以前に二回行ったことがある、セコイア・キングスキャニオン国立公園の巨木の森は、すごく心引かれる場所の1つである。あの巨大な木と対峙していると、ドキドキするような気持ちになって、どうしても木に向かって何か話しかけずにはいられない。ヨセミテと同じくシェラネバダ山中にあって、ヨセミテとは隣りどおしの国立公園である。
ヨセミテにも、マリポサグローブという巨木の森があるけど、ヨセミテバレーからは、車で1時間半ほど離れている。行こうかどうしようか迷っていたら、巨木の森を馬で歩くツアーがあるのがわかった。娘もホースライディングをしたいと希望していたので、一緒に参加することにした。
12時から5時半までのコース。旅の最終日で、その日はヨセミテ公園のすぐ外のモーテルに泊まり、翌朝早く空港目指して走れば、なんとかなるだろうということになった。
私が乗った馬はセマイ。よくしつけられていて、ちゃんということをきく馬だった。きっと厩の人にかわいがられているのだろう。アメリカの国立公園やニュージーランドなど、外国に行くたび、ホースライディングをするけど、全然いうことをきかない馬も多い。あまり馬になれてない人だと、馬もわかって、適当に手を抜くのである。でも、セマイは全然そんなことなくて、かわいい馬であった。
(写真は娘とDJという馬)
ローラさんというインストラクターに連れられ、5人で馬に乗ってでかけた。乗って1時間もしたら、足(多分あぶみがうまく合っていなかった)やお尻が痛くなって、これは5時間半も乗るとなると、かなり大変だなあと思った。
ところが、2時間乗り、マリポサグローブ(巨木の森)に着くと、ここで2時間休憩するので、好きに森を歩いてきていいという。5時間半乗り続けているのかと思っていたら、ちがっていたのだ。そんなこと最初にいわれたっけ、と疑問ではあったが、ぶっ通しで乗るのに耐える自信もなかったので、素直におりると、See you といって、森に行った。
巨木の森を2時間歩いた。たったの2時間なので、結論を出してはいけないかもしれない。
でも、セコイア・キングスキャニオンの森とは、あまりにちがっていた。
セコイアの森にいった時、私は樹齢2500年という木をみて、巨木のとりこになった。からだの中を電流のようなものが走って、そこは地球の奇跡の場所だと思った。
ところが、同じ山域のマリポサでは、人の手が入りすぎていた。2000年以上生きてきた木に、なんということをしたのだろう。あまりに痛々しく、無惨な気がして、見ていられない気持ちになった。
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(トンネルツリーの前で、木に穴があけられ、人が通れるようになっている)
ヨセミテが国立公園になってからは、手厚く保護されているというが、それまでに相当痛めつけられてしまったようだ。
(ヨセミテ報告・おわり)
★ヨセミテの旅のBlog
1・I made it to the top !!
2・ハーフドーム登頂記
3・ヨセミテの宿
4・ヨセミテの谷
5・ヨセミテの星
6・川下り
7・ホースライディング
ヨセミテにも、マリポサグローブという巨木の森があるけど、ヨセミテバレーからは、車で1時間半ほど離れている。行こうかどうしようか迷っていたら、巨木の森を馬で歩くツアーがあるのがわかった。娘もホースライディングをしたいと希望していたので、一緒に参加することにした。
12時から5時半までのコース。旅の最終日で、その日はヨセミテ公園のすぐ外のモーテルに泊まり、翌朝早く空港目指して走れば、なんとかなるだろうということになった。
私が乗った馬はセマイ。よくしつけられていて、ちゃんということをきく馬だった。きっと厩の人にかわいがられているのだろう。アメリカの国立公園やニュージーランドなど、外国に行くたび、ホースライディングをするけど、全然いうことをきかない馬も多い。あまり馬になれてない人だと、馬もわかって、適当に手を抜くのである。でも、セマイは全然そんなことなくて、かわいい馬であった。
(写真は娘とDJという馬)
ローラさんというインストラクターに連れられ、5人で馬に乗ってでかけた。乗って1時間もしたら、足(多分あぶみがうまく合っていなかった)やお尻が痛くなって、これは5時間半も乗るとなると、かなり大変だなあと思った。
ところが、2時間乗り、マリポサグローブ(巨木の森)に着くと、ここで2時間休憩するので、好きに森を歩いてきていいという。5時間半乗り続けているのかと思っていたら、ちがっていたのだ。そんなこと最初にいわれたっけ、と疑問ではあったが、ぶっ通しで乗るのに耐える自信もなかったので、素直におりると、See you といって、森に行った。
巨木の森を2時間歩いた。たったの2時間なので、結論を出してはいけないかもしれない。
でも、セコイア・キングスキャニオンの森とは、あまりにちがっていた。
セコイアの森にいった時、私は樹齢2500年という木をみて、巨木のとりこになった。からだの中を電流のようなものが走って、そこは地球の奇跡の場所だと思った。
ところが、同じ山域のマリポサでは、人の手が入りすぎていた。2000年以上生きてきた木に、なんということをしたのだろう。あまりに痛々しく、無惨な気がして、見ていられない気持ちになった。
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(トンネルツリーの前で、木に穴があけられ、人が通れるようになっている)
ヨセミテが国立公園になってからは、手厚く保護されているというが、それまでに相当痛めつけられてしまったようだ。
(ヨセミテ報告・おわり)
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