紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

外国の旅

2004-08-21 08:19:06 | 8・山と旅の思い出
子連れイギリス旅行かわきりに、ずいぶん外国を旅した。
本を書こうと思って行った旅もあったし、書こうと思ったけど書けなかった旅もあった。それにただ楽しむだけの旅もあった。
子連れの旅もあったし、一人旅、友人との旅もあった。
どの旅にも共通しているのは、貧乏旅行だったこと。ホテルにはほとんど泊まったことがない。B&B(民宿)、山小屋、テントキャビン、テント、モーテル、ユースホステル、YMCA・・etc。

中でも、まあ優雅だった旅は、フィジーの無人島クルーズと、ニュージーランドのミルフォードトラック。それでも泊まった所は、船のキャビンと、山小屋だったけど。どちらもシャワーがついていたり、夜はほかのツアー客とデッキ・ラウンジで歓談できるなど、ゆったりとした時間を過ごせるような場所があった。

それに、泊まり客は、ツアー参加者のみ。おまけに、外は海、または山で、そこ以外行くところも、テレビなどもなく、自然にひたりながら、人々との交流だけが、夜の時間を過ごす、唯一の娯楽だった。そのおかげで、つたない英語でも、みんなの輪の中に入ることになり、思いがけないほどの密な交流が生まれた。みんなと仲良くなって、最後の日には、別れがたいものがあった。



おいおい、イギリスの旅後のことを書いてゆこうかと思う。

(写真は上・フィジーの船 下・ミルフォードトラックの山小屋。どちらの旅も娘と良流娯さん親娘との4人旅)