紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

4・ヨセミテの谷

2004-09-16 06:56:05 | 5・旅の日記
ヨセミテの谷は深い。1000メートルの岩壁に両側をはさまれているのだから。そのため、午前中は、なかなか太陽にお目にかかれない。
ハーフドームに登った翌日、一日自転車を借りて、谷間を走った。自然の中では、そのくらいのスピードが、ちょうどいい。心地よい風を体に感じながら、あっちの滝、こっちのメドウ(草原)、ヨセミテビレッヂのストア、とぐるぐる回った。途中で、きれいなビーチがある川を見つけると、自転車を止めて、泳いだ。水はすごく冷たい。

残念だったのは、世界で第二番目の滝(739m)に、全く水がなかったこと。そうなると、ただの岩壁である。雪解け水が流れ落ちているので、夏もおそくなると、なくなってしまうそうだ。いつか、とうとうと流れ落ちる滝を見てみたい。

エルキャピタンという世界最大の一枚岩が、ヨセミテにはある。標高差1095m。とてもこんな所を登れるとは思えないが、双眼鏡で見てみると人が登っているのだ。すごいものだ。肉眼では、ゴマ粒のようにしか見えない。


(双眼鏡でロッククライミングする人を見る)

その自転車であるが、ハンドルブレーキではないのだ。ペタルをこぐのと反対に回すと止まる。慣れるまでは、木にぶつかりそうになったりした。乗りこなすのに、しばらく時間がかかった。ちなみに、自転車も右側通行。

★ヨセミテの旅のBlog
1・I made it to the top !!
2・ハーフドーム登頂記
3・ヨセミテの宿
4・ヨセミテの谷
5・ヨセミテの星
6・川下り
7・ホースライディング