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夏の巻がスタートした時に「はじまり はじまり」 を書いた。
季節は移り、秋になった。そこで、せっかち歌仙・秋の巻が始まった。
発句を募集したところ、連衆(連句の仲間)から、つぎの句が送られてきた。
朝霧や 川面に鴨の 影静か 明け烏 鳴き交わし飛ぶ 芒原 新涼や 家事する手にも やる気みえ 登頂せり 穂高あおいで 新酒開く 秋ぐみを ほおばる子らの 口赤し 秋蝶を 探して歩く 山路かな 朝まだき 銀杏拾う 二人連れ |
名前を伏せて、せっかち常連の5人で、良いと思う句を選んだところ、一番たくさん票を集めたのが、朝霧の句だったので、それが発句となり、歌仙がスタートした。
連句は5・7・5の長句と7・7の短句を交互に詠んでいく。そして、前の句につけて、次の句を詠む。けれど、前の前の句からは、離れていなくてはならない、というルールがある。ほかにも秋は3句、春も3句続けるなど、いくつか約束事があるので、それを守りながら、句を36句続けていく言葉の遊びである。
連句の部屋 「せっかち歌仙その9・朝霧の巻」 のホームページに、ほとんど毎日のように句をアップしている。Blogを知ると、あまりの簡単さに、新たに連句Blogを立ち上げて、そこでやれたらどうかなあと思うのだけど。でも、全員がBlogにアクセスできるのが前提なので、今はまだ無理か。
もし連句に興味のある方がいましたら、ホームページを見てみてください。自分ならどうつけるか、ちょっと考えながら・・。
(右上の絵は初期の頃発表していた「楽がき帳」という同人誌。長者巻・絵)