ぶ
口元を手で被わず楊子を使う
口元を手で被わず、顔を歪めて口の中の残りカスを取る
私がオーダーした、私のお皿の中のものを、断らずに取って食べる

これらは、私が「不快」を感じるものですが、「これに関しては別に平気」という人もいるかも。
「丼を持たずに食べる」というのは、「不快」とまではいかないけど「えっ…」と思う部類でしょうか。私の場合

お弁当のおにぎりをお箸をぐーで持って突き刺して食べる
うどんをすすらず音をたてずにもぐもぐ食べる
お箸で食器を動かす
(私が作った)カレーや炒飯に、いきなりソースや醤油をかける
テーブルに肘をついて身を乗り出して話しながら、お箸であれこれ指す
口の周りを指で拭う
その指を舐めて拭う

これらは、「えっ…」と思う類いのことです。「不快」も「えっ…」も、実際にやっている人に出会った体験です。「えっ…」もこれまた、「そんなの平気」という人もいれば、「私やってますけど、それが何か」って人もいると思います。
こんなエラソーに言っている私だって、足を組んで食事をするし、「食事」と「飲み」がけじめなく、飲んでいると器に手を添えて食べるってことをついつい怠ったりすることがあります。和食のマナーは、洋食に比べても「お作法」が厳しく、すべてクリアーするのは難しい…
これは、かなり昔の記憶なので、間違ってるかもしれませんが、千利休(だったかどうかがアヤシイのですが)は、椀ものや、お茶漬けなどでさえ食したあとの箸の先が1cmしか濡れていなかったとか… だからなんだ!って言われるかもしれないけど、これが究極の「お作法」なのか\(@o@)/
私、それを知った時、試してみましたが、全く無理でした。

最近は「ひとりで食べる」「さっさと食事を済ませる」ということが多くて、「食事」がただの「摂取」「食欲を満たす」という時間になってしまって、食べること、それを人と分かち合う時間を、どう過ごしたらいいのか、渾沌としてしまっているのかも。
基本的には、食事のマナーって、食材や、料理を作った人や、器(を作った人)などに対しての感謝の表現と、一緒に食する人とお互いに気持ちのいい時間を過ごせるように…ということですよね。

で、私は、Takにどうやって躾けるか、考え込んでいるところです。いつものろのろ食べるのが遅くて、「まずは完食」でした。最近、だいぶ食べるのも速くなってきて、作法は二の次で、とにかく食べてくれ!!…という時代をやっと通り過ぎたような気がします。ちょうど、今年のTakの担任の先生は、栄養士さん出身の先生。折に触れて、食材や、栄養のことをお話して下さっているようで、とってもありがたいことです。

写真は、全然関係ないけど、保育園の門。
今日、ここで、保育園のお花係りの先生と話し込みました。4年前から、園庭のガーデニングを担当していらっしゃるとか。いつも楽しませて貰ってます…と具体的に伝えたら、とっても喜んで下さって、なんか心が通いあったひとときでした♪
Comments (4)
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