紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

神さまの木ーセコイアの森の家族ー

2004-09-22 10:18:42 | 1・作品紹介
私の好きな巨木の森の話しです。

1993年4月

 絵・浜田桂子

 講談社(絶版)

 小学上級から


「絵かきの母さんと千夏は、ロサンゼルスに住む知り合いの招待で、楽しいアメリカ旅行をする…はずだった。
ところが空港で待っていたのは、知り合いのむすこのジョージだけ。
成りゆき上、三人でジャイアントフォレスト〈巨大な森〉のキャビンに泊まることになったが・・。」


「2500年以上も生きているという、ジャイトフォレストでもいちばんの巨木“シャーマン将軍”の前で、母さんは長いあいだ立ちつくしていた。その目にはうっすらとなみださえうかべて。そして、やがて、この木が母さんに生きる力をあたえてくれたのだと、千夏たちに語りはじめた。・・・本文より」
★この本に関するBlog → 「神さまの木」のこと 

★神さまの木「あとがき」